ジグソーサンダー

超簡単スキマサンダー(幅2mmのスキマに入る)
これでフォークのすき間を磨けるぞー


  なんと一昨日思いついた、(別の木工術を考えていて横道にそれた〜)出来立てのホヤホヤのイイカゲン木工術なので〜す\(^o^)/
もっと熟成してからとも思ったのですが、思いついた勢いでアップしてしまいました(^O^) ホントにイイカゲンですね〜・・・困ったものだア(-_-;)
  そういうことで、まだまだ改良、工夫の余地が一杯あると思います。さらに良い改良点があれば教えてくださ〜い。

  ジグソーサンダーは本来の使用目定以外の使い方です!!安全には十分に配慮してチョット変だナ〜と思ったら直ぐスイッチを切って下さいね。お調子に乗ってアップしていますが、改造は自分の責任で行って下さ〜い。


ジグソーサンダー。幅約2mmのすき間に入る。
買おうと思った商品が生産中止!

  こんな物を作ろうとは一昨日まで、全く考えていなかったのです。

  実はCraft House まなさんのホームページに紹介されていた2Wayサンダー(神沢鉄工)という、ジグソーに取り付けて使う事が出来るサンダーを、買おうと思っていたのです。ところがこれが生産中止になっていていることを、一昨日(03年9月11日)知りました(ペーパーだけは売っているようです)。
ウ〜ム残念!遅かったか〜(-_-;)

  ところがただでは諦めないのほほんは、何とかこのジグソーに取り付けて使うサンダーを自作できないかと考えたのです。

  さっそく昨日、色々試して見たのですが、やっぱりなかなかうまくいきません。ジグソーに取り付ける金属棒にピッタリのが見つからないのです。鉄片を切って出来ない事はないのですが、強度が足りず、何よりも手間がかなりかかりそうなのです(イイカゲン木工ではメンドウクサイ事はなしですハハ)。

のほほん
禁断のノコ刃目潰し(なんじゃそりゃ)

  ムムムそれならば・・・ジグソーの刃をそのまま使えないかと考えました。な・なんとジグソーの刃に直接サンドペーパーを貼り付けるのです。

  貼り付けるのに邪魔なのがジグソー刃のアサリです。これをヤスリで削り落としてしまいます。ついでに刃先もなるべく潰してしまいます。ノコ刃の目立てはとっても難しいのでしょうが、目潰し(そんな言葉ないですねハハ、掟破りでスミマセン)は超簡単です。グラインダーがあればもっと簡単でしょうね。それになるべく安物の刃を使いましょう(^O^)

  そしてジグソーの刃に直接サンドペーパーを貼り付けるのですが、これには3M(住友スリーエムKK)のスプレー糊55と言う製品を使いました。最初は、両面テープや、ゴム状のり、また接着力の強いスプレー糊99を使ったのですが、色々やってみてはがすのが簡単な55でも十分で、何より一番簡単だ、という事が分かりました。(スプレー糊は55・77・99とあり99が一番接着力が最も強い)

  サンドペーパーの裏にスプレーのりを吹きつけ、貼り付ける時は刃の反対側から刃を包むように貼り付けます。刃の幅より少し広くなるように貼り付けます。(約1cm程サンドペーパー同士がくっつくようにする)
  スプレー糊55は簡単にはがす事が出来るので、ペーパーの交換も簡単で、はずしたペーパーを再び付けて使う事なども出来、経済的です(^O^)

  こうしてジグソー本体に取り付けて使えばいいのですが、すき間に入れて進める時は刃先の方ではなく反対の方から進めていくことに注意して下さい。またジグソーの振動数を調節できる機種では、少し振動を遅くした方が良いと思います。

  また右の画像のように、ジグソーの定番部分をはずして使った方が、両手でしっかりホールド出来て使い易いかもしれません。

のほほん
  
ヤスリでアサリを削る!10分で出来る。カンターン(^.^)
この刃は長さ16cmの厚板用のジグソー刃(ホームセンターで3本入り1180円BigMan製)です。もちろん通常の短い刃でもいいですが、長い方が使い易い。
ジグソー刃にペーパーを貼り付ける。

ジグソーの定番部分をはずした方が手持ちでは使い易いかも。

小物にはジグソーを板に取り付けてひっくり返して使うといい。もちろん、ちゃんとしたジグソーテーブルを作ってもいい。

刃が傾かないように刃の上部を支えるジグを取り付ける。
  
ペーパーはそのまま付け替える事が出来る。  フォークのすき間を磨き易い。
ジグソーをテーブルに取り付けて使う

  本来2Wayサンダーを欲しいと思ったのは、フォークのすき間をこれで磨けないかと考えたからです。このジグソーサンダーを手持ちで使っても、もちろん良いのですが。小物を磨くためには手持ちではなく、ひっくり返してテーブルに取り付けるとグッと使い勝手が良くなります。

  ちゃんとしたジグソーテーブルを作ってもいいのですが、場所をとるので、私は板に取り付け、使う時は作業台にクランプで固定して使うようにしました。こうするとフォークのすき間を磨くのがとってもし易くなりました。

  欠点はジグソーの刃を横から押すようにしてペーパーで磨くため、刃が傾いてしまう事です。これを防ぐためのジグを作ってみました。これも簡単です。刃を挟む木は硬い木で作りました。これでペーパーの付いた刃を真っ直ぐ保持する事が出来、さらに使い易くなりました。この治具もクランプで挟むだけですから簡単です。

  幅約2mmのすき間にも入ります。フォークのすき間磨きだけでなく色々なすき間を磨く事が出来るのではないかと思います。色々利用してみてくださ〜い。

のほほん
おまけ

  スプレー糊55を使って薄い板にサンドペーパーを貼り付けて、狭い隙間を磨く事が出来ます。 薄い鉄板やプラスチックなどに貼り付けて手持ちで使います。

エッ!フォークの隙間以外に何の役にたつのかって?・・・ウウそれは考えて下さ〜い(^_^;)。

のほほん

スクレーパーに貼り付けて、すき間サンダーに早替わり。
何とカッターの刃に貼りました。1mmの隙間も磨けます(^0^)・・でも1mmの隙間なんか磨く事あるかな〜?


ジグソーサンダーの進化。こっちの方が使えそう!
刃がふらつくようなら、刃の背後から木を当てながらすると安定します。(その場合はペーパーは前面だけに貼る)
正面から磨くので、刃も曲がらない!定盤をはずしましたが、ガイドベアリングだけ残した方が良かったかな?

平面、丸面などのサンダーを作るといい。色々なR面を作っておくと便利。
ペーパーを挟み込めばしっかり固定できる。
木は軽い木を使いましょう。
ジグソーサンダーの進化

  こっちの方が使えるのではないかな〜・・・これも自己満足かも(^0^)笑ってくださ〜い。

  発案からたった2日でアップですから、まだまだ色々考える余地がありますね。これはどうでしょう。 もうスキマサンダーではありません。2wayサンダーもどきです。(こっちは1wayサンダーだけど・・)買えなかったけど作っちゃったゾ(^0^)

  見て分かるように四角・あるいは半丸の背側にスリットを入れ、ジグソー刃が入る隙間をつくりました。作った隙間が少し幅が広かったのでビニールテープを巻いて調節しました。これを刃側からスリットに押し込んでサンダーが出来上がりです。サンドペーパーを隙間に挟み込むようにすればペーパーの固定も万全です。こうして色々な場所を磨くことが出来ます。R面の径の色々なものを作っておけば曲面のペーパー掛けも出来ますね。

  ドリルにつけて使うドラムサンダーは市販でありますが、これは回転によってはじかれて、磨きにくいことも多いです。これなら往復運動ですから、ねらった場所を磨く事ができます。また通常のジグソーの使い方と同じく、前面方向に押し付けて使うので、刃の曲がりは起きません。

  安全への注意ですが。ジグソーサンダーは本来の使用目定以外の使い方です!!安全には十分に配慮してチョット変だナ〜と思ったら直ぐスイッチを切って下さいね。お調子に乗ってアップしていますが、改造は自分の責任で行って下さ〜い。

  次はこれもテーブルで使えるようにして、使い勝手を試してみま〜す。待っててね(o^^o)

のほほん
ジグソーサンダー進化2

  皆さんから色々な意見をもらって(皆さんありがとうございます)さらに検討を重ねています。少し使い易く改良・工夫してみました。今度はどうでしょう?またご意見おねがいしま〜す。

  ジグソーブレードのように色々な形状のアタッチメントサンダーを作っておいて、これをジグソーの刃に取り付けて使う事で、色々な所で使う事が出来そうです。(歯ブラシを付けて磨けるのでは、と言う意見もありましたハハ・・でもブラシを付けたら何かに使えそう)

   大きなアタッチメントではブレードのブレや振動が大きくなり危険です。やはり小さく軽いアタッチメントが基本です。また振動数を落として使って下さい。高い振動数ではブレードへの負担が大きくなります。無理な使い方にならないように十分注意をしてください。安全メガネは必須ですよ。

  もう1点注意&訂正ですがスプレー糊55はやはり接着力が弱く、すぐつかなかったりで、チョット使いにくい場合もあります。接着面積が小さかったり、接着面が変形したり、特に接着面が平面でないとくっつきにくいです。(まだ試行錯誤中でスミマセン)この場合は77あるいは99なら確実です。また両面テープ、ゴム系接着剤でもいいと思います。(その分はがしにくくなるけど)

  アゼヒキノコで背側にスリットを入れます。これならジグソーブレード(長さ16cmの厚板用ブレード[BigMan製]でアサリを削り落としています)がきっちりスリットに収まります(しっかり固定されている事を確認してください)。ジグソーブレードの刃幅の半分ぐらいがスリットに収まるぐらいにします。
  またサンダー部分を背後から支えるスリット付の板を作ります。このスリットは2mmぐらいで、私はスライド丸ノコで作りました。サンドペーパーは前面だけに貼り付けます。これは接着面積が小さいので、スプレー糊99を使いました。

  画像を見てもらえば分かるように、刃幅の半分が支え板のスリットに収まってブレ止めとなり、サンディングする力も増します。

  次はテーブルに取り付けて使う場合をアップしましょう。

のほほん
   アゼヒキノコでスリットを入れる。ジグソー刃の刃幅の半分ぐらいが埋まる深さまで切れ目を入れる。
写真にあるのはスリット入りサンダー押さえ板とアタッチメントサンダー。サンダー部分はなるべく軽く、小さくが基本


サンダーを背後から押さえ板で支えてやると、安定して使い易い。
振動数を落として使う。安全に注意してください。
 
テーブルで使う場合もやはり背後からの支えが有効です。
これも振動数を落として使う。安全には最大限の注意を!!
ジグソーサンダー進化3

  なかなか十分に納得した完成作にたどりつきませんが・・・。まあもうチョットお付き合いお願いします。

  テーブルに取り付けて使う場合です。これも手持ちと同様に、背後からスリットの付いた板が支える形式にするとブレが少なく、安定性が増し使い易いです。作り方は左の画像を見てもらえば分かりますね。

  まだまだ改良・工夫の余地がいっぱいあると思います。いい案があったら教えてくださ〜い\(^o^)/

  中抜きの場合も考えないとな〜

のほほん


この他にジグソースポンジサンダーがありますので見てください。

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