トシ&のほ 楽しい木交流旅行(2008 6 8・9)

木工旅行楽しいですねぇ!色々な工房やショップに寄って遊んで来ました\(^〇^)/



ログハウス工房&ショップのはーべすとの前でトシ&のほ

手作り看板も良いですね。乾燥中の材が並んでいます。

花みずきさんの新工房全景
 
新しい工房は広々していて使いやすい工夫が一杯です。一つ一つ丁寧に説明してもらいました。
 
展示室に並んだこだわりの作品と曼荼羅屋の道具が並んだ棚。手柴さんの話す道具についてのうんちくがとっても面白く全部買いたくなっちゃいます。要注意!(笑)
 
工房の看板の前で記念写真です。工房の看板犬のサンダーがいつも側にいてとっても可愛いのです。

私が買った道具です。差金、スコヤはホームセンターの物とは精度、強度が違う。南京鉋ははーべすとさんで見せられて衝動買い。砥石も実際に刃を研ぎながら話を聞き、予定外の買い物です。そしてこの木工製作ビデオ、鉋仕込みビデオが何より欲しかったのです!ビデオと名倉は特別オマケで頂いちゃいました。
 
吹きガラス工房で体験中のトシさん。材が山積みされた大きな倉庫でトシさんが一生懸命材を選んでいます。
楽しい木交流旅行

  ア〜楽しかったぁ!!

  トシさんと一緒に6月8・9日に1泊2日で木工房3ヶ所とガラス工房、それに木工ショップと材木店と欲張り木工旅行です。内容が一杯で報告をまとめるのに時間がかかってしまいました。


工房はーべすと(黒川)さん
  最初の日、まずは福岡県糸島の芥屋大門の近くにある工房はーべすと(黒川)さんです。木工とトールペイント(奥様はトールペイントの先生で本も出されています)の作品を並べた素敵なログハウスのショップ&工房です。
  是非HPにある作品を見てもらいたいのですが、手をかけた気品のある作品を作られています。並べられた作品を見ていると「これ作るのにどれ位時間がかかるのだろう?・・」と思わずため息が出てしまう様な作品ばかりです。手彫りの葉が一枚付いた大きな曲線の取っ手?がついた扉はとても印象的で、ログハウスに良く似合うのです。まるでそこからおとぎの国につながる扉みたいで、とっても洒落ています!扉ってイメージが膨らむ面白い木工作品なのですね。私も夢を膨らませることが出来るような素敵な扉を作って見たいナァと思ってしまいました。
  作品を撫で回した後は、隣の工房で木工術の交流です。ココではいつもの様に?トシさんが黒川さんを質問攻めです(笑)また私が曲面の工作について質問すると、南京鉋での削りと、それを補助する治具の使い方まで実演して見せて頂きました。私は南京鉋は未体験なのですが、スイスイ削る姿にビックリ!私も南京鉋が欲しくなってしまいました。(でも黒川さんだからスイスイ削れたのかもしれませんが・・・汗)
  黒川さん、それに奥様も色々な質問に丁寧に答えて頂き、とってもありがとうございました。


工房CLAP(山本)さん
  次に伺ったのは、そこから直ぐ近くにある工房CLAP(山本)さんです。しかしちゃんとアポを取って伺わなかった為、残念ながら工房の主と会う事が出来ませんでした。でも奥様から色々話を伺い、工房もちょっと覗かせてもらいました。しかし後から考えると、これは大変失礼な行動だったと反省です。山本様どうぞお許し下さいm(_ _)m
  CLAPさんの作品は、これもHPをご覧になって欲しいのですが、こちらはより実用性に重点を置いた、シンプルでスッキリ素敵な作品です。木工作品の美しさは本当に多様ですね。座編みの椅子が2つ展示されていましたが、とっても座り心地が良くて「こんな椅子を作ってみたいねえ!」とトシさんと話しました。また機会があれば今度は是非山本さんと話をしてみたいと思いました。


木の工房花みずき(手柴)さん
  そしてこの日の最後は、皆さんも良くご存知の木の工房花みずき(手柴)さんです。ショップと作品の展示室も備えた工房を新設されて、是非伺いたかったのです。
  着く早々直ぐに話が盛り上がってしまうのは、HPで既に交流があるからでしょうか?初対面という気が少しもしないのです。手柴さんも奥様も、そして途中からは高1の息子さんも帰って来て、気さくに色々楽しく話をさせてもらいました。
  新工房の機械や治具など、一つ一つ丁寧に説明してもらい、大きなサイクロンは木屑を吸い込む様子まで見させてもらいました。なるほどなるほど、さすがにプロの木工で、その精度はやはり本物です。しかし私のようなアマでも生かせる技が一杯あり、多くの貴重な技・知恵を頂きました。さらには磨きの超簡単奥の手?まで教えてもらいました\(^〇^)/
  展示室に置かれた作品は、HPで見たあの埋木の子ども椅子、タマゴ椅子そしてテーブルや机など・・なでて、ひっくり返して、裏側を見て(笑)・・やはり丁寧な作りの美しい作品は格別ですね!
  そして曼荼羅屋です!何を買おうかずっと迷っていたのですが、一つ一つの道具について手柴さんの能書きを聞くと、もう全部欲しくなってしまうのです(笑)結局買ったのは旅行前に考えていたモノと全く違ってしまいました。手柴さんの道具についてのうんちくの楽しいこと!
  まだまだ作品、工房や、道具などもっと見たかったのですが時間が足りません。そして夜は佐世保の飲み屋に場所を移して、ここでも木工談義が盛り上がりました。手柴さんでもプロの木工家としてどう経営が成り立つのか、本当に色々な苦労、工夫した事など、私達が趣味の木工だから話してもらえたのでしょうか、興味深い話が一杯です。でも手柴さんは苦労話もとっても愉快に楽しく話されるのです。さらに色々な木工家の話や作品の話等々・・興味ある楽しい話が尽きませんでした。あっという間にラストオーダーの時間まで、木交流は時間を忘れてしまいます。
  こうしてお会いする前は・・・正直言って作品、研ぎ精度にここまでと言う程こだわる木工家ですから、もしかしたら性格も・・・とちょっと不安だったのですが、とんでもない!とっても明るく気さくで、話してもらう内容がホントに楽しいのです。手柴さん本当に有難うございました。

  佐世保の老舗旅館に泊まっていいお湯につかって、トシさんと寝るまで木工談義をしながら眠りにつきました・・・


川合吹きガラス工房
  2日目は、まず長崎市の近くにある川合吹きガラス工房で器作り体験です。二人とも全くはじめての吹きガラス作りで、川合さんに手取り足取りしてもらいながらマイビールグラスを作りました。異分野工房ですが、モノ作りはどれも楽しいいですよね。

  昼からは家具産地で有名な大川の近くにあるホルツマーケットに行きました。ホルツマーケットは小さな端材も沢山売られていて、趣味の木工人にとって探し物が楽しいお店です。私は量り売り(1kg1050円)でブビンガとローズウッドの木ッ端、それにカリンも少し買いました。こんなショップが家の近くにあったらイイのだけどなぁ・・・


井上材木店
  そして旅の最後は大川市の大川木材団地にある井上材木店です。
  さすが家具木工の大川で、大きな倉庫の巨大材木店が団地になっている所があるのですね。街中の小さな材木店しか知らない私はもうビックリ!倉庫も巨大で井上材木店にはウオルナット、メープル、チェリーなど北米材が壁のように並んでいます。トシさんはここでメープルやオークなどをまとめ買いしましたが、私は巨大倉庫の中をウロウロしながら梱包されていない材を引き抜き、ウオルナットとハードメープルを3本だけ買いました。ほんのチョットで悪いような気がしますが、快く対応してもらいました。そして社長さん自ら材の良し悪しなど色々な話を楽しく聞かせてもらいました。多くの木工人が頼りにしている材木店だという事が良く分かりました。

  木工旅行は何処も優しく迎え入れてもらい、楽しく木工術やその他の収穫も一杯で、もうとっても楽しかったです!トシさんと「また今度は〇〇工房や××工房に行きたいね。さらに遠く日本全国の木工人や工房に行こう。」など夢は益々ふくらみます。

  全国の木交流大好きの皆さ〜ん!
お気楽木工トシ&のほが皆さんの工房に押しかけますよ〜!その時はよろしく願いしま〜す。

  のほほん

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