トンデモ簡単挽き割り板作り

バンドソー&自動かんな盤が無くても挽き割り板作り


電動ノコギリ窓鋸刃
(2019 10 14)


   さてちょっとお叱りを受けそうな?トンデモ改造刃です   皆さん窓鋸(クリック)ってご存じですか?

   安価な電動のこぎりを持っているのですが、枝切や廃材の切断などに使っており、木工製作にはほとんど使っていなかったのです。しかし木工製作でも使えないかと試してみました。

   この電動ノコギリ(セーバーソーとかレシプロソーとも呼ばれます?)の刃は細く、短い物が付属しています。手ノコの様な幅広の刃は売っていません。また300mmと長い替え刃もありますが、値段が高いので・・・またやっちまいました。
   手ノコ用の普通の替え刃は安く、予備も何枚かあるのでこれをディスクグラインダーで削って電動ノコギリに取り付けられるようにしました。3.5mmの穴もステンレス用ビットで簡単にあけられます。かんた〜ん(^^)/

   この電動ノコギリは、ジグソーと同じで刃のストローク(往復運動の幅)が20mm程しかなく、切り屑が詰まりやすいのです、電動ノコそのものを手ノコの様に前後に挽きながら切断すると良いのですが、それでも刃の往復運動はかなり早く、切り屑が詰まりやすいのです。そこで窓鋸のような隙間を入れました。しかしまあ、超イイカゲンですね^^
   しかし、手ノコと比べ切断時間は大幅短縮(大きな材、厚い材では疲れて3倍、4倍と時間が違います)、そして切断面も綺麗!(って、実は私の手ノコの扱いが下手だからなのですが(汗)

   でもこの改造は目的ではなく手段なのです。さて、これで何をしようとしているのか?・・窓鋸は何に使うのか・・もう分かるでしょうね。また見て下さ〜〜い(^^)/

のほほん


上の画像をクリックして動画を見て下さい。窓鋸の刃を超イイカゲンに作って電動ノコに装着しました^^:

電動丸鋸の刃は何故か幅広が売ってないのです?往復ストロークが短く、すごいスピードなので手挽きでも切り屑の排出が出来そうにないので窓鋸の様に隙間(窓)を入れました。手ノコは一生懸命ですが、これならスイスイです(^^)/

上の画像をクリックして動画を見て下さい。

幅200mmの板を半分に挽き割りました。鋸を動かしていた時間は8分、手ノコよりずっと楽で〜す(^^)/


電動ノコ窓鋸刃で挽き割り
(2019 10 16)

   そーです 挽き割りをする為に電動ノコギリ用のトンデモ窓鋸刃を作ったのです

   板幅180mmまでは私のバンドソー(レクソンBS−10K)で挽き割る事ができます。(でもパワーが弱く、幅100mm以上の硬木の挽き割りは怖いのでやりません)しかし、時にもっと幅広の材を挽き割りたいと思う事があるのです。そこで毎度のトンデモ技です。

   実は最初、手ノコでの挽き割りを試したのですが、これはやはり大変です。手ノコでも、もっと大きな挽き割り用の大鋸(窓鋸、両手挽き鋸)などなら案外楽に挽き割る事ができるのかもしれませんが、大鋸は高価なのです。

   手ノコでの半分以下、疲れて休む時間を考えれば1/3、1/4の時間で挽き割る事が出来ると思います。動画を見てもらえば、説明は不要だとおもいますが、自作した窓鋸刃ですが、小さめの窓(隙間)には木屑が詰まってしまいます。窓はもう少し大きく(深く)した方がよいと思いました。

   バンドソーを持たない木工人も多いと思います。どうぞ試してみて下さい。ただし改造窓鋸刃は大きいので、安全の為無理に力を入れずゆっくり切って下さい

のほほん


簡単トリマースライド台で板厚決め
(2019 10 19)

   前回の電動ノコ窓鋸刃で挽き割りですが、その割り面は窓鋸刃や電動丸鋸で出来た目違い、段差など、相当荒れ板厚もブレがあります
   そこで板面を整え、板厚を合わせなければなりませんが、手鉋やペーパーではかなり手間がかかり、板厚を合わせるのは簡単ではありません。もちろん自動かんな盤があれば簡単に出来ます。しかし、自動カンナは高価なので、持たない方も多いと思います。私は持っていますが、板幅300mmまでの板しか入りません。そこでトリマーやルーターを使う方法です。

   少々イイカゲンでも簡単な方法がいい(というのはのほほんだからか?^^:)という事で、最も簡単に作れる治具を考えて作り、板面を削ります。トリマーを一往復させたら板をずらして、また削る事を繰り返して全面の板厚を揃えます。これも動画を見てもらえば分かりますね。

   スライド台の隙間はトリマーベースが落ちない程度に広くとっています。トリマーの往復で少しでも一度に広く削ることが出来る様にする為です。またスライド台の高さは、板より少し厚い板を両端(手前と奥)に挟んでクランプ固定するだけです。ビットの出量は板の一番薄い部分、あるいは決めたい厚さの板にトリマーを押し付けて決めます。どちらも超簡単です。

   ビットは大径のストレートビット、あるいはディッシュビットを使います。ただ板厚を揃えるだけならそう深く削る事はないので、動画の様に材を手で押さえただけで出来ますが、深く削る場合はなるべく浅く何度にも分けて、まだ板も削りでずれないように固定して削って下さい。

   このトリマースライド台は私の作業テーブルの幅に合わせて作りました。板幅450mmまで削る事ができます。作業台の長手側を使ってスライド台を作れば、相当幅広の板でも削る事ができるでしょう。自動かんな盤を持たない方はどうぞ試してみて下さい

のほほん


上の画像をクリックして動画を見て下さい。
説明も不要なほど簡単なトリマースライド台です。

スライド台のビットが入る隙間はトリマーベースが落ちない程度に広くとっています。トリマーを奥に送る時(往)は左のフェンスに押し付けながら、手前に引く時(復)は右のフェンスに押し付けながら削ります。

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