イイカゲン木工日記2005年1月

懲りずにぶんまわし頑張りま〜す。
今年もやっぱりヘンテコ木工三昧かな〜(^.^;


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私は円を描き易い真面目なコンパスです。「ストップ!」交通整理?もできますよ(笑)
1月31日
ぶんまわし君「ハ〜イ」


   「宣誓!私は清く正しいぶんまわし精神にのっとって円を描く事を誓いま〜す。」

   先日のコンパスは崇高な?理念にもかかわらず、非常に誤解の多い姿だったので、清く正しい形状?に変更しました(笑)

   もちろんこれも、お笑いコンパスじゃありませんよ!やはり描き易いコンパスなのです・・・と言っても皆さん相手にしてくれませんね(笑)

のほほん
1月27日
角丸棒


   25日で、のほほん木工房も開局2年になりました。ヤッタア\(^O^)/。早いものです。これからもしっかりヘンテコ木工で遊ぶゾ〜なので、よろしくお付き合いお願いしま〜す。
   でも・・・開局してからまともな物はほとんど作らず、家族の皆様方からご批判を頂いております(汗)HPの為の不純な木工?ばっかりですからね。そろそろ家族の注文に答えないと・・・ヤバイ!(笑)

   さて、しつこく丸棒作りのバリエーションです。
   テーブルの脚に使ったらよさそうな角丸棒?(何と言ったらいいのかな?)を作ってみました。画像で分かるように、トリマーガイド台にテーパーの付いた板をクランプで固定し、刃が持ち上がるようにしたただけです。丸棒から角棒になる所に少〜し段差が出来ますが、磨けばすぐ消えてしまいます。

のほほん

角丸棒って言うのでしょうか?これは丸ホゾ付です。
 
テーパーの付いた板をトリマーガイド台に固定するだけです。
  
あ〜っ〇〇〇だ、いや後姿は〇〇〇だ、などと邪念を抱いてはいけません!
ツマミがあると描き易い、という崇高な理由ゆえの形状なのです(^.^;
1月24日
描き易いぶんまわし2


   お間違いなく!これは決してお笑いコンパスではありませんよ。しっかりした主張?があるのです!(^.^; 。

   前回の描き易いぶんまわしでは、描く半径が大きくなるとツマミ部分が傾いてしまったり、鉛筆を長く引き出さねばならなかったので、この改良版です。鉛筆部分、ツマミ部分、支点部分3つに分けてみました。これなら半径が大きい場合でもツマミは真っ直ぐで描けます。材はパドック、ホワイトアッシュ、ナラです。

   しかし、理屈はどうでも、姿・形はやっぱりお笑いコンパスかな〜(^.^;

のほほん
1月20日
ふくらんだ三角・四角棒


   先日の紡錘形棒と同様の方法で、ふくらんだ三角形、四角形の棒も作ってみました。

   ところでこのふくらんだ形はルーローの三角形・四角形と言うのだそうですよ(厳密には少し違う)。
   さらに蛇足ですが、このルーローの三角形をしたドリルビットで4角形の穴を開けることができるのだそうです・・って不思議でしょう!?ココをクリックして少し下へスクロールすると分りますよ。
   おっと、ヘンな方へ脱線しました(笑)

   これも、ちょっとしゃれた(かな?)椅子・テーブルの脚として使えないかなぁ(^.^;

のほほん
  
ふくらんだ三角形(Reuleaux Triangle)の棒
  
ふくらんだ四角形(Reuleaux Quadrangle)の棒

中心をはずして木ネジを挿し込みます。

丸棒作り治具を使ってトリマーで半分削ります。

半分できました、木ネジを差し換え反対側も同様に削ります。

紡錘形棒完成!\(^O^)/
でも何に使いましょう?
1月16日
紡錘形棒


   丸棒つくり治具を使って、紡錘形の断面を持つヘンテコ棒を作ってみました。

   画像を見てもらえば分りますね。まず角材の両端に木ネジをセンターからずらして挿し込みます。こうして丸棒作り治具で、半分削ります。木ネジを反対側に差し換えて、反対側もう半分を同様に削ります。

   製作はそう難しくありません。でもこんなヘンテコ棒、何の役に立つでしょう?これも椅子あるいはテーブルの脚に使えないかなあ?

   「旋盤が無くても出来る!」で丸棒を作って来ましたが、この形状は旋盤では作れない(作りにくい)かな?丸棒作り治具頑張ってま〜す!(⌒‐⌒) さらに他の形も作ってみま〜す。

のほほん
1月13日
簡単丸棒磨き


   ‘ふたりの日曜日’島田さんのHPとリンクさせてもらいました。ケヤキを中心に広葉樹で、塗りも拭き漆で、存在感のある本格的な作品ばかりです。どれも手を抜かず、しっかり作られている事がよくわかります。最新作の大作、階段箪笥も圧倒的!一方、奥様のやさしい雰囲気の素敵な絵画とともに、お二人のHPを楽しんで下さい。

   さて、丸棒磨きですが、旋盤の様に回して出来ちゃいます 。これは面白い!手磨きと比べてずっと楽に磨く事が出来ま〜す(⌒‐⌒)

   出来上がった丸棒の両端に短い丸棒を付けて、V溝台に乗せ、丸棒を固定しているネジ頭を電動ドリルで咥えて回します。この両端の短い丸棒があることで、丸棒が安定して回転する事が出来ます。(ネジだけではダメですよ)

   また、電動ドリルがしっかりネジ頭を咥えられるように、ネジ頭の部分を、少しヤスリで三角形に削っておくと外れません。さらにスムーズに回転するように、V溝の部分にシリコンスプレーをして、滑りを良くしておくといいですよ。超イイカゲンですが、これでもしっかり回転し、磨く事が出来ます。

   もうちょっと工夫すれば、イイカゲン木工旋盤モドキにならないかな〜(^O^) 。

   でも先日ホームセンターに行ったら、な、なんと木工旋盤が19800円で売っていました!(レクソンとそっくり)木工旋盤が無くても出来る!で丸棒作っていますが、こんなに安いなら・・・(^.^;

   でも旋盤では出来ない(作りにくいかな?)モノも丸棒治具で作ってみました。次回乞ご期待!

のほほん


丸棒を両端に付けてV溝台に置いて、ネジ頭を電動ドリルで咥えて回します。
ネジ頭をヤスリで三角形に削ると、よりしっかり咥えられます。


回っているのがわかりますか?超簡単ですが、磨きならこれで簡単、楽に出来ますよ。  
まなさん
のHP
   kazu@あきたさん
のHP
こちらはトップページにリンクしています。色々な冶具、工夫、DIY、木工作品満載ですよ。覗いて下さ〜い。


鉛筆2本で即席コンパスにヘンシ〜ン(^o^)
 
小さい部品二つです、いつも筆箱に入れて置いて邪魔にならない。

鉛筆の替わりに丸棒を使えばいくらでも大きな円を描ける。
1月9日
即席ぶんまわし


   新年早々ちょっと反省とご紹介です。
   便利な赤外線リモコンスイッチを紹介しているのですが、この製品は800Wまでと記載されています。しかし、先日掲示板で「900Wでも問題ない。」と無責任に書いてしまいました。安全を考えると、安易にワット数オーバーの利用を勧めるような物言いは大変問題です(×_×;)。皆さんお許しを。ちゃんと制限を守りましょうね。
   じゃあ大きな電力の機械はどうするの?ですが。いい方法があることを教えてもらいました。それは電磁接触器(マグネットスイッチ)を使う方法です。Craft HouseまなさんのHP、それにkazu@あきたさんのHPで詳しく紹介されています。皆さんご覧になってください。
   私もこれを利用して安全に、そして吸塵機と同時に、電動工具も赤外線スイッチで動かすことが出来るようにしたいと思います。それにしても色々な方法があるのですねえ!
   まなさん、kazu@あきたさん ありがとうございま〜す。

   さて鉛筆2本で簡単即席コンパスです。ちっちゃいのでいつも筆箱に入れていて邪魔になりません。文房具の一つに加えてもらえないかな〜(^O^)

   半径を決める為の穴は径8mmで、鉛筆を固定する部分は径7.5mmです。ネジで固定して半径を決めますが、このネジツマミが円を描く時のツマミにもなります。このネジも例によって、金属用タップでネジ溝切りをしました。そう強力に締める訳ではないのでこれでも十分です。鉛筆を挿し込む穴を斜めにしたのは、出来るだけ小さい半径の円も描ける様にするためです。

   超簡単ですが、これも支点を持って回すので、案外描き易いのです(^O^) 。また鉛筆を丸棒に替えれば、さらに大きな円も描けますよ。

のほほん
1月6日
丸棒作り冶具ちょっと改良


   木工イスの誕生日’イスアキラさんのHPとリンクさせてもらいました。HP・ハンドルネームから分かるように、椅子作りに情熱を持ち、マングローブからヒントを得たスツールなど、素敵な作品を作られています。また手製センターマーカー(これはいい!私も作ろ〜っと)や蒸し曲げ木冶具なども工夫もされています。何故か沢山の栓抜きも(^O^)。イスアキラさんの楽しいHPを訪問して下さ〜い。

   さて丸棒作り冶具の改良です。
   色々丸棒を作って気が付きました。今まで、角材の両端に丸棒をくっつけて作っていましたが、丸棒など不要なのです。半ネジ(半分だけネジが切ってある)の木ネジを、木口のセンターに半ネジのネジ切していない部分を残して差し込めばいいだけです。

   これなら径がより小さい丸棒も作れます。径10mm以上ならこの方法で作ることが出来ます。これで従来の細い丸棒を作る方法と合わせて、どんな径の丸棒も旋盤無しで作る事が出来ま〜す!ヤッタネ\(^O^)/。
   径10〜15mmの丸棒作りについては従来の方法と重なりますが、この方法は作りながら丸棒の径を測り、追い込んで行くことが出来るので、こちらのほうが失敗がないと思います。使うストレートビットは、いままで同様刃幅10mmを使ってます。

   この丸棒作りでは材が支えにくいのですが、右の画像で分かるように、ネジ頭にドライバーを差し込んで、向こう側(→の向き)に押し付けながらトリマーで削るとやりやすいです。また材が浮き上がらないように、輪ゴムで両端ともしっかり引っ張っておいて下さい。これで丸棒作りの技術的な問題点は、ほぼ解決したように思います。
   ただ、何度も言いますが、一度に深く削らないようにして下さい。安全面はもちろんですが、丸棒作りに限らず、トリマーで、削りの失敗のほとんどが、一度に深く削ろうとして起こります。ご注意を!

   丸棒ばっかりどんどん作っていますが、まだ色々考えていま〜す(^^;)

のほほん

両端の丸棒は要りません。半ネジの木ネジを真ん中に差し込むだけです。

の方向にドライバーで押さえながらトリマーで削るといい。両端とも輪ゴムで引っ張って材の浮き上がりを防ぎます。

径12mm、16mm、26mm、43mmの丸棒を作りました。細い径から太い径までこの方法で出来ます\(^O^)/

材は山桜です。
1月3日
描き易いぶんまわし


   ‘PaPa88の部屋’さんのHPとリンクさせてもらいました。木工暦は浅いと言われるにもかかわらず、簡易テーブルソーの使いやすい工夫をはじめ工作、道具の工夫もなるほどです。現在、木工日記を連日更新し、最もはまっていますよ。一方パソコンは凄〜い!(◎_◎;)お世話になった木工人も多いのではないかと思いますが、何と!「JWW再入門」の作者さんで〜す。(凄いなあ!私もプリントアウトして勉強中です)。楽しく、為になるPaPa88さんのHPを訪問してく下さ〜い。



   さて新年早々やっぱり(*^o^*)ぶんまわしで〜す。真面目に?使い易いコンパスを考えています。

   コンパスの腕の部分を持って円を描こうとすると、どうしても途中で一度コンパスを持ち替えなければなりません。うっかりすると、その時に支点の針の位置がずれたり、腕が動いたりしてしまう事があるのです。そこでこんな形にしてみました。

   このコンパスは、持ち手を変えずに、一回でキレイに円を描く事が出来るコンパスです。針の付いた支点の側の腕を、なるべく垂直にして描くと、支点がずれるなどのトラブルが起こりにくいのです。半径が大きい場合は、鉛筆を引き出して描きます。この為鉛筆を固定するネジを取り付けました。
   シンプルで使い易いコンパスもなかなかいいですよ。

のほほん
1月1日
ぶんまわし酉

あけまして
  おめでとう
    ございます


今年もやっぱり

 ヘンテコ&イイカゲン木工、

  そして役に立つのか?

   お笑い木工に励みま〜す!

今年もよろしくお願いしま〜す


のほほほ〜ん



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