ろくろ酒器

呑み助木工となるとこれは酒器です。
イイカゲンろくろでどんどん作ちゃいます(^O^)



酒器1号

   直径5cmの山桜のグイノミです。超イイカゲンミニろくろで作りました。まだ塗りをしていませんが、いい艶です。

   何と!板付きナットが面板(フェイスプレート)です(-_-;) 。やっぱり超イイカゲンですね。これを面板などと言っていいのかな?ホームセンターにはさらに小さいネジ留め付きナット(なんて言うのかな?右下の写真にあります)が売ってるので、小物の場合はこれを面板替わりに使えます。

   六角ボルトはM10(長さ150mm)を使っています。先日のおつまみ入れはM8を使いましたが、やはり少しでも剛性が大きい物を使った方が良いので、電動ドリルで咥えられる最大径の10mmのボルトを使いました。もちろんボルトの頭の部分を切り落として使います。

   また、今まで電動ドリルはキーレスチャックの物を使いましたが、画像で分るようにコレットチャックのドリルにしました。キーレスチャックの場合は咥える力が弱く、途中で緩んでしまう事が度々ありましたが、コレットチャックにすると、しっかり咥えて、途中で緩む事はなくなりました。

   材に9mmの穴をあけ(垂直に注意して穴をあける)、ちょっときついですがM10(径10mmのネジ)をねじ込むと、小物の場合はこれだけで結構しっかり固定する事が出来ます。この山桜のグイノミはこのねじ込みだけで固定しました。もう少し大きな材の加工では、木ネジも使って止めるとしっかり固定できます。

   もうチョット大き目の酒器も作りたいなあ。イイカゲンろくろでどこまで出来るかな?酒飲み木工がんばりま〜す\(^〇^)/。

のほほん

直径5cmの山桜のグイノミです。高台部分(器の底)は、後日チャックを手作りして作りましょう。

塗って無くても磨くといい艶です。

底は見せたくないのですが(汗)穴は径9mmです。
  
電動ドリルはコレットチャックタイプを使うとしっかり咥えられます。


面板は板付きナット(超イイカゲン)。回転軸はM10(長さ150mm)の六角ボルトの頭を切り落として使います。

左からソメイヨシノ2つ、タモ2つ、チーク。

皮付き器だけオイルで、他はガラスコートです。
しゅきしゅきしゅき

   イイカゲンろくろで酒器を色々試作しています。口径7〜4cmの小さな器、杯です。

   色々作っていますが、なかなか納得できるデザインになりません。これは酒器ではなく卵入れ、湯呑み、ただのモノ入れだ、という説もありますが・・・酒器のつもりで作ったのです(汗)。

   ろくろ難しいなあ(^.^;

のほほん
ワイン器

   さてまたまた酒器です(^O^) 。
   仕事が終わって家に帰るのは、いつも10時過ぎです。そしてとりあえず、まず一杯(^.^; 。もう立派なアル中でしょうか?週に1度の休肝日がとってもつらい・・・妻の目を誤魔化しながら・・・でも明日はもうそろそろお小言を頂きそうです(^.^;

   私は年中どんな酒でも(もちろんビールは例外ですが)ロックです。最近は、まず日本酒ロックで一杯。次に白ワインロックで一杯。最後に赤ワインロックで一杯。で大体完成です(笑)
   「酒の味が分っとらん!」と通からお叱りを受けそうですね。全部安酒なので、ご勘弁を(汗)

   と言う訳で、ろくろで酒器作りとなると、やっぱりワイン器に走ります。でもこれはイイカゲンろくろではチョット難しいのでは・・・と思っていたのですが、案外出来てしまうものです。

   手づくり器で、ニヤニヤしながらさらにもう一杯。酔っ払い木工は楽し!

のほほん

材はタモ、塗りはガラスコート
 
上下はタモ、首はウオルナット、塗りはやはりガラスコート。
ワイン器2

   やっぱりワイン器はスマートなのが格好いい!

   でも首の長〜い器は難しそうなので、ちょっとズルして丸棒も使って作りました。高さは20cmです。最後はやはりイイカゲンろくろに取り付けて、ペーパーで首をさらに細くしました。

   器はより薄く、首もさらに細くした方がもっといいかも。でも、あまりお調子に乗ると失敗するかなあ?

   うまい酒を目指して、酒器作りは続く\(^〇^)/
   これは木工の情熱か?いや酒飲みの執念か?(笑)

のほほん
ワイン器3

   さらに細〜く長〜い首にしました。丸棒利用のズル木工?なら幾らでも長い首を作れます(^^;)
   しかし鶴じゃあるまいし、細く長けりゃイイちゅうもんじゃないのですが。(笑)

   ブラックウオルナットとポプラを接着しています。寄木なら小さい材でもろくろ材として使えます。
   しかしデザイン的に、寄木は難しいです。上から覗くと何かヘン?・・・そう言えば、日本酒用の器でこんな模様がありましたね。

   酒飲み木工まだ頑張りま〜す。

のほほん
 
つや消しの木固めエースを薄く塗りました。
左はソメイヨシノ、右はヤマザクラ。
ワイン器4

   桜花見酒が終わっても桜器酒で一杯(笑)

   自然木を使ったナチュラルエッジ(樹皮付き)の器はカッコイイのですが、酒器としては端が波打って、酒を飲むにはチョット不都合です。しかしワイン器は、口が少しすぼまっているので、樹皮部分を中央(ナチュラルセンターって言うかな?)にしてみました。

   完全に乾燥した材ではないので、また自然木はあまり艶が出過ぎない方が良いと思い、木固エースのつや消しを塗りました。首や台の部分も枝を使い、簡単・イイカゲン木工で〜す(^.^;

   写真の左はソメイヨシノ、右はヤマザクラです。材の色合いが違いますね。
   もう桜の花が舞っています。花びらを1枚浮かべて飲みましょう。

のほほん
ワイン器5

   ワイングラスの形は実に多様です。ボルドー用、ブルゴーニュ用、テスティング用等々。それぞれの形には、ちゃんとした能書きがあるのでしょうが、それは別にしてもワイングラスの様々な形は美しいです。

   木のワイン器で、ましてイイカゲンろくろで作る事が出来るワイン器はグラスほど多様なものは出来ませんが、色々作って楽しみたいです。

   大きめで、口がすぼまった形はブルゴーニュ用でしょうか。材はソメイヨシノ、塗りはつや消し木固めエースです。

   ウ〜ムますます酔いがまわりそうです(^^;)

のほほん
 
これならたっぷりです。この形はブルゴーニュ用かな。


塗りはガラスコートです。塗るとブナにシミのような模様が出てちょっと残念です。
ワイン器6(2005 6 2)

   やっぱりしつこいですねえ〜(^.^;

   友達からワイン器3を作って、と頼まれたのですが・・・全く同じものは作りたくないので、ちょっとデザイン変えて作りました。でも、これは変えすぎたかな〜(汗)
   まあ、頼む方より、作る方がわがまま?なので、これで我慢してもらいましょう(笑)

   ブラックウオルナットをブナで斜めに挟んでみました。器部分、台部分はイイカゲンろくろで、首の部分はイイカゲン旋盤で作り合体させました。最後にもう一度ろくろに取り付けて、仕上げの磨きをしています。
   これはワイン器というより、カクテル用かな。

   その後友人はより背の高いワイン器3の方が良い、と言うのでこちらは私が使っています。

のほほん
トンデモ酒器

  友人から猪口(ちょこ)が欲しい、と頼まれました。

  彼は大酒飲みだから猪口ではなくてぐい呑みだなぁ、と考えつつ製作開始。しかし、もう少しで完成、と思ったところで、ガツン!あ〜あ、やっちゃいました。

  しかし、そこはイイカゲン木工、即予定変更です。高台部分となる所を切り落とせば、それでも使える。と再び作業開始。ところがなんと、再び失敗!(ナニやってんだ)切り落とす幅を間違って、あらら底に穴が・・・
  さすがに、これでは酒器として使うことは出来ないなぁ。と、諦めようとしたのですが・・・。

  ええい、彼ならこれでいいや!大酒飲み専用穴あきグイノミ完成です。穴を指で押さえて、飲み干すまで置く事が出来ません。でも、これを酒器なんて、許されないでしょうか。

  さすがにこれでは悪いので、お詫びに(ウソで〜す)もう一個作りました。でもこちらも杯を置く事が出来ません。

  今頃彼はどちらの杯を使って飲んでいるかなぁ。私の丹精込めた?作品だぞ。ありがたく、ちゃんと使えよ!

  追記 その後、この友人の話「真面目な呑み助?は酒に感謝し、心を込めて味わうものだ!こんな器はお酒に失礼だ!」と。なるほど筋金入りの真面目な呑み助です(汗)。お詫びに真面目な酒器を作らなければ!

のほほん

あと少しで完成、という所でガツンとやっちゃいました

底の穴を指で押さえて飲むのです。冷酒用ですね。

度重なる障害を乗り越え?
トンデモ酒器完成!

これは熱燗でも飲めますが、杯を置けません(^^;)


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