イイカゲン木工日記2005年4月

鼻はちょっとムズムズするけど(/o\)
窓を開け放して快適木工シーズン到来\(^O^)/!


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4月30日
点数稼ぎ木工2つ


   DIY 大工協奏曲さんのHPとリンクさせてもらいました。
自分で家を立てる。これこそ究極のDIY、そして最高の木工作品でしょう。色々な工夫も一杯です。HPを見ていると私も作りたくなっちゃいます。さらにはマキストーブ、D型人間の悩み等々楽しいDIY話も。最近は男の隠れ家から防音実験など、面白記事が満載です。縦書きHPが新鮮で読みやすい大工協奏曲さんのHPを訪問して下さ〜い。
   さていよいよ連休突入!全国の木工人の皆さんは何を作っていますか?作品アップを楽しみにしていますよ〜。我が家は近場ばかりで、遠くへは出かけません。だって付近の国道は大渋滞なのです。でも子どもと釣り、潮干狩り、村祭りなど予定一杯、そして何より**です(笑)
でもその前にチョット下ごしらえ?

   最近役立たず自己満足木工ばかりで、妻は少し機嫌ナナメなのです。そこで点数稼ぎ木工です。
   どちらも超簡単・イイカゲン木工です。でも妻は大喜び!特に包丁は刃こぼれを取り、研ぎ上げ切れ味抜群にすると「すご〜い!まるで新品ねっ。」とべた褒めで、スグご機嫌が治ちゃいました。ハハ単じゅ〜ん。

   踏み台にあるのは牛乳入れです。これはかなり以前の作品ですが、妻が描いたトールに敬意を表してアップ。関係ないですが、ビン牛乳は美味しい!

   やっつけ超イイカゲン木工でも、久々にオヤジの存在を示して点数稼ぎ成功!さて連休はまた**だぞ〜(笑)

のほほん

まあ!よくこんなにボロボロになるまで使ったものです。


柄をリニューアルしました。


材はレッドオーク、木固めエースを塗りました。


見せるのが恥ずかしい程の超イイカゲン踏み台

材をつかむこの面に少し勾配を持たせる。またこの面にスッポ抜け防止の工夫(滑り止めに液体ゴムを塗る、サンドペーパーを貼り付けるなど)が必要です。

   4/28再追記この面の補強に両面テープも使える、とTaさんから教えて頂きました。
4月27日
簡単手づくりチャック追記


   先日の簡単手づくりチャックについて安全上重要な追記です。

   簡単手づくりチャックを見て頂いた、プロの木工家の方から、安全面で心配、とのメールを頂きました。「チャック内側は使っていくと滑り易く、何かの拍子に材が抜けてしまう心配がある。」との事なのです。ろくろは大きな材がかなりの速さで回転しているので、これがスッポ抜け飛んで行くと、これは非常に怖い!(▼▼メ)

   改良案として、リング部分の円の穴の内側に勾配を持たせ、蟻のような理屈にしたら、と教えて頂きました。確かに直角ではなく、掴む面を少し傾けた方がより抜けにくいと思います。また、この面がつるつるになるとスッポ抜け易いので、すべり止めの工夫(滑り止めに液体ゴムを塗る、サンドペーパーを貼り付けるなど)が必要だと思います。本物の金属チャックにも、滑り止めのギザギザが付いている様です。

   私は本物の木工旋盤を持たず、またイイカゲンろくろで小物を作り始めたばかりで、製作上の色々なノウハウを持っておりません。それで気が付かない、配慮が足りない点など多々あると思います。

   Tさんご指摘、それに改良案まで教えて頂き本当に有難うございます。今後ともよろしくお願いいたします。
   旋盤で怪我をされる方も少なくないのだそうです。皆さん何よりも安全第一ですよ。これだけは、イイカゲンではダメです!!また問題点、改良点などあればご指摘よろしくお願いいたします。

   4/28再追記  Taさんから、しっかり掴むには、チャックの爪の形に木地を整形して、接触面が出来るだけ多くなるようにし、強く締め付け事が大切であること。すなわち掴む面だけでなく、チャックの表面と木地を隙間無く接触させることが大事(2面を接触させて動きにくくする)。また、手作りチャックの補強には、両面テープも意外と強く使えるの、などのアドバイスを頂きました。フムフムなるほどです。
   Taさん教えて頂いてありがとうございま〜す。

のほほん
4月24日
簡単手づくりチャック


   木工旋盤のチャックは目が飛び出るほど高価です。モノによっては旋盤本体より値段が高くて「エ〜なんでぇ〜!」って感じです。でしょう。(/o\)

   この付属品のとてつもない値段の高さが、木工旋盤に手が出せない理由の一つですよね。そこで、よ〜し何とかチャックを手作りしなければ!です。先日のリングチャックも簡単で、十分使える手つくりチャックです。でも他のタイプも必要です。

   これは一番簡単、単純なチャックです。画像を見れば理屈は分ると思いますが、まず器の高台を固定する径に合わせて削ります(削りすぎるとしっかり咥えられませんよ)。そして先にチャックのリング部分を器の高台部分にしっかり固定します。次に、器をつけたリング部分を、面板部分に取り付けます。センター合わせは何度か回転させながら、微調整が必要です。チョット手間はかかりますが、これならしっかり固定できるのではないでしょうか。金属の4つ爪、3つ爪チャックのように材に傷が付く事もありません。

   ブナで直径10cmの器が完成\(^〇^)/

   さらに他の方法でのチャックも試作中です。うまく行ったらまた報告しま〜す。

のほほん

簡単チャック。爪付きナットを沢山使いました。

チャックは面板部分と、リング部分の2つに分けられます

器の高台をリング部分の径にあわせて削り、先にリング部分を取り付けしっかり固定ます

そしてこれを面板部分に、センターを出来るだけ合わせて軽く固定します

何度か回転させ、センターをさらに調整し、ネジを締めて固定完了

回転しているのが分かりますか。しっかり固定され、途中で外れる事はありませんでした。
簡単チャックで固定して高台を削ります。
 
これで器の底を見られても安心です(^O^)
4月20日
高台削りリングチャック


   チャック(材の固定具)を作って、器の高台(底の部分)を削りました。

   のほほんイイカゲン木工では、見える所が様になっていればまあイイや、と実にイイカゲンな作りで、器の裏側など放ったらかしにして色々作っていました、オヨヨ。
   でも、そればっかりでは恥ずかしいので、簡単リングチャックを作って、湯飲みの高台を削りました。作りは簡単!写真を見ればスグ分りますね。

   この手づくりリングチャックは、まなさんがされていたものを真似て作りました。まなさん有難うございま〜す。
   Craft HouseまなさんのHPは、木工、DIY、それに最近は旋盤で素敵な作品を一杯作っています。手づくり旋盤治具も色々あって、とっても参考になりますよ。皆さん遊びに行って下さ〜い。

   酒器つくりはまだ続きますよ〜

のほほん
4月16日
ワイン器4


   桜花見酒が終わっても桜器酒で一杯(笑)

   自然木を使ったナチュラルエッジ(樹皮付き)の器はカッコイイのですが、酒器としては端が波打って、酒を飲むにはチョット不都合です。しかしワイン器は、口が少しすぼまっているので、樹皮部分を中央(ナチュラルセンターって言うかな?)にしてみました。

   完全に乾燥した材ではないので、また自然木はあまり艶が出過ぎない方が良いと思い、木固エースのつや消しを塗りました。首や台の部分も枝を使い、簡単・イイカゲン木工で〜す(^.^;

   写真の左はソメイヨシノ、右はヤマザクラです。材の色合いが違いますね。
   もう桜の花が舞っています。花びらを1枚浮かべて飲みましょう。

のほほん
左はソメイヨシノ、右はヤマザクラ。
 
つや消しの木固めエースを薄く塗りました。
4月12日
ワイン器3


   さらに細〜く長〜い首にしました。丸棒利用のズル木工?なら幾らでも長い首を作れます(^^;)
   しかし鶴じゃあるまいし、細く長けりゃイイちゅうもんじゃないのですが。(笑)

   ブラックウオルナットとポプラを接着しています。寄木なら小さい材でもろくろ材として使えます。
   しかしデザイン的に、寄木は難しいです。上から覗くと何かヘン?・・・そう言えば、日本酒用の器でこんな模様がありましたね。

   酒飲み木工まだ頑張りま〜す。

のほほん
4月9日
ワイン器2


   やっぱりワイン器はスマートなのが格好いい!

   でも首の長〜い器は難しそうなので、ちょっとズルして丸棒も使って作りました。高さは20cmです。最後はやはりイイカゲンろくろに取り付けて、ペーパーで首をさらに細くしました。

   器はより薄く、首もさらに細くした方がもっといいかも。でも、あまりお調子に乗ると失敗するかなあ?

   旨い酒を目指して、酒器作りは続く\(^〇^)/
   これは木工の情熱か?いや酒飲みの執念か?(笑)

のほほん
 
上下はタモ、首はウオルナット、塗りはやはりガラスコート。

材はタモ、塗りはガラスコート
4月5日
酔っ払い木工(ワイン器)


   「ミサワっちへの道」すらろまさんのHPとリンクさせてもらいました。家つくりの様子が、時に予想外のトラブル等にもぶつかりながらも、とっても楽しく描かれています。家作りのノウハウが色々分ります。工事が始まっても、作業の過程をちゃんと見て置く事はとっても大切で、面白いのですね。そして家を建ててから、DIY、家庭菜園、さらに自動カンナ(何と!TAMAクラフトお勧めのDEWALTです。レポ必見)まで購入し、楽しい泥沼木工?へと突き進んでますよ。皆さん遊びに行って下さ〜い。

   さてまたまた酒器です(^O^) 。
   仕事が終わって家に帰るのは、いつも10時過ぎです。そしてとりあえず、まず一杯(^.^; 。もう立派なアル中でしょうか?週に1度の休肝日がとってもつらい・・・妻の目を誤魔化しながら・・・でも明日はもうそろそろお小言を頂きそうです(^.^;

   私は年中どんな酒でも(もちろんビールは例外ですが)ロックです。最近は、まず日本酒ロックで一杯。次に白ワインロックで一杯。最後に赤ワインロックで一杯。で大体完成です(笑)
   「酒の味が分っとらん!」と通からお叱りを受けそうですね。全部安酒なので、ご勘弁を(汗)

   と言う訳で、ろくろで酒器作りとなると、やっぱりワイン器に走ります。でもこれはイイカゲンろくろではチョット難しいのでは・・・と思っていたのですが、案外出来てしまうものです。

   手づくり器で、ニヤニヤしながらさらにもう一杯。酔っ払い木工は楽し!

のほほん


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