木工房シンプルさん訪問記
楽しい木交流をしましょう!!\(^o^)/

  工房訪問は楽しいですよ。どんな所にあって、どんな機械があって、どんな工夫があって、どんな雰囲気なのか、どんな楽しみと、どんな苦労があるのか・・・なるほど〜、そうですね〜、いいなあ〜等々、やっぱりネットだけでは分からない事がいっぱいありました。

  木工作はたった一人の作業で、音楽、ラジオ、あるいは鳥の声を聞きながら、だと思います。しかしたまには、工房にお邪魔して、木工談義も楽しいですよ。これからあちこちの工房を訪問したいな〜と思いました。これも木工を通じて、新しい楽しみ方の一つでしょうね。また一つ発見して、世界が広がったような、得した気分です。\(^o^)/(気分だけではなくホントに得をしました!)

やさしい顔のシンプルさん。
身構える間もなく、不意に撮ってゴメンナサイ。
住宅街の中にある工房

  シンプルさんの工房は、公園や学校もすぐ近くにある静かな住宅街にあります。周囲を家に囲まれているので、工房をスグに見つける事が出来ませんでした。

  工房は独立して建てられているのですが、10数畳でそんなに広くはありません。工房は2バイ材で出来ていたので、手づくりしたのかな、と思ったのですが、骨格は大工さんに作ってもらったそうで、壁などは自分で作られたそうです。
  住宅に囲まれているので、騒音は大丈夫なのかな〜と思いました。また、窓を明けて空気を換気する事もしにくい様です。色々大変な面もいっぱいありそうです。

  挨拶もそこそこに、工房の機械を拝見させてもらいました。やはり趣味の工房とは違って大型の機械が据え付けてありました。

のほほん
工房の機械

  のほほん木工房の電動工具はほとんどおもちゃですね。やはり精度良く、そしてガンガン使うには大型の機械が必要なのでしょうね。横切り盤がともかく大きいです。スライドテーブルの部分だけで1畳以上ありそうです。これならどんな広い板でも一発で切れてしまいます。しかし、大きい材だけでなく小さい材もほとんどこれで切り出すそうで、工房の主役です。

  角のみ盤のドリル部分はそれほどでもないのですが、材を固定する部分が巨大なのには驚きました。こうした違いが精度の違いとなるのでしょうね。しかし、それでも角のみ盤の精度は甘く、最後は手ノミで修正しなければならない、と言われていました。ムムやっぱりそうですか。
  手押しカンナ、自動カンナどれも大型です。これらの主要な機械だけで工房はほとんどいっぱいで、家具を組み立てる場所が取れないのが悩みだそうです。大型の家具は他の場所(母屋や、門司港アート村など)で組み立てなければならないそうです。
  しかしもっと狭い工房で製作しているプロの方も少なくない、とシンプルさんはおっしゃっていました。まあ、欲を言い出せばキリがないですからね。狭い中での工夫が大切なのは同じですね。

のほほん
 
工房の主力の大型の横切り盤です。引き割りにも使う昇降盤。
 
角のみ盤は材を固定する部分がでかい。全体を写しきれない手押しカンナ盤

高さ3mの大型の集塵機。奥にはベルトサンダー。
暑さと木屑が大変

  巨大な集塵機がありますが、やはり木屑はすさまじく作業中はほとんど集塵マスクが手放せないそうです。そして換気が十分に出来ないのもあって、夏の暑さはとってもこたえる、ということです。クーラーは直ぐ木を反らしてしまうので、使えないそうです。汗を流しながら、マスク、時には耳栓、防塵メガネまでしての木工作はやはり大変です。いい作品を作るためには、耐えなければならない苦労も沢山あるのですね。

  騒音について伺うと、直ぐに電動工具のスイッチを入れてくれました。集塵機と手押しカンナ盤と、横切り盤と3つ同時に動かすと・・・巨大な電動工具はさぞやすごい騒音を・・・と思いきや、これが静かなのですね(驚)。3相200Vの電動工具は誘導モーター(理屈は良く分かりませんが、ブラシがないそうです)なので高周波のキンキンする音が出ないのだそうです。一番やかましいのは手持ちのトリマーですね、と笑っておられました。これならのほほん木工房の方が相当やかましいです(`_´メ)。

のほほん
カンナの仕込みを個人教授してもらっちゃいました!!

  ホントに恐縮です。私がカンナを買いたい、お店を教えてください、とお願いしていたので、カンナについて色々教えていただきました。カンナの刃の調整、下端調整、刃の砥ぎ、砥石の面直しなど、実際にカンナ、刃、砥石に触れさせてもらいながら個人教授してもらってしまいました!!ホントにありがとうございました。のほほんもノミ、カンナの刃の砥ぎや調整にチャレンジしてみようと思います。「きっとその世界にはまってしまいますよ。」と言われてしまいました。

  ネットや本でチョコット聞きかじった事も、実際に目の前で、手にとって教えてもらうと理解が全然違いますね!こんなに教えてもらっていいのでしょうか!感激です!

のほほん
 
短時間とは言いながら、カンナの仕込み、刃の砥ぎ、裏押しについてまで教わりました。私の身につくかどうかは別ですが・・・(^.^;

作業台を兼ねる机。作りかけのホゾをとったウォルナットの部材や方眼紙が置いてありました。

工房に置いてあったパインの椅子は記念すべき最初の作品だそうです。座り心地良かったです。
木工談義は楽し!!(^O^)

  2時間ほど工房で色々拝見させてもらい、カンナについて個人教授していただいた後、カンナの購入までお付き合いしてもらっちゃいました。この様子は10月7日の日記にアップしたので見てください。

  その後近くのファミレスで昼ごはんを食べながら、木工談義に花を咲かせてしまいました。シンプルさんは脱サラしてこの道に進んだそうですが、驚いたのは、脱サラ以前に木工の経験はなかったそうです。ただ木が好きで、もの作りが好きで、そして設計から、製作、販売、アフターサービスまで全部しなければならないことに魅力があった、というのです。何度も聞かれた、と笑って言われていたので、しつこくは聞きませんでしたが、やっぱり勇気?気合い?が必要だったと思います。
  しかし、木のことを語るシンプルさんの表情は、生き生きしてとっても充実しているみたいでした。自分の腕1本を信じて、生きるたくましさを感じました。木工で生活する事は決して楽な事ではないと思いますが、やはり底抜けの明るさがあるのだと思います。それが、ゆとりとなって私のような趣味の、イイカゲンな、お気楽木工人間とも丁寧に、楽しくお付き合いさせてもらう事に繋がっているのかな〜と感じました。アララ勝手な感想ゴメンナサイ。シンプルさんのHPにも明るさ、たくましさ、それこそシンプルな人柄が表れています。皆さん是非隅々までご覧になって下さい。

  オットあんまり言うと本人のお尻りがムズムズするといけないので、これ位にしておきましょう(^.^)

   これからも楽しい木交流よろしくお願いしま〜す。

シンプルさんのHPにリンクしています。ぜひ訪問してくださ〜い。

のほほん

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