イイカゲン木工日誌2005年12月

早くも年末!忙しい中でも木工遊びは続くゾ〜\(^O^)/

でも最近まともなモノを1つも作っていないなぁ(^.^;


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動画を見て下さい。

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12月30日
ベルトディスクサンダー10(目詰まり対策)


  「おもちゃこうぼう かつPAPA」さんとリンクさせてもらいました。開局ホヤホヤ(昨日!)ですが、沢山の電動工具とその冶具(特に吸塵対策)にビックリ!既にベルトディスクサンダーの集塵対策を色々されていて、とっても参考になります。乗用オモチャを作られていますが、これは安全性、強度、デザインなど色々な工夫やアイデアが必要で、そして子どもが最も喜ぶ(大人も!)木工作品でしょう。またまた厳寒の北海道から発信です!寒さに負けていませんねぇ!皆さん是非ご覧になって下さ〜い。

  さてしつこくサンダー遊びです。
  丸ブラシを使ってベルトサンダーの目詰まり対策をしましたが、さらに目詰まりを取り除くためにスポンジクリーナーを使ってみました。

  画像で分るようにベルトサンダーにスポンジを乗せているだけです。いつもの様に、実にイイカゲン・簡単ですが、スポンジの片側を支えると、ベルトの回転に巻き込まれずに、スポンジのもう一方の側が軽くサンディングベルトに当たる状態になります。吸塵もしているので、スポンジがベルトに吸い付く様な感じになります。これで、いい具合に目詰まりを取ってくれるのです。

  効果は動画を見れば一目瞭然です。スポンジが吸塵口を塞いでしまうのがちょっと問題ですが、目詰まりは激減、というよりほとんど目詰まりを起こしません。

  もちろんスポンジは磨り減りますが、思うほど激しくはありません。スポンジはとっても安価ですから、そんなに気にならないと思います。皆さん是非試してみて下さい。これは効果大ですよ。

  年明けも、もう少しサンダー遊び続きそうです。よろしくお付き合いお願いしたしま〜す。   来年はどんな年になるのでしょう。平穏な年であればいいですね。皆さん良いお年をお迎え下さい。

のほほん
12月23日
スポンジペーパークリーナー


  サンドペーパークリーナーってサンドペーパーの目詰まりを取る消しゴムみたいな物です。ペーパーが5倍長持ちするという事なのです。私も早速買って使ってみましたが、まるで新品みたいにキレイに目詰まりが取れるのです。これはベルトディスクサンダーには必需品でしょう。

  でも気になるのは、これは塩化ビニルではないのでしょうか?普通のプラスチック消しゴムは、ほとんど塩化ビニルですが、このサンドペーパークリーナーの感触が消しゴムによく似ているのです。
  塩化ビニルは燃やすとダイオキシンが発生するという事で、最近はたき火もすることが出来ません。ペーパーの目詰まりを取った後のカスは、集塵機で吸い取ってしまいますから、木屑と一緒になってしまいます。私は木屑を畑で燃やしています。わずかなカスですが、環境に配慮をしなければならない事を考えると、ちょっと気になります。何方かこれが何で出来ているか、ご存知ないですか?

  そこで別のもので目詰まりを取る事が出来ないか、手近にある物をを色々試してみました。すると、本物の消しゴムはもちろんですが、何と滑り止めゴム、天然ゴムの手袋、それにサンダルの底のゴム!でも案外キレイに目詰まりが取れてしまいます。

  私のオススメはごく普通のスポンジ(お風呂用、台所用のウレタンスポンジ)です。本物のサンドペーパークリーナーのようにカスがまとまってはくれませんが、目詰まりに対してはしっかり効果があると思います。わざわざ、サンドペーパークリーナーを買わなくとも、これで十分だと感じました。それにウレタンスポンジは燃やしてもダイオキシンが発生する心配はありません。オマケに超安価です。\(^O^)/

  動画(ココをクリック)で分るように、木粉の付着したディスクペーパーに、スポンジを当てるとアッという間にきれいになってしまいます。ベルトサンダーでも同様の効果です。専用のサンドペーパークリーナーとほとんど遜色ないという感じです。ただ、サンドペーパークリナーより細かい粉になって飛び散るので、粉塵を吸い込まないように注意が必要です。吸塵をしながら使えば非常に簡単にペーパーがきれいになります。ヤッタア\(^O^)/

のほほん

サンドペーパークリーナーです。でも、これは塩化ビニルじゃないか気になります。

他に使える物がないか、色々試してみました。本物の消しゴムはもちろんですが、何とゴム手袋、サンダルの裏のゴムだって目詰まりが取れちゃうのです!
 
ビフォーそしてアフター。これは動画を見てください。


タワシから丸ブラシに変身!

ちゃんと回ってますよ!


こちらは靴用タワシから丸ブラシ。

こちらの方が良いかなぁ
12月19日
ベルトディスクサンダー9(目詰まり対策3)


  丸ブラシの長いの発見!!\(^〇^)/

  やっぱりホームセンターは面白い。木工品売り場はもちろんですが、台所用品、お風呂用品、ペット用品等々・・うろうろ徘徊しながら、木工に使える物はないかと、穴のあくほど見て回ると、面白い物が色々見つかりますねぇ。
  皆さんもホームセンターを毎日のように徘徊して、店員さんから不思議な目で見られていませんか(笑)

  何とタワシなのです。芯は針金ですから広げて、適当な長さに切れば丸ブラシ出現です。これなら激安ですよ。早速試して見ると先日と同様の効果です。ヤッタア!

  やっぱりお笑い改造かなぁ・・・次もトンデモかなぁ〜

のほほん
12月17日
ベルトディスクサンダー8(目詰まり対策2)


  泥沼にはまって、ヘンテコ工夫で遊んでいます。でも、これはもうお笑いかな?(^.^;

  吸引だけでなく、ブラシを当てればさらに目詰まりを少なくする事が出来ます。しかし、ただ押し当てただけでは、ブラシの毛がスグ磨り減って使えなくなってしまいます。そこで画像の様に丸ブラシが回転する様にしてみました。ただブラシを押し当てるのに比べれば、目詰まりを取る力は若干劣るかもしれませんが、こうすればブラシの磨り減りはずっと少なくなり、またサンディングペーパーにもやさしいのではないかと思います。

  サンディングベルトの幅100mmより長い丸ブラシを探したのですが、残念ながら見つからず、仕方なく画像の様に短いナイロン丸ブラシを使いました。
  しかし、これならブラシがある所と、ない所の違いが分り易いと思います。画像で分るように、ブラシのある所のほうが目詰まり(ベルトに付着した木粉)が少なくなっています。長く磨けば更にその差は大きくなるでしょうね。
  ブラシは、真ん中の芯の部分をスリット状の溝に落としてはめているだけなので、ブラシの毛足が短くなってもそのまま使えます。

  もちろん吸引による対策も行っています。吸引と、ブラシの2つの対策をした場合は、対策を全くおこなわない場合と比べると、目詰まりは大きく違います。画像ではちょっと分りにくいのですが、丸ブラシを使うと、目詰まり一つ一つの粒が大きくならないのです。

  下の画像はブラシ両側の芯の部分を切り取ってしまい、吸塵口のベルトに置いただけです。これでもクルクル回って目詰まりを取ってくれますが、ブラシの毛足が短くなると、隙間に引き込まれてしまうかな?

  幅100mm以上の丸ブラシがどこかに売っていないかなぁ?と思って、ホームセンターを徘徊していると、面白い物を見つけました!!(さて、何でしょう?)これは使えるかも?上手く回ればアップしますよ〜\(^O^)/

のほほん

丸ブラシを溝にセットします。


ブラシが半分程しかないのでチョット不安定ですが、クルクル回り目詰まりを取ります。


ブラシがある部分とない部分ではベルトの白さ(目詰まり)が少し違います。

これはブラシの両方に出た針金の芯を切り取って、ベルトの端に置いただけです。これでもクルクル回って目詰まりを取ってくれます。

  ブラシのある部分は、目詰まりの白い斑点が小さい事がわかりますか。


 
フェンスをベルトに対し斜めの位置にしました。これも蝶ナットで簡単に着脱できます。

よりベルトの広い面を利用して磨く事が出来るので目詰まりが少なくなります。材支えに、ストッパーがあると便利。
12月13日
ベルトディスクサンダー7(フェンス2)


  「スキッピーのDIY」さんとリンクさせてもらいました。温室、小上がり、スノコ棚、究極の作業台?等々、楽しい工夫をしながら色々作っていますが、必見は遊び心一杯!こだわりスマートボール台3/5モデルです。これらを何と手ノコで作っているのですよ!さらに内容満載スキッピーの大冒険マップ(北海道清里町応援団)も運営されているスキッピーさんの楽しいHPを訪問して下〜さい。

  さてフェンスの小改良です。
  先日作ったフェンスですが、ベルトが動く方向に平行なので、ベルトの狭い面だけを使ってしまい、目詰まりを起こし易いのです。そこでフェンスをベルトに斜交する方向にしてみました。

  これも画像を見れば直ぐ分りますね。このフェンスだとベルトの広い面を利用できて、削りも快適です。平行フェンスの様にフェンスを移動させる必要もありません。

  フェンスの端にストッパーがあると材を支え易く便利です。ただ、長尺物を磨く場合は邪魔なので、ネジで着脱出来るようにしています。

  これでまたちょっと使い易くなったかな。ベルトディスクサンダー遊びは、まだまだ続きます。(^O^)

のほほん
12月9日
ベルトディスクサンダー6
(吸塵対策、というより目詰まり対策)


  「吸塵対策一応終わりです。」と言った舌の根も乾かないうちに、また吸塵対策(と言えるかな?)です。いつもの様に考え出すと止まりません。

  吸塵対策は同時にサンディングペーパーの目詰まり対策にもなります。そこで、目詰まり対策に重点を置いて小改良してみました。

  サンディングパーパーの表面になるべく強い吸引力が働けば、目詰まりもより少なくなるのではないかと思います。画像で分るように吸塵ノズルを出来るだけペーパー面に近づけ、隙間を狭く細くしてみました。Aの隙間は4mm、見えませんが下のBの隙間は2mm程です。これ位狭くすると、私の軟弱集塵機でも、この隙間付近では相当な吸引力になります。

  早速、試してみると明らかにサンディングペーパーに付着する白い木粉の量が少なくなりました。ヤッタア!これで少しは目詰まりが改善すると思います。

  Aの隙間をもっと狭くすればさらに効果があがるかもしれませんが、あまり狭くすると、舞い上がった粉塵を吸引する力が落ちてしまいます。より強力な集塵機だと更に効果的でしょう。強い集塵機が欲しいなぁ!
  でも隙間を狭くすると、ヒューという風切音が大きくなり、これがチョットうっとうしいです。

  ベルトディスクサンダー遊び、しつこく続きま〜す。今年はこれで年を越しちゃうかも(^.^;

のほほん
 
吸引部分をを出来るだけサンディングベルトに近づけ、隙間を細く、狭くしました。Aの隙間は4mm程、下側のBの隙間は2mm程です。こうすると私のヨレヨレ吸塵機でも、サンディングベルトの表面付近の吸引力はかなり強くなります。
  
左のように材を置いて(支えるだけで、下に押し付けていません)15秒間サンディングし、目詰まりの具合を比較しました。真ん中の画像は吸塵をしない場合。右の画像は吸塵をした場合です。やはりベルトに残る木粉の違いが良く分ります。(ベルトは120番です)
 
直角を出して削る(磨く)事が出来るようにフェンスを作りました。裏側を見れば分りますね。フェンスは蝶ネジで簡単に着脱出来ます。
 
ちゃんと直角が出ています(^O^) 。板を挟むことでフェンスの位置を動かし、ベルトの違う場所を使って磨く事が出来ます。それに直角のちょっとしたズレなら修正出来そうです。
 
これで直角を出して磨くことが出来るようになりました。もちろんフードも付けることができます。
12月6日
ベルトディスクサンダー5(フェンス)


  ベルトディスクサンダーを大型機械のように、横置きにして磨くことが出来れば、更に使い勝手がいいのでしょう。しかし、この大きな機械を横置きにし、台まで作らねばならないとなると、チョット大変だなあ。
  と、思っていたのですが、ベルトの横の鉄板を見てみると結構しっかりしているのです。フム、これを利用して簡単なフェンスが作れそう。ということで早速作ってみました。

  鉄板にドリルで穴をあけ、硬木の板を当てて蝶ネジで固定しました。これなら簡単にフェンスの着脱、そして固定が出来ます。

  さらに2本のネジでフェンス用の板を取り付けています。これも蝶ナットを使って固定できるようにしました。この2枚の板の間に、別の板を挟む事によってフェンスの位置を変える事ができます。これならサンディングベルトの色々な場所を使って削る(磨く)事が出来ます。

  フェンスのおかげで、直角面の削り(磨)が、正確・快適に出来る様になりました。もちろん粉塵のフードも付ける事が出来ます。これで更に使い勝手が良くなりました。ヤッタア!\(^O^)/

  う〜む、このフェンスまだ改良の余地がありますね。ベルトディスクサンダー遊び、まだ続きま〜す。ア〜でもまだ額固定治具も途中なのに・・(^.^;

のほほん
12月2日
ベルトサンダー4(吸塵改造2)


  さて今度はベルトサンダーの側の吸塵対策です。

  やはり吸塵ノズルをサンディングベルトに近づけて、木製カバーを作りました。これで吸塵力は大幅アップです。

  サンディングベルトの上にある金属ストッパーを利用して(金属板に材を当てて)磨く場合は、ストッパーの下にほとんどの粉塵が入り込み、粉塵が漏れる隙間もほとんどないので、吸塵効率は大変良いと思います。

  しかしこのストッパーから離れた位置で磨く場合は、逆にこの金属板が邪魔をして、粉塵をほとんど吸い込む事が出来なくなってしまいます。そこでこの金属ストッパーを外して磨きます。さらに吸塵側から遠いR(曲面)部分を使って磨く場合は、粉塵がかなり広がってしまいます。
  そこで、広いフードを厚紙で作りました。粉塵が少々広がっても、飛び散らないようにラッパ型フードにしています。もっと大きく、長くしてもいいのですが、あまり大きくすると邪魔になってしまいます。これはクリップ一つで簡単に着脱できるようにしました。相変わらずイイカゲンですねぇ。(^.^;

  これで吸塵効率大幅アップ。周囲への飛び散りも激減です。また、しっかり吸塵できることで、サンディングベルトの目詰まりも、若干少なくなっています。ヤッタア!\(^O^)/

  これで一応の吸塵改造は終わりです。(かな?)さらにベルトサンダーの横置き(大型木工機械のベルトサンダーは横置き型)をしてみたいのですが、これはしっかりした台から自作せねばならず、簡単改造とはいきません。まあ、頭の中で熟成できれば、チャレンジしてみたいです。

のほほん
 
吸塵口とそれに繋がる集塵のためのプラスチックカバーは2つのネジを緩めれば簡単に外せます。吸塵口をベルトに近づけた木製カバーをつくりました。
 
ストッパーに接して材を磨く場合は、この金属板の下にほとんどの粉塵が入り込み吸塵されてしまう。吸塵口から離れた位置で磨く場合は、広がった粉塵を受け止める事が出来る様に、紙で出来たフードをかぶせました。

フードは厚紙で作りました。クリップで簡単に着脱出来ます。実にイイカゲンですが、これでも効果アリ(^.^;


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