木工房訪問記1(2003〜2010)


シンプル工房(栗原)さん工房訪問(2003 8 30)


  工房訪問は楽しいですよ。どんな所にあって、どんな機械があって、どんな工夫があって、どんな雰囲気なのか、どんな楽しみと、どんな苦労があるのか・・・なるほど〜、そうですね〜、いいなあ〜等々、やっぱりネットだけでは分からない事がいっぱいありました。

  木工作はたった一人の作業で、音楽、ラジオ、あるいは鳥の声を聞きながら、だと思います。しかしたまには、工房にお邪魔して、木工談義も楽しいですよ。これからあちこちの工房を訪問したいな〜と思いました。これも木工を通じて、新しい楽しみ方の一つでしょうね。また一つ発見して、世界が広がったような、得した気分です。\(^o^)/(気分だけではなくホントに得をしました!)

やさしい顔のシンプルさん。
身構える間もなく、不意に撮ってゴメンナサイ。
住宅街の中にある工房

  シンプルさんの工房は、公園や学校もすぐ近くにある静かな住宅街にあります。周囲を家に囲まれているので、工房をスグに見つける事が出来ませんでした。

  工房は独立して建てられているのですが、10数畳でそんなに広くはありません。工房は2バイ材で出来ていたので、手づくりしたのかな、と思ったのですが、骨格は大工さんに作ってもらったそうで、壁などは自分で作られたそうです。
  住宅に囲まれているので、騒音は大丈夫なのかな〜と思いました。また、窓を明けて空気を換気する事もしにくい様です。色々大変な面もいっぱいありそうです。

  挨拶もそこそこに、工房の機械を拝見させてもらいました。やはり趣味の工房とは違って大型の機械が据え付けてありました。

のほほん
工房の機械

  のほほん木工房の電動工具はほとんどおもちゃですね。やはり精度良く、そしてガンガン使うには大型の機械が必要なのでしょうね。横切り盤がともかく大きいです。スライドテーブルの部分だけで1畳以上ありそうです。これならどんな広い板でも一発で切れてしまいます。しかし、大きい材だけでなく小さい材もほとんどこれで切り出すそうで、工房の主役です。

  角のみ盤のドリル部分はそれほどでもないのですが、材を固定する部分が巨大なのには驚きました。こうした違いが精度の違いとなるのでしょうね。しかし、それでも角のみ盤の精度は甘く、最後は手ノミで修正しなければならない、と言われていました。ムムやっぱりそうですか。
  手押しカンナ、自動カンナどれも大型です。これらの主要な機械だけで工房はほとんどいっぱいで、家具を組み立てる場所が取れないのが悩みだそうです。大型の家具は他の場所(母屋や、門司港アート村など)で組み立てなければならないそうです。
  しかしもっと狭い工房で製作しているプロの方も少なくない、とシンプルさんはおっしゃっていました。まあ、欲を言い出せばキリがないですからね。狭い中での工夫が大切なのは同じですね。

のほほん
 
工房の主力の大型の横切り盤です。引き割りにも使う昇降盤。
 
角のみ盤は材を固定する部分がでかい。全体を写しきれない手押しカンナ盤

高さ3mの大型の集塵機。奥にはベルトサンダー。
暑さと木屑が大変

  巨大な集塵機がありますが、やはり木屑はすさまじく作業中はほとんど集塵マスクが手放せないそうです。そして換気が十分に出来ないのもあって、夏の暑さはとってもこたえる、ということです。クーラーは直ぐ木を反らしてしまうので、使えないそうです。汗を流しながら、マスク、時には耳栓、防塵メガネまでしての木工作はやはり大変です。いい作品を作るためには、耐えなければならない苦労も沢山あるのですね。

  騒音について伺うと、直ぐに電動工具のスイッチを入れてくれました。集塵機と手押しカンナ盤と、横切り盤と3つ同時に動かすと・・・巨大な電動工具はさぞやすごい騒音を・・・と思いきや、これが静かなのですね(驚)。3相200Vの電動工具は誘導モーター(理屈は良く分かりませんが、ブラシがないそうです)なので高周波のキンキンする音が出ないのだそうです。一番やかましいのは手持ちのトリマーですね、と笑っておられました。これならのほほん木工房の方が相当やかましいです(`_´メ)。

のほほん
カンナの仕込みを個人教授してもらっちゃいました!!

  ホントに恐縮です。私がカンナを買いたい、お店を教えてください、とお願いしていたので、カンナについて色々教えていただきました。カンナの刃の調整、下端調整、刃の砥ぎ、砥石の面直しなど、実際にカンナ、刃、砥石に触れさせてもらいながら個人教授してもらってしまいました!!ホントにありがとうございました。のほほんもノミ、カンナの刃の砥ぎや調整にチャレンジしてみようと思います。「きっとその世界にはまってしまいますよ。」と言われてしまいました。

  ネットや本でチョコット聞きかじった事も、実際に目の前で、手にとって教えてもらうと理解が全然違いますね!こんなに教えてもらっていいのでしょうか!感激です!

のほほん
 
短時間とは言いながら、カンナの仕込み、刃の砥ぎ、裏押しについてまで教わりました。私の身につくかどうかは別ですが・・・(^.^;

作業台を兼ねる机。作りかけのホゾをとったウォルナットの部材や方眼紙が置いてありました。

工房に置いてあったパインの椅子は記念すべき最初の作品だそうです。座り心地良かったです。
木工談義は楽し!!(^O^)

  2時間ほど工房で色々拝見させてもらい、カンナについて個人教授していただいた後、カンナの購入までお付き合いしてもらっちゃいました。この様子は10月7日の日記にアップしたので見てください。

  その後近くのファミレスで昼ごはんを食べながら、木工談義に花を咲かせてしまいました。シンプルさんは脱サラしてこの道に進んだそうですが、驚いたのは、脱サラ以前に木工の経験はなかったそうです。ただ木が好きで、もの作りが好きで、そして設計から、製作、販売、アフターサービスまで全部しなければならないことに魅力があった、というのです。何度も聞かれた、と笑って言われていたので、しつこくは聞きませんでしたが、やっぱり勇気?気合い?が必要だったと思います。
  しかし、木のことを語るシンプルさんの表情は、生き生きしてとっても充実しているみたいでした。自分の腕1本を信じて、生きるたくましさを感じました。木工で生活する事は決して楽な事ではないと思いますが、やはり底抜けの明るさがあるのだと思います。それが、ゆとりとなって私のような趣味の、イイカゲンな、お気楽木工人間とも丁寧に、楽しくお付き合いさせてもらう事に繋がっているのかな〜と感じました。アララ勝手な感想ゴメンナサイ。シンプルさんのHPにも明るさ、たくましさ、それこそシンプルな人柄が表れています。皆さん是非隅々までご覧になって下さい。

  オットあんまり言うと本人のお尻りがムズムズするといけないので、これ位にしておきましょう(^.^)

   これからも楽しい木交流よろしくお願いしま〜す。

シンプルさんのHPにリンクしています。ぜひ訪問してくださ〜い。

のほほん
見て見て!N氏の工房 出張取材敢行!
吸塵の工夫、ホントに好きですね、よくやるよ。

↑ダクトを自作(ブリキ製) ↑引き出しに溜まる


N氏の工房に取材に行きました。

N氏は私の職場の同僚(先輩)です。
職場で同室にいる9人の内、私とN氏の2人もが趣味の木工病?に冒されています。 この二人が時々周囲の迷惑もかまわず、木工談義を大声で (小声で話しても同室のみんなに聞こえてしまうのですが・・・) わめき散らして、周囲の顰蹙(ひんしゅく)を買っています。
職場の皆さんゴメンナサイm(_ _)m
その二人が最近わめいているのは吸塵についてなのです。 木工病は高ずると、必ずと言っていいほど吸塵熱に悩むようになり、 ホームセンターの中を隅々まで徘徊し、排水ホース、水道管、エアコンのダクト さらに、時にはプラスチックのコップや、すきまテープ、ハンダ、接着剤、 金網、布・・・等など(何故これらが吸塵にいるのかピンと来る人は相当な重病ですネ) を探して回るようになるのです。
いつもアアでもない、こうでもない、と寝てもさめても吸塵の 工夫を考えてしまい、 作品を製作するという木工人本来の使命?を忘れ,吸塵そのものが目的となって、 病気が進行してゆくのです。木工病に冒されていない人からみると、その姿は 「一体なにやってんノオ?」とアホにしか見えません。(・・;)
N氏はここ数ヶ月、かなり病状が悪化し「水道のホースが・・・」「大きな木屑は金網で・・・」 などとつぶやき、しきりに私に話しかけてくるのです。 そこで、N氏の作品(木工作品ではなく、吸塵の工夫)を見に行かなければ、と思ったのです。
のほほん

自動カンナが一番の問題です
最も大量の木屑を生み出すのは自動カンナです。のほほんも自作した事があるのですが。 小さなホース、吸塵機ではすぐ詰まってしまって使い物になりません。
N氏の工夫を見てください。純正の吸塵ノズルは高いので、ブリキを切り、ハンダで接着して 作ってしまいました。また大量のカンナ屑を、簡単に取り出し捨てられるように引き出しを作り、 この中にたまるようにしているのです。更に右の写真で分かるように、 大きなカンナ屑がこのボックスに溜まるように、金網で仕切って吸塵機に負担がかからないようにしています。
工房の外に吸塵機を置いていますが、大型の吸塵機は高価なので、 使わなくなった家庭用掃除機と、業務用の2台を同時に使って、吸塵の風量を稼いでいます。 これでほとんど問題なく吸塵できるのですが、本人はまだ改良の余地があると考えています。
ここまでやっていても、吸塵熱は簡単には冷めそうにありませんね。のほほん

↑家庭用掃除機と併用

↑引き出しの中の金網 ↑工房の全景(15〜16畳ぐらいある。いいなあ)

↑スイッチ
↑糸鋸の吸塵

すべての電動工具につなげる事ができる
吸塵はやり出すとキリがなくなります。より完璧を求めて次々と工夫を生み出すのです。
N氏の工房では部屋のほぼ中央から吸塵のホースがぶら下がり、 全ての電動工具にこれを接続する事が出来ます。スイッチも真ん中にぶら下がっています。
メインのホースは水をくみ上げるための物で、ホームセンターに売っていた直径38mm 1m 700円位の物だそうです。自動カンナなど電動工具により、 直径100mmから30mmの排水ホースまで使い分け、 いろいろな電動工具につなげるようにしています。
糸鋸は上と下から吸塵が出来るように二股にしています。 写真では分かりませんが、このホースの中に針金を入れて、自在に曲げた形を保持できるようにしているのです。 ナルホドネ。
これでほとんど木屑が出ることはないそうです。
ドリルも吸塵のノズルを近づけることが出来るようにしています。 このノズルは自在ノズルで,オフコポレーションで買ったそうです。


↑ドリルの吸塵 (自在ホースで固定)↑ルータースタンドの吸塵


↑手押しカンナは吸塵しなくても箱に溜まります
↑テーブルソーも箱付です



これがN氏の作品です。
そうです、N氏は大物作りが好きなのです。 この温室も基礎から全て手づくりで、 ほとんど廃材・廃物で作ったそうです。
他にもブロック塀、庭のラティス、 車庫のコンクリート塗り、など何でも作ってしまいます。
まさにDIYerですね。
しかし最近は私の影響を受けて(ムフフフフフ・・・・)、 次第に家具や小物の木工作品を作り出しました。最近は額つくりに燃えています。 またまた、見て見て!となりそうです。 そのうちN氏の作品もアップしましょうね。
しかし、自分のHPを持ちたいと思うようになるのも、時間の問題のような気がします。 それまではのほほん工房のページに入れてあげましょうね。
木工病だけでなく、ホームページ作成病も感染するかな。
のほほほん・・・



↑手づくりの温室

ログとズートピア

I氏のログ別荘&ズートピア見学

ログとズートピア

  (2005)8月最後の日曜日、天気も良くてお出かけです。以前から行こうと思っていた、友人のログハウスと、ズートピア見学です。

  大分県天瀬温泉の近くに友人のIさんが別荘(ログハウス)を作ったのです。組み立てそのものは業者に頼んだのですが、その後、外塗りやロフト、内装、机、テーブル、畑、果樹と色々やり始め、その見学・・冷やかしに(笑)行きました。

  「ロフト、それに階段作りがもうタイヘン」「一人で全部やったよお〜」「セメントをかき混ぜるのもまいったなあ〜」「昨夜カブト虫が飛んで来たんだけどどこへ行ったかなあ」「ここをぶち抜いて工房を広げるんだ」「ロフトに窓をつけて」「この辺にパン焼釜を作ってさあ」「・・・」苦労話とこれからの予定はどこまでも続いて止まりません。フムフム、なるほど、ウンウンと頷きながら聞いてあげました(笑)

  このログハウスの前は空が開けていて、星見には最高のロケーションです。よし今度は望遠鏡を持ってきて星見て一杯じゃ、と考えるのでした。
  いいなあ、別荘は無理でも、地に付いた工房がア〜欲しい、と改めて思いました。

  それから二人で昼食にそば(美味しい!)を食べて、小国にあるズートピアに出かけました。糸鋸木工の小黒三郎と言えば、木工で知らない人はもぐりですね(笑)

  あるある、木工だけでなく色々な雑誌、書籍で見覚えがある作品が沢山並んでいます。バチバチ写真を撮ちゃいました。やっぱり綺麗ですねえ。
  真似して作りたいけど・・・真似して作りたくない!なんて思いました。でも何を作っても、その影響から逃れるのは難しいでしょうね(^^;)
  木工人の皆様、機会があれば是非ズートピアに寄ってみて下さい。

  もちろん帰りには天瀬温泉で一風呂浴びて、夏の終わりの贅沢一日でした。エネルギーをもらって、さあ、2階の灼熱工房でまた作業をし〜ましょ。

のほほん

ログ別荘いいなあ〜。
でもホントに別荘かな?だって水道がないのです、ン(^^;)

ロフトや階段も完全手作りだぞ〜

いいもの発見!ウンチシッコ処理トイレ(カナダ製。便壷なし、ウンチシッコは分解乾燥縮小し残りは肥料になるそうです)工房を作ったらこれだね。

苦労したよ〜。いやー大変だったよお〜。フムフムうんうん。

ズートピア知ってますか?本物はやはりいいですねえ!

教科書の表紙にもなったんだあ。

販売もしていましたが、やはり本物は値段も・・・真似してつ〜くろ(^^;)
ログ工房訪問

同じ行橋で木工を楽しむtoshim11さんの工房に遊びに行きました。(2006年12月28日)


手前側は陶工房で、向こう側にさらに大きな木工房があるのです。
ご存知アマチュア御用達の木工旋盤。改良中です。
これは陶芸用の電気炉です。左にある木の箱が製作中のカホンです。

大型横切り盤が工房中央に鎮座しています。後ろには大きなリョービバンドソーとJETの角ノミ盤があります。
何と合板も作れる大型プレス機が!手前の丸ノコ刃はホゾ取り機です。

皆さん木工情報と韓国情報(特に料理^O^)満載!ほぼ毎日更新のtoshim11さんのブログ、韓国日記を訪問して下さい。
ログ工房訪問

  同じ行橋に工房を持たれているtoshim11さんのログ工房に遊びに行きました。
  toshim11 さんは現在仕事で韓国に赴任されているのですが、この年末年始は帰国して時間を惜しんで木工遊びの最中です。

  工房の真ん中には新しい大きな横切り盤(KUHO SK-250TS)が鎮座しています。これは毛引きカッターと呼ばれる小さな回転刃が大きな丸鋸の手前にあり下面のバリを防ぐ事が出来るのです。大型のテーブルソーにはこんな便利な機能が付いているのをはじめて知りました。
  他にも大型手押し、自動カンナなどもうよだれが出そうな電動工具が一杯です。更には何と合板を作る事が出来る見たこともない大型プレス機まであるのです。
  現在製作中のカホン(って皆さんご存知ですか?楽器ですよ・・これはtoshim11さんのブログで製作の様子が分かります)も触らせてもらいました。

  toshim11 さんは木工だけなく陶芸も大好きで、別の部屋には陶芸工房があり、大きな電気炉までお持ちなのです。これは何時か弟子入りさせてもらいたいと思いま〜す。
  ログ工房いいなぁ!私も何時かこんなしっかりした工房が欲しい欲しい欲しい・・・と思わずつぶやいてしまいました。

  私の仕事が急に入って十分な時間が取れず、時間を惜しんで慌てて見て話してしまいました。(ゴメンナサイ)・・もっとゆっくりしたかったなぁ・・残念!
  ま、同じ行橋ですからこれからも長く楽しい木交流、よろしくお願いします。

  忙しい年末に快く迎えてて頂き、優しい人柄のtoshim11さんと木工談義をさせてもらい、とっても楽しい一時を過ごす事が出来ました。toshim11さんどうも有難うございました。m(_ _)m

のほほん
イスアキラさん工房訪問 2007年

木工大好きオヤジが3人集まれば!\(^O^)/


 
工房2階は個性豊かな面白椅子が並んで夢の国!旋盤の実演を交えて二人でワアワア・・まるで子どもの遊びです。私は後ろで笑っていたのです(^.^; 左がイスアキラさん、右がtoshim11さんです。
 
玩具は動かして、こまは製作から回し方も伝授してもらいました。
 
工房は所狭しと工具や治具が並んでいます。もっとゆっくり見たかった。アイデア発見!脚のガタ取りに一脚だけネジ(ノブ)が付いているのです。(これはいい!)
イスアキラさん工房訪問

  日曜日(5月13日)にT's 韓国日記toshim11さんと一緒に、同じ福岡県内のイスの誕生日イスアキラさんの工房に遊びに行きました。

  イスが大好き!そして治具作りが大好きという!興味津々の工房ですから私もtoshim11さんも工房に入るともう立て続けに質問責めです。イスアキラさんは一つ一つ丁寧に説明して頂き、さらに工作の実演から、治具の細かな説明、そして玩具は動かして・・3人とも、もう目を輝かして遊びに熱中する子どもと一緒です(笑)

  工房2階には個性豊かな面白椅子が並んで、ライトに照らされるとココも夢の国のような雰囲気なのです。触って座って、またまた質問攻めに。
  木工大好きオヤジが3人集まるとギャルも真っ青!おしゃべりが止まりません(笑)

  決して広い工房ではないのですが、使い易い配置や収納の工夫をされていて、これも大変参考になりました。皆さん椅子や治具、工房の工夫はイスアキラさんのHPブログに行ってご覧になって下さい。

  あっと言う間に4時間・・楽しい時間が過ぎるのは、なんとも早いものです。イスアキラさんの穏やかでお優しい人柄と木工の情熱に甘えて、ついつい長居をしてしまいました。
  お茶にお菓子にお土産まで頂いて、本当に楽しい一日を過ごしました。奥様、なんとも騒がしいオヤジ共をお許し下さい。

  イスアキラさん、今度は行橋の私達の工房に遊びに来てくださいね。

  工房訪問は楽し!これも大切な木工遊びの一つですね。皆さん楽しい木交流しましょ!\(^O^)/

のほほん
WAKUさんを囲んで楽しい木交流


WAKUさん展示会&新年会

  2007年年末から変形家具で有名なWAKUさんの展示会が福岡市のど真ん中天神であり、2008年明けの1月13・14日にはWAKUさんも福岡に来られました。そこでこの機会にWAKUさんを囲んでいつものメンバー(イスアキラさん、pongooさん、シンプル栗原さん)で新年会をしました。

  展示会場は大きな吹き抜けのビルの地階フリースペースで、一般の人達が沢山行きかう場所なのです。[触れないで下さい]と札があるのですが、作者であるWAKUさんご自身がいるので触ってひっくり返して・・・ 周囲の「何だ?」という視線を浴びながらもWAKUさんを囲んで、木工大好きオヤジ達があ〜だこ〜だと喋りまくりです(笑)
  時々周囲にいる一般の方もその声に引き込まれて、「素敵な作品ですねぇ!」と声がかかります。一寸入りにくいギャラリーでの展示会と違って、多くの方が見ることが出来るとっても楽しい展示会でした。

  もちろん今までHPでしか見る事が出来なかった変形家具をこの目で見て、触る事が出来て大感激です。やはり大きさ・色艶・手触り・・・やはり直接見て触るのはその存在感が大きく違います。なんと新作のA・rukuも持参され、これは私達だけに秘蔵公開です!\(^O^)/

  展示会の後は、モツ鍋・刺身をつまんで一杯飲みながら楽しい木工談義で盛り上がりました。

  話の種は尽きず興味深い話が沢山ですが、変形家具でホゾ組みの苦労、そして変形を更に生かす角や稜へのこだわりなど、沢山の話を聞かせてもらいました。またpongooさんの新作の時計を触らせてもらう事が出来ました。メープルとウオルナットが生かされた素敵な作品です。やはり実物に触れながらだと木工談義と酒が益々進みます(笑)
  他にも、ホゾVSネジの木工論?カンナの話、面白木工人の話題など、やはりオフ会だからこそ出来る楽しい木工談義を沢山しました。

  WAKUさん遠い福岡まで来ていただき、飲み会にも参加して頂き本当にありがとうございました。ア〜楽しかった!

  最近多忙の為もありますが、木工&HPのエネルギーが低下気味なのです。でも刺激を一杯受けて。WAKUさんに負けないようヘンテコ作品を作りたいと思いました!ガンバルゾ〜

  のほほん

左上から栗原さん、WAKUさん。
左下から私、pongooさん、イスアキラさんの順です。
踊る家具が一杯!本物はHPで見るより更に素敵ですよ!
pongooさん工房訪問 


 
ナニナニ?フムフム、ホ〜〜ッ!ナルホドナルホド・・・オヤジ5人の楽しいかしまし木交流です。
  
FestoolやJetのテーブルソーなど珍しい電動工具が色々。そして面白工夫が一杯!右はPlug It(pongoo改造版)です。これはいい!

いつものメンバーは誰だか分かりますよね。Knottyさんは残念ながらモザイクでスミマセン。
pongooさん工房訪問&ノッティさんを囲んで木交流

  (08/5/31)北九州のいつものメンバーの栗原さんイスアキラさんそれにトシさんと一緒にpongooさんのお宅(工房)に集まって楽しい木交流オフ会です。

  木工オヤジが5人も集まるとマアかしましい事!(笑)
  工房に着くと挨拶もそこそこに、色々な電動工具を扱いながらpongooさんを質問攻めです。他ではあまり見ないFestool の電動工具が一杯あって、これがまた実に使いやすい工夫が沢山あるのです。さすが値段だけの事があります。有名なドミノも始めて手にとって見る事が出来ました。Festool の電動工具がもう少し安く、そして手に入り易ければきっと大ヒットでしょう。また最近個人輸入されたJetのテーブルソーも既に色々な改造を施しpongoo仕様なっています。

  工房は決して広い訳ではなく、居間が隣、また仕事場とも直結しているなど制約も多いのですが、色々な工夫が満載で興味が尽きません。工房の全ての空間を上手く生かして使っているのです。沢山の工夫についてはpongooさんのHPをご覧になって欲しいのですが、私が最も興味を持ち、私の工房にも導入したいなぁ〜、と思ったのがPlug It です。これは狭い工房ではとっても有効なアイデアだと思いますよ。この他にも興味をそそられる冶具、アイデア、工夫が一杯です。

  そして美味しいコーヒーも頂きながら話が尽きません。まだまだゆっくり面白工夫がつまった工房を見たいのですが・・・

  次は場所を移して、あの有名なKnottyさんを囲んで飲み会です。丁度お仕事が福岡であり、わざわざ北九州まで出向いてくれたのです。
  Knotty Workshopさんは沢山の木工情報が満載されていて、今まで製作の上で何回も参考にさせてもらっていた老舗木工HPです。今回直接お会いする事が出来てとっても感激でした。

  飲みながらの木工談義はさらに楽しく、饒舌になり、皆で今度はKnottyさんを質問攻めにしてしまいました。とっても丁寧に優しく話をされるKnottyさんは素敵な紳士ですよ。木工人は魅力的な人が多いのです。
  木工情報の交換はもちろん、ネットで知り合った面白木工人の話など楽しい話が沢山です。こうして多くの方と木交流できる楽しさは格別ですね。インターネットのお陰だと思います。

  ア〜楽しかった!pongooさん、Knottyさん本当に有難うございました。さあ、木工もしなければ!(汗)

  のほほん
長岡スピーカー(pongoo仕様)試聴記

  昨日(09 8 10)にpongooさんの所に自作スピーカーの試聴に行ってきました。以前の飲み会の時に、聴きたいなぁ〜とお願いしていたのです。

  長岡スピーカーと言えば知る人ぞ知る手作りスピーカーで、一時期(いや今でも)音マニアに絶大な支持を受けているスピーカーなのだそうです。

  願いがかなって、お招きを頂き、栗原さんと一緒に試聴会をさせてもらいました。私も音楽は大好きなのですが、良い音を聴き分ける自信はありません。それでもその音の違いにビックリ!
  いつも聴いているCDを持参し、聴かせてもらったのですが、低音から高音まで響きわたる音圧に圧倒されてしまいました。また、フルオーケストラの全奏でも音は崩れず、またそれぞれの楽器がピッタリ定位するのです。いい音は感動を生む事を実感させられました。
  スピーカーについて詳しくは製作記を、是非ご覧になって下さい。実物に触れ、聴かせてもらうと、そのこだわりに脱帽です。

  それでもpongooさん自身は満足していない様なのです。音マニア?の世界はキリがないのかもしれません。ついでに言うとアンプも凄いんです。さらに、アンプを入れているラックも凄いんです。私には何でアンプのラックで音が違うのか、その理屈は分かりませんが・・pongooさんの説明に思わず頷いてしまいました(笑・・汗)

  こんな音を聴かされると、私も自作スピーカーを作りたくなってしまいます!手抜き簡単スピーカーで良いから作ろうかなぁ〜・・

のほほん

pongooさんと栗原さん。ウ〜ム迫力の音圧です。
皆さんに音を聴いてもらえないのが残念です。
トシ&のほ 楽しい木交流旅行(2008 6 8・9)

木工旅行楽しいですねぇ!色々な工房やショップに寄って遊んで来ました\(^〇^)/



ログハウス工房&ショップのはーべすとの前でトシ&のほ

手作り看板も良いですね。乾燥中の材が並んでいます。

花みずきさんの新工房全景
 
新しい工房は広々していて使いやすい工夫が一杯です。一つ一つ丁寧に説明してもらいました。
 
展示室に並んだこだわりの作品と曼荼羅屋の道具が並んだ棚。手柴さんの話す道具についてのうんちくがとっても面白く全部買いたくなっちゃいます。要注意!(笑)
 
工房の看板の前で記念写真です。工房の看板犬のサンダーがいつも側にいてとっても可愛いのです。

私が買った道具です。差金、スコヤはホームセンターの物とは精度、強度が違う。南京鉋ははーべすとさんで見せられて衝動買い。砥石も実際に刃を研ぎながら話を聞き、予定外の買い物です。そしてこの木工製作ビデオ、鉋仕込みビデオが何より欲しかったのです!ビデオと名倉は特別オマケで頂いちゃいました。
 
吹きガラス工房で体験中のトシさん。材が山積みされた大きな倉庫でトシさんが一生懸命材を選んでいます。
楽しい木交流旅行

  ア〜楽しかったぁ!!

  トシさんと一緒に6月8・9日に1泊2日で木工房3ヶ所とガラス工房、それに木工ショップと材木店と欲張り木工旅行です。内容が一杯で報告をまとめるのに時間がかかってしまいました。


工房はーべすと(黒川)さん
  最初の日、まずは福岡県糸島の芥屋大門の近くにある工房はーべすと(黒川)さんです。木工とトールペイント(奥様はトールペイントの先生で本も出されています)の作品を並べた素敵なログハウスのショップ&工房です。
  是非HPにある作品を見てもらいたいのですが、手をかけた気品のある作品を作られています。並べられた作品を見ていると「これ作るのにどれ位時間がかかるのだろう?・・」と思わずため息が出てしまう様な作品ばかりです。手彫りの葉が一枚付いた大きな曲線の取っ手?がついた扉はとても印象的で、ログハウスに良く似合うのです。まるでそこからおとぎの国につながる扉みたいで、とっても洒落ています!扉ってイメージが膨らむ面白い木工作品なのですね。私も夢を膨らませることが出来るような素敵な扉を作って見たいナァと思ってしまいました。
  作品を撫で回した後は、隣の工房で木工術の交流です。ココではいつもの様に?トシさんが黒川さんを質問攻めです(笑)また私が曲面の工作について質問すると、南京鉋での削りと、それを補助する治具の使い方まで実演して見せて頂きました。私は南京鉋は未体験なのですが、スイスイ削る姿にビックリ!私も南京鉋が欲しくなってしまいました。(でも黒川さんだからスイスイ削れたのかもしれませんが・・・汗)
  黒川さん、それに奥様も色々な質問に丁寧に答えて頂き、とってもありがとうございました。


工房CLAP(山本)さん
  次に伺ったのは、そこから直ぐ近くにある工房CLAP(山本)さんです。しかしちゃんとアポを取って伺わなかった為、残念ながら工房の主と会う事が出来ませんでした。でも奥様から色々話を伺い、工房もちょっと覗かせてもらいました。しかし後から考えると、これは大変失礼な行動だったと反省です。山本様どうぞお許し下さいm(_ _)m
  CLAPさんの作品は、これもHPをご覧になって欲しいのですが、こちらはより実用性に重点を置いた、シンプルでスッキリ素敵な作品です。木工作品の美しさは本当に多様ですね。座編みの椅子が2つ展示されていましたが、とっても座り心地が良くて「こんな椅子を作ってみたいねえ!」とトシさんと話しました。また機会があれば今度は是非山本さんと話をしてみたいと思いました。


木の工房花みずき(手柴)さん
  そしてこの日の最後は、皆さんも良くご存知の木の工房花みずき(手柴)さんです。ショップと作品の展示室も備えた工房を新設されて、是非伺いたかったのです。
  着く早々直ぐに話が盛り上がってしまうのは、HPで既に交流があるからでしょうか?初対面という気が少しもしないのです。手柴さんも奥様も、そして途中からは高1の息子さんも帰って来て、気さくに色々楽しく話をさせてもらいました。
  新工房の機械や治具など、一つ一つ丁寧に説明してもらい、大きなサイクロンは木屑を吸い込む様子まで見させてもらいました。なるほどなるほど、さすがにプロの木工で、その精度はやはり本物です。しかし私のようなアマでも生かせる技が一杯あり、多くの貴重な技・知恵を頂きました。さらには磨きの超簡単奥の手?まで教えてもらいました\(^〇^)/
  展示室に置かれた作品は、HPで見たあの埋木の子ども椅子、タマゴ椅子そしてテーブルや机など・・なでて、ひっくり返して、裏側を見て(笑)・・やはり丁寧な作りの美しい作品は格別ですね!
  そして曼荼羅屋です!何を買おうかずっと迷っていたのですが、一つ一つの道具について手柴さんの能書きを聞くと、もう全部欲しくなってしまうのです(笑)結局買ったのは旅行前に考えていたモノと全く違ってしまいました。手柴さんの道具についてのうんちくの楽しいこと!
  まだまだ作品、工房や、道具などもっと見たかったのですが時間が足りません。そして夜は佐世保の飲み屋に場所を移して、ここでも木工談義が盛り上がりました。手柴さんでもプロの木工家としてどう経営が成り立つのか、本当に色々な苦労、工夫した事など、私達が趣味の木工だから話してもらえたのでしょうか、興味深い話が一杯です。でも手柴さんは苦労話もとっても愉快に楽しく話されるのです。さらに色々な木工家の話や作品の話等々・・興味ある楽しい話が尽きませんでした。あっという間にラストオーダーの時間まで、木交流は時間を忘れてしまいます。
  こうしてお会いする前は・・・正直言って作品、研ぎ精度にここまでと言う程こだわる木工家ですから、もしかしたら性格も・・・とちょっと不安だったのですが、とんでもない!とっても明るく気さくで、話してもらう内容がホントに楽しいのです。手柴さん本当に有難うございました。

  佐世保の老舗旅館に泊まっていいお湯につかって、トシさんと寝るまで木工談義をしながら眠りにつきました・・・


川合吹きガラス工房
  2日目は、まず長崎市の近くにある川合吹きガラス工房で器作り体験です。二人とも全くはじめての吹きガラス作りで、川合さんに手取り足取りしてもらいながらマイビールグラスを作りました。異分野工房ですが、モノ作りはどれも楽しいいですよね。

  昼からは家具産地で有名な大川の近くにあるホルツマーケットに行きました。ホルツマーケットは小さな端材も沢山売られていて、趣味の木工人にとって探し物が楽しいお店です。私は量り売り(1kg1050円)でブビンガとローズウッドの木ッ端、それにカリンも少し買いました。こんなショップが家の近くにあったらイイのだけどなぁ・・・


井上材木店
  そして旅の最後は大川市の大川木材団地にある井上材木店です。
  さすが家具木工の大川で、大きな倉庫の巨大材木店が団地になっている所があるのですね。街中の小さな材木店しか知らない私はもうビックリ!倉庫も巨大で井上材木店にはウオルナット、メープル、チェリーなど北米材が壁のように並んでいます。トシさんはここでメープルやオークなどをまとめ買いしましたが、私は巨大倉庫の中をウロウロしながら梱包されていない材を引き抜き、ウオルナットとハードメープルを3本だけ買いました。ほんのチョットで悪いような気がしますが、快く対応してもらいました。そして社長さん自ら材の良し悪しなど色々な話を楽しく聞かせてもらいました。多くの木工人が頼りにしている材木店だという事が良く分かりました。

  木工旅行は何処も優しく迎え入れてもらい、楽しく木工術やその他の収穫も一杯で、もうとっても楽しかったです!トシさんと「また今度は〇〇工房や××工房に行きたいね。さらに遠く日本全国の木工人や工房に行こう。」など夢は益々ふくらみます。

  全国の木交流大好きの皆さ〜ん!
お気楽木工トシ&のほが皆さんの工房に押しかけますよ〜!その時はよろしく願いしま〜す。

  のほほん
近隣木工房訪問 

年明け早々早速行橋の近くにある工房訪問で遊んじゃいました。

  さて2009年1月5日、年明け最初の木工遊びは私の住む行橋市近隣の木工房訪問です。世の中は仕事始めの日で、当然プロの木工家の方々ものんびりしては居られないと思うのですが、失礼を省みず・・・同じ行橋市に住むトシさんと、隣町の苅田町の会長(ニックネーム)さんの3人で、ワイワイガヤガヤ車の中でも木工談義をしながら3つの木工房にお邪魔しました。

  午前中に1カ所、小物作りのI様の木工房を訪問したのですが、ここは残念ながらHPでの紹介を遠慮されているので報告できません。(あ〜残念!)玩具つくりに興味がある私には宝の山に見えました。企業秘密もあったでしょうが、色々な質問に丁寧に答えて頂き本当に有難うございました。


左からトシさん、会長さん、仲村さん、私です。
 
仲村さんが集めた枝が沢山並べられています。ここでも製作中のテーブルをじっくり見てなでて(笑)
 
ヒノキの半割りをはぎ合わせた巨大天板・・何とはぎ面が曲面!製作中の椅子の座面はステキなデザインというだけでなく・・
峠の工房

  そして午後はまず我が家から約30分と直ぐ近くにある峠の工房に伺いました。工房の主の仲村さんと奥様、それにスモーキー(黒犬・・愛嬌タップリでとっても可愛い看板犬です)に、にこやかに迎えて頂きました。

  工房の直ぐ横にカフェギャラリー木花山荘を併設していて、美味しいコーヒーを頂き、ゆっくり作品をなでながら、話を聞かせてもらいました。HPにはログファニチャーと記されているので、荒削りの豪快な作品かと思っていたのですが・・・まあビックリ!!作品は確かにゆったり大きく存在感タップリなのですが、荒削りとは正反対で細部まで磨き上げ、しっかり作り込んだ作品なのです。実際の作品に触れてこれほど印象が大きく異なった事は始めててです。もうビックリ!唖然!ため息!です。

  そのビックリを紹介すると・・・
  まずギャラリーの中央にドデンと鎮座しているのは、何と直径240cmの超巨大丸テーブルで圧倒的な存在感です!いくつかに分解出来る構造とは言え、これを一人で作ったのですから、もう絶句!
  椅子やテーブルはヒノキの丸太と、仲村さん自身が付近で集めた自然木を用いており、確かにログファニチャーになるのかもしれませんが、一般に想像する例えばチェーンソー等で作る荒削りな物とは全く違います。その手のかけ方は半端ではありません。曲がりくねった自然木にホゾ穴をしっかりピッタリ掘って、ホゾを合わせクサビを打ち込む・・・これは一つ一つ気の遠くなるような手作業、現物合わせで作らなければなりません。もちろん枝は一つ一つ形状が違うのですから、一つの失敗も許されません。私は作品を撫でながら、ただうなる事しか出来ませんでした。どうりで、その作品は大きく存在感タップリにも関わらず、決して重苦しくならず、優しさと気品を漂わせています。座り心地も最高です。ふ〜ため息が出ちゃいます。

  さらに工房でのビックリは、巨大な天板の製作です。ヒノキの半割りを雇いザネではぎ合わせているのですが、そのはぎ合わせ面がなんと曲線!なのです。製作中の物をしっかり見させてもらいましたが隙間が全くない!これを鉋で削りながら合わせたというのです。唖然!

  個性的で面白い座面の椅子が製作中であったのですが、これは座面の真ん中で指交状に3つの材が組み合わせてあり、強度とデザインを両立させています。しかし手にとって見ても一体どのように組み合わせたのか??説明を何度も受けてやっと理解する有様です。(トシさんでさえ分からん、と言うのですから!)オマケに表から見れば、そんな手をかけた組手などちっとも見えません・・まるでイモ接ぎの様にさえ見えるのです。またまた降参!
  工房で話を詳しく話を聞き、作品を触らせてもらうほど・・もう完全に圧倒されてしまいました。しかし、仲村さんは本当に紳士で、優しく穏やかに話されるのです。私達の矢継ぎ早の質問にも一つ一つ丁寧に答えて頂き、その穏やかなお人柄に頭が下がりました。

  訪問の終わりごろにやっとミルク(白犬・・とっても恥ずかしがり屋のワンコですがこれまた可愛い)が現れて、仲村さん奥様ともども私達を見送って頂きました。本当に有難うございました。

ファニチャークラス

  そして工房訪問の最後はファニチャークラスです。多分我が家から最も近いプロ工房だと思います。ここは十数年前に廃校になった小学校を借り受けて工房にしていて、古い小さな木造校舎はとっても懐かしい雰囲気なのです。

  作業着姿で現れた岩崎さんは、とっても丁寧な物言いで、優しく私達を迎えて頂きました。早速工房に案内して頂き、機材、工房を拝見しながら色々な話を伺いました。
  やはり個人の小さな工房は色々な苦労があるのだと思います。これは個人の工房なら何処も同じでしょうね。木工房は機材、材料、労力、何より大変な販売等など・・・木工は割りに合わない、儲けの少ない仕事なのかもしれません。工房を立ち上げ、維持する苦労話も伺う事が出来ました。しかし、そのご苦労以上に、作品や木工技術を語る岩崎さんの木工への愛情や熱意を感じさせられました。趣味のお気楽木工である私達の失礼な質問にも丁寧に答えて頂き本当に恐縮です。

  工房は教室2つ分の広さで半分に大型機械が据え付けてあり、もう半分が作業台や小型の工具が置いてあり、1人で使うのには丁度いい大きさだと感じました。教室のなごりの黒板には注文や製作についてのメモや書かれていて、今も十分役立っているのが、微笑ましいのです(笑)しかし、この工房の最大の長所は周りが森に囲まれていて、どんな大きな音をだしても気にならず、窓やドアを開け放して作業が出来る事でしょう。

  作品は以前からHPで見させてもらっていて、とってもセンスあるデザインで一度触らせてもらいたいと思っていたのです。そしてやっと念願かなってじっくり見て触れる事が出来ました。木工人のあさましさで(汗)表面をなでるだけではなく、組み手部分を裏から下からしつこく眺め回してしまうのです(笑)。ブラックウオルナットを主体にした作品は、どれも手触り、色艶そしてしっかりとした組み手など、HPで見る以上の美しさです!教室の一つがギャラリーになっているのですが、無造作に置かれた椅子やチェスト、長椅子など、どれもセンスがよく洒落ています。洗練されたデザインですが、古い校舎の中でしっくり落ち着いている姿はとっても印象的です。

  また岩崎さん自身が自家用に使われている、テーブルも触らせてもらいました。シンプルなスタイルなのですが、脚と幕板が留めでつながっているなど、とっても洒落ているのです。そしてその組手がどうなっているのか?岩崎さんに説明してもらいました。これはHPで見ると良く分かります。皆さんココをご覧になって下さい。
  時間を経たブラックウオルナットは少し紅色が加わりとっても美しい色艶で、一層味わいが深くなるのです。但し塗りはちょっと注意が必要でその技法を教えてもらいました。私もブラックウオルナットが大好きなのですが、小物しか作った事がありません。岩崎さんに教えて頂いた塗りの技法などを用いて、より大きな作品を作ってみたいなぁ・・と強く刺激を受けました。忙しい時にもかかわらず丁寧に話して頂き本当に有難うございました。


廃校になった小学校が工房なのです。
 
教室2つ分の工房は半分に大型機械を設置、もう半分に作業台や小型の工具を置いた作業スペースです。黒板は今でも現役。
 
教室の一つはギャラリーになっていて、とってもいい雰囲気です。真ん中が岩崎さんです。


あ〜楽しかった!

  どの工房も本当に暖かく迎えて頂きとっても感謝しています。「木工する人は皆紳士ばかりだねぇ・・」と、これは会長さんのつぶやきです。これだから工房訪問、そして楽しい木交流は止められないですね。これからも色々な木工房に遊びに行きた〜い!皆さんよろしくお願いいたしま〜す。

  峠の工房とファニチャークラスのHPにリンクさせてもらいました。皆さん、どうぞ左のバナーをクリックして遊びに行って下さい。またトシさんのブログにも訪問記がアップされているので、こちらも是非ご覧になって下さい。

  のほほん
鯛工房さん訪問

あの、あこがれの鯛工房(葛城)さんを訪問させてもらいました。

鯛工房さん訪問

  私が葛城さんを知ったのは、アマチュア木工のバイブル?『手づくり木工事典』の連載「ファニチャーメイキング」です。昔、情報に飢えていた頃、その記事を穴があくほど読んだものです。
  何時かは行ってみたいという、その願いがかなって、9月25・26日にトシさんと一緒に、鯛工房さんの工房に、それも泊まりで伺う事が出来ました。

  工房は九重連山の一つ、涌蓋山の裾野が広がる静かな山合にあります。着くのが遅れて、もう夕方でしたが見通しの効かない山林の道を、小さな看板に導かれて進むと、突然目の前が開け、そこに工房が登場!
  川がU字型に流れる、その真ん中に工房があり、その上に御宅やギャラリーなどの建物が立っているのです。森に囲まれ、まるでお椀の中の様な感じで、とっても素敵な別天地の様な雰囲気なのです。

  まず母屋で美味しいコーヒーを頂き、、それからギャラリーで椅子やチェストを見させてもらいました。もちろん触って撫でて、脚を持ちあげて・・(笑)。隅々まで舐めるように眺めてしまうのです。そして二人で葛城さんに質問攻め・・私は自分の木工の無知がばれてしまうのではないかと、ちょっと恐る恐るでしたが、葛城さんは穏やかな紳士で、丁寧に説明してもらいました。
  作品は鯛工房さんのHPの家具カタログを、是非ご覧になって欲しいと思いますが、本格木工のしっかりとした作りと、そのスリムで気品のあるデザインに感動させられました。。
  そして葛城さんと言えば、やっぱりウインザーチェアです。その美しいデザイン、そして座り心地の良さなど、やはり見て触るほど、その魅力が伝わって来ます。何時かは私もウインザーチェアを作りたい!と強く思いました。

  その晩は、一体何時まで飲んだでしょう?(午前1時過ぎかな?)奥様の手づくりの料理が並んで、楽しい木工談義やまた海外の体験談など、奥様も一緒にホントに美味しく楽しく話して、時間を忘れてしまいました。

  翌日は工房見学です。特にウインザーチェアの為の治具について、色々説明してもらい、とっても手をかけて作られていることを実感しました。葛城さんと松本さんは旋盤の改造や、材の乾燥ヒーターについての質問、情報交換など、話が尽きません。

  今回の訪問で、葛城さんから色々な事を教えて頂きました。その中で特に、材の乾燥・・特にホゾをしっかり乾燥せせる事が、いかに重要かという事を教えて頂きました。私は今まで乾燥させて組んだ事などありませんでしたが(汗)これからはしっかり乾燥させてから組もう、と強く思いました。

  奥様は、手づくりの色々な創作饅頭?を作られていて、これはネットでも販売されています。どれもとっても美味しく、沢山頂いてしまいました。皆さんくるみ茶屋のブログをご覧になって下さい。
  また、葛城さんのブログ(孤雲野鶴)も是非覗いて見て下さい。こちらは木工ネタだけでなく、日々の様子から、木工以外でも興味を持った事々がつづられ、面白い発見が色々ありますよ。

  時を忘れて長々と、色々話をさせてもらい、本当にとっても楽しい時間を過ごさせてもらいました。これだから工房訪問は止められませんよね。葛城さん、それに奥様、本当に有難うございました。
  松本さんのブログでも訪問記をアップしているので、こちらも是非見てください。

のほほん
 
工房はU字型のせせらぎに囲まれた真ん中にあり回りをみあげると、まるで火口の中にいるみたいです。工房の奥に、私たちが泊まらせて頂いた部屋があります。
 
川底が平らな岩盤のせせらぎが、工房の周囲を取り巻いています。水が気持ちいい。右は工房から母屋の方をを見上げた所。
 
工房に並んだ沢山のテンプレートや、ジグ。右は乾燥中のバックボウ(背持たれ)。工房は宝の山!見るべき物が一杯です。
 
左からトシさん、葛城さん、私。とっても愛嬌があって可愛いワンコ。
2010年1月 愛媛・徳島・広島 木交流旅行

工房訪問で楽しさ倍増!!


斜面に立つ美しいログハウス
 
テーブルソーと作業台が中央に周囲を中小の機械や工具が囲む
 
ハイアマチュアのお手本となるような快適工房です
 
セルフビルド工房         左から、トシさん、私、SATOさん
木交流旅行

  さてさて、大変遅くなりましたが木交流旅行の報告です。トシさんは直ぐアップして速報ですが、私はいつも遅くて、遅報です(汗・・ちほう・・ウ〜ム、ボケないうちにしなければなりませんね・・笑)

  新年早々、トシさんと一緒に工房訪問です。今度は愛媛・徳島それに広島です。
  早朝6時出発でしたが、ワクワクして朝の弱い私でも、全く苦になりません。天気も良く、フェリーに乗って四国に渡り、車の中でもトシさんと木工談義をしながらの、快適なドライブです。

  最初は愛媛県大洲のWoodcraft N-style、SATOさんの工房です。以前から、是非伺いたいと話していた工房なのです。
  斜面に立つ美しいログハウスと、その下にあるセルフビルドの工房がとっても洒落ています。これは作品のセンスの良さと同じですね。

  木工作品は、是非HPを見てもらいたいですが、アメリカンスタイルで工具や治具を利用して、どれも丁寧でとっても素敵な作品です。

  セルフビルドの工房は明るく、自作の作業台とハイブリッド型のテーブルソーが中央に置いてあり、周囲にはバンドソーやボール盤など、また小物の工具等がが壁に使い易く並びべられ、キレイに片付けられています。ウム、これならどの機械、工具も使い易いでしょう。

  真ん中の作業台は完全手作りですが、洋書の作業台の本を忠実にコピーして作られたそうで、とっても使い易そうです。こんな作業台を私も作りたい。

  自作工房の広さ、配置、機械など、木工ハイアマチュアのお手本になる工房で、とっても快適な空間だと思いました。こんな工房で作業できたら、益々はまってしまうなぁ〜・・と、うらやましくなってしまいました。

  木工機械、治具、作品など見て、説明してもらっているうちに、時間はどんどん過ぎてしまいます。その後、お昼をご一緒し、ログハウスで美味しいコーヒーを頂きながら、奥様も交えて楽しく木工談義です。もちろんログハウスの中にも素敵な作品が一杯!ご家族にもしっかり理解があって、うらやましい限りです。

  木交流の様子はN-styleさんのHP(bookcase vol.3)でも報告されています。皆さんどうぞご覧になって下さい。

  話は尽きませんが、次の目的地に急ぎます。高速道路が整備されているので、四国の西から東へ約3時間で到着です。途中、白銀に輝く石鎚山が美しい姿を見せてくれました。

  この晩は、あの木工HPの元祖いや本家?Craft Houseまなさんと、わざわざ徳島まで駆けつけてくれた、OYA-Gさんと一緒に木交流宴会です。まなさんとは初対面なのですが、全くそんな気はしないから不思議ですね。

  美味しい料理とお酒が入れば、さらに木工談義は盛り上がります。まなさんとOYA-Gさんは、酒豪ですヨ。連られて飲んだら危ない危ない・・笑。しかし、翌日があるので、お酒の量はセーブしながら、それでも沢山飲んでしまいました。

  翌朝(10日)、もう8時半頃には、まなさんの工房に伺ってしまいました。家の前は梨畑が広がっていて(梨の木の作品も沢山あるのです)、騒音の心配もなくとってもいい環境です。早速、工房に入って、機械や作品を撫でながら木工談義に熱中です。

  さすが、木工HP元祖、本家の工房です!作品とジグ、自作道具類など、もう所狭しとあちこちに一杯!!皆さんもご存知の超究極進化型WT300も、触って動かして見せてもらいました。そのアイデアもビックリですが、HPでは分からないジグの精度にもビックリなのです!真空吸引チャックなど、全力で引っぱっても外れません。

  熱中して、トシさんと二人で次々質問攻めです。まなさんは一つ一つ丁寧に、時にジグを分解してまで説明してもらいました。

  まなさんは機械が専門で、ジグや自作道具作りもその技が生かされています。現在製作中の扇風機モーター利用の、自作スピンドルサンダーも設計図(美しい!)から見せてもらいましたが、ここまで考えて、またこだわって作るのか、とまたビックリ!私のイイカゲン治具や作品とは雲泥の差なのです(涙)

  作品も触れて分かる丁寧な作りや美しさなど、やはり直接見て触って、説明してもらわないと分からない事が一杯です。やはり工房訪問の収穫、楽しみはとっても大きいのです。

  その後奥様も一緒に、お宅でお茶を頂きながら色々な木工作品を触らせてもらいながら、木工談義は止まりません。木工をはじめた頃に作ったテーブル、イスからパズル、おもちゃ、旋盤作品等々次々出てきて、その説明がまた楽しいのです。本当に、アッという間に時間が過ぎてしまいました。

  まだまだ見たいもの、聞きたい事が一杯ですが、残念!一緒に美味しいうどん(さすが四国、製麺所のうどん屋さん)を食べ、再会を約して徳島を発ちました。木交流の様子はまなさんのブログ(1/10)にも報告されています。皆さんご覧になって下さい。

 
工房は色々面白そうなおもちゃ(ジグや自作道具)が一杯!
 
一つ一つ動かして説明してもらいました。
 
お笑い木工のポットン砂糖壷!(笑)美しい組木の器。
お孫さんを抱えたまなさんと一緒に記念写真。
 
まずパンク修理。ゴメンナサイ。DVD飾り棚を見ながら木工談義
 
巨大サイクロン!機械室には大小の木工機械。
 
ン?この二人、一体何をしているのでしょう?(笑)
 
テーブルソーから異音が!  右にOYA-Gさん。でも顔出し遠慮なのです
  徳島市から広島県の福山まで、さすがに休日で高速は1000円の為か車の数は増え、渋滞もあり、また瀬戸大橋でウロウロしているうちに、到着が遅くなってしまいました。
  そして着くと同時に何と車がパンク!でも高速道路で走行中でなくてよかったです。直ぐに手伝ってもらってタイヤ交換しましたが、大きな車なので大変でした。

  そんなトラブルもありましたが、ほっと一息しコーヒーを頂いてから、さあOYA-Gの木工狂躁曲、OYA-Gさんの工房へ。工房は車で3分の別宅?なのです。何と、ごく普通の民家を1軒借りて工房にしているのです。この家、なにやら曰くが・・ブログを見て下さい

  2階建ての1階の各部屋が工房で、作業台がある作業部屋、巨大サイクロン部屋、大型木工機械部屋、そして廊下は資材置き場なのです。広さは十分。でも各部屋に移動しながらの作業は、かえって大変かもしれません。ちょっと不思議な工房にビックリです。

  作業室の中央にある作業台に、現在製作中のメープルの棚付きチェスト(DVD飾り棚)が置いてありました。ちょっと鳥居を思わせる素敵な和風デザインで、メープルの美しい木肌とマッチして美しい作品です。早速トシさんと撫でて、ひっくり返してあ〜だこ〜だと木工談義でがはじまります。

  機械室には大きなテーブルソーや手押しカンナが据え付けられています。あ〜こんな機械が私も欲しい!所がこのテーブルソーから嫌な音が聞こえて来るのです。何でだろ?と刃を外してモーターのベルトを見たり、空回転させてみたり、これはちょっと心配でベアリング関係か?機械の不調は嫌ですよね

。   工房を回って、こうやって色々な機械や道具、治具などを触らせてもらうと、自分が使いたい機械や道具が、はっきり分かってきます。アマチュアとしてこういった情報交換や経験交流はとっても有効で、なにより楽しいのです。
  既に外は暗くなってしまいましたが、OYA-Gさんのちょっとユーモラスなブログと同じで、木工談義はとっても楽しいのです。やはりアッという間に時間が過ぎてしまいました。

  その後お宅に戻って美味しい紅茶とケーキを頂きながら、奥様も交えて楽しく話をさせてもらいました。なごりは惜しいですが、福山を後にしました。
  この様子はOYA-Gさんのブログ(1/12)にもアップされています。どうぞご覧になって下さい。

  帰りは福山から行橋まで約4時間。トシさんと運転を交代しながら、楽しい木工旅行を振り返りながら、無事欲張り木交流旅行が終わりました。全行程約1000kmですが、全然疲れは感じませんでした。あぁ〜楽しかった!

  皆さん!木工の楽しみは、ネットの木交流で2倍に、そして工房訪問でさらに3倍、4倍に!!オヤジどもが目を輝かしながら作品、機械、治具そして夢を語りあう姿は、もう悦楽の表情なのです(笑)そして、それをニコニコしながら横から眺める奥様から見れば、・・・ああ、完全に木工**丸出に見えるかもしれませんね。(笑)

  ともあれ、N-styleさんまなさんOYA-Gさん、本当にありがとうございました。忘れられない楽しい旅になりました。トシさんとの凸凹コンビで押しかける、木工旅行がまた楽しいのです。トシさんのブログにもこの旅行の様子がアップされています。是非ご覧になって下さい。

  次の旅行は北陸?関東?いや北海道?など・・もう思いを馳せています。皆さんも楽し工房訪問に出かけてみてはどうでしょう。N-styleさん、まなさん、OYA-Gさん、行橋にも遊びに来て下さいよ〜!

のほほほほほほ〜〜ん
2010年6月 別府Yさん工房訪問

サイクロンと工夫一杯の地下工房!!

別府Yさん工房訪問 2010年6月5日

  大変報告が遅くなりましたが、6月5・6日にトシさんと一緒に、別府・大分と木工旅行に行ってきました。目的の第一は、別府で趣味の木工を楽しんでいる、Yさんの工房を訪問させてもらう為です。

  Yさんは定年退職後、大分の大学で数年間教鞭を取り、現在はそれも辞め、趣味三昧に生きる自由人です。木工だけでなく音楽や絵画など、沢山の趣味を楽しんでいるのです。

  Yさんのお宅は、別府湾を望む、とっても眺めのいい斜面に建っています。この日は天気も良く、湾の海岸線が遠くまで見通すことが出来ました。

  もちろん初対面なのですが、直ぐ気兼ねなく色々話が弾んでしまいます。今までのお仕事や経験、家作りへのこだわり等を伺いました。仕事での海外生活で得た知識も豊富で、自宅は全て海外から輸入した材と建具で作ってあり、何処もゆったり、広々として実に居心地が良いのです。
  2階には自分で作ったアンプやスピーカー、そしてパソコンに囲まれた部屋があり、ここでも色々な話を伺い、また自作スピーカーの音色も楽しませてもらいました。自作スピーカーいいですねぇ・・私も作らねば!

  そしていよいよ工房です。工房は地下にあるのです。地下工房は気温の変化も少なく、またご近所への騒音もほとんど心配ないのだそうです。なるほど!

  工房には今まで見た事がない、珍しい工具や、自作の治具が一杯なのです。海外から持参したバンドソーやテーブルソー、ラジアルアームソーなど年季が入った機械などで、興味津々です。私もトシさんも次々質問の連発です。Yさんは一つ一つ機械や治具を動かしながら、丁寧に説明をして頂ました。

  そして、サイクロンが凄いのです。今でこそサイクロンを自作する人も多くなり、情報もネットで手軽に入手できる様になりました。しかしYさんは、日本でサイクロンが流行する以前に、ご自分で情報を収集し、自作されたものなのです。どんなに大変だったでしょう。しかし、設計・試作・製作など試行錯誤しながら、手作りとしては本当に素晴らしいサイクロンを作られているのです。って、実は私には良く理解で出来ない・・汗・・電気・機械に強いトシさんと二人で、ア〜だ、コ〜だ、ナルホド、と盛り上がっているのです。笑

  工具・機械など、どれもご自分で工夫・改良を加え、使い易くしていて、もう趣味の木工人が最も共感することばかりです。工房ではおもちゃを見る子どもと一緒で、時間が過ぎるのを忘れてしまいます。

  そして夜は別府の街中に出て、飲みながら(実はYさんは一滴も飲まれないのに、お付き合いして頂きました。感謝!)また、楽しい木交流をさせてもらいました。木工の話だけでなく、航空機(これがご専門なのです)の話や大学で教える事のご苦労など、私たちの知らない世界の話や、海外の豊富な体験など、もう話は尽きず、本当に楽しい時間を過ごす事が出来ました。

  工房訪問の楽しさは、木交流だけでなく、もっと大きな収穫が一杯あると思います。Yさんのお宅、工房に伺うことが出来、また一杯刺激を受けてしまいました。Yさん本当に有難うございました。私たちの工房へもどうぞ遊びに来て下さい。

  木工旅行は他にも由布院の美術館巡りや、翌日は大分でのミニ削ろう会を覗きました。これには木の工房「花みずき」の手柴さんも参加されていて、久しぶりにお話を伺うことが出来ました。透き通る削り華が凄〜〜い!私はもう、ため息をついて見守るだけでしたが、トシさんは削りの手ほどきを受けたり、削り華を引くのを手伝ったりしていました。
  さらに大分もの展で家具やおもちゃの展示会にも行きました。これら内容はトシさんのブログの工房訪問記_大分編_その1工房訪問記_大分編_その2にありますので是非ご覧になって下さい。

  木工旅行、そして工房訪問は、とっても楽しくて、もう病みつきです(笑)皆さんよろしくお願いいたしま〜す

のほほん
 
自作スピーカー・アンプの試聴させてもらいました。右は工房のアンプやスピーカーで、ここでも音楽を楽しみながらの木工なのです。
 
サイクロンの前で熱中して話し込む二人(笑)なんと、試作で作った超々ミニサイクロンにビックリ!
 
見た事が無いバンドソーやラジアルアームソーに興味津々
 
ジグや工房の収納など、色々な工夫が一杯なのです。
 
手柴さんが慎重に鉋を引き、トシさんが緊張して削り華を引っ張ります。この透き通った美しい削り華!
工房訪問2(2014〜2016)

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