イイカゲン木工日記2003年11月

イイカゲン木工もついに鉋の泥沼?にはまってしまったようです。

皆さん笑ってないで、一緒にどろんこ遊びをしましょう!!


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はぎ合わせの時に板が反らないようにするため、偏心した穴をあけた角材を長ネジに挿入した。角材は裏表両面に入れている。
長ネジが通る穴から、角材の各面まで巾が異なる。はぎ合わせる板の厚さに応じて面を選ぶ。
厚さ19mm、25mm、30mm、38mmの板厚に合わせて巾を決めた。板をつなぐ所にこの角材が当たるようにする。
11月 26日
簡単はぎ合わせ用クランプの付属治具


   簡単はぎ合わせ用クランプについてまだ考えています。チョット付け足して置きます。

   私はM10の長ネジ、固定スライド部分にはM6のネジを使いましたが、これらのネジは出来るだけ大きい物を使った方が良いですね。特に固定スライド部分の3つのネジは、しっかり締められるようにM8やM10の方が良いと思います。またなるべく硬い材を使って、締め上げる時も補助具を使って強力に締めてください。蝶ネジで締めただけでは、トップのネジを強烈に締め上げるとずれてしまう場合があります。

   より使い勝手がよくなるように、幾つかの付属治具を考えています。

   はぎ合わせで手間がかかる事の1つは、板が反らないように、板押さえを挟み込む事です。このための治具を考えてみました。

   画像のように、偏心した穴を空けた角材を作りこれを長ネジに差込みました。はぎ合わせる板の厚さに応じて、この偏心した角材が板に当たって、2本の長ネジの中央に板を支え、はぎ合わせる時の反りをおさえます。いも矧ぎの場合なら、目違いを軽減する働きもします。説明がチョットややこしいのですが、画像を見てもらえば分かりますね。

   これは使えるかな〜???

   もう一つ、板に傷が付かないための添え木を挟む手間を省くには、どうしたらいいか考えています。これは幾つか作って使い勝手を試してからアップしたいと思ってま〜す。
   作品つくりはやっぱり当分出来そうにありません(^.^;

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11月 24日
いつも冷やかしですみません


   最近ちっとも作品作りが進みません。鉋とジグのせいです(笑)宿題山積みなのに(涙)

   家のすぐ近くで、シンプルさんの展示会がありましたので、また伺いました。いつも冷やかしでスミマセンm(_ _)m

   シンプルさんと知り合うまでは、プロの方の展示会に出かけるのはチョット気が引けていたのです。それは、全く買う気がないのに、作品をシツコク眺め回して、それどころか良いデザインや工夫があれば盗んじゃおう、という不純な動機が一杯なのですから(笑)
   それに自分は趣味のお気楽木工、プロは生活がかかっているのですから、そんな態度や気持ちでは、実に失礼極まりないなあ・・・という思いで、気がひけていたのです。

   しかし、そんな思いは全くの杞憂でした。お互いHPで知っていた事もあるのでしょうが、最初から色々楽しく話をさせてもらい、ずっと以前からの友達のような気分です。(勝手に友達にしてスミマセン・・・いやもちろんシンプルさんだからこそなのでしょうね・・・)
   木や、家具作りの話は、プロもアマも関係なく楽しいものですね。(とは言っても、楽しむだけのアマとの大きな違いもあります。シンプルさんのHPの木工Q&A、木工家の日々を覗いて見てください。ムムムとうなりました。)

   展示会では一つ一つ作品を撫でながら、質問しまくりながら、楽しいひと時を過ごさせてもらいました。呆れもせず、丁寧に説明していただいて本当にありがとうございました。


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同じ門司アート村の備前焼の郷原良成氏と一緒に展示会です。
備前焼はシンプルで、時に厳しさまで感じる存在感があります。「木」と「土」の強さ、暖かさ、迫力を感じました。


   Webでみるのと、作品を撫でながら見るのとでは、やはり随分違います。木の質感、存在感が伝わってきます。刺激受けまくりです。いつかこんな作品作ってみたいな〜。
Webでしか見れない皆さん残念ですねえ・・・しかしWebでもその一端は分かりますよ。木工作品だけでなく、木工Q&A、徒然なるままに、も面白い!シンプルさんのHPに訪問して見てくださ〜い。

トップのナットをレンチで思いっきり締め上げると、最後には長ネジも一緒に回ってしまい、空回りしてしまう。これを防止するには、固定スライド部分の3つの蝶ナットを補助具を使って、出来るだけ強く締める。
絶対に空回りしないように、空回り防止のためボトム部分を作りました。
 
長ネジの端に穴をあけ、木ネジを通してボトム部分を固定しました。
11月 21日
簡単はぎ合わせ用クランプ追記


   簡単・安上がりはぎ合わせ用クランプについてチョット追記です。思いついてすぐアップすると、どうも後から色々問題・改良点などが出てきますね。どうもスミマセン。

   ナットを使い、レンチで強力に締め付けた時に気がつきました。固定スライド部分の蝶ナットはM6を使ったのですが。ここの締め方が不十分だと、トップのナットをレンチで強力に締め上げると、最後には長ネジが一緒に回転してしまい(空回りしてしまう)、強力に締め上げることが出来ない事が分かりました。
   これを解決するためには、固定スライド部分のM6のネジを、締め補助具を使って出来るだけ強力に締め上げ、空回りしないようにしなければなりません。

   しかし、色々考えた末、画像のように改良しました。空回り防止のため、長ネジの端に穴をあけ、そこに木ネジを入れて、2つの長ネジを木でつないでボトム部分を固定しました。こうすれば、空回りは決してありません。
   他に問題点はないかな〜?気がついた所があったら教えてください。

   この改良のほかに、もうチョット使い勝手が良くなる様な、付属治具をアップしようと用意しています。もうチョット待って下さ〜い。

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11月 19日
超簡単・安上がりはぎ合わせ用クランプ


   掲示板に書き込みをしていただいているkatsuさんが、2バイ材の半割りを使って板のはぎ合わせを工夫している、と書かれていたので、私もはぎ合わせ用クランプを考えました。(やっぱりすぐ染まるのです)

   木工術6でも安上がりはぎ合わせ用クランプを紹介したのですが、今度はさらに超簡単&超安上がりです。(いつも超**ばかり、大げさでスミマセン)

   画像を見てもらえばスグ分かります。従来からある長ネジ2本を使ったはぎ合わせ用クランプの改良型です。従来のタイプは簡単・安上がり・またしっかりはぎ合わせられるのですが、唯一の欠点が蝶ネジをしつこく回さなければならない事です。(手づくり木工事典の執筆をされていた本岡さんが、蝶ナットを電動ドリルで回す方法を書かれていました。これは木工術9の中でも紹介させてもらいました)

   そこで画像のように長ネジの途中で、簡単にスライドして固定できるようにしました。2枚の板を3組の蝶ネジで締めるとしっかり固定され、まず動く事はありません。3つの蝶ナットを少し緩めれば、スライドしてずらす事が出来、簡単に板の幅に合わせられます。
   このスライド固定部分は10mmのドリルビットで穴を開けてから2つに割って作りました。ごく単純な改造です。でもこれで蝶ナットをしつこく回さなくていいのです。

   試しに板を挟んで締めてみました。最後は蝶ナット締め補助具を使って、ギュウギュウ締めましたが、スライド固定部分がずれる事はありませんでした。
   蝶ナットでなく、普通のナットを使って最後はレンチで、締め上げてもそんなに手間はかかりません。これだとかなり強力に締め上げる事ができます。(強力過ぎるかも・・・)

   私はM10の90cmの長ネジと蝶ナット、スライド固定用にはM6の50mmの六角ネジと蝶ナットを使いました。ここも補助具で強力に締めた方がいいですね。
   金具代は全部で700円位で、超安上がりです。

   どうでしょうか?皆さんに使ってもらえたらいいなあ〜(^O^)

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長ネジ2本を使った超簡単はぎ合わせ用クランプです。

左側がスライドして固定できる。M10の長ネジを使いました。

スライド固定部分の拡大画像。M6のネジと蝶ナットを3組使いました。

締め補助具で締め上げる。長ネジの直径は9.8mmで10mmのドリルビットで穴をあけるとちょうどいい。

蝶ネジでなく、普通のナットを使ってレンチで締め上げるのも簡単、超強力です。

串焼きではありません。
パイン材(左)と上からワビスケ、栃、モチノキの蝶ネジです(^.^;
11月 17日
お調子者


   ホントにお調子者ですね。笑って下さ〜い。(^.^;

   また蝶ネジです(笑)。「あらっ、カワイイわねっ。」という妻の一言で・・・「やっぱりそうでしょ!」と勝手に喜んで、例のごとく調子に乗るのです。
(ウウウ、こいつはやっぱりアホだ!)

   自然木の蝶ネジなんてどうです?面白くないかなあ??
    次はホントにチョウチョの形の蝶ネジを作ろーっと!!
   (馬鹿!好きにしろ!)

   ウケ狙いでスミマセン(^.^;

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11月 15日
作業台クランプまた追記


   頭を叩いて固定するクランプについてまた少し追記です。

   締め補助具を使うと、相当強力に固定出来るのはいいのですが・・・あまり強力に固定すると、今度ははずすのがチョット大変なのです。
   画像のように、横から叩いてはずすのですが、思いっきり蝶ネジを締め上げると、かなり強く叩いてもはずしにくいのですウウウ(^.^;

   特にふところが深い(が長い)とはずしにくくなるみたいです。ふところの深さが6cmの場合は、比較的すんなりはずれるのですが、ふところが12cmでは、はずれにくいです。ふところの深さは長くても、10cm以下の方がいい様です。そして叩く角度を画像のように、少し上向きに叩いた方がいいですね。

   ム〜なかなか完璧にはできませんねえ。

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作業台クランプは、ふところ()が深いとはずしにくい。画像のように少し下から上向きに叩くとはずれ易い。
奥はふところが6cmですんなりはずれるが、手前は12cmでチョットはずしにくい。

手つくり蝶ネジを山桜で作りました。

もう一つ蝶ネジに似せてウォルナットで作りました。
11月 14日
手つくり木製蝶ネジ


   「作業台中央クランプを利用している」と掲示板にカキコしていただいたkatsuさんが、蝶ネジを自作して使い勝手がいい、と書かれていたので私も真似して作ってみました(^O^)

   作業台簡単バイス用の蝶ネジを作りました。久しぶりにノミ、ペーパーでスプーン作りの要領です。山桜で1つ作ったのですが、どうせならもっと形を似せて作ったらオモシロそう(^O^) と思って、ウォルナットでもう1つ作りました。
   画像にあるナットを裏に埋め込みました。亜麻仁油を塗ってやるとなかなかいいつやです。
   イイカゲン木工バイスも少しカッコ良くなりました。締め上げる力も倍増で〜す(^O^) 。

   バイク、電動工具、さらには色々な物を木で作っている方がいますね。凄いナア〜と感心してしまいます。本来木ではない物を木で作るオモシロさ、というのがあるのですね。
   蝶ネジ一を作っただけで偉そうな事は言えませんが、色々な物のレプリカを木で作ったら面白いのだろうなあ、と感じました。

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裏側にナット埋め込みました。
11月 12日
ガラス板&刃先角度測定


   相変わらずこれです。ほとんどまともに作品つくりをしていません。宿題がいっぱいたまっているのに(^.^;

   厚さ1cmのガラス板を買いました。「一体何に使うのですか?」とガラス屋さんに聞かれて「鉋の調整です。」と答えたのですが・・・?の顔のままでした(笑)。
    大きさは15×30cmです。1000円だったのですが、2枚取れたので、1枚オマケでくれました。結局1枚500円です。もう1枚は砥石の面直しに使えそうですね。
    320番の耐水ペーパーを貼って、古い小鉋の下端の平面出しをしました。ホントはペーパーの粒子が鉋の刃を痛めるので、良くないそうですが、やっぱりこれが簡単です。そしてすき取りは・・・鉋の刃を立ててすき取りをしちゃいまいた。そしてまたその刃の研ぎです。マアよくやるよ(^.^;

    もう一つは厚紙製刃先角度測定器です。いつものようにイイカゲンです。まあ大体の角度が分かればヨシとしましょう。そして手持ちの鉋の刃先角度を調べてみました。すると28度、27度、25度そしてもう一つは25度以下で多分23度ぐらいでした。(25度以下も作ればよかったかな)
    28、27度はいいとしても、25度まして23度は角度が小さ過ぎます。なんとその23度が今度買ったン万円の鉋なのですエーッ(-_-;)
    シンプルさんも「これは針葉樹用だなあ」といっていましたが、それにしても角度が小さすぎます。まだ何度も研いでないのに・・・

    まだまだ研ぎがうまく出来ずに、どうも研げば研ぐほど刃先角度が小さくなり、鎬面が広がっている感じです。この刃先角度を30度ぐらいに研ぎ直すのは至難の技ですね。今の私では全く自信がありません・・・・ムムやっぱりアレがいるかなあ・・・

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厚さ1cmガラス板に320番の耐水ペーパーを貼って下端の平面出しです。


厚紙製の刃先角度測定器。ホントは明るい方向に向けて見る。

木屑でたき火。子どもはたき火が楽しいものです。もちろん中には芋が。

100年超の古屋。もう廃屋・・・お化け屋敷寸前です。古材を生かして解体出来たらいいのですが・・・。
11月 10日
木屑でたき火


  昨日は朝から子どもと一緒に、車で1時間ほど離れた、大分県の宇佐市にある田舎の家に行きました。

  6年ほど前、妻の祖母が亡くなって以後、誰も住んでいません。少しばかりの畑と山がありますが、荒れ放題です。1〜2ヶ月に一度ぐらい行って、家を片付けたり、ほんのわずかですが、畑を作ったりしています。土いじりも楽しいのです。

  今回の目的は柿ちぎり(シブ柿で、干し柿にします)と、溜まった木屑燃やしです。そろそろ玉ねぎを植える予定ですが、その前に溜まった木屑を運んで、畑の上で燃やしてその灰を撒くのです。
  以前は木屑は全部生ゴミとして捨てていましたが、ゴミ処理が有料化してからは、こうして田舎へ持っていって、まとめて燃やしています。最近はダイオキシンの問題で、たき火も気になりますが、木屑だけなのでいいだろうと思っています。皆さんは木屑どうしていますか。

  たき火は子どもが大好きですね。私も子どもの頃、よくたき火をしました。秋になると落ち葉を集めて、そして焼き芋ですよね。今でもやっぱり子どもは大喜びです。この焚き火の中にはもちろん芋が入っています。今回のたき火には、幅広の鉋屑が一杯入っていて、特別火力が強かったです(^0^)

  もう1枚の写真は、掲示板でも書きましたが、築100年超で、もう主のいない古屋です。屋根が心配です。「今年こそは台風前に取り壊そうよ。」と妻と話すのですが、なかなか実行できません。しかしそろそろ壊さないと御近所に迷惑をかけるのではないかと心配です。人の住まなくなった家は、どんどん荒れていくのですね。
  せめて、解体する時は、梁・柱など大きな材は残して家具作りに使いたいなあ、と思っていますが、かえって高価な材になるかなあ。

  焼き芋はとっても美味しかったのですが・・・・ムム何と!スモーク焼き芋!燻製の香りがついているのです!?
  今まではパイン材や2バイ材が多かったのですが、今回はかなり広葉樹の木屑が多かったので(特にウオルナットが多かった)、こうなったのでしょうか??そういえば桜の木屑だけは燻製作りのために、別にしておいたはずなのに・・・アレッ?見当たりません??ア〜ア(^_^;)

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11月 7日
インチ=mm換算表


  ご覧の通りインチからmmの換算表です。

  チャリダーさんが仕事で使われている、インチ=mmの換算表です。私が掲示板で「どうもインチは苦手です。」と言ったら。さっそく換算表を送っていただいたのです。チャリダーさんどうもありがとうございま〜す\(^O^)/。

  私もネットで色々換算表を探してみたのですが、どうも使いにくいのです。この表が一番分かり易いのではないかと思います。
  本当は企業名称が入った表だったのですが、そのままではチョットまずいかな〜?、ということでEXCELで表を作り直しました。この右側の画像を直接プリントアウト(ディスプレイで見るより、きれいになると思います)しても良いと思いますが、EXCELで作った元の表をここからリンクしていますので、こちらを印刷した方が鮮明だと思います。

  本当はPDF形式にしようと、悪戦苦闘したのですが・・・今の私のパソコンの知識では駄目でしたウウウ。Adobe Acrobat のソフトがあれば簡単なのでしょうが、何とかフリーソフトを使って、PDF変換を試みたのですが駄目でしたフ〜。EXCELを持たない方はどうもスミマセン。(EXCELがないとダメなのですかね?)

  相変わらず鉋屑のみ大量生産しており、 他の事には手が回らない状態が続いています。

  そう言えばシンプルさんが門司港アート展で出品した作品が、WEB展示会として木工房シンプルさんのHPにアップされていますよ〜。皆さん覗いて見てください。

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inch=mm換算表

工房の壁に貼って使って下さ〜い。役に立つかなあ?

シンプルさんの作品。キャビネットにテーブル、椅子。キャビネットのガラス扉が門のデザインなのです。
 
外すのはここを叩く。締め補助具を使うと相当強力に押さえ込める。
 
ネジが先ちょしかないボルト(左)より、全てネジがきってある方(右)が固定が確実。これも長いネジを16cmに切りました。黒いノブでも強力に固定できる。
11月3日
シンプルさん展示会&作業台クランプ


  皆さん連休はどうでした。私はあれこれと忙しかったのですが、合間を見つけて・・・・木工と言うよりホームページにアップするため、クランプの試行錯誤遊びでした\^0^/。

  木工房シンプルさんの展示会(門司港アート村展)が門司港レトロであったので、家族と一緒に見に行きました。レトロと言うテーマなので、いつものシンプルな家具ではなく、アンティークを意識してちょっと凝った作品です。ガラス戸の扉も、門の字をデザインして、細かい所まで手が込んでいます。メープルの白とブラックウォルナットのこげ茶色が印象的です。洋風・和風・それに中華風まで混じって無国籍異国風?の素敵な作品でした。しかし「フ〜疲れました!」とシンプルさんは笑っていました。
  あれ?シンプルさんのHPには、トップページに小さな画像があるだけですね?もっと大きな画像でアップしたらどうでしょう?と余計なお世話m(_ _)m 。次の展示会も冷やかしに行きますよ〜(^0^)

作業台中央クランプについてちょっとオマケ
  ところで作業台中央ののクランプですが・・・一番簡単なのは、頭を叩いて材を固定するクランプです。ふところが深いものも自由につくれます。(^0^)
  さらに色々試してみたのですが、ハンマーで叩くだけより、最後は蝶ネジで締め上げた方が確実です。蝶ネジだけでも強力に締まります。これに締め補助具を使うと、相当強力です。Fクランプに引けを取らないぐらい強く固定できる事が分かりました。黒いノブを使ってもかなり強力です。
  またこれを外す時は、画像のように横からハンマーで叩けばいいのです。天板の下に突き出た所は叩きにくいです。
これで更に確実、簡単に固定&取り外しが出来る事が分かりました。まだまだ色々な改良がありそうです。いい案があったら教えてくださ〜い。

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11月 2日
作業台中央のクランプ


  なるべく小さな穴で、しっかりと、そして簡単に・・・

  作業台中央での材押さえのためのクランプをどうするか??ここの所数日ズッ〜ト考えていたのです。今朝明け方夢うつつの中で突然思いつきました!!\^0^/そして寝巻きのまま、早朝から工房でトントン・ギコギコして家族の皆様の顰蹙を買いました(^^;)

  これも超々簡単です。見ればすぐ分かりますね。何でいままで思いつかなかったのでしょう?とっくに実行している人も沢山いると思いますが・・・

  Fクランプの持ち手部分をはずすのです。何種類かのFクランプを見てみましたが、どれも簡単にはずせます。小さなビスがあるもの、少し変形させている物などどです。小さなヤスリがあればすぐ削り取る事ができます。画像のFクランプはホームセンターに売っているごく一般的な物です。クランプの金属棒の長径が15.5mmなので、16mmの穴を作業台にあけました。ただこれだけで〜す\^0^/。

   もう一つはM10のネジを作業台の穴に突っ込んで軽くハンマーで叩くだけです。はずす時は下から叩いてはずします。ナットで固定している訳ではありません。そうです、ジョー***のベンチホールドダウンのまねっこで〜す(^^;)。製品を買えば1600円!!作ればン十円で〜す(ニコニコ)。
  Fクランプほどではありませんが、これでもかなりの力で押さえ込む事が出来ます。 M10のネジ(ネジ山まで)の直径が正確には9.8mmなので、丁度10mmのドリルビットで穴をあけるとピッタリです。スッと入って、ハンマーで軽く叩くと少し傾いて、しっかり固定できます。画像で分かるように、押さえ込む部分の木の形状を、少し斜めにした方がいいと思います。

  100円ショップのクイッククランプはおまけです。我楽多工房さんがHPで紹介されていたので、早速探して買ってきました。これも可動部分がはずれないようにしているビスは、ちょっと叩くと簡単にはずせます。この金属棒は幅9mmなので作業台に10mmの穴があれば使えます。押さえる力はたいして強くありませんが、黒い大きな洗濯バサミもどき(何というのだろう?)よりは強いのではないかと思います。指を挟んでみたら、百均クイッククランプの方が痛かった(笑)。複数使えばそれなりに利用できますよ。

  どれもそう大きな穴をあける必要はないので、作業台のあちこちに作ってもいいかなあ〜

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作業台中央での材押さえクランプ。
Fクランプの握り部分をはずす\^0^/
M10のネジをほぼピッタリの穴に突っ込んでハンマーでたたく。どっちも超簡単!!
  
(左)ハンマーで軽く叩いて固定する。(中・右)百均で買ったクイッククランプも使えますよ\^0^/
 
よれよれ、ぺらぺら、ふらふら、狭くて、軽くて、強度全くなしの旧作業台(汗)
安上がり・簡単・多用途・いつもの様にイイカゲンな木工バイス

チョットましな新作業台(^O^)
11月1日
新作業台&簡単木工バイス


  新作業台を作りました。今までよくこの古い作業台で我慢していたなあ、と思います。よれよれ、ぺらぺら、ふらふら、狭くて、軽くて、強度全くなし・・・全ての条件で作業台失格です(^.^; 。
  唯一つの長所は軽い事で、狭い工房の中を指1本で(汗)簡単に動かすことができるのです。その軽快さ?を捨てがたく、今まで使い続けてしまいました。まあ、作品がイイカゲンなので、これですんだのでしょう(笑・・汗)

  しかし何故、今、新作業台なのか、と言うと・・・ハハ皆さんお分かりですね。やっぱり鉋なのです。
  古いよれよれ作業台では、なんとも鉋かけができないのです。やはりもう少ししっかりした作業台を作らないと駄目だなあ、と実感したのです。チョット遅すぎたぐらいですね。

  と言ってそう大した作業台ではありません。やはり工房が狭いので、あっちこっち作業台を動かさなければならないので、大型、重量級にする訳にはいかないのです。この位で我慢しましょう。作りも相変わらずイイカゲンで、2バイ材をコースレッドで締め上げただけです。それでも天板はコンパネ12mmを3枚重ねました(今まではたったの1枚)。

  それに作業台に付ける安上がり・簡単・多用途・(いつもの様にかなりイイカゲン)作業台木工バイスを作りました。これは木工術9に新たに書き加えたので 覗いてくださ〜い。

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