工房と工具 2
バンドソー
バンドソーは最もよく使う木工機械の1つです。 使いこなしの為の改良、メンテナンスも重要です |
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バンドソーを買ってしまいました。 atebiさん、おほほのぼよ〜んさん 、Tanisanちのホームページに載っていたレクソンのバンドソー(BS−10K)です。 他のバンドソーを使った経験がないので、えらそうな事はいえませんが、 値段から考えれば十分満足しています。始めから付いているバンドソーの 刃が決して切れない訳ではないのですが、リブロスデルムンドで買ったデルタ10インチ用の バンドソーの刃の方が、厚い板のひき割にはよく切れます。 幅(高さ)180mmまでひき割る事が出来ます。2バイ8材が幅185mmぐらい ですから、少し片面をプレーナーをかけてやれば切れます。さすがに厚い板は ゆっくり送ってやらなければなりませんが、そんなに無理をしてるという感じではありません。 バンドソーを買って一番良いのは、それまで電動丸ノコをテーブルソーのようにして ひき割り(60mmぐらいまで)していたのですが。やっぱり怖かったです。 テーブルソーで少し厚い板を縦挽きしようとすると、ノコ刃の安全カバーをはずさなければならず、 とっても恐ろしいものです。バンドソーは板がひき割れる最後に、刃が出てくる時には注意が必要ですが、 キックバックがないのはホントに安心です。 音も決して小さくはありませんが、電動丸ノコのような 高周波の恐ろしい音ではありません。 トリマーや電動丸ノコの音はホントに怖いです。 これが怖くて扱いたくない、と言う人も多いと思います。 好みの厚さの板を得られるのはやはりいい。 バンドソーでひき割った面はやはりかなり荒れています。 1mmぐらいカンナで削らなければならないと思います。 厚さ38mmの板を半分にひき割り、自動カンナで両面(4面全部) をしあげると、丁度15mmの厚さの板が2枚出来ました。 小物をつくるときは19mmの板はちょっと厚いかな、と思っていたので。 これを使って適当な厚さの板を作って、作品を作ろうと考えています。 のほほん |
移動用キャスター このバンドソーの重さは25kgで、バンドソーにしては軽いのですが、工房を広く使うためには 動かせるようにしなければなりません。右の写真のように バンドソーの台を自作し、キャスターを2つだけ裏側に着けました。 台を作った後、最後にキャスターを床にピッタリつけて固定すればいいのです。 反対側をほんの少し持ち上げれば、スイスイ動きます。 これが一番カンタンです。 さらに重い機械の移動には、こちらの簡単キャスター着脱法をご覧になって下さい。 リップフェンスも自作しました。 右のの写真は固定する部分を下から撮った ものです。ほんの少しネジで締めることが出来ればよいので、写真のは少し 固定用木材(少し硬い木でつくりました)とネジを支える木材との間が 開きすぎました。もう少し狭くていいと思います。 またネジが当たる部分は鉄の板を貼り付けています。 のほほん |
照明を付けました。 |
問題は吸塵です。 これは現在も十分解決していません。一応バンドソーの一番下の裏側に、 吸塵のダクトがあるのですが、そこに落ちてきたのこくずしか吸い取れません。 ほとんど7〜80%は周りにまき散らかしてしまいます。 のほほん。 |
何かいい方法はないかしらん・・・? |
フェザーボードと押し棒 |
簡単自作フェザーボードと押し棒 押し棒は作業途中でも、直ぐ取れる所に設置した |
上の画像をクリックして動画を見て下さい。 同じ映像ですがニコニコ動画には日本語で投稿(←クリック)しています。変な英語よりこちらの方が見やすいかもです。 |
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   ブラシ(毛)を一部切り取りました。扉にノズルを入れる所を作りました。    下から(横と正面から)の写真です。なるべくブレードに近づけて取り付けます。 散らかる木屑がずっと少なくなりました。 |
吸塵の改良 バンドソーの吸塵も何とかしなければ、とずっと思っていたのです。この際ついでに改良してみました。 工房・工具2のところで記したように、吸塵のノズルをテーブルの刃の近くに、クリップで挟んでいただけなので・・ 6〜7割程しか吸塵出来ていなかったと思います。 私が使っている吸塵機は力が弱いみたいです・・・家庭用掃除機より吸い込む力が弱いですね・・・(+_+) テーブルの下の刃の部分をしっかり覆って吸塵するのが一番なのですが、 そうすると、ブレードを交換する時の開け閉め、内部の掃除などが非常にしにくくなります。 そこで出来るだけ簡単な方法で、有効な吸塵はないかな〜と考えていたのです。 写真で見て分かるように簡単な改良です。古い掃除機に付属していたノズルです。 上の部分だけブラシの一部をを削りました。 黒い扉のプラスチックの部分を少し切り取って、 このノズルをテーブルの下の刃の部分になるべく近づけて(ブラシがブレードに重なる)取り付けました。 ノズルを付けたまま、黒い扉も開けることが出来ます。 これで9割以上のの木屑が、吸塵できるようになりました。。 バンドソーの周囲に木屑がほとんど散らからなくなりました・・・ヤッタネ\(^o^)/ のほほん |
チェーンソーやすりで研磨しました。 ヤスリの手持ちと反対側の端はヤスリが付いてないので直接手に持つ事が出来ます。しかし長く持っているとさすがに熱くなってきたので、木片に穴をあけてそれで支えました。 刃先の角度が問題のようです。刃の形状より径の小さなチェーンソーやすりで刃先をつぶさないように注意して研ぐ必要があります。このブレードは刃幅16mmです。幅のもっと小さい、刃の細かいブレードを研ぐ場合は、チェーンソーやすりでは径が大き過ぎますね。もっと径の小さいヤスリを使って砥がないといけません。
チェーンソーやすりは安いですね。1本320円ほどです。ダイヤモンドやすりは600円ほどです。バンドソーのブレードは軟らかいので、安い方でも簡単に研磨出来ます。でもダイヤモンドの方が目が細かいのでいいようです。 検査方法はKWCさんの方法です。 検査結果。 |
バンドソーブレードの研磨 私が使っている挽割り用のブレードは楽しい家具作り(ひだお)さんの所から購入したものです。とっても切れが良かったのですが、もうずいぶん使って、さすがに切れが悪くなり、ひだおさんの所に送って再研磨してもらおう、と考えていたのです。 ところが、我楽多工房さんがチェーンソーやすりを使ってブレードの研磨をしているとHPで紹介されていたのです。フムム、自分で出来るのかア(^o^) そこで試してみました。また再研磨によって、どれ位切れ味が変ったかも調べてみました。このテストカットの方法は、KWCさんがされている方法で行いました。 皆さん!ひだおさん、我楽多工房さん、KWCさんのHPをご覧になって下さい。すばらしい作品や、色々な工夫がとっても参考になりますよ。 研磨の方法は我楽多工房さんを覗いてもらえば分かる様に、ごく簡単です。電気ドリルに直接ヤスリを取り付けてもいいのでしょうが、重たそうなので、私はドリルスタンドの電気ドリルにフレキシブルアタッチメント(何という器具かな?これは1980円です。)を取り付けて、これにヤスリを取り付け、回転させて使いました。 研磨してはじめて気が付きましたが、このブレードのアサリは、曲がっていない(中)刃もあり、左・中・右・左・中・右となっていて、全ての刃が左か右になっているのではないのです。ヤスリを手前に回転させながら、アサリの向きに応じて、ヤスリを水平のまま少し左右にずらしながら研磨しました。 良く見えるように拡大鏡をセットし、刃先をつぶさないように注意して行います。またヤスリを当てると、ブレードが動いてしまうので、定盤の上に軟らかい木を置いて、これを手の下でブレードに軽く押し付け刃がずれないようにしながら行いました。さらにドリルのスイッチを何回もON/OFFするが面倒なので、糸鋸で使っているフットスイッチを流用しました。手はずを整えて行えば、沢山の小さな刃の研磨もそんなに大変ではありません。 さて研磨の結果です。 これはKWCさんの方法を、そのまま真似て行いました。錘の重さは1kg、材はタモで、厚さは60mm、切断時間30秒です。 その結果(一番下の画像です)です。上から、 1は研磨前。75mm。 2はブレードのヤニを取った後。84mm。 3は径4mmのチェーンソーやすりで研磨した後。69mm。 4・5は径3.2mmチェーンソーダイアモンドやすりで研磨した後。141mmと136mm。 実は最初失敗してしまいました。チェーンソーやすりは径が色々あるのです。どれが良いか分からず、径4mmのヤスリ(320円)を使ったのです。その結果が3です(-_-;) 。 ご覧になって分かるように。かえって切れが悪くなってしまいました。アリャリャ! 刃先をよ〜く見ると・・・刃先の角度が問題ではないかと思います。チェーンソーの径が大きかった為に、刃先の角度がゆるくなって、それが切れを悪くしてしまったのではないかと思います。 そこで径の3.2mmで、目のより細かいダイアモンドやすり(600円)を買って研ぎ直しました。ご覧になって分かるように。再研磨後、切れ味がかなり回復しました。同じ30秒で最初の、ほぼ倍の長さを挽割る事が出来ましたホッ。手で押し切る場合も、明らかに軽い力で材を進める事が出来るのが分かります。 刃先の形状とやすりの径に注意してください。径の小さなダイヤモンドやすりで、刃先をつぶさないように注意して研がねばなりません。 しかしKWCさんの場合と比べると切れ味に随分差があります。これはバンドソー機械自体の差が大きいのでしょう。またKWCさんの場合は、研磨後の切れ味の向上が非常に大きいですんね。これは、しっかりした研磨治具機械を作ってされており、私のような手作業、目分量のイイカゲンな研磨と比べると、研磨の精度がずっと良いからでしょう。磨耗の程度、材の違いの違いなどの影響も大きいでしょうね。 まあ趣味で行う木工ですので、手軽な方法で切れ味がある程度回復すれば、ヨシとしましょう(^o^) 。もっとしっかり研磨しようと思えば、KWCさんがされていたような研磨治具機械を作ってした方がいいと思います。KWCさんの場合は研磨によって、新品よりも切れ味が良くなるのですからすごいです! さらに新品との比較や、業者に再研磨してもらった場合と比較すると面白いでしょうね。どなたか試してみて下さ〜い。 フ〜また長い文章になっちゃいました。ゴメンナサイ。 その後、より研ぎ易い方法をアップしました。この次に記しているので見てください。 のほほん |
バンドソー刃研ぎ補助冶具 連休は(2011年5月)雑用に追われる毎日で、木工はほんのちょっと、それも頼まれ物のトールペイント用ミニベンチを作っただけです。ドタバタ連休が終わってやっと普段の生活に戻って・・・さあ、ヘンテコ木工遊びです ミニベンチをなるべく安い材料費で作ろうと思って、そのほとんどをツーバイ材からバンドソーで切り出して作りました。バンドソー大活躍!やはり木工新三種の神器ですね。 ところで皆さん、バンドソーの刃をしっかり研いで使っていますか?切れなくなると、とたんに送りがスムーズでなくなり、無理して進めようとすると場合によっては破断してしまう事もあり、とっても怖いです。面倒がらずに、こまめに研ぐ事が安全面でも大切です。 そこで簡単ジグを作って、バンドソーの刃研ぎをさらにし易く改良しました。 動画を見てもらえば分かると思います。冶具に使った材は、しっかりして重い硬材(デッキ材のあまりのイタウバ)を使いました。 この治具を使うと、手で刃を持つよりずっと楽に、研ぎもブレずに行う事ができます。研ぎの時間はブレードの刃数によって異なりますが、動画のブレードでは一周200個程の刃がありますが、この逃げ面全てをを研ぐのに10分程で出来ました。イイカゲンな研ぎですが、ブレードを装着したまま研ぐ事が出来るので、面倒がらずに直ぐ研ぐ事が出来るのが良いのです 逃げ面の研ぎはたーじいさんから教えて頂いた方法で、簡単で直ぐ切れ味が回復するのでとってもお勧めです。 でも、この方法は刃の先端を鋭くするだけなので、切れ止むのもちょっと早いかな また何度も研いでいると、刃が小さくなってしまうので、時々下の切刃を研ぐ必要があります。これも手研ぎでも良いのですが、動画の様にグラインダーを使うと簡単に速く出来ます。グランダーをしっかり保持して、慎重にして下さい。安全メガネなどの防具も必ず付けて作業をして下さい。 のほほん |
連休の木工はトールペイント用ミニベンチ(幅90cm)4つだけ・・・いつもの様に超簡単イイカゲン木工です イイカゲン研ぎですが、切れ味復活です
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上の画像をクリックしてyutube動画を見て下さい。 同じ映像ですがニコニコ動画には日本語で投稿(←クリック)しています。変な英語よりこちらの方が見やすいかもです。 |
バンドソーホイールタイヤがついに破断、ボロボロ状態でした。交換したのは・・・ん?何か穴の様なものがありますね(笑)そうです使わなくなったズボンベルトを切って貼り付けました。トンデモ補修いいのかなぁ?しばらく様子を見るので皆さんマネしないでね。 |
バンドソーホイールタイヤ破断、トンデモ補修(2015 12 15) これをアップしたら非難轟々にならないかな・・・・チョット心配 バンドソーの下ホールのホイールタイヤがバシッ!と音を立てて、ついに破断!お〜コワ!してしまいました。 このバンドソー(レクソンBS−10K)は丁度このHPを立ち上げた頃に買いましたから、12年は過ぎています。工房でも最もよく使う機械の1つです。それから一度もホイールタイヤを交換した事はありません。 破断した勢いで数個に千切れ、写真で分かる様にもう、バリバリ、ボロボロの状態でしなやかさは全くありません。ヒビワレも沢山はいっています。まあ、12年もよく持ったと思います。 しかし、困ったこれが使えないと木取りなどの作業が進みません。ホイールタイヤの交換についてはトシさんもやっているので、交換部品の入手、取り付けなど教えてもらってできると思います。しかし部品を手に入れるまでしばらく使えないのは困ったなぁ・・・・・ 何か使えるモノはないかなぁ・・・・ホイールタイヤは幅17mm、厚さ3.5mm、周長800mm位なのです・・・・そうだ、あれあれ・・・で、なんと使わなくなったズボンベルトを切って、両面テープでホイールに貼り付けちゃいました。 取り付けて、まずは空回し5分、状態チェックでOK!そしてブレードを取り付け調整してコワゴワ(笑・汗)空回し5分、その後状態チェックでOK!!最後に適当な材の試し切りを何度か繰り返して再度状態チェックでOK!!! 音も今までと変わらず、ブレードのズレも全く無く、タイヤに傷もできていません。もちろん切れ味も変わらずです。 うむ、そのうちちゃんとした交換タイヤを手に入れて取り付けた方がいいでしょうが、これならズボンベルトでもしばらくは問題なく使えそうです。ズボンベルトはプラスティックか合成皮革だと思いますが、耐久性などしばらく状態を見てみます。そしてまた報告しますね 呆れたトンデモ補修なので皆さんマネしないでね。 のほほん |
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上の画像をクリックしてyutube動画を見て下さい。 同じ映像ですがニコニコ動画には日本語で投稿(←クリック)しています。変な英語よりこちらの方が見やすいかもです。 バンドソーを移動させて使う場合は、高さ調整が簡単に出来るカメラ3脚が便利です。もちろんバンドソーだけでなくテーブルソーや手押しカンナ盤などにも使えると思います。 |
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