簡単おもちゃ1


私が作ったイイカゲン、簡単木工おもちゃ紹介します。

あくまで子どもの為のおもちゃですよ〜(^o^)かな?



コロコロおもちゃ


   昔からあるおもちゃですよね。何と言うのでしょう?カタカタと可愛らしく音を立てながら動くので、子どもが・・・でもそれ以上に、何故か妻が大喜び??です(笑)

   ジグザグの転がり台を作ってもいいのですが、転がり台で遊ぶのはほんのちょっとで、後は色々な所で転がして、競争させたりして遊ぶので、台は作りませんでした。やっぱり子どものおもちゃなのです。

  ドリルビットで穴をあけて(玉より1mm程、径が大きいビットを使う)後は糸鋸で切り出し、両側のフタは瞬間接着剤でくっ付けて、周囲を切り落とし、後は磨くだけ。なるべく木を薄くして軽く作った方が、緩い傾斜でも転がってくれます。

   要領が分かれば、磨きを除けば1個30分の簡単木工です。中に入れるのは鉛玉です。ビー玉だと軽くてよく転がりません。釣具屋で色々な大きさが売っています。使う時はバリを取ります。ただ、鉛は毒性もあるので、あまり小さな子どものおもちゃとしては良くないですね。ご注意を!

のほほん



三角形、四角形も面白い。エンジュ、ウオルナット、カリン、桜、スジダイ、パインなど。

ころころ玩具はとっても人気のおもちゃです。昔は厚紙で作って遊びました。

カタコト転がる音も良いですよ・・聞いて下さい。
コロコロおもちゃとその製作法

  コロコロおもちゃは、とっても人気の玩具で、製作依頼や質問をよく受けるのです。最近も複数の方からご質問を受けました。そこで製作過程を動画にしてみました。

  製作は簡単です。動画をご覧になれば分かりますね。製作は慣れれば、30分もかからず出来ちゃいます。今まで何個作ったでしょう??(100個かな)

  一つ安全注意です!中の球は、なるべく重たい方が良いので、釣具屋で売っている鉛球を使っています。しかし鉛は毒性があるので、幼児のおもちゃとしては不適当です。(壊れると心配です)幼児用には鉄の球を使った方が良いでしょう。
  ただし、鉄は鉛に比べると軽いので、大きい鉄球を使った方が良く(大きい鉄球は高価)軽い材を使って薄く作らなければなりません。

  遊ぶ時は大人が一緒にいなければなりませんよ。

  さあ、この猛暑を乗り切らなければ!

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丸型コロコロおもちゃ

  さて、コロコロおもちゃですが、長円形や多角形型は、以前から沢山作っていましたが、今回は丸型のコロコロおもちゃを作ってみました。先日の動画でも一個、アップしていましたが(最後に転がしたコロコロおもちゃです)さらに幾つか作ってみました。

  丸型のコロコロおもちゃは、今までに無いタイプの、坂を転がる玩具ではないでしょうか(かな?皆さん見たことありますか?)。

  構造は写真で分かるように、中を四角、六角、八角形などに切り抜いて、鉛玉を入れています。八角形だと、斜面の傾斜はかなりゆるくても、よく転がります。カタカタ、コトコト、そして時には止まりそうになりながら、ゆっくり転がる様子も面白いでしょう(って思うのは私だけかな?)

  そして、この丸型コロコロ玩具を使って、さらに坂を下るおもちゃを作ってみました。コトコト下る様子が可愛らしいでしょう。でもデザインがチョット・・・小鳥なのか、ペンギンなのか??・・・やはり玩具はデザインが良くなてはいけませんね。人のマネはしたくないし・・ああ、もう少しセンスがあればなぁ〜

  この坂を下る新型おもちゃのバリエーションを、もう少し作りますよ。楽しい木の玩具を作るぞ〜!また見て下さ〜〜い。

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小鳥?ペンギン?デザインは目をつぶってくだしあ

カタコト転がる音も聴いて下さ〜い。

大きなコロを引く働く動物です。立ち止まるな!ガンバレ〜!!

カタコト転がる音!も聴いて下さいね。
カタコト坂下りおもちゃ

  先日の丸形コロコロおもちゃを使って、また坂を下りる玩具を作りました。ウマやゾウが前後になりながら、大きなコロをカタコト音を立てて引く姿は、働く動物ですね。時々立ち止まりそうになって、「がんばれ〜!」って声をかけたくなっちゃいます(笑)

  この方法でもう一つ、坂を下るおもちゃを作ろうと思っています。工房は灼熱地獄状態なので、製作ペースは遅くなっていますが、また覗いて下さ〜い!

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ビー玉の色がカラフルですねえ。

子どもは大喜び!

打ち出し部分。

ビー玉パチンコおもちゃ


   木工おもちゃは子どもの為と言うより、木工人がこだわりを持って作った、芸術的な作品が一杯あって、素晴しい!凄い!ですよねえ。大人のおもちゃ(アラ、この表現はチョットまずいかな・・・笑)だと思います。
   でも私の木工おもちゃは、やっぱり簡単・イイカゲンばっかりです。子どもの為のおもちゃなのです(^.^;

   3年ぐらい前にも、同様のビー玉パチンコを子どもに作りました。一番下の男の子(今は小1)の為に作ったつもりなのですが、長男(今は高2)が面白がって、あちこち釘を打ちまくって、ついに壊してしまいました。でも、もう長男が横取りしないでしょう(かな?)。

   もうパチンコは20年以上やっていませんねえ。でも若い頃は寝ても頭の中で、チューリップが閉じたり開いたりしていた時期もありました(笑)。
   さて、釘をどこに打とうかなあ・・・・と考えると、やっぱり昔のパチンコ台が頭に浮かぶのです(^.^; 。
   フム・・玉が入るとチューリップが開く様にしたら、もっと面白いろいかも。でも穴の上に2個ずつ打っただけです。後は子どもが勝手にあちこち打つでしょう。

   ビー玉が転がって、釘にコンコンと当たる音がとっても可愛いのです。やっぱり子どもは大喜びです(^o^)。 皆さんは作った事ないですか?



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新種木せい魚?
上からウオルナット(塗りなし)、ウオルナット、シャカ木、ニレ、不明の床材、パイン、エンジュ(磨いていない)一番上以外は全部シェラック3回塗りです。


ブンブンおもちゃ


   またまた簡単おもちゃです。これは「木のおもちゃ作例集」(パッチワーク通信社)の中の、うなり木(関根 秀樹氏作)です。関根氏は古代の生活・文化・木工技術などの研究者なのです。このうなり木は原始の時代からあった楽器だそうです。面白いなあ(^o^) 。
   という講釈は別にしても、一番簡単で、子どもが喜びそうなおもちゃなので作るのです(笑)

   うなり木はほんとにシンプルですネエ。ただ板切れを削り出しただけです。タコ糸にくくりつけて振り回すと、ブンブンうなり音をたてるのです。

   動画はここをクリックして音を聴いて下さい。

   削り出して、キレイに磨いて飾りになりますね。いい材だと木目が美しいです、このまま壁に並べでもいいなあ。ナイフで削り出しただけの物も味わいがあります。薄い板なので、むしろナイフだけの方が手間がかかります。
   板の厚さは5mmぐらい、長さは30cmぐらい、形はそんなにこだわりませんが、やはり左右対称の形状の方が、音が大きいみたいです。

   以前から試してみたかったシェラック(スーパーブロンズ)を塗ってみました。すぐ乾いて塗り重ねられて、いいツヤが出て、安全で、おもちゃに最適ですね。

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ブンブンおもちゃ2(スピリッツキャッチャー)

   またブンブンおもちゃです。
   ハハやっぱりのぼせですね。ブンブンおもちゃ1(うなり木)の音を皆さん聞きましたか?
   素朴な音ですよね。古代の空に通じて響くような・・・・と思いをはせていたら・・・妻は「まるで暴走族みたいな音ね!」と例のごとく**をつけるのです。ウウッ(`_´メ)。

   そこでさらに作りました。これも「木のおもちゃ作例集」の関根秀樹氏作のものです。スピリッツキャッチャーと言うのだそうです。その名の通り、魂を呼び寄せる音を奏でる民族楽器なのだそうです。

   作りはやっぱり簡単です。長さは30cm、幅15mm、厚さ5〜6mm程度の細長い板に、羽をくっつけます。それと画像で分かるように横棒(長さ15cm)です。そして平ゴム(径100mmの板状輪ゴム。12本で130円)をくっつけてタコ糸を結ぶのです。

   おっと、これはすごい音です!そしてなんとも不思議な音色です。ビヨビヨギュィ〜ンという感じかな?ウウム・・・これが魂が呼び寄せられる音かあ・・・(^o^)
   妻は「まるでUFOみたいね。」だって?  ン?・・・UFO見たことあんの??

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スピリッツキャッチャー   なんとも不思議な音です。
左が本来のものです。音を増強する為、ゴムの数を増やしたものも作りました。すごい音!

   ゴムをかける所を削って、はずれないようにします。また横棒の真ん中を少し削って縦棒を挟むようにします。そのままだと何かにぶつかった拍子に、横棒がはずれてしまい易い。

広く安全な野外でブンブン回しましょう。

カタカタおもちゃ

色々な形状、厚さ、材質を試してみました。
カタカタおもちゃ

   またまた簡単おもちゃです。これはカタカタおもちゃですが、チョット変化させてみました。クルクル回りながら落ちて行きます。回りながら落ちる速さや、どこへ落ちるか競争して遊べます。

   作りは単純なのですが、十字の大きさ、材の厚さ、釘の間隔など案外微妙です。ただ釘を沢山打っただけですが、ちゃんとカタカタしながら、クルクル良く回って、引っかからずにスムーズに落っこちる様に作る為に、結構試行錯誤しました。

   私は3cmの方眼を描いて、交点一つおきに釘を打ちました。十字(直径6cm)の材は厚すぎても薄すぎても駄目です。厚さは1cm位がいいようです。硬い材がいいですね。私はウオルナット、カリン、ナラなどを使いました。十字以外の形も色々試してみましたが、シンプルな細めの十字が一番左右に良く回って、スムーズに落下します。

   回りながら左右へ動いて、どこに落ちるか・・・(^o^) これもカタカタと、可愛い音がいいですねえ。子どもが遊び飽きたら、釘も板もまた再利用しま〜す(^O^)

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糸巻き車おもちゃ

   「これは木工と言うより、小学生の・・・いや幼稚園の夏休の工作の宿題のレベルねっ。エ〜ッHPにのせるつもり?」とは妻の言葉です、ウウウ(^^;)
   恥ずかし〜い。でもいいも〜ん。どうせイイカゲン木工ですから・・・あまりにも低レベルでゴメンナサイ。皆さん笑って見て下さい。
   ここの所チョット忙しくてまともな作品が出来ずに、超イイカゲンおもちゃで時間稼ぎです。

   懐かしい、糸巻き車のおもちゃ、皆さん覚えていますか?昔作りましたよネエ。若い人は知らないでしょうね。これを知っている年代は40代以上かなあ。木の糸巻はもうないですね。我が家もプラスチックのものしかありませんでした。

   ゴム動力が一番簡単、レトロなおもちゃでしょう。ゴム動力のおもちゃをネットで色々調べて見ましたが、あんまりないのです?何故かなあ??よ〜し!懐かしいゴム動力で、色々おもちゃを作ってみよ〜っと。

   割り箸の代わりにウサギとカメの板を使っただけです。サルはおまけです。でもチャント動くには結構ノウハウが要るのですよ。板はなるべく軽い板で作らないと倒れたり、真っ直ぐ進みません。板と車輪の間にはワッシャーを挟みます。円筒の車輪を作るのがチョット面倒です。旋盤があると簡単なのでしょうね。私は丸ノコで八角形さらに16角形としました。多角形だと、円よりも空回りしにくく、また床の上をカタカタ音をさせながら動くのも可愛いです。簡単に作るには、太い丸棒を輪切りしたらいいです。


   ウサギとカメはやっつけ仕事で、もうチョットかわいらしいデザインが良かったでしょうね。ご勘弁を(^_^;)でも子どもは結構喜びますよ。

  次はもう少しまともなおもちゃを作ります。現在ゴム動力自動車製作中で〜す!

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ゴム動力自動車おもちゃ。右は4輪駆動です。

右側は車輪に滑り止めのため液体ゴムを塗りました。これは床用です。左は駆動輪が8角形で、これは絨毯(じゅうたん)用です。

車輪のゴム止めです。これが一番小さくて簡単です。
ゴム動力自動車おもちゃ。

   動く簡単おもちゃ作りは楽しいです。これも治具と同じで、あれやこれやと工夫が面白いのです\(^O^)/

   ヘンテコ治具は、一生懸命作っても、家族はだ〜れも相手にしてくれませんウウ(^.^; ・・・しかし、おもちゃ作りは子どもも妻も、喜んで見て遊んで、反応大ですからね。ワ〜イ\(^O^)/

   先日の糸巻き車のおもちゃが、あまりイイカゲンだったので汚名挽回!(かな?)原理は糸巻き車と同じですが、チョット進化してゴム動力自動車です。

   ゴムを巻くのも、か〜ん単、チョロQと同じで、反対向きに動かすとゴムが巻けちゃいます。じゅうたんの上を走らせる場合は八角形の車輪だと空回りせずにゴムが巻けます。床の上では丸い車輪に滑り止めの、液体ゴムを塗ったもの(ゴムを貼り付けてもいい)だと空回りしにくく、反対に動かす事でゴムが巻けます。

   簡単ですが、結構走るのです。>
   ツートンの車は、ウオルナットとメープルを貼り合わせて(寄木と言えるかな)作りました。車輪はニレです。しっかり磨いてなかなかいい感じです。
   駆動用のゴムは輪ゴムを何本か重ねてもいいですが、平ゴムが良いですよ。作るのはごく簡単、裏側の画像を見てください。

   前作と違って自動車おもちゃは家族から、大好評です!ヤッタア\(^O^)/ゴム動力おもちゃまだ作るぞ〜!

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糸巻き車カラコロおもちゃ。
糸巻き車カラコロおもちゃ

  さて、また糸巻き車おもちゃです。

  これは幼児用おもちゃですね。ただ糸巻き車をおっきくして、車輪の中に木球を入れただけ、やっぱり簡単です。棒の先にも木球を付け、床をたたきながら進みます。


  車輪の回りの板をウオルナット、イロコ、ナラ、カリンで作り大きさも色々変えてみました。中の木球が転がって、いい音がします。

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ブンブンおもちゃ3(松風独楽)


   これも例のごとく、超簡単イイカゲンおもちゃです。

   これは江戸時代からあるおもちゃで、松風独楽というのだそうです。松林の風の音に聞こえるからでしょうか?

   そう言えば子どもの頃、ボタンに糸を通してグルグル回していました。これもン十代?以上の、昔の子どもなら知ってますね(^o^) 。


   形状によって色々な音がでます。超簡単とは言いながら、いい木で作ると味わいがありますね。皆さん作って子どもと遊ん下さ〜い。

   ここの所、木れ端ばかりでおもちゃを作っていますが、このおもちゃを作りながら・・そうだボタンもいい木で手づくりできるなあ(^0^)・・と思いました。木れ端利用法まだまだ色々ありますね。ますます小さなきれっぱしが捨てられなくなっています(笑)

   最近まともなモノを作っていません。妻が「おもちゃはいいけど、早くデッキ修繕してよ!」と言っておりま〜す・・・フ〜。

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円盤型、筒型、棒状など色々な形状で音が違う。もっといい音がする形状がないかなあ、と試しましたが、あまりかわり映えしませんでした。筒状のは、上手く作れば笛の音のような音が出せるのではないかなあ。
あまり大きいと回しにくく、やはり円盤型が一番良く回ります。動画で回しているのは右下(ウオルナット)です。


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