スポンジサンダー&サンディング補助具

何とか曲面を磨きたい!手磨きはとっても大変です。そこでスポンジサンダーです。

やっぱり楽をしたいのですが・・・でもホントに役に立つのかなぁ(^^;)



ドリルスポンジサンダー

  鉛筆立て作りで、曲面磨きをしていますが、小物を手磨きするのは結構大変です。以前スプーン作りにのぼせた時には、磨きで手を痛めてしまいました。しかし電動サンダー等で曲面磨きは出来ず、なめらかな磨き面も出来ないのでいい方法はないかと考えていました。そこでスポンジを使ったドリルサンダーを作ってみました。

  同様のドリル用スポンジサンダーはオフ・コポでも売っていますが、これは簡単に自作できます。(オフ・コポさんゴメンナサイ)また自作なら色々な径で作る事が出来、目的に応じて丁度良い大きさの物が作れます。

  いつもの様に製作は超簡単かつイイカゲンです。(^.^;
  画像で分かるように薄い円板を切り出し、これににサンドペーパー接着したスポンジを貼り付けています。スポンジも台所用に売っている、ごく安価な物です。接着剤も一般的な安いゴム系接着剤を使いましたが、これで十分しっかりくっ付き、ドリルで回転させても剥がれません。但し、ドリルは回転数を少し落として使います。

  直径10cmから1.5cmまで色々な径で作ってみましたが、軟らかいスポンジが曲面にも対応し、磨きによる段差もほとんど出来ません。目が細かいペーパーなら段差は全く出来ません。
  大きな直径のものより、小さな直径の方がより軟らかく曲面にフィットするので、かなり複雑な形状やきつい凹面でも磨く事が出来ます。色々な径、粒度のスポンジサンダーを揃えれば、ほとんど手磨き無しで磨き上げる事も出来るのではないかなぁ(^O^)

  最小の物は平ネジの頭に直接スポンジをくっ付けた超ミニサンダーです。小さい物ほどスポンジの厚さは薄くしています。この超ミニスポンジサンダーの場合スポンジの厚さは1cm程が良いようです。これだと、小さなスプーンのスクイ(凹み)の部分も磨く事が出来ます。今までスプーンのスクイ部分は手でしか磨けませんでしたが、これなら電動ドリルで楽に磨けます。

  実はあまり期待もせずに試作したのですが、これは案外ヒット!お役立ちなのではないかと思います。これから更に色々な製作に使って、使い勝手を試してみようと思います。製作は超簡単、それに安上がりですので皆さんも試してみて下さ〜い。

  一体ホントに役に立つのか?スポンジサンダー第2・3弾も予定しています。また覗いて下さ〜い

のほほん

平ネジで薄い円板を固定しスポンジにペーパーを接着しただけ。色々な径、色々な粒度の物を自作しました。右の2つはネジの頭に直接スポンジを接着しています。ドリルの回転はあまり高速にならないように、回転が調節できるタイプがいいですね。  
材料はこれだけ。ペーパー、スポンジ、円板と少しづつ径が小さい。スポンジの切断も決して綺麗ではありませんがこれでも問題無いようです。
径の大きなスポンジサンダーはドリルに固定して材の方を持った方が作業しやすい。  
軟らかいスポンジなので曲面も磨け、段差も付きません。こちらは電動ドリルを手持ちで作業しています。ネジの頭に直接スポンジを貼り付けた超ミニスポンジサンダーなら、小さいスプーンのスクイ(凹み)の部分も磨けます。曲面に応じて色々な径のスポンジサンダーを作っておくといいですよ。結構使えますよ〜\(^O^)/
8月17日
簡単ミニスポンジサンダーで凹面磨き


  シンプルな木のスプーンを幾つか作らねばなりません。以前スプーン作りにのぼせていた時、磨きで手指(手の甲の筋)を痛めてしまった事もあり、極力手磨きを避けて磨こうと思っています。小物の磨きは案外大変なのです。そこでまた幾つかドリルスポンジサンダーを改良してみました。

  製作過程もすべて動画にしたので、説明は要りませんね。スポンジとペーパーの接着は、100均で買ったペットボトル用接着剤を使ってみました(ゴム系接着剤でも良い)が、スポンジや紙でもよく着くみたいです。

  これでスプーンの小さな凹面磨きが楽に出来ます。手を使う磨きは、400番以上の仕上げ磨きだけで良いでしょう。

のほほん

オービタルサンダーにスポンジサンダーを接着しただけ。
 
スポンジが簡単に凹むので、自然木の枝磨きなども出来ます。もちろん手持ちもいいですよ\(^O^)/
これはシビレ避けに軍手をしてもいいでしょう。
オービタルスポンジサンダー

  「オービタルスポンジサンダー」って、何か名前だけは格好イイですねぇ!しかしその実態は(汗)。これまた実に安易な発想でいやお恥ずかしい。

  多くのオービタルサンダーのペーパーを固定する面は薄いゴムになっています。しかし、これだと磨いた面がだれてしまうので、ゴムをはがして板を貼り付けて使っている人も多いと思います。何事も中途半端がいけないのですよね。
  それなら逆に徹底的にだれて(笑)・・・ここにスポンジを貼り付ければ、曲面も磨けるのでは。(^^;)

  使い古したペーパーの上にスポンジサンダーを貼り付けるだけ・・もう恥ずかしいばかりの改造(と言えるかな?)です。接着剤はやはりゴム系(コニシG17)です。

  ドリルスポンジサンダーの場合は、回転するペーパーで材が撥ねられてしまう場合がありますが、このオービタルスポンジサンダーならそんな事はありません。画像で分かるように材の曲面になじんで磨けます。ドリルサンダーより研磨力は落ちますが、磨きによる段差は全く出来ません。このスポンジサンダーの上で材を動かしながら磨くとなかなかいい具合です。

  もちろん大きな物には、手持ちで使った方が良いです。ただ、スポンジが挟まっている分、研磨力は少し落ちるでしょう。それに吸塵は使えませんから木粉が一杯舞い上がってしまいます。サンダーを使う場合は防塵マスク、それに換気をしっかりして下さい。

   これも超簡単ですので皆さん試して下さ〜い。スポンジサンダー、それにヘンテコサンディング治具、まだ続きますよ〜!また、はまっちゃったかな?

のほほん
サンドペーパー指サック

  何じゃこりゃ?
  どうも呆れた治具でスミマセン。

  サンドペーパー指サック(人差し指用)なんてどうでしょう。手指こそ最も進化したサンディング道具ですよね。これを人差し指にはめれば、狭い所も磨き易いのではないかなぁ(^.^;

  ペーパーを切り取る為の型紙を作っておけば直ぐ出来ちゃいます。のりしろの所はゴム系糊でもいいですが、両面テープでもOKです。指先に向かって少し細くして、自分の指にピッタリの大きさがいいですが、ずれる場合は画像の様に、ガムテープを小さくち切って指の根元に貼り付ければ動きません。荒目、中目、細目と色々な番手の指サックを作っておくといいでしょう。

  我ながら呆れるばかりの超低級治具(治具と言えるかな?恥ずかし)ですが、役に立つでしょうか?皆さんも試してみて下さい。

  さて、ヘンテコお笑いサンディング冶具どんどん行きますよ〜

のほほん
 
これでR面をゴシゴシします(笑)ペーパーを持つより楽ですよ。サックがずれる時はガムテープをちょっとち切って指の付け根に貼れば、ずれませ〜ん。

指入りサンドペーパー巻き?指サックの進化?(かな?)スポンジが入って色々な径のものがあると更に使い勝手が広がります。
   
スポンジをそのまま巻いても良いし、ナイフで切れ目を入れて指を挟む様にして巻いてもいい。のりしろ部分は砥粒(ペーパー研磨粒子)を削り落として貼り合わせる。
 
指の太さほどの丸棒に差し込んで使ってもいい。ずれる場合は丸棒に輪ゴムを巻きつけると安定する。
スポンジサンドペーパー指サック

  一つ作ると連鎖反応?で次々作ってしまいます。(汗)
  これならより大きいR面も磨き易く、スポンジが面にフィットするのでとっても楽なのです。軟らかいスポンジの威力は結構大きいです。挟み込むスポンジの太さを変えて、色々な径の指サックを作っておくといいでしょう。

  左の画像の様にスポンジを指にそのまま巻きつける様にしてもいいし、スポンジが厚い場合はナイフで半割りの切れ目を入れて、サンドイッチ(ホットドッグかな)のように指を挟む様にしてもいいですよ。結構イイカゲンでもほぼ真ん中に指が入って使えます。

  スポンジの固定はゴム系ボンドでもいいですが、両面テープでも良いですよ。またペーパー同士の貼り付けは、画像で分かる様にのりしろ部分の砥粒(ペーパー研磨粒子)を落として貼り合わせます。こうすればはがれません。

  人指し指だけでなく、適当な丸棒に挿しこんで使っても良いですよ。
  丸棒に直接サンドペーパーを巻き付けて使う方法は、皆さんもされていると思うのですが、あまり使い易いとは言えませんよね。硬い丸棒では曲面に対応出来ず、磨きの段差面が付いてしまいます。しかしスポンジが付いていると曲面にフィットし、ずっと使い易いのです。\(^O^)/

  指に挿す場合は、そのままでずれる事はありません。しかし丸棒に挿して使う場合は滑ってしまう事があります。その場合は画像の様に、丸棒に輪ゴムを何ヵ所か巻くと滑り止めになって、しっかり磨けます。

  まだ、少ししか使い心地を試していませんが、むしろ指だけ(サンドペーパー指サックだけ)よりも磨き易いような気がするのです。皆さんも試してみて下さい。

のほほん
ドラムスポンジサンダー

  大型木工機械にスポンジサンダーという物があります。据え置き式の大型ベルトサンダーのドラム部分がスポンジになっていて、曲面を磨くのに便利な電動工具だそうです。しかし、プロ用の大型機械ばかりで、アマチュア用の安価な物は無いようです。(どこかメーカーさん作って下さ〜い!)
  まあ、無ければ作れば良い訳ですが、ベルトサンダーは手間がかかりそうなので、簡単なドラム式のスポンジサンダーを作ってみました。

  ホームセンターを探すとちょうど良さそうなスポンジが売っていました。これはカー用品売り場にあるカーワックス用の丸型スポンジです。(直径9.5cm、厚さ3.5cmのスポンジが3つ入って95円)工具売り場の所には直径12.5cmのスポンジが売っていますが、これは1個380円で値段が高すぎます!

  この3つの丸スポンジを接着すると(ゴム系ボンドのコニシG17を使いました)高さが10.5cmのスポンジドラムとなり、市販のロールサンドペーパー(幅10cm)を巻きつけるとちょうど良いのです。スポンジとサンドペーパーの接着は両面テープを使いました。ペーパー同士の接着はのりしろ部分の砥粒を削り落として、これも両面テープで貼り合せました。

  後はセンターにネジを取り付けた薄い丸板を、両面テープでこのドラム型スポンジの上下に、出来るだけ注意深くセンターを合わせて貼り付けました。
  ネジをスポンジのピッタリ真ん中にするのは難しく、ドリルで回すと少しブレが生じてしまいます。しかし、これはスポンジサンダーなのですから、少々ブレても問題なく磨く事が出来ます。(ネジはスポンジの中を突き通していませんが。これでも問題なく磨けます。但し上部のネジの支えは必ず必要です。)

  これもまた、簡単イイカゲンですが、小物磨きには十分使える様です。しばらく使ってみて、問題点などあれば報告しますが、製作は簡単ですので皆さんも作ってみて下さい。

  スポンジサンダーまだまだ続きますよ〜

のほほん
 
簡単ドラムスポンジサンダー完成!これは結構使えそうですよ!
ドラム上部ネジ支持アームが付いたテーブルは、作業台にクランプで固定しているだけ。スポンジドラムサンダーの上のネジを支えると、安定して回転する。
   
安い丸型スポンジはカー用品売り場に売っていました。スポンジとペーパーの接着は両面テープです。但し、のりしろ部分の砥粒は落としています。ドラムの上側のネジを支える所(赤い矢印))には丸い金具(スペーサー)を入れ、さらに滑りを良くする為、シリコンスプレーを注しています。
  
上部ネジ支持アームが付いたテーブルをかぶせ、クランプで作業台に固定しただけです。ドラムは荒・中・細(60番・150番・240番)の3つ作りました。回っているのが分かりますか?小物磨きならいい具合です。これで更に、簡単木工が進みそうです。

ジグソーの定盤部分は取り外しています。
 
ブレードをスリットを入れた木に差し込みます(ジグソーサンダーを見て下さい)木もスポンジも小さ目に作ります。大きなスポンジだと不安定になり、暴れ易いのです。また必ず振動数は落として使って下さい。。
ジグソースポンジサンダー

  さて皆さんの予想通りのコースでしょう(^^;)
  スポンジサンドペーパー指サックは結構使えると思うのですが、それでもやはり手磨きですから疲れます。そこでこれをジグソーで出来ないかと考えました(^^;)。また、以前ジグソーサンダーを作り、小物磨きに使っていましたが、そう出番は多くはありませんでした。しかし、これにもスポンジをつけると、もう少し磨き易くなるのでは、と考えて試してみました。

  画像で分かるようにサンダーの定盤を外してスポンジサンダーを付けました。注意してもらいたいのは、大きなスポンジサンダーを付けると暴れやすくなるので、木やスポンジは出来るだけ小さくしました。また、サンダーの振動数を落として使う事が大切です。弾力のあるブレードにスポンジサンダーをくっつけているので、、振動数を上げるとブレードが暴れ易く、最悪の場合ブレードが折れてしまう事も考えられます。注意して使って下さい。

  やはり機械の力!これなら手磨きよりずっと楽に磨く事が出来ます。また、ただのジグソーサンダーよりスポンジがある方が使い易いです(^O^)
  でも手持ちだとちょっと不安定なので、更に改良してみま〜す。

のほほん
据え置き式ジグソースポンジサンダー

  今度はジグソースポンジサンダーを据え置き式にしてみました。
  上の手持ちのジグソースポンジサンダーでは、スポンジサンダーの保持が少し不安定なのです。そこで、上部を支え据え置き式にしました。と言っても画像で分かるように簡単な方法です。またこれなら安定するので、スポンジサンダーの部分をより長く(10cm)しました。これで手持ちよりずっと使い易くなりました。

  スポンジサンダーの保持は、ブレードを丸棒で挟むのですが、ブレードを上下逆にして丸棒にネジ止めしました。ブレードはそのままでは長いので適当に折り割って短くし、またブレードの刃を少し削ってジグソーに装着しました。

  上部も支えているのでスポンジサンダーが振動しても暴れす、安定して磨く事が出来ます。この据え置き式の方がジグソースポンジサンダーの手持ちよりずっと使い易く、また安全だと思います。

  これはドリルスポンジサンダーあるいはドラムスポンジサンダーより研磨力が落ちます。しかしテーブルの上に手をしっかり置いて材を持てば、安定して細かい磨きにも対応出来ます。ドリルスポンジサンダーの場合には回転で撥ねられる事もありますが、こちらはそんな事はありません。より細かい磨きにはこちらの方が良いと思います。これもやはり小物磨き用です。

  もしこれを試作する場合は必ず振動数は落として使い、安全に十分配慮して下さい。

のほほん
 
据え置き式の方がずっと使い易い。スポンジサンダーは回転するのではないので、丸くなくてもかまわない。テーブルで材を支えるとぶれずにしっかり磨けます。ジグソーサンダーは小物磨き、細かい磨き用です。
  
スポンジをつけた丸棒とブレードが振動で外れないように、ブレードの穴にネジを通して固定しました。ブレードは上下逆にし、刃を少し削ってブレード装着部分に差し込んで固定しています。これも滑りを良くする為シリコンスプレーを注しています。

色々な径のサンディングドラム、スポンジドラムを作ってみました。どれも簡単・安上がりです。
   
適当なネジ(金属棒でいい)に両面テープを貼り付けます。これを軸にペーパーを巻きつけます。ペーパーの端も両面テープで留めます。両面テープはなるべく強力タイプを使います。荒い砥粒の場合は両面テープではしっかりくっ付かない事もあります。その場合は中〜高粘度の瞬間接着剤を使えばしっかり貼り付けることが出来ます。
 
ペーパー交換は1周分切り取ってまた貼り付ければ終わり!簡単で〜す\(^O^)/逆さにしたドリルに付けると使い易く、複雑な形状の磨きにはとっても便利です。
ドラムサンダー(細い径)

  ヘンテコ鉛筆立て作りでドリルを利用したスポンジサンダードラムサンダーを多用しています。皆さんもドリルを使ったサンダーは良く利用しているのではないですか?とっても役に立つ道具ですよね。

  色々なR(曲面)をこのドラムサンダー(軸付きサンダー、スピンドルサンダーとも呼ばれる)で磨くには、その曲面に応じた半径のドラムサンダーが必要です。これは色々な径のモノが市販されていますが、値段も高く沢山揃えるとかなり高価になってしまいます。また替えペーパーも専用なので、馬鹿にならない値段です。となると、これはやっぱり手づくりですよね(^O^) 。

  まず一番簡単な細いドラムサンダー作りから紹介します。

  画像を見ればすぐ分かりますね。これは恥ずかしいぐらい簡単で、適当なネジ(ネジでなくとも金属棒でいい)にサンドペーパーを巻きつけただけです(汗)
  まずネジに両面テープを巻き付けて貼り付けます。そしてこれをを軸にサンディングペーパーをグルグル巻き付けます。沢山巻きつければそれだけ径が太くなりますが、これは適当です。そしてペーパーの端っこも両面テープ(強力タイプを使う)で固定します。しかしペーパーの粒度が120番より荒い場合は、両面テープを貼り付へる部分の砥粒を削り落としておくと剥がれません。
  もしこれでもペーパーが剥がれたりズレたりする場合には、中〜高粘度の瞬間接着剤をつけるとしっかりくっ付き、剥がれません。

  これで作れるサンディングドラムは径十数mm以下の細いものです。このサンディングドラムが便利なのは、ペーパーが劣化したらその部分(1周分)のペーパーを切り取ってまた貼り付ければいいのです。わずかに径が小さくなりますが、ペーパー交換は超簡単です。(^O^)

  追記
  (右画像)上記の方法(のりしろ部分を重ねて貼る方法)ではではペーパーの重なり部分がわずかに厚くなるなど若干問題があるかもしれません。(スポンジドラムサンダーや径の大きなドラムサンダーではほとんど問題は無いと思います)そこで、細くテープ状のサンディングベルトを斜めに巻き付ける方法を試して見ました。市販のサンディングドラムはこの方法でペーパーを巻き付けていますね。

  金属棒などの軸に両面テープを貼り、細長く切ったベーパーを巻き付けます。これならペーパーの重なりが出来ず、回転方向もどちら向きでも良いようです。最初から裏に糊が着いているペーパーを使えばさらに簡単に作る事が出来ます。但し巻き始めと巻き終わりが剥がれ易いので、ココは瞬間接着剤を付けてしっかり接着してください。

  さらに太い径のスポンジドラムサンダー作り方もアップしますのでまた見て下さ〜い。

のほほん
スポンジドラムサンダー(径25〜40mm)

  ここの所、木目虫ばかりで、まともな作品、それに治具も全く作っていません(汗)治具について、励まし(お叱り?笑)のメールも頂いたので、放ったらかしの宿題治具をアップしま〜す。

  やはりスポンジサンダーはとっても便利で、木目虫もほとんどこれで削り、磨いています。色々な径のスポンジドラムサンダー(スピンドルサンダー)があるととっても便利ですよ。外径十数mm以下の細いドラムサンダー作りは前回アップしたので、もう少し太い(径25〜40mm)スポンジドラムサンダー作りを紹介します。

  これも画像を見れば分かりますね。ホームセンターに外径約35mm(内径25mm長さ215mm値段435円)、外径約30mm(内径19mm長さ215mm、値段357円)のスポンジグリップ、また外径約25mm(内径15mm長さ98mm、値段62円)のスポンジカバーという、筒状の黒いスポンジが売っています。また同じ場所に丸外径25mmの丸棒ゴム(長さ約210mm483円)も売っています。長いスポンジは半分に切って使うと幅100mmのロールサンドペーパーをそのまま巻きつける事が出来ます。

  このスポンジの芯になる物を色々探したのですが、外径25mmの丸棒ゴム以外見つけられませんでした。またこの丸棒ゴムも決して安くありません。木の丸棒で作っても良いのですが、ピッタリ真ん中に穴をあけるのはとっても難しいのです。

  そこでいつもの様に簡単イイカゲンな方法です。って何時もの事ですが(笑)金属棒に紙(画用紙を使いました)を巻いて、スポンジの内径に合う太さにしました。

  金属棒(ボルトや長ネジでもいい)に両面テープを貼り付け、これに紙を巻きつけます。所々のりを付け、巻きもどらない様にしっかり巻きつけ、最後もしっかり接着します。スポンジの内径より少し太めにし、きつめが良いです。

  ペーパーをスポンジドラムに貼り付ける時の注意ですが、ペーパーの裏に両面テープを貼りスポンジに貼り付けます。その時両面テープの表面の粘着力を落とす為、わざと木粉で汚れた手で触ります。テープの粘着力が強いままだと、ペーパーを交換する時、スポンジ表面がテープに剥がされ、荒れてしまうのです。回転する時に空回りしない程度の接着力で良いので、強い接着力は必要ありません。

  最後にペーパー同士を瞬間接着剤(中粘度・多用途)で張り合わせますが、荒い番手のペーパーの場合はのりしろ部分の砥粒を落として貼り付けるとしっかり接着できます。

  紙を巻く方法で全く問題なくスポンジドラムサンダーを作る事が出来ますが、一番太いスポンジの場合は、内径が25mmもありグルグル何周も紙を巻かなければなりません。そこでこれには丸棒ゴムを使ってもいいと思います。(但し丸棒ゴムは483円とやや高い)スポンジと同じ所に売っている外径25mmの丸棒ゴムがピッタリスポンジの中に納まります。この丸棒ゴムの真ん中には穴が空いていいるので、M6の長ネジを挿入し、ボルト・ナットで固定すれば簡単にスポンジドラムを作る事が出来ます。

  この黒いスポンジは粘り、腰があるので、ハードな削りでもなかなか良い感じです。私は60番、120番のペーパーを貼り付けて使っています。曲面のきつい小物の削り、磨きに活躍しますよ。\(^〇^)/

  ボール盤やドリルスタンドに付けて使っても良いのですが、逆向きに固定したドリルに咥えさせて使うと使い易いです。また小さなテーブルを付けると手首を支える事ができ、また直角面の磨きもし易くなりますよ。簡単ですので皆さん作ってみて下さい。
  写真で分かるように、私は作業台に取り付けて使っていますが、最近多用しているので専用の台を作ろうかな、と思っています。

  フ〜簡単な中身なのに、どうしてこんなにダラダラ分かり難い文になってしまうのでしょう。お許しを・・(-_-;)

  更により太い径のスポンジドラム作りもありますが・・・(^^;)

のほほん

外径約26mm、32mm、38mmのスポンジドラムサンダーです。スポンジに腰があるのでハードな削りも良い感じです。それぞれ60番と120番のペーパーを貼り付けました。

外径約35mm、約30mm、25mmのスポンジグリップ、スポンジカバーと言う筒状のスポンジです。長い上の2つは半分に切って使います。
  
金属棒に両面テープを貼り紙を巻き、スポンジの内径と合わせました。サンドペーパーの貼り付けも両面テープを使います。
  
手で汚してテープの接着力を落とします。(ペーパー交換の時スポンジ表面を傷めない為)最後にサンドペーパー同士を瞬間接着剤で貼り合わせますが、荒目のペーパーの場合は砥粒を落としておきます。
一番太いスポンジの場合は、内径に丁度合う丸棒ゴムが売っているので、これを使えば簡単にスポンジドラムが作れます。
 
上向きに固定したドリルに咥えさせるととっても使い易い。また小さなテーブルがあると安定してより磨き易い。曲面のきつい小物の磨きが楽になります。

刷毛売り場にあります。

スポンジドラムがスグ出来る。
スポンジドラムサンダー径40mm追記

  ホームセンターを徘徊していて、スポンジドラムサンダーに丁度良いスポンジを発見!

  この黄色のスポンジはローラー刷毛に使われる、モルトローラー(外径40mm、長さ75mm、値段140円・・小さいのに高い!)と言うモノです。芯に硬いプラスチックのチューブが入っているので、M6のボルトをネジ込み、ナットで固定すればあっという間にスポンジドラムが出来てしまいます。

  先日の黒いスポンジはやや硬く腰があり、荒目・中目のサンドペーパーを貼り付けて削るのに適しています。一方この黄色のスポンジはヤワヤワで、材の曲面にフィットし易く、より細目のペーパーを貼り付けて使うのに適していると思います。

  サンドペーパーのスポンジへの接着は前と同じで、両面テープの表面を汚し、粘着力を落として貼り付けて下さいよ。

  早速、この240番、400番のドラムサンダーを使ってみました。240番はいい具合で、荒目で付いた磨き傷、磨き面を楽に取る事が出来ました。\(^O^)/
  また400番も綺麗に磨けるのですが、これはわざわざ機械で磨かなくとも手で磨いた方がいいかな?とも思いました。最後の仕上げは手磨きが絶対必要ですよね。やはり手は最高の木工具?です。でも、この240番のスポンジドラムがあると小物の磨きはさらに楽チンになりますよ。

  簡単ですので、皆さんも一つ作っておいて下さ〜い。さらに大径のスポンジドラムもアップしますよ〜。そしてヘンテコ木目虫も作るゾ〜!\(^O^)/

のほほん
スポンジドラムサンダー径65mm

  大きい径になると筒からスポンジを巻きつけるまで、全部手づくりになりますが、これはまるで子どもの工作みたいです。(笑)

  適当な筒(なるべく軽く硬い筒がいい)を使ってドラムを作るのですが、何と私は缶コーヒーの空き缶!で作りました(缶コーヒーは長さ100mmでロールサンドペーパーを貼り付けるのに丁度良いのです。  コーヒー空き缶では強度が足りないかな?とも思いましたが、現在まで(既に半年程使っています)缶が凹むなどの問題は起きていません。
  他に塩ビの水道管や強度のある紙筒等、身の回りにある適当なモノを探して下さい。使う筒によって色々な径のドラムを作る事が出来ますよ。

  作り方は、これも画像を見れば分かると思います。まず空き缶に穴をあけ、回転軸として使うボルト(長ネジ)が通る様にします。そして木で蓋を作ります。周囲に少しテーパーを付けて缶にピッタリ収まる様にすると良いと思います。これは先日のサンダーを使った円板作りを利用すると簡単に作ることが出来ます。もちろん自由錐(ドリルに付ける円切りアタッチメント)があれば、センターに穴があいた円板はスグ作れます。こうして空き缶の両側を円板でフタをし、ボルト(長ネジ)を通し、ナットで締めれば簡単にドラムが出来上がります。
  径が大きなサンダーとなると回転による遠心力もかなり大きくなるので、回転軸のボルトはM8やM10など太い方がしっかりして良いと思います。
  こんな簡単なドラムでも回転によるブレもほとんど生じず快適に磨く事が出来ます\(^〇^)/

  次にスポンジを貼り付けますが、粘りのある黒いスポンジ(300×300mm厚さ5mmが値段240円)がホームセンターに売っています。これを適当な大きさに切り、強力両面テープで貼り付けます。さらにサンドペーパーを貼り付けますが、これは以前にも説明した通りスポンジに貼り付ける面のテープの接着力を落としてから貼り付けます。(接着力が強いままだと、ペーパーを交換する時、スポンジを剥ぎ取ってしまいます)また、ペーパー同士が貼り合わされるのりしろ部分は、砥粒を削り落としてから瞬間接着材で貼り合わせて下さい。この辺は以前のスポンジサンダー作りを参考にして下さい。

  さて、スポンジドラムサンダー作りも後少しです・・・(かな?)

のほほん
 
何とコーヒーの空き缶で作りました(笑)荒目・中目(60番・120番)のペーパー貼り付けて使っています。
  
ホームセンターに売っているやや硬めの黒いスポンジ(厚さ5mm300×300mmで値段240円)を空き缶に強力両面テープで貼り付けます。
 
筒(空き缶)の両側の木のフタは自由錐(ドリルに付ける円切りアタッチメント)があれば簡単に出来ます。あるいは先日のサンダーを使った円板作りで簡単に作れます。
空き缶だけでなく、身の回りの適当な筒を使って、色々な径のドラムサンダーを作って下さい(^O^)
 
すき間用スポンジテープを使いました。これで60番・120番・240番と揃いました。柔らかスポンジサンダーは径75mmです。  
こんなイイカゲンなスポンジドラムサンダーでも結構役に立ちますよ。
柔らかスポンジドラムサンダー

  前回コーヒー缶を使ったスポンジドラムサンダーを作りを紹介しましたが、使ったスポンジはやや硬めで、荒目・中目(60番・120番)のサンドペーパーを使うのに適しています。そこで、より細かい目(240番)のペーパー用に、柔らかいスポンジを使ったスポンジドラムサンダーを作りました。

  しかし、コーヒー缶に巻き付けることが出来る様な、厚さ10〜20mmの柔らかいスポンジがなかなか見つからないのです。(厚いのは沢山あるのです)そこで、何と今度はすき間用スポンジテープを使いました(笑)
  すき間だらけの我が家では必需品なので、余ったテープが何本もありました。 このテープの裏には糊が付いているし、何よりこのテープ値段が安い(一巻き2mが100円しない)のがいいですね。皆さんの家にも余ったすき間テープがあるのではないですか?
  幅10mmのスポンジテープを使いましたが、その後ホームセンターを回っていると幅30mmのスポンジテープも売っているので、こちらを使っても良いと思います。

  作り方はスグ分かりますね。コーヒー缶の周りにすき間スポンジテープを貼り付けるだけです。そしてその上にサンドペーパーを巻きつけました。これで柔らかスポンジドラムサンダーの簡単完成です。

  ヤワヤワのスポンジが曲面にフィットし、荒目で付いた傷や段差を簡単に消す事が出来ます。これも木目虫作りでは手放せない道具になっています。

のほほん
ボール盤足踏み式スピンドルサンダー

  またまた、ヘンテコお笑いサンダーです。ボール盤を使ってスピンドルサンダーを試してみました。動画をご覧になって下さい。

  動画で分かるように、ごく簡単なペダルを作りました。こうすると上下のストロークを大きく取る事ができます。ペダルなしで、靴に紐を引っ掛けてもできますよ。

  音楽に合わせて足踏みしながらサンディングしましょう皆さん超簡単なので一度試してみて下さ〜い。

  さらにボール盤を使ったベルトサンダーもあるので、どうぞ覗いて下さい。

のほほほ〜〜ん


超狭い所磨き補助具
(2019 1 31)

   糸鋸では切った後、原則磨きません(バリは取ります)。しかし場合によっては逆目部分の面が荒れたり、また切り合せ(両方から切りぶつかる所)などはスムーズなラインにならず乱れてしまうので磨いて修正します。また、切り出した形状は狭い所も多く、特に中抜き内側部分は磨きがし難いのです。
   以前から狭い部分の磨では、薄いペインティングナイフにペパーを貼り付けで(#240だと厚さ0.5mm程になる)使っていました。しかしさらに狭い部分の磨きの補助具を作ってみました。作りは簡単です。これも動画を見て下さい。

   #240のペーパーを貼り付けても厚さ0.3mm程です。これなら私がいつも使う糸鋸刃は厚0.4mmなので、切り跡のすき間に入ってしまいます。これを使っての磨きは反対側の材を外さず、挟んで磨きます。スチールメジャーのカーブがあることで材にピッタリ当てる事が出来ます。幅は10mm、長さ10cm以下が使い易いと思います。ペーパーの貼り付けは瞬間接着剤が手軽でいいですね。簡単に作れるので使い捨てで良いと思います。

   さて、本当に役に立つモノなのか???皆さん簡単に出来るので試して見て下さい。次ぎも磨き補助具ですが・・・さらにトンデモ磨きです。お付き合いよろしくお願いしま〜す。

のほほん


   上の画像をクリックして動画を見て下さい。
このワンコ何してるのか、分かりますね

   上の画像をクリックして動画を見て下さい。


足踏み式細ベルト研磨盤(台)
(2019 2 5)

   さて、毎度本当に使えるのか分からないトンデモ・ヘンテコ・イイカゲン道具ですが・・・簡単足踏み式細ベルト研磨盤(台)なんてモノを作ってみました。これは簡単に中抜き部分の研磨にも使える為に作ったのです。ベルト幅も細い(これは10mm)ので強力なパワーでなくとも、ゴムヒモ足踏み式でもいいのでは?と考え試作しました。ストロークは20cm程で、目詰まりもそう気になりません。

   ご覧の通り作りは超簡単です。これも動画をご覧になって下さい。
   まだ改良の余地が幾つかあると思います。ベルト幅が細いのでゴムヒモ足踏み式でもそれほどパワー不足にならず、結構磨く事ができました。\(^▽^)/ゴムあるいはバネを強化をすればさらに磨き易くなると思います。そして足踏み式でもいいのですが・・・やはりはちょっと面倒なので、電動式にしても良いと思います。

のほほん



サンダーについてはベルトサンダー1それにベルトサンダー2
にもヘンテコ工夫が沢山あるので、どうぞ覗いて下さい。

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