イイカゲン木工日記2005年2月

どこまで続く役立たず木工(^.^; 呆れてお付き合い願いしま〜す。


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2月27日
バイトはカッターナイフ


超イイカゲン木工旋盤モドキ只今量産中!使い道は全く考えていませ〜ん(笑)

   ほとんどカッターナイフだけで丸棒の飾り削りに取り組んでいます。慣れると次第に腕が向上して面白いのです。

   カッターですが、刃だけでなく、刃の反対側(折割った部分)がスクレーパーの様に使えるのです。もちろん深くは削れませんが、凹面部分の削り、整形に使えます。削った面は少し荒れていますが、ペーパーで直ぐ綺麗になる程度です。右下の画像のように少し斜めにして当てると良いみたいです。スクレーパーの様に使う場合は、刃の出具合を小さくして下さい。その方が刃がブレず安全です。(丸棒の回転方向は本物の旋盤とは逆で、むこう向きです。

   カッターには左利き用のものも売られていて、刃を左に向けて削る場合は右利き用、右に向けて削る場合は左利き用のカッターが削り易い様です。スクレーパーとして使う場合も、右利き・左利き両方があるといいです。カッターは安いですし、刃を折って常に良い切れ味で使えるので、うまく使うと利用価値大ですね(^O^) 。

   カッターの刃は大変鋭いので、刃を進める向き、また回転に捕らわれた場合の刃が動く向きを十分に考え、細心の注意をして下さい。また刃を出し過ぎない様にして下さい。材に刃が当たる場所は限られています。長く刃を出す必要はありませんし、不安定で危険です。
   刃を材に当てる時は、ツールレスト代わりの手前の添え木の台に、しっかり手を置いて慎重に当てて下さい。

のほほん

左利き用と右利き用カッター

左利き用は右向きに使う。

右利き用は左向きに使う。
 
刃の反対側をスクレーパーとして使える。画像のように当てると、これも細い削り屑が出る。
回転方向・速度、刃の向き・出し具合、手指の位置に十分注意し怪我をしないように!

2月24日
超イイカゲン旋盤モドキ

スピンドルターン(旋盤による棒・脚作り)の真似事です。

超イイカゲン木工旋盤モドキ!電動ドリルは固定さえしていません。

回転方向は本物の旋盤とは逆向き(赤い→)です。ブレ止めに、丸棒を布で軽く引っ張ってクランプで留めています。(これまたイイカゲンですが効果あり)

カッターナイフはこんな角度で当てて削る。回転方向に注意!

先に2.5cmほどネジが付いている六角ボルトと爪付きナットを使う。

M6の六角ボルトと爪付きナットを使って材を固定して回転させます。M6のボルトの頭は10mmのチャックでは咥えられないので、頭の部分を少しヤスリで削っています。
   木工人は旋盤を目指す(笑・・かな?)

   丸棒作りを始めると、やっぱりココに向かってしまいます。これは禁断の技?それとも無謀な技かな?(汗)

   画像で分るように、丸棒の両端のセンターに六角ボルトを埋め込んでそれを木に同径の穴を空けて支えているだけです。そして電動ドリルのチャックで六角ボルトの頭を咥えて回しているだけです。(六角ボルトはM6を使っています)電動ドリルは固定さえしていません。こんな超イイカゲンな構造でも結構回るのです。
   ご覧のように激安電動ドリルを使っていますが、軟材(2バイ材など)の削りなら、トルクの不足は感じません。

   本物の木工旋盤では角棒から直接丸棒を削り出すのでしょうが、この旋盤モドキは精度・強度がないので、丸棒削りジグで丸棒を作ってから、この旋盤モドキをした方が良いと思います。

   旋盤用のバイト(刃)は持っていないので、現在色々試していますが、一番良く削れるのは、カッターナイフなのです。但し回転は木工旋盤と逆回し(向こうに回す)です。切れ味が良いので、削った面はツヤツヤです。ナイフの刃を画像の様に当てます。逆回転なので、回転に刃を取られても向こう側に刃がずれ、手指を怪我する事はありません。ただ、回転に刃を取られると、材に傷を付けてしまう場合があります。一度に深く削らないように、カッターをしっかり両手で支えながらすると軽快に削れます。何度か練習するうちに、次第に上手く削れる様になりました。こんなイイカゲンな方法でも案外簡単に削ることが出来ます。

   回転による摩擦で、六角ボルトがかなり熱くなります。回転数を上げすぎないように、また熱を確かめながら時々休んで冷やしながら作業して下さい。(熱中して作業をしていたら、焦げくさい匂いが・・・汗)また、シリコンオイルなどの潤滑油を付けた方がいいです。

   これならしゃれたテーブルの脚として使えるのではないですか。もうちょっと説明しますので、次まで待って下さ〜い。

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2月20日
波線描き?ぶんまわし


   ‘趣味は木工とDTM’kumarさんのHPとリンクさせてもらいました。皆さんとっくにご存知ですよね。木工技術・工具・治具を次々紹介・考案し公開されています。私も以前から覗いて参考にさせてもらっています。詳しく丁寧な説明文・画像・図でとっても分り易いのです。センスのいい作品も素敵です。さらに音楽作りまで!木工人必見のサイトですよ。皆さん訪問して下さ〜い。

   相変わらずヘンなものばっかり考えてます(笑)波線 描きなんてあるでしょうか?(汗)
   ご覧になって分かるように針の付いた支点が2つあって、これを交互に持ち替えて描くと、波線が簡単に描けるというヘンテココンパス?です。

   でも・・・役にたつかなぁ(^.^; カントリー木工では、壁掛け棚に波型が良く使われるし、カップボードの側板も波線模様になっているものが良くありますよね。
   お遊びコンパスです(笑)飽きずによくやりますねえ。

のほほん
 
交互に支点を持ち替えて描きます。
波線が描けました。

使うあてのないハート型棒(^.^;
 
丸棒削り台で荒削りして、後は手カンナとペーパーで磨きました。
2月16日
・・・棒(汗)


   お調子に乗るのもイイカゲンにしろ!(怒)こんな変な棒作っても何の役にもたたんぞ!

   お、お許しを。走り出すと止まらないという、いつもの悪癖なのです。

   決してご家族の皆様をないがしろにするつもりではありません。次はご注文の品を作ります(汗)。

   と言っても家族は誰も信じないのです。(私も自信がありませんが・・笑)

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2月13日
六角棒


   飽きずによくやります(^^;)今度は六角棒です。

   八角形の棒は角棒から比較的簡単に作る事が出来ます。しかし六角形となるとちょっと難しいのではないかと思います。手押しカンナがあればフェンスの角度を調節して作ることが出来ますが、ちゃんと作るのは結構難しそうです。それに手押しカンナを持たない木工人の方も多いと思います。

   そこで丸棒削りジグをちょっと改良して六角棒を作ってみました。画像を見れば分かりますね。丸棒の両端に六角形の短棒を取り付けて(この小さな六角形は糸鋸で切り出しました)、V溝台の代わりに六角形の溝を作った台に乗せ、後は丸棒削りと同じ様にトリマーで削り出しました。

   さらに、今までともう一つ違うのはトリマーガイド台です。六角形の各面を削りだす為に、ストレートビットの位置を少しずらす事が出来るように、フェンスの板に蝶ネジを付けました。これでより広い面を削りだす事が出来ます。

   丸棒削りジグを少し改良すれば5角形、7角形など多角形の棒も削り出す事ができます。でも、よく考えたら角棒から作り出した方がよかったかな?多角形棒作りは他にも方法がありそうですね・・・いい方法があれば教えて下さ〜い。

のほほん
 
小さい六角形を糸鋸でつくり、丸棒の両端に付けました。

蝶ネジでフェンスの位置をずらし、Aの幅を可変にした。これでより広い面を削りだせる。

1個クリップを挟むだけで、定規を支え易くなる。

2個クリップを付けると、定規はさらに安定する。

小さい材には定規の途中に挟む

挟む深さをずらして、斜めの線を描く
2月10日
小さい材に線を引く2(クリップ)


   ゴム銃のオッグクラフトさんのHPとリンクさせてもらいました。ゴム銃、それも連射式のゴム銃を沢山作られています。な、何と60連発ゴム機関銃も!そのうち100連発も出来るのでは(^O^)。動画もアップしていて、これを見て皆大興奮!ユタカ糸鋸のレポートや吸塵の工夫等もありますよ。子どもも、大人もワクワクしちゃう、ホローポイントさんのHPに遊びに行って下さ〜い。

   小さい材の線引きですが、年末にアップした薄板を挟む方法よりさらに手軽な方法です。

   両端にも目盛りがあるプラスチック定規に、クリップを挟むだけです。定規にクリップを1個付けただけで小さい材にも定規を添わせやすいのですが、さらにクリップを2つ使えば、薄板を挟んだ時と同じで、線引きがし易くなります。画像の様に、クリップに小さい板を貼り付けた物をつくっておくと便利です。

   2つのクリップのうち片方を定規の途中に挟んでも使えます。両端に目盛りのある定規は、5mm方眼のラインが入っている(途中にmmの目盛りが入っている定規もある)ので、これを見ながら挟む事が出来ます。これなら定規の長さに満たない、ごく小さな材でも使えます。また挟む位置をずらせば平行でない線も描けます。クリップを挟むだけなので、薄板を挟む場合よりさらに簡単ですよ。

   クリップは色々使えますね。皆さん超簡単ですので試してみて下さ〜い。さらにもう一つ、小さい材への線引きする治具を考えています。相変わらず何事もしつこくこだわるのです(^.^;

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2月6日
ギザギザ歯車型丸棒


   最近ず〜っとボーっとしてます。オマケに風邪までひいて、さらにボーっとしてます(笑、つまらんオヤジギャグお許しを)

   溝が沢山入ったギザギザ歯車型棒です。製作は簡単ですが、丸棒をしっかり固定しないと溝がゆがんでしまいます。そこでしっかり固定できるように、トリマースライド台の一部に穴をあけてクランプを通し、丸棒を咥えられる様にしました。

   これなら右手でトリマーを持ち、左手でクランプを支えながら作業をする事が出来ます。今までの丸棒削りでもこの方法が使えま〜す。

    丸棒削りジグで作れるモノ、まだあるゾ〜・・・でも、ヘンテコ丸棒使う所があるかナァ〜?(^.^;まだ当分ボーっとしそうです。

のほほん

ギザギザ歯車型丸ボー。使い道は・・・?(汗)
 
丸棒をクランプでしっかり固定できるようにしました。


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