ヘンテココンパス(ぶんまわし)作り

得意の役に立たない木工です。一体何本作るでしょうね。
笑って見て下さ〜い(^o^)


コンパス

   コンパスは以前から作りたいと思っていたのです。

   コンパスは以前から自作の物を使っているのですが、全くしゃれっけ無く、やはりもうチョットいい材で、手づくりコンパスを作ってみたかったのです。材はブラックウオルナットです。2本の腕がピッタリずれないで合わさるように作るのに、少し手間取りました。

   コンパスは大・中・小必要ですよね。これは腕の長さ15cmです。後30cmの中型、50cmの大型、それに子ども様にちっちゃいコンパスも作りたいと思っています。
   まだまだ改良点を(デザイン・アイデア・工作の工夫など)考える余地が色々ありそうです。

   それに、最近は色々な形状のコンパスがありますね。これも作ってみたいなあ〜\(^O^)/

のほほん
  
2本足のタコ?に見えるなあ(笑)

マイコンパス\(^O^)/

ちゃんと仕事もします。

今まで使っていた中・大型のコンパスです。
ぶんまわし2

   コンパスは和名では両脚器とか、ぶんまわしと言うのだそうです。面白いですねえ!肥後の守さんから教えていただきました。ありがとうございま〜す。

   腕(脚かな?)の長さ10cm程の小さいコンパスをつくりました。コンパス作り案外面白いですよ。

   小さいコンパスは市販のコンパスを使っていたのですが、ヤッパリ味気ないです。やはり手づくりがいいですね。

   小さいと磨くのが大変です。以前スプーンの磨きで手を痛めたので、注意しながら磨きました。機械で磨くには小さ過ぎてかえって難しいです。材はマホガニーです。明るく少し赤みの入った褐色の色艶で、硬さもほど良く工作し易い材ですね。

   画像のように、今まで使っていた中型、大型のコンパスも、手づくりしたものなのですが、SPFで作った全く洒落っ気ないものです。実用としてはこれでも十分なのでしょうが、やはり良材を使って、もうチョットしゃれたものを作ろう、と思っています。

   ウム、ぶんまわし作り、しばらくぶんまわされそうです(笑)お付き合いお願いしま〜す。

のほほん
ぶんまわし3

   コンパス作り楽しいなあ〜(^o^)。やはり格好いいデザインがポイントでしょうね。これもブラックウオルナットで作りました。

   腕を固定するのネジの部分は、木を半分づつ欠き、2本の腕が合わさる様に作ります。難しそうに見えるかもしれませんが、まず最初に、フォスナービットで板厚の半分まで堀り込んでから作るのです。後は糸鋸で外形を切り出し、ノミ・小刀で削り、そして磨きです。意外と簡単ですよ〜。

   しかしもうチョットしゃれた蝶ネジが欲しいなあ〜。

のほほん

スリムなアンヨで12頭身?

股下25cmの中型コンパス


まずフォスナービットで板厚の半分まで掘り込んで、ココが回転部分です。

ぶんまわし3兄弟完成!

新型木製ロボットの顔?です

手つくりネジツマミ

裏側も金属を隠しました。
ぶんまわしのネジ

   コンパスの蝶ネジがどうも安っぽくて、しゃれた蝶ネジがないかなあ〜と、思っていたのですが・・・そうだ、木で作っちゃえ!で作っちゃいました。(笑)簡単でしたよ〜。

   ネジの頭をヤスリで長方形に削り、さらにネジ頭が埋まる為の穴を、少し木に堀ります。そこにまず低粘度の瞬間接着剤をタップリ付け木に浸透させます。さらにゼリー状瞬間を付け、カナズチで軽く叩いてネジ頭を木に埋め込みます。そして接着剤がしっかり固着してから、糸鋸で切り出しました。
   こうするとかなりしっかりくっ付きます。丸いツマミの磨きは、ドリルで咥え、回して出来るので簡単です。

   まあ、コンパスの腕が動かない程度の締め付けで、そんなに強力に締め上げる訳ではないのでこれでも十分です。

   さあて、ぶんまわし兄弟、これからどんどん登場させますよ。呆れないでお付き合いお願いしま〜す。

のほほん
クルミぶんまわし

   鉛筆と支点の針部分も手づくりネジツマミを作って、可動式にしたコンパスです。どんなに腕(足かな?)を開いても円が描けま〜す。
   材はブラックウオルナットとウオルナット(クルミ)です。塗りももちろんクルミオイルですよ。白黒のコントラストがなかなか良いでしょ。

   コンパスはまだ妻には見せていません。だって絶対「・・・」ですから(汗)

のほほん

クルミ+クルミ+クルミ

キャァ〜裂けそぉ〜!こんな大股開きさせなくてもいいデショ。

チョット中華風な雰囲気ですねえ。
  
どうして円を描くのに関係ない格好までしなくちゃいけないの?
ぶんまわしダンスが面白いデショ(^0^)
ぶんまわしダンス

   「木のコンパス」と検索すると「昔、先生から木のコンパスでお尻を叩かれた。」といった事が一杯出てきます。どうやら木のコンパスのイメージはあまり良くない様です。(笑)
   でも木のコンパスは素敵ですよ〜!楽しい木のコンパス作り頑張りマ〜ス!

   手つくりネジツマミに気を良くして、カリンとカエデで腕折れ曲がりコンパスです。カリン、カエデの色艶はホントに素敵です。関節が動くと、人形のようにも感じてしまいます。これは遊べますよ〜。

   さて次は・・いつもの様に?お笑い路線へ(^_^;)

のほほん
クネクネぶんまわし

   ただお笑いだけのコンパスで〜す(^.^;

   コンパスは作図の道具という理屈っぽさと同時に、脚を開いた姿がユーモラスで不思議な魅力がありますよね。(って、思ってるのは私だけかな・・笑)

   腕(脚)を開くと歩いているみたい。しかし鉛筆と針の長さの具合が丁度良いのです。腕を閉じた時、くねくね部分がピッタリ合わさり、ズレがないようにするのはなかなか難しいです。閉じても少しすき間が出来てしまいました。まあお笑いですからいいか(^.^; 材はブビンガとナラです。腕は色違いの方が面白いなあ。

   木のコンパス皆さん作っていませんか?手作りコンパス見たいナア〜。何時か本で木のコンパスを見たのですが、探しても見つかりません。木のコンパスどこかで見ませんでしたか?御存知の方、教えて下さ〜い。


   お笑いコンパス作り、どんどん行きま〜す。

のほほん

くねくねクネクネ

コンパス君、そんなに大股でどこに行く?足跡が残るのだよ。
コンパスも丸くて当然デショ!!
まるまるぶんまわし

   丸い円を描く為のコンパスなのだから、コンパスも丸くなくてどうする!
   という訳の分らない理由で、丸いコンパスを作ってみました(笑)。材はホワイトアッシュとアピトンです。

   ついに妻に見つかってしまいました。
「なあにィ、これェ〜?一体何の役に立つのよッ!」という御感想です(汗)。ウウやっぱり。

   また、年末が近づいているのに、裏庭やベランダのゴミの山(捨てられない木れっ端)を片付けもせず(さらに増量中・・汗)、ヘンなものばっかり作っているので、チョット御立腹なのです。当たり前ですねえ。

   来週はもう師走じゃないですか!怒られない様にお片づけし〜ましょ。

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ひっくり返して考察・・
フフフこれは・・(^_^;)
ちゃんと円だって描けるんだぞ。
当ったり前です
学校用ぶんまわし

   一番下の息子はまだ小学校2年生なのですが、学校の勉強で使える、小さい10cm程のコンパスを作ってみました。

   学校で習うコンパスの使い方は、上のつまみを持って回す使い方でしょうから、てっぺんつまみ付きのコンパスです。確かにてっぺんにツマミがあると、小さい円でも描き易いです。
   材はカツラです。回転部分が3分割と薄くなるので、もう少し硬材の方が良いのでしょうが、あえて桂です。何故かというと、息子の名前が桂也(ケイヤ)なのです。親**ですみません(^^;)

   桂はオイルを塗ると、きめの細かい人肌のような色艶で、なかなか品があります。

   さらに、もう一人の高3の息子の名前は、彬人(アキト)です。どちらも「木」が入っているのです。アララ(^o^)

のほほん
 
親**木工しちゃいました(^.^;

にゅっと出てますが・・・謹厳実直です?(^^;)
 
やっぱお笑いがいいかナァ。
 
金属用タップでネジ溝を付けました。ネジ、タップはM5で下穴は径4.5mmのドリルビットであけました。
謹厳実直ぶんまわし

   絶対に決められた角度を守ります。私は謹厳実直コンパスです。

   製図用コンパスにはこのタイプが多いですね。確かに何度も同じ径の円を描いていると、半怪が微妙にズレてしまう場合があります。これなら絶対に途中で角度がずれる事はありません。材はパドックとナラです。これはスマートさを維持する為、鉛筆ではなく、ボールペンを埋めました

   コンパスの腕を固定するネジですが、そんなに強力に締め上げる訳ではないので、金属用タップで木にネジ溝を切りました。

   ドリルであけた穴を金属用タップでネジ溝を切り、その後低粘度の瞬間接着剤をしみこませます。余分な接着剤がネジ溝を埋めてしまわないように、プッと息を吹き当て、余分な接着剤を吹き飛ばし、はみ出た接着剤は手早く布で拭き取ります。そして十分硬化した後、もう一度同じタップで、再度ネジ溝をつけました。最後に潤滑油を付けて、木のネジ穴完成です。硬木ならある程度使えますよ。

   もちろん強く締め上げると、ネジ山が崩れてしまいます。でもコンパスの腕の固定ぐらいなら、このネジ穴でも使えますよ。私のコンパスは、ほとんどこの方法です。オスネジも試してみましたが、こちらは金属用のネジきり(ダイス)ではチョット無理みたいです。

   次はまた、お笑いトンデモぶんまわしで〜す。

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折たたみぶんまわし

   おふざけコンパスですみませ〜ん(^人^)

   折尺があるなら折コンパスがあってもいいじゃない!
と、次々と訳のわからないお笑いコンパス登場です。やっぱ妻が呆れるはずですね(汗)。

   腕折れ曲がり、関節一杯コンパスが面白い!と思って作りました。関節一杯なら折たたみコンパスという訳です(笑)。材はエンジュとホワイトアッシュです。鉛筆の代わりにボールペンを埋め込みました。

   縮めて、伸ばして、いろんな格好させちゃいます。な〜んにも意味はありまっせ〜ん。ただ私が笑って遊んでいるだけで〜す。

   一体何やっているのでしょう・・・チョット危ないかなあ(汗)

にょろにょろ・・・コラ!逃げるな!
おまえはホントにコンパスか?

のほほほほ〜ん

脚と爪を失ったカニです・・ン?

ホントに円描けるのォ?
ムム馬鹿にしないでよ、カマキリの構えで、ほら!あら・・あら・・あら・・・

キック!K1参戦?

ねえ兄ちゃん、コンビニの前でうんこ座りしないでよ。

ワシはコンパスではない。今座禅中じゃ。
クレーン型ぶんまわし

   しっかり支点を持って回すコンパスです。

   学校用コンパス作りで、てっぺん部分にコンパスを回すツマミを作りましたが、それ以外のコンパスは全て脚を持って円を描きます。しかしチョット描きにくかったので、しっかりした持ち手部分を持つコンパスを作ってみようと思ったのです。

   という長々したへ理屈は、実はどうでもよいのです(笑)。ともかくヘンテココンパスが作りたいだけなのです(^.^;

   一応へ理屈のままにコンパスを作ってみると・・・ムムッ!案外これが描き易い!脚を持って回す場合は、描く途中で持ち替えなければなりませんでしたが、これは持ち替える事なくそのままスムーズに円が描けます。お笑いコンパスのつもりが・・・ヤッタア\(^O^)/
   材はブナとクイラです。

   しかし、さらに使い易く、改良の余地がある事に気が付きました・・・ワ〜イさらに遊びの種みっけ(笑)

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支点を持つとスムーズに描ける

グィ〜〜ン、アームが動くゾ〜
幼稚化進行中です(^.^;

材は山桜です。
描き易いぶんまわし



   真面目に?使い易いコンパスを考えています。

   コンパスの腕の部分を持って円を描こうとすると、どうしても途中で一度コンパスを持ち替えなければなりません。うっかりすると、その時に支点の針の位置がずれたり、腕が動いたりしてしまう事があるのです。そこでこんな形にしてみました。

   このコンパスは、持ち手を変えずに、一回でキレイに円を描く事が出来るコンパスです。針の付いた支点の側の腕を、なるべく垂直にして描くと、支点がずれるなどのトラブルが起こりにくいのです。半径が大きい場合は、鉛筆を引き出して描きます。この為鉛筆を固定するネジを取り付けました。
   シンプルで使い易いコンパスもなかなかいいですよ。

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即席ぶんまわし

   鉛筆2本で簡単即席コンパスです。ちっちゃいのでいつも筆箱に入れていて邪魔になりません。文房具の一つに加えてもらえないかな〜(^O^)

   半径を決める為の穴は径8mmで、鉛筆を固定する部分は径7.5mmです。ネジで固定して半径を決めますが、このネジツマミが円を描く時のツマミにもなります。このネジも例によって、金属用タップでネジ溝切りをしました。そう強力に締める訳ではないのでこれでも十分です。鉛筆を挿し込む穴を斜めにしたのは、出来るだけ小さい半径の円も描ける様にするためです。

   超簡単ですが、これも支点を持って回すので、案外描き易いのです(^O^) 。また鉛筆を丸棒に替えれば、さらに大きな円も描けますよ。

のほほん

鉛筆2本で即席コンパスにヘンシ〜ン(^o^)
 
小さい部品二つですから、いつも筆箱に入れて置いて邪魔にならない。

鉛筆の替わりに丸棒を使えばいくらでも大きな円を描ける。
  
あ〜っ〇〇〇だ、いや後姿は〇〇〇だ、などと邪念を抱いてはいけません!
ツマミがあると描き易い、という崇高な理由ゆえの形状なのです(^.^;
描き易いぶんまわし2

   お間違いなく!これは決してお笑いコンパスではありませんよ。しっかりした主張?があるのです!(^.^; 。

   前回の描き易いぶんまわしでは、描く半径が大きくなるとツマミ部分が傾いてしまったり、鉛筆を長く引き出さねばならなかったので、この改良版です。鉛筆部分、ツマミ部分、支点部分3つに分けてみました。これなら半径が大きい場合でもツマミは真っ直ぐで描けます。材はパドック、ホワイトアッシュ、ナラです。

   しかし、理屈はどうでも、姿・形はやっぱりお笑いコンパスかな〜(^.^;

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ぶんまわし君「ハ〜イ」

   「宣誓!私は清く正しいぶんまわし精神にのっとって円を描く事を誓いま〜す。」

   先日のコンパスは崇高な?理念にもかかわらず、非常に誤解の多い姿だったので、清く正しい形状?に変更しました(笑)

   もちろんこれも、お笑いコンパスじゃありませんよ!やはり描き易いコンパスなのです・・・と言っても皆さん相手にしてくれませんね(笑)

のほほん
 
私は円を描き易い真面目なコンパスです。「ストップ!」交通整理?もできますよ(笑)
 
交互に支点を持ち替えて描きます。
波線が描けました。
波線描き?ぶんまわし

   相変わらずヘンなものばっかり考えてます(笑)波線 描きなんてあるでしょうか?(汗)
   ご覧になって分かるように針の付いた支点が2つあって、これを交互に持ち替えて描くと、波線が簡単に描けるというヘンテココンパス?です。

   でも・・・役にたつかなぁ(^.^; カントリー木工では、壁掛け棚に波型が良く使われるし、カップボードの側板も波線模様になっているものが良くありますよね。
   お遊びコンパスです(笑)飽きずによくやりますねえ。

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ユニバーサルデザインコンパス

  さて久々の木工作で、半年以上前に頼まれた宿題がやっと完成です・・ふ〜
  簡単に作れると思ったのですが、試行錯誤や失敗などをくり返し、更に私の木工スランプまであって、完成が大幅に遅れてしまいました。I・Mさん本当に長くお待たせして申し訳ありません。

  ユニバーサルデザインのコンパスなんて言いましたが、要するに描き易いコンパスです。動画をご覧になって下さい。支点がずれないようしっかり押さえながら円を描く事が出来ます。

  用いた材は本体がカリン、蝶ネジと回転筒がブラックウオルナット、頭のツマミがブナ(?一寸疑問)です。
  ちょっと頭でっかちでスマートとは言えませんね。鉛筆押さえや、コンパスの脚固定ネジなどは表からは見えませんが、内部に金属ナットを埋め込んで強度を高めるなどの工夫もしています。しかし、まだまだ作りが甘い所が色々あって反省点も一杯ですです。まあ、これ位で勘弁してもらいましょう。

  スランプ中とはいえ、やはり木工作は楽しいですね。小物作りを楽しもうと思っていますが・・我が家の宿題も少しはしないと・・〇〇が(▼▼メ)

  のほほん

失敗せずに円を描く事が出来るコンパスです。

恥ずかしいほど超簡単な鉛筆コンパスです。材はブラックウオルナットです。画像↑をクリックしてyoutube動画を見て下さい。
鉛筆コンパス(2015 1 28)

    さて久々にコンパスです。でも超簡単な鉛筆コンパスです。

    これは以前も作った即席ぶんまわしですが、私のHPを見た学生さんから、依頼を受けて作りました。
    実用されると言うことでやや大型にして、ネジもしっかり締められる様にしました。長い鉛筆で大きな円も描けて筆箱でもそんなに邪魔になりません。売られていても良いと思うのですが、見当たりませんね?何故でしょう??

    Hさん、すぐ作るつもりがちょっと遅れました、スミマセン。もう一回塗りをして今週末に送りますよ〜!

    コンパスですが、また作ってみたいコンパスが幾つかあるので、そのうちまた作りますよ。コンパスって不思議な魅力があるでしょ(って思うのは私だけなのかなぁ?)でもまたお笑いコンパスになりそうですが

    これから、少し木工品の販売もして小銭稼ぎもしたいなぁ・・・とも思うのですが、人に販売するとなるとやはりイイカゲン木工ではまずいですし・・・ちょっと悩み中です。まあ、ゆっくり考えましょう。

のほほん


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