木工日誌 2017年

年も押し詰まって あ〜 宿題が終らない

2018年の日記へ


上の画像をクリックして動画を見て下さい。これは糸鋸小改良の動画です。JETもYUTAKAも厚さ19mmの1バイ材ならスイスイ切れ、パワー(切断力)に違いはありませんでしたが、厚い材になるとパワーはYUTAKAが勝ると感じました。しかしこの差はモーターの力よりストロークの違いが大きいのではないかと感じています。


上の画像をクリックして動画を見て下さい。
38mmの板を試し切りしました。YUTAKAよりパワー(モーターの力とストロークが小さい)ので、ゆっくり無理せずを意識しながら切断しました。ついでに・・・・・

●糸鋸切断の留意点まとめてみました(動画中の英文は以下の内容です)
○糸鋸切断はゆっくり無理せず「材を押して切っていくのではなく、切れてから材を進める」という感じで送る。
○材の内部にあるブレードの垂直保持を常に意識する。
○墨線を追う事に気を取られ、つい横向きに力を加えてしまい勝ちになることに注意。
○複雑な曲線を切る時も送りは真っ直ぐ正面から。(急な曲線を切るとき、私は指先をブレードの真正面におき、この方向から押していることを意識して切ります。)
○時々力を抜いてニュートラル状態にするのも有効。(ブレードの歪みを元にもどし、切り屑が排出される)
○ストローク以上の厚板では押し引き切断も有効
材が厚くなるほど、これらの点を常に意識しながら切る事が大切です。


上の画像をクリックして動画を見て下さい。
これは以前に上げたYUTAKAでの押し引き切断の様子です。

12月21日
糸鋸切断留意点とJETレポート3


   糸鋸木工は大好きな木工です。そして、歳を取り体力が無くなっても(最後まで?笑)出来る木工ではないかと思っているので、高価な糸鋸盤ですが、思い切って買い換えてしまったのです。JET糸鋸のレポートですが、買い替えで問題点が全て解決する訳ではありません。1ヶ月ほど試し切りしていますが、気になる点も色々あるのです。その問題点と、その改良、冶具、使いこなし技など説明したいと思います。


   糸鋸は電動工具の中でも使いこなしが最も難しい電動工具だと思います。そこでJETレポートとともに、糸鋸切断をする上での留意点(特に厚板切断)を記したいと思います。

   糸鋸切断で最も重要な点、そして難しい点は断面の垂直の保持だと思います。墨線を追う以上に難しく、特に厚板を垂直に切り抜くのはとっても難しい!のです。

   以前も記しましたが、糸鋸の刃はあまりに細く、かつ軟鋼です。(私が普段使っているのは刃厚0.4mm、刃幅1.3mmのブレードです:Topman No.2)こんな刃ですから厚板、硬材を切るのが難しいのは当然です。おまけに 複雑な曲線を追い、それも垂直を保って切らねばならないのですから大変です!!
   私も糸鋸をはじめてもう20年以上経ちますが、なかなか思い通りに切れず、こうした方が良い、こうすると上手く切れる、など幾つかの注意点(留意点)などに気が付くまで試行錯誤を繰り返しました。いや、今でも厚板では、ちょっと気を抜くと、切り離せない、片側からしか抜けないなんて失敗してしまいます


   さてまず機械の調整で最も重要なのは、ブレードの垂直調整です左右の直角だけでなく、前後の直角も必ず確認します。YUTAKAの垂直調整については以前も説明しています。さらにブレードのねじれがない事も確認が必要です。ブレードのねじれについては、より詳しく説明したいので、また後日、記そうと思っています。

   さらにブレードのテンション(張力)調整ですが、これはある程度強く張る必要があります。もちろんあまり強すぎれば、破断し易くなるので、どのようにして適正な張力を決めるのかは、とっても難しいです。
   YUTAKAの場合は普通バネを一杯に押さえて(テンション最大)ブレードを取り付けるので、特に調整などしていませんでした。ところがJETのテンション調整は、なんと調節ヶ所が3つも!あるのです。説明書には固定クランプを倒せば適正な張力になる、と記してありましたが、厚板の場合は張力が足りず断面が傾いてしまう場合がありました。そこで、テンションを強目に設定しました。このテンションの適正な調整と方法は、これからさらに使っていく中で詳しく調べ、これも後日報告したいと思います


   次に切断する場合の注意点(特に厚板の留意点)です。これはどんな糸鋸盤でも共通です。。
   切断の時は無理せずゆっくり、ブレードに無駄な力がかからないようにする事が重要で、ブレードの垂直を常に意識しながら切断します。材の送りについても「材を押して切っていくのではなく、切れてから材を進めている」という気持ちで材を送ります。特に複雑な曲線を切っていると、墨線を追うことばかりに意識が行き、何時の間にか横方向からブレードに力を加えてしまい、ブレードが曲がってしまいます。

   材が暴れてしまう場合も、その多くはブレードが垂直でなくなり、材をひっかけてしまうからだと思います。墨線を追う以上に、材の中にあるブレードの垂直を常に意識して切る事が大切です。墨線から外れるとつい、横方向に力を加えて墨線に戻そうとしてしまいますが、これは厳禁です。材の送りはどんな時も、(複雑な曲線ほど)真っ直ぐ前から後に向けて送るんだと意識をして切らねばなりません。
   先日メールで「指先がつるぐらい材押さえに力が入ってしまう」と記されていた方がいましたが、それは刃の垂直が保持できていない時なのです。こんな時は逆に力を抜くと良いのです。材を手前にちょっと引いて押さえている力を抜き、ニュートラル状態にします。こうして無駄な力を抜くとブレードの変形が元に戻り、詰まっている切り屑も排出されます。


   糸鋸のパワー(切断力)について・・・先日のJETを買って最初のレポートで、パワーについてDeWALT<JET≦YUTAKAと記しましたが、色々な材を試し切りしていくうちに印象が変わり、今はDeWALT?JET<YUTAKAだと感じています。DeWALTとJETについての比較は全く自信がありません。日時や材、ブレードなど全て違う中で比較は難しく、両方をしっかり扱わないと正しい比較は出来ませんが、モーターのパワーについてはDeWALT=JETなのではないかと思います。JET糸鋸本体の英文ラベルには1.3Aと記してあり、これはDeWALTと同じなのです。
   JETとYUTAKAについては見た目のモーターの大きさもはっきり違い、YUTAKAが一回り大きいのです。


   JETの試し切りをする中で感じた事なのですが、糸鋸のパワー(切断力)は何で決まるのか?・・・それはモーターのパワー以上に糸鋸のストローク(ブレード上下移動幅)が非常に重要ではないか?とも思うのです。
   購入して最初、厚さ19mmのSPFを試し切ではYUTAKAと同等と感じていたのですが(どちらもスイスイ切れます)材が厚くなるとJETは抵抗が大きくなり、無理に進めると断面が傾き、一周しても切り離せない、なんて事が起きてしまいました

   糸鋸ではアサリの無い刃を使う事が多いですが、少し考えたら分かるように、ストローク幅以上に厚い材の場合、切り屑の逃げ場所がないのです。JETのストロークは(公称)19mm、YUTAKAは(公称)24mmです。(公称と実測は多少違うようなので、ここでは仕様書の数値です)
   私の推測を交えた実感ですが、YUTAKAとJETのパワー(切断力)の違いはモーターの違いより、このストロークの違いが大きいのではないかと思うのです。厚板ではストロークが短いほど切り屑を逃がしにくくなり、これが大きな抵抗になりブレードが曲がってしまう(たる型に変形する場合があるのは、切り屑の排出が出来ずブレードが曲げられてしまうからではないか)原因になるのではないかと感じています。

   なので、厚板では切り屑を出来るだけ排出しながら切る事が重要なのです。以前私は糸鋸厚板切断法として押し引き切断を紹介しましたが、これが有効です。JETも上記した切断留意点とともに、この押し引き切断をすると厚さ38mmでも断面は傾かず上下から引き抜く事が出来ました(^▽^)/


   所で今まで使っていたYUTAKA糸鋸ですが、狭い工房に置く事は出来ず、友人のトシさんに譲ったのですが、トシさんは私以上に改造大好き(^▽^)/で、さっそく何故こんなに振動が大きいのか、分解して調べているのです。これもとっても興味深い内容なのでトシさんのブログを是非見て下さい。修理、部品交換して復活するかもです(^▽^)
   また福岡のchipsnobuさんの工房に伺った折にこれは旭工機の糸鋸ですが、わざわざ分解して色々構造を確認させてもらったのですが、これはほぼYUTAKAと同等の作り(バネ式糸鋸盤)なのですが、思いの他静かなのです。この様子がchipsnobuさんのブログで紹介されています。こちらも是非ご覧になって下さい。やはりJETやDeWALTの方が静かで、振動も小さいのは確かですが、私のYUTAKAはモーターが外れて以後、カムが緩み、削れてしまって異常に大きな振動、音だった事が分かりました。

   大変長い文になってしまい、申し訳ありません。参考になれば良いのですが・・・まだ糸鋸レポート続きますよ。また覗いて下さ〜い(^▽^)/

のほほん

12月14日
JET糸鋸レポート2(吸塵対策、テーブル延長)


   JET糸鋸の試し切りをしていますが、気が付いた点と、その対策を記します。

   まず、吸塵改造です。テーブル下に吸塵の為のノズルがあるのは良いのですが、テーブル面に無駄な吸塵の小穴が沢山あるのです(何で?)。これを塞いでブレード穴だけにし、さらにブレード穴も狭く(無駄な後ろ側が広い)して、テーブル裏側の穴もビーニールテープで出来るだけ狭くしました。こうして吸引力をブレード穴に集中させる事で、切り屑の排出がよりスムーズになり、切れ味や断面の状態(変形や焼け)がわずかでも改善されるのではないかと思います。また小穴が多数あった状態より、吸引の騒音もかなり減少しました。(多数の穴で風切り音が発生するのでやかましい)

   上部は吹き飛ばしノズルがあるだけで、吸塵のノズルはありません。そこで、これは毎度の安上がりイイカゲン自在ノズルを作ってブレードの近くに配置できる様にしました。これでほとんど切り屑が、テーブル上に残らなくなりました(快適(^▽^)/。

   一つ問題点を付記すると、下からの吸引口の厚さ(幅)があまりにも狭く、これは切り屑や小片がつまり易いと思います(前のYUTSKAも狭くてよく木片がつまっていたが、それよりさらに狭いのです::つまりがひどい様ならこれも改造して、また報告します


   次に テーブルの延長です。JETの糸鋸はフトコロが深く(568mm)テーブルも広くて、これはいい(^▽^)/・・・と思っていたのですが、実際使ってみると・・・手前側があまりにも狭いのです。小物作りには問題ありませんが、少し大きい板を切ろうとすると、手前側のテーブルの狭くて材が安定しないのです(涙)

   今まで使っていたYUTAKA-YSC500Fはブレードから手前のテーブル面は200mmです。ところがJETJWSS-22Bはたった95mmしかありません。(DeWALTDW788は手前側が250mmと広い)

   そこで改造ですが・・・幸いこのJET糸鋸はテーブルを傾ける事がないので、テキトーな延長テーブルを付け足す事ができます。

   しかし・・・どんなに丁寧に付属テーブルを作っても、わずかな段差は出来るので・・いっそテーブル全体を交換して自作する方がいいかも、とも考えています。そうすれば、この問題点だけでなく、返し刃が出ない問題(テーブル面を5mm低くすればいい)、また上記したテーブル下部吸塵の色々な問題もまとめて解決出来るでしょう。これは、もう少し検討してみようと考えています


   次回は、糸鋸の性能において、私が一番重要な点だと考えている事(断面の垂直保持)について報告しようと思います。これはブレードの垂直調整とテンション(張力)調整が重要なのですが、もう少し試し切りをしてから報告したいと思っています。また、傾斜切断についても報告したいと思っています。

   いよいよ年末・・でも宿題製作が終っていないこれも頑張らねば!!

のほほん


(左)テーブル面に吸引の穴がやたら沢山ありますが、この穴をふさぎ(騒音も減少)、中央の穴だけに吸引力を集中させ、ブレードにつまる切り屑(粉)を少しでも強く吸引して除く為です。ノズルの口はアルミ線がグニャグニャしてますが、これは木片吸い込み防止の為です。
(右)テーブル下部も穴をビニールテープで出来るだけ狭くしています。


ブレード前面のテーブル面が95mmと狭く、これでは材が安定しないので延長テーブルを取り付け手前幅を240mmにしました(簡単に着脱できる)。しかし、これは吸塵対策などもまとめて、テーブル全面を作り変えた方が良いかもしれません。さらに改造検討中です。
また快適作業の為には照明、拡大鏡、フットスイッチ、そして上下吸塵は必須です(^▽^)/

糸鋸買っちゃいました(^▽^)/ フトコロが568mmと大きい!
上の画像をクリックして動画を見て下さい。鉛筆を立ててみると・・・
オフに記されている仕様で1/2HP(馬力)、説明書に記された電力1.5A

モータに貼られたシールに定格出力50W、本体後に貼られたシールには100V、1.3A と、全部バラバラな記載で何を信じればいいのか?
電気の専門家トシさんに計測器を持ち込んで調べてもらいました。(オシロスコープです・・ここまでやるか

ブレードの返し刃がテーブル面より上に来ない?何でだ?吸塵改造の一部が見えてますね

12月4日
JET糸鋸買っちゃいました


   師走だ!! 宿題木工山積!! 、そして作りたいものも山積!!なのに新しい糸鋸買っちゃいました。そのファーストインプレションです。

   今まで10年以上使ってきたYUTAKAのYSC-500Fなのですが、ともかく振動が大きいのです。音はトリマーや手押しカンナの方が耳障りで大きいのですが、振動は桁違いにYSC-500Fが大きいです。現在はマイナーチェンジしてYSC-500FGTですが、この機種を購入した方は皆「振動が・・・」と言われているので、あまり変わっていないようです。(何度妻から文句を言われたことか・・涙・・他の電動工具もありますが、糸鋸が最大の原因です)
   またこのYSC-500Fですが、パワーもあり切断力は大きいのですが、調整がちょっと(いやかなり)面倒で、しっかり使いこなすまでにかなり時間がかかってしまいました。特に刃の垂直調整が重要です。しっかり調整されていればキレイに切断できるのですが・・・^^:

   さらに、数年前ですが、モーターを固定しているネジの1本が折れ、モーターの位置がズレしていまい。何度調整しても元通りにはならず、ただでも大きい振動や音がさらに激しくなってしまいました(涙)最近はその症状がさらに悪化、その為なのかブレードの破断が頻発するようになっていたのです。

   なので 先日木交流旅行でしょうちゃん工房さんの DeWALT糸鋸盤に触れ、その静かさ、調整の簡単さ(断面も垂直がでている)を実感させられ、もう我慢できず新型の糸鋸を購入してしまいました。

   このDeWALT糸鋸盤DW788は糸鋸では有名な組木工房さんも勧めていますし、多くの方が静かさや使い勝手の良さを報告しているので、これにしようかとも考えたのですが、その後色々ネットで調べて考えた上で、購入はJETの糸鋸盤 JWSS-22Bをオフコーポで購入しました。


   さて、前置きが長すぎましたが、新しく購入したJET糸鋸盤JWSS-22Bについてのファーストインプレッションです。
   まず長所ですが、何よりYUTAKAのYSC-500Fより格段に静かで振動も小さいことです(^▽^)/

   しょうちゃん工房で触らせてもらったDeWALTはビックリするぐらい静かで振動も小さかったです。購入前ちょっと心配しましたが、JETも十分静かで、振動・音ともほぼ同等ではないか(わずかにJETが大きいかも)という印象です。これならば十分静かで、家族からも怒られない(気が付かない)のではないかと思います(あえて下の部屋に妻がいる時に使ってみましょうw)
   DeWALT糸鋸盤についてはネットで「鉛筆が倒れない」という記事があったので、JETでも試してみると・・これは動画(クリック)を見て下さい。


   次に糸鋸盤のパワーについてですが・・実はJETを購入した最大の理由はDeWALTより相当パワーがあると思ったからなのです。しかしこれは疑問があります。

   オフコーポのHPにはJETのパワーは1/2HP(馬力)と記されています。これをW数にすれば375WになりDeWALTの倍以上のパワーになります。しかし手元に来た説明書には1/2HPの記載はどこにもなく、仕様の所は1.5Aとなっているのです。またモーターに貼られているシールには定格出力50Wと記され、ボディにある記載では100V、1.3Aともう出力の記載が全部バラバラなのです??一体どうなってるの

   私は電気には全く詳しくないのですが、友人のトシさんは電気の専門家なのです。そこでJETは一体どれほどのパワーなのか、工房に計器を持ち込んで、色々計測してもらいました。モーターの力率、効率など不明な点もありますが、結論としてDeWALTと同等(あるいは やや大きいかも・・DeWALTの計測が出来ないのではっきりしません)のではないか、1/2HPではありえないというなの事です。

   糸鋸に限らずモーターのパワーの記載は色々です。出力にしても定格出力か、消費電力、定格消費電力か?またワット数ではなくHP(馬力)で示していたり、電圧、電流のみ記されていたりとバラバラです。さらに同じワット数のモーターでもでも力率、効率の違いや、回転数の違い、負荷を与えた場合の変化など、色々考慮しなければならず、ただワット数の数値だけを見ての比較は難しいのです。

   と言うことで、DeWALTの倍のパワーなんてありえず、パワーの比較はカタログの数値でするのではなく、実際に扱ってみての体感(それが一番重要ですよね)でするしかありません。これはモーターの力だけでなく メカニズムや刃によっても大きく異なります。なので、あくまで私の体感でのパワー(切断力)比較です・・・日時も、ブレードも違う体験ですがあえて比べると・・・DeWALT<JET≦YUTAKAだという印象です。何度も言いますが、私の印象ですよ。DeWALTとは日時・場所・刃・材が違いさらに振動や音、あるいは環境の違いも印象には影響があります。まだ本格的に製作に使っていないのではっきりしませんが、JETは、今まで使ってきたYUTAKAとほぼ同等の切断力で、これならなら合格だと感じています。

   材によってどの程度のパワーを常用するか、まだはっきりしませんが、良く使うSPF1バイ材(19mm厚)を使うは70%程度の力で良いのではないかと感じています。



   他に、長所としてブレード交換が簡単、傾斜切断し易いなど、この機種の特徴があります。まだ、少し試し切りしただけですが、切断もスムーズで断面もきれい、垂直も問題ありません。しかし、これらの特徴は、今後色々な製作に使ってから、特に切断面の垂直が保たれるか等、重要な点について、また詳しく報告しようと思います。


   次に問題点ですが・・糸鋸刃の返し刃が役に立たない。のです?^^:    付属していた糸鋸刃を取り付けてみると・・また、いつも使っている糸鋸刃(Topman No2 トビ刃)を出来るだけ上の位置になるように取り付けても、ブレードの下位置にある返し刃がテーブル面より上に出ないのです。
   私は今まで、返し刃1つがテーブル面より上に来るようにブレードを取り付けていたのですが・・・ブレードの上下位置調整などは説明書にありません(本体を分解すれば出来そうな気もしますが?買って直ぐ分解もちょっと^^:)まあ返し刃が無くても、切断に大きな影響がある訳ではありません(返し刃が材の裏側のバリを少なくする働きをする)ので、これも実際に使う中でまた報告したいと思います。
   また、厚い板の時、いつも使うブレードをそのまま取り付けるとブレードの刃のない部分まで板にかかってしまいます。なのでブレードの上の部分を切り取って(ペンチで切るだけで簡単ですが)使わなければなりません。決まった長さを切り取るだけなのでそう手間がかかる訳ではありません。


   既に吸塵対策をしているのですが、これは次回に報告します。ちょっと待って下さいね。長い文になってしまいましたが。高価な糸鋸の購入情報にプラスになるよう、出来るだけ詳しく説明しようと思いますので、お付き合いよろしくお願いします。

   さて年末 抱えている宿題も幾つかこなさないと・・から怒られるので、糸鋸で遊んでばかりいないで お役立ち木工を頑張らないと!!

のほほん

11月26日
佐世保・長崎 工房見学・木交流旅行(2017 11 21/22)


   最初にお知らせです。来年、北九州の木工仲間を中心に(北九州木工遊びの会)作品展示会をする事が決まりましたので、日程・場所をお知らせしておきます。
2018年11月2・3・4日(金・土・日)
門司港レトロ旧大阪商船ビル2F(海峡ロマンホール)

   2012年に同じ場所(その時は1階でしたが)で展示会をしたので6年ぶりになります。まだ1年先ですが、1年なんてあっと言う間に過ぎてしまうので、それに向けての作品を意識して(って私は毎度のヘンテコ木工ですが・・汗)頑張ろうと思っています。皆さんよろしくお願いしま〜す(^▽^)/


   さて久しぶりの工房見学旅行を11月21日(火)・22日(水)に毎度のトシさんと二人で長崎県に一泊で行ってきました。
   工房見学は本当に楽しいですね。ちょっと内気な私(ウソだろ!^^:)一人だとちょっと気後れするのですが、トシさんと二人のなら、時間・会話をもてあます事はありません。また、工房訪問旅行と言いながら、毎度のプラネタリウム見学(佐賀県立宇宙科学館)や温泉(武雄・嬉野温泉)にも入って、のんびり命の洗濯旅行なのです

   初日は プラネタリウムや武雄温泉に立ち寄りのんびりしながら長崎県佐々町(佐世保市の隣町)のしょうちゃん工房に伺いました。
   しょうちゃん(さんは略で)は退職されてから工房を立ち上げ、糸鋸木工を中心に楽しんでいますが、一通り木工ハイアマチュアの機械や工具も揃っています。それも私の持つ機械より一段上の物が多く、もう目の毒・・笑・汗)トシさんと二人の矢継ぎ早の質問にも 機械の特徴、自作冶具など一つひとつ丁寧に説明してもらいました。
   工房訪問でいつも思うことですが、特に作品は直接見て、手にとって・・ついでに?裏返して、下からも見ることが出来るので、HPやブログを見て感じていたものと違う事です。しょうちゃんはインターシア(組木絵)を中心に作品を作られているのですが、ブログで見ていたものより大きく、重く、また材や木目を慎重に選んで組んでいることが良く分かり、存在感が大きいのです。ブログで見ていた時は可愛い作品というがイメージが一番でしたが、それ以上に迫ってくる迫力を感じてしまいました。改めて、こんな作品も糸鋸で作れるのか!とその魅せられてしまいました。

   またブログで見て興味深々だったDeWALT糸鋸盤とその改造(ブログを見て下さい)に直接触れ、その長所・短所等を教えてもらいました。実際に試し切りもさせてもらい、この場では書き尽くせない色々の情報や実感を得る事が出来て、本当に参考になりました。・・・実は私が10年以上使って来た現在の糸鋸機の具合が大変悪く、悩んでいたのです。旅行から帰ってネットでもさらに色々な情報を探して・・・もう我慢が出来ず、昨日新型糸鋸機を購入クリックしてしまいました買い替えと新しい糸鋸盤については、手元に来てからまた報告しますね。

   話を戻して・・夜は3人でしょうちゃん行きつけの居酒屋で乾杯です(^▽^)/。飲みながらの木交流がまた本当に楽しいのです。木工談義だけでなく、色々な話をしながら、初対面なのに全く話が尽きず(飲みすぎに注意をしながら)お酒が美味しい!これだから木交流旅行は止められません。しょうちゃん楽しい一時本当にありがとうございました。

   翌日は、嬉野温泉に立ち寄り、昼食は温泉水の名物湯豆腐を食べ その後長崎市にある恬(てん)工房さんに伺いました。
   実は恬工房さんは、私がHPを立ち上げ一番最初にリンクをさせて頂いた工房なのです!(^▽^)/ 恬工房さんは木工HPのごく初期(2000年開局)の老舗の一つで、素敵な作品を眺め回して、私もこんな作品を作りたい!!そしてHPを立ち上げたい!!と強く影響を受けた工房なのです。その願いがかなってやっと工房に伺う事ができました(^▽^)/ 
   工房は山の斜面の静かな森の中に立っており、やはり私の機械より1段(2段か?)上位の物がそろっており、毎度これは目の毒です(笑)機械は涎を流すだけで、狭い私の工房では諦めなければなりませんが、工房に中央にある自作の作業台に注目させられてしまいました。決して大型ではありませんが、実にしっかり、そして丁寧に作られており、クランプも自作、下部には引き出しも沢山つくられており、しっかりした木工作業がし易く、使い易い作業台だと思いました。あぁ、しっかりした作業台、私も作りたい!と直ぐ影響を受けてしまいます。やはり見て触っての力は大きいですね。優しく丁寧に色々説明をして頂き感謝です。
   ちょっと残念だったのは、恬工房さんは最近は仕事が忙しく、作品を作る余裕がなくHPの更新も長く滞ってしまっており、見て、触れたかった作品が手元になかったことです。しかし、手が空けば、また椅子等を作りたいと語られていたので、これは気長に待ちたいと思います。恬工房さん素敵な作品また、お願いしま〜す。


   木交流旅行楽しかったぁ!工房訪問は本当に楽しく、行って見て、触って、説明を受けて、動かしてみて分かる事が一杯あるのです。HPやブログでの交流はもちろん楽しいですが、リアルの木交流は最高です(^▽^)/
   しょうちゃん、そして恬工房さん短い時間でしたが 本当に楽しい一時ありがとうございました。今度は是非私達の工房にも遊びに来て下さいね。そして全国の木工大好きの皆さんも、お気軽に遊びに来て下さ〜い。


   さあ、もうすぐ師走ですね、ずっと役立たずヘンテコ木工ばかりだったので妻に怒られ、現在点数稼ぎお役立ち木工の最中なのです。しかし、新型糸鋸盤も来るし、作りたいヘンテコ木工や冶具の妄想が頭の中を巡っております。また覗いて下さ〜い。

のほほん


しょうちゃんの作品 組木絵と木製ショベルカー 迫力です。是非ブログで見て下さい。

機械や道具が並んでいます。(~ρ~;)

飲みながらの木交流が楽しい!左から 私 しょうちゃん トシさんです。

恬工房さんの工房、棚に色々な工具が並んでいます。

機械類と中央に使い易そうな自作作業台があります。

左から 私 恬工房さん トシさんです・

上の画像をクリックして動画を見て下さい。製作は簡単ですが、削り屑がすごい!。小まめに吸塵して作業をしないといけません。横滑り削りは注意して少しづつ、少しでも抵抗があれば、上からの削りをして段差を削ります。

10月28日
スライド丸ノコで簡単器


   あれ?次は小箱を作るのでは・・と言わないで。この際、スライド丸鋸で簡単に作れるものを幾つか作ってみようと思っています。
   動画を見てもらえば説明はほとんど必要ありませんね。材はケヤキで、大きさは260×180×30mmで、器の深さは25mmです。私のスライド丸鋸の刃幅は2mmなので一体何回刃を下ろさなければならないか・・・でもスライド丸ノコならスイスイです
   そして禁断の横滑り削り、後は手磨きで30分程でしょうか。製作実働時間は1時間程で作ってしまいました。

   器の形状・大きさは、刃によって決まってしまいますが、スライド幅を調節出来る様にすれば底平らの器、また冶具を作れば丸型の器も作る事が出来ると思います。これも試してみたいと思っています。もちろん小箱もつくりますよ。

のほほん

10月21日
スライド丸ノコのススメ  22・23日集塵追記あり


   スライド丸ノコについてのご質問を受けたので、それに答えての更新です。私の工房で最もよく使う電動工具はスライド丸ノコなのです。なのにHPで紹介してなかった・・アレレ なのでその長所短所などを説明します。

   私のHPや動画をご覧になって分かるように私は現在テーブルソーを持っていません。しかし十数年前は、自作の簡易テーブルソーを使っていました・・・昔「手づくり木工事典」という雑誌があり、今の様にネットで情報を得られない時代、この雑誌は私にとってもうバイブルみたいな存在でした。この雑誌にTAMA CRAFT(芝地正履氏)のテーブルソーの作り方が連載されていて、それこそ穴が空くほど読み(眺めて?)・・実は私には製作が難しすぎて適当に真似たのですが(汗)・・自作のテーブルソーを作り使っていました。多分一昔前の木工愛好家は皆この「手づくり木工事典」を隅々まで読んでいたと思います(なつかしい)
   しかし、イイカゲン木工の私が作った自作簡易テーブルソーは十分な精度も出ず、安全性にも問題があり、長くは使いませんでした。その後日立のスライドマルノコを知り合いの大工さんから格安で譲ってもらい、これを現在までもう15年以上使っています。

   切れ味や精度の良い大型のテーブルソーが欲しいと思いながらも、狭い工房では置く場所もなく、今はもう諦めています。しかし、たとえテーブルソーがあったとしても、スライド丸ノコは十分活躍する場がある・・いや小物作り主体ならスライド丸ノコが主役ではないかと思うのです。


   スライド丸ノコの長所ですが、やはり安全性です。テーブルソーではキックバックが怖いですが(昔自作テーブルソーを使っていた時、キックバックで材が飛び、怖い思いを何回かしてしまいました。これでテーブルソーを止めたのです)、@スライド丸ノコはキックバックを起こしたとしても材は向こう側へ飛んで行くのです。但しフェンスにぶつかって跳ね返ってくる事もありますが。丸ノコ自体も機械に固定されているので手持ちの丸ノコの様に暴れる事はありません

   テーブルソーは刃が上向きについていて(刃のカバー 割り刃を付ける事も出来るが)うっかり手が当たる心配もあるが、Aスライド丸ノコは刃が下向きでカバーも付いており、丸ノコ部分を手持ちで向こうに押して使うので刃先に手が当たる可能性はほぼ無いのが良いのです。

   これはAと重なる事ですが、Bスライド丸ノコは刃先が見え、材を切っている様子全体が直接見えている事が大きな長所です。これに対しテーブルソーでは切っている全体が見えないのです。(刃が材より上に出ている所だけが見える)これは使い勝手や特に安全性にとって、大きな相違点だと思います。

   さらにスライド丸ノコの長所ですが、C硬い材や厚い材を切る時、細かく何度もくり返して少しづつ切り込むことが簡単に出来るのです。テーブルソーの場合は刃の出具合をネジ(回転ハンドル)で調節しながらですが、スライド丸ノコはノコ刃部分が手持ちなので見ながら刃を滑らすだけなのです。一度に深く切るのではなく少しづつ切り込む事も楽なので、安全に切る事ができます。
   また、先日の簡単木口隠し組み小箱作りの動画で見るようにD一定幅を削り取る様な切断(切削)の様な使い方も簡単に出来ます。材を横スベリさせて削るなんて裏技も スライド丸ノコだから比較的安全に(お勧めはしませんが・・汗)簡単にできるのです。

   テーブルソーとの比較ですが、テーブルソーは材を移動させて切断するので、小型のテーブルソーでテーブル面が狭いと不安定になり易いのです。ブレずにスムーズに材を切断移動できる精度の良い補助テーブルや冶具などが無いと思い通りに切れず、危険でもあります。しかしEスライド丸ノコは材を動かさずに切断するのが大きな利点で、これも安全性につながっています。


   さて一方短所ですが、これは@刃の移動幅(切断幅)が限定されている事です。(私のスライド丸ノコでは最大312mmの幅までしか切れません)なので大物作りの方には、やはり大きな不満だと思います。(大工さんも現場で角材切りなどに使うので、決して小物専門と言う訳ではありませんが、幅広の板材を切るのは不得手です)
   私は幅広材の切断は、手持ちの電動丸ノコに自作のガイドフェンスを使っています。

   また、もう1つの欠点はA切り屑の吸塵が大変難しい(ほとんど無理)ことです。テーブルソーの場合は吸塵対策で切り屑の9割は集塵できると思いますが・・・スライド丸ノコは舞い上がる切り屑を全部吸塵するのはほとんど無理だと思います。(以前集塵ホースを色々取り付けて試しましたが、やはり相当量は撒き散らしてしまいました)ただ、切り屑対策として背後の覆いは必要です。これがないと大量の切り屑を後方へ撒き散らしてしまいます

   (10 22 追記)この記事を見て頂いた方からメールを頂きました。私は集塵は「ほとんど無理」と記してしまいましたが、なんとスライド丸ノコでほとんど粉塵が出ないまで集塵対策している方なのです。メールの一部を転記させてもらうと「吸塵は、背部の既設廃棄パイプに掃除機2台をサイクロンを介して接続し、更に、背部左側に屋外設置の1馬力集塵機からダクト接続しておりますが、殆ど、粉塵は飛散しません。」とあります。私は非力な集塵機一台で試しましたが、ほとんどお手上げでした。しかしこのように徹底した対策を施せば集塵できるのですね。す、凄い(^▽^)/スライド丸ノコの冶具も色々作られているようです。
   この方はやはり私と同じ、いや以上で「手づくり木工事典」のTAMA CRAFの記事を暗記するほど読まれた、というのです!ビックリ。)Yさんどうもありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願いしたします。

   結論として、スライド丸ノコは安全性が高く、特に小物作りでは便利な電動工具だと思います。・・・と、半分は狭い工房で大きなテーブルーソーを置く事が出来ない自分へのなぐさめもあって?スライド丸ノコにえこひいきしているかもですよどうぞ皆さんスライド丸ノコ購入の参考にして下さい。

   次は補助説明の為、スライド丸ノコだけで簡単なホゾ組み小箱を作るので、皆さんどうぞまた覗いて下さい。(^▽^)/

のほほん


私のスライド丸ノコは日立製で最大切断幅が312mm(フェンス、テーブルを取り付けているので295mm程になっている)切断高90mm(テーブルを載せているので70mmほどになっている)です。
また切り込み深さ調整ネジの横にネジ穴を切り(アルミなので簡単でした)ネジを簡単に固定できるよう簡単な改造をして、切り込み深さ調節が簡単に出来る様にしています。


上の画像をクリックして先日アップした木口隠し組み小箱の動画をもう一度見て下さい。スライド丸ノコはくり返し何度も切り込むのが非常に簡単なので、厚い材や硬い材を、無理せず少しづつ切り込んでゆく事が簡単で出来、安全性が高いのです。また動画にあるように、何度も切り込んで一定幅を削り取ったり、裏技ですが材を横滑りさせて削る事も簡単です。


スライドマルノコは手持ちで刃を動かす、という特徴があるので吸塵は非常に難しい(ほとんど無理)ですが、ベニヤ板で後側に簡単な覆いは必要です。これがないと後ろ側は木屑が撒き散らされてしまいます。また傾斜切断の為の簡単な補助具(45度傾斜の角材です)があるととっても便利です。

(10 23さらに追記) Yさんから集塵機の画像も頂いたのです。左は自作サイクロン、そして右は戸外に置いた1馬力集塵機ですが、全体を吸音材を貼った木箱で覆い30db減音させていると言う事です。すごいなぁ

   Yさんに刺激を受けて私も再度スライド丸鋸の集塵に取り組んでみようと思います。以前から自作の集塵機を作ろうと思っていたのと、スライドマルノコはほとんど開放系なので換気扇も併用して出来ないかな・・と色々考えています。
   情報交流で刺激を受けてさらに木工遊びが楽しくなります

上の画像をクリックして動画を見て下さい。ヒモは安価なビニールヒモです。緩んだらもう一ひねりで直ぐ増し締めできます

10月13日
箱(額)作り簡単ビニールヒモ締め固定


   先日の木口隠し組みの動画を見て頂いた方から、箱のヒモ締め固定の方法についてご質問を受けたのです。その返事も兼ねて、次の簡単箱作りをアップする前に、私が最近している箱(額)接着の為の簡単ヒモ締め固定方法を紹介しておきます。

   箱や、額固定については今までも色々な方法を紹介しているのですが・・・やはり手間がかからないのが一番です。これも動画を見て下さい。家具や大きな箱では締める力がやや足りないでしょうから、やはりクランプを使った方が良いと思います。しかし小箱や小さめの額などでは、この簡単方法でも十分ではないかと思います。ヒモは安価なビニールヒモで増し締めも簡単なのです。わざわざ作っておく必要も無い程度の簡単締め具です。

   ゆるく(最初からきつい状態で結ぶと回せない)3〜4重に巻き、傷避け兼金具止め用の板を挟みます。こうしてビニールヒモに適当な金具・・私は大きめの?型ヒートンをかけて回して締め上げます。ビニールヒモは少し伸びるので、しばらくして増し締めした方が良いでしょう。

   さて、簡単イイカゲン小箱作りもう少しお付き合いお願いしま〜す(^▽^)/

のほほん

10月11日
恥知らず簡単木口隠し組み小箱


   さて、ヘンテコ小箱作り第二弾^^;恥知らずな木口隠し組み小箱です。なんじゃそりゃ^^:

   まあ、動画にするほどの事はないのですが・・動画にすると外国の方も見て頂けるので、どうぞお付き合いお願いします。
   スライド丸ノコで板厚と同じ幅(動画は1バイ材なので19mm)を切り(削り)込んで、木口を隠す薄板部分を作ります。そしてこの薄板部分が、浮き上がらない様に注意して接着すれば、簡単小箱は完成です!

   但し、あまり切り込みで薄くすると、ペラペラになって接着しにくいので(材質による)、動画では1.5mm程にして接着しました。そして最後にサンダー&手磨きで薄くなり、厚さ1mm程度になりました。

   さて、もう1つイイカゲン小箱作りますよ。また見て下さいね

のほほん


上の画像をクリックして動画を見て下さい。

丸箱と角丸箱ですが、一枚板から簡単曲げで作りました。まあ弁当箱で使われる方法です^^:


上の画像をクリックして動画を見て下さい。

10月7日
簡単曲げ小箱


   さて 木工遊びにダッジュ!!簡単小箱を幾つか作ります。以前から試してみようと思っていたヘンテコ方法で作ってみようと思います。まあ、私が作るのですからどれも簡単な方法ですよ まず、その第1作目です。

   外側(側板)は一枚板を曲げて作りました。切込みを入れて曲げる方法は以前からありますよね。強度はちょっと落ちますが手軽な曲げなので、これを試してみたかったのです。

   製作は簡単なので、動画を見てもらえば作り方は直ぐ分かると思います。切り残す厚さ、切り幅等は材質やR(アール:半径比、曲率)の程度によって異なるので、必ず試作して決めなければなりません

   動画では曲げには不向きな針葉樹の安価な1バイ材(厚さ19mm)ですが、18mmまで切り込む(1mm残す)と簡単に曲がってしまいます。但し、節部分は割れ易いので注意。木取りする時に曲げる部分に節がこないようにしなければなりません。

   強度を考えて切り込み17mm(厚さ2mm)では、曲げると割れて(折れて)しまうことがありました。そこで曲げる時にスチーマー(衣類用ですが 曲げにも使えると思い買いました・・やけどに注意です)を使うと簡単に曲がりました。(材質・板厚により異なる)

   この曲げは強度に問題もありますが、簡単に出来るので、どうぞ皆さんも試して見て下さい。なぜこの方法かと言うと・・・フフフ実はこの曲げでヘンテコスピーカーのラッパの曲面を作れないかな?と考えているのです・・・これも後日チャレンジしてみます(^▽^)/オイまだ飽きずに作るつもりかww

   さて、この方法を応用して、もう1つ簡単恥知らず小箱(角箱です)を作ります。また覗いて下さいね。

のほほん

10月4日
伸縮アームライト


   私の工房は、2階の和室8畳を改造した狭い工房です。照明は天井にある10畳用のLEDライトの他に、市販のアームライトが、糸鋸用、スライド丸鋸用、作業台兼ベルトサンダー用、ボール盤用、さらにバンドーソー用の固定ライトと全部で6つもあります。しかしこれでも照明が不足する場所・・特に、工房の中央の床近くの作業では「もっと明りを!!」と感じるのです。

   そこでどこでも十分な照明が取れる様に、簡単伸縮アームライトを作って取り付けました。この伸縮アームライトは先日工房訪問をさせて頂いた北九州若松のTさん(クリック訪問記へ)の工房にあったモノなのです。私の工房よりずっと広く、その工房で自由に動かせるライトはとっても便利で、これは真似をさせてもらわなければ!と思っていたのです。Tさんありがとうございました〜(^▽^)/

   さらに、この伸縮アームの先にあるライトを、上下にも動かせ、先端を色々な向きに動かせるように改造しました。作りは単純簡単なので、動画をご覧になって頂ければ分かると思います。製作費もわずかで、この為に買ったのは180円のスイッチ付き電球ソケットとLED電球だけで、他は手持ちの材、ネジ、塩ビ管だけです。

   私の工房は8畳(約3.6m×3.6m)ですが、この伸縮アームを一番伸ばすと丁度2mの長さになります。また上下移動幅は1mです。これで工房のどこでも、そして床の近くでも明るく照らす事ができる様になり、とっても作業し易くなりましたヤッタァ

のほほん


最大2mに伸びて工房中央も照らせる、伸縮アームライトです。これは若松のTさんの工房にあった伸縮アームライトを真似て作りました。 
それにしても狭く汚い工房ですねぇ・・ああ恥ずかしい^^:
上の画像をクリックして動画を見て下さい。私も65歳になりました。乱視、老眼もすすみ。「もっと明りを!!」と感じる事が、若い頃より増えた気がします(涙)

小物塗りではチョイ塗り刷毛容器がとっても手軽で便利、日焼け防止ニス、シェラック(オレンジとブロンズ)、亜麻仁油で使っています。また細い針金芯のモール(100均にある)も狭い部分塗りに便利です。安価なので使い捨てです(^▽^)/

上の画像をクリックして動画を見て下さい。複雑な形状、狭い隙間、小さな穴などを塗る場合・・特に糸鋸工作の塗りなどでの小技です。狭い所にタップリ塗って吹き飛ばす方法が簡単です。

9月28日
私の塗りについて&チョイ小技


   私の塗りについてのご質問をメールで続けて幾つか頂き、それぞれに私が分かる範囲でお答えしたのですが・・・皆さんご存知の様に私の木工はヘンテコ、トンデモの自己流ばかり、ちゃんとした技術を学んだ事がないのです。なので、ご質問に対して本当に正しく答えられているのか??自信がありません。塗りも全く同様で、私の思い付きの簡単塗りばかりで、耐候性、耐久性また変質など、ある意味で一番重要な点がイイカゲンなのです(涙)。
   ご質問して頂く場合も、どうぞこの点を十分ご理解して頂き、私のアドバイスは参考程度にして聞いて頂くのが良いと思います。どうぞよろしくお願いします。

   ところで、私の塗りですが、何より基本は簡単、安価、失敗しにくい事なのです・・・おいおい一番大事な見栄え・耐久性は考えないのか

   で、大物はほとんどジャブジャブウレタンニス塗りです。そして小物は塗りなしが基本です。おもちゃ類が多いので安全性を考えれば何も塗らないのが一番本当は面倒だからだろう・・手抜だきって 言わないで
   木工品は10年以上かけて手油(掌油?手垢とも言うww)を塗る?とそれもまた味わいのある、いい艶になると思うのです。時々ハンドクリームを塗るのも良いと思っています。私はニベアを使っていますが、手指のついでに近くにある木工品もなでてやります(笑)

   塗りをしないのが小物の基本と記しましたが、木目を生かしたい場合、乾燥・割れなどが心配な場合は塗りをします。常用しているのは亜麻仁油かシェラックニスです。どちらも安全性が高く、私はどちらもチョイ塗り刷毛容器に入れており、とっても手軽に塗れるのです。
   亜麻仁油はタップリ塗り少し置いた後、ウエス拭き取るのでムラやタレの心配がありません。シェラックは溶剤にエチルアルコールを使うので、乾燥が超スピーディなのがとっても良いのです。

   また艶を出したいときは 仕上げに靴クリーム塗り^^:さらに輝かせる時はバフ磨きをしています。この他に小物作りでは瞬間接着剤を塗りとして使う事もあるのですが、これはまた別の機会に説明したいと思います。

   まあ、ともかく簡単塗りに徹し、耐久性などはあまり考えていないので、どうぞご注意、ご容赦を

   ついでにおまけの塗りの小技の動画を見て下さい。糸鋸木工など、複雑な形状、狭い隙間の塗りで私がしているチョイ技を紹介しておきます。・・もしかして、これって常識かしらん?

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9月24日
ラッパ無し(?)スマホスタンド初音ミクver


   「ラッパ無し? おいおい、ソレ何だ?」って笑わないで

   まあ、相変わらずどうでもいいモノばかり作っています。これは 全く只の、ラッパ無しスマホスタンドなのです(^^:)

   今まで、木工人への手土産品にはダボ切りノコを、木工以外の方にはCDスタンドを作ってプレゼントしていたのです。でも今ではCDもあまり使われなくなってしまったので、それに代わる物がないかな〜って思っていたのです。

   そして先日、ラッパ付きBluetoothスピーカーを作ったのですが・・・ラッパと別にスマホのスタンドが必要になるのです!って、当たり前でしょ
   そうだ!これをもうちょっと手を加えて可愛いスマホスタンドを作れば、いいプレゼント品になるかも!!と気が付いたのです

   で、CDスタンドデザインをそのまま流用してスタンドを作りました。やっぱりボーカロイドの女神、初音ミクが可愛いですよね・・って思うのは私だけかなぁ

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糸鋸で切り出すだけですからチョイチョイ簡単木工です(^▽^)/

材はポプラ(2つ)、ブラックウオルナット(1つ)、ケヤキ(2つ)です。

ラッパ付きBluetoothスピーカー作りました。ラッパ直径は23cm、材は全部ポプラです。真ん中は塗りをしていません。ニスを塗ると色が全く変わってしまいますねぇ。
上の画像をクリックして動画を見て下さい。使っている曲は「朝ごはんの歌」で私がほとんど毎晩伺うニコ生の歌枠「手のひらの上でコロコロ」(夜9時半頃から1時間)でいつもここで歌詞職人をしています。

9月17日
Bluetoothラッパスピーカー


しょうちゃんの木工日記のブログにリンクさせてもらいました。

   色々な材を糸鋸で切り出し、浮き彫りの組み木(組木絵)をメインも木工をされているブログです。色々な樹種の木目・木肌などを生かして作られており、最近は可愛いワンコの組木絵がとっても素敵です。私と同じユタカの糸鋸機から、今はDeWALTの糸鋸機に買い替え、吸塵対策やパワーアップ改造なと、とっても興味深い改良をしていて、これは糸鋸を使っている方は必見です。なんと!私のHPを見て、ラッパを作ってくれたのです(^▽^)/ヤッタア!私と同じく、退職後好きな木工遊びに励んでいるしょうちゃんのブログに是非遊びに行って下さい。

   さあ、涼しくなって放置していた木工遊びを再開!!・・・でまたラッパかよ!って言わないで

   展示会までに作る事が出来なかった スマホラッパがまだ色々あるのです。呆れて笑ってお付き合いよろしくお願いします。

   ラッパ付きスマホスタンドはそれぞれのiphoneやスマホの形状に合わせて設置(接続)出来る様に作っているのですが。スマホがモデルチェンジしてしまえば もう形状が合わなってしまうのです。ある程度汎用の接続部を作る事も出来ますが、できるだけ隙間無くピッタリした形状の方が音量・音質の変化が大きいのです
   そこで市販されている 小さなBluetoothスピーカー用のラッパを作りました。これならどんなスマホ、iphoneでも音を送る事ができ、モデルチェンジも関係ありません(^▽^)/
   このラッパ付きBluetoothスピーカー<にピッタリの超小型で安価なスピーカーをアマゾンで発見!(笑)直径34mm、高さ29mmしかありません。早速購入して作りました。

   この超ミニBluetoothスピーカーは スマホ程ではありませんが、やはりスピーカーが小さいので中低音が痩せ、また高音もややシャカシャカしています。しかしラッパを通すと中低音が膨らみ、シャカシャカ音も消え、とってもふくよかな聴きやすい音になります。もちろん音量も大幅に増大します(^▽^)/

   作りたかったラッパはまだ色々あるのですが、まあこれ以後はぼちぼち作っていこうと思います。さて、冶具も作りますよ!(^▽^)/

のほほん

8月29日
ヘンテコラッパが美術館に(^▽^)/


   皆さん大変ご無沙汰しております。ホームページのの更新も2ヶ月近く放置してしまいました。展示会が終った後の空白感、そして連日工房は35度を越える猛暑で、宿題木工をするだけで精一杯でヘンテコ木工遊びも放置状態になってしまいました。どうもゴメンナサイ
   8月もそろそろ終り、木工遊びを再開しなければ!!皆さん、またお付き合いよろしくお願いしま〜す(^▽^)/

   ところで実は何とまあ!!糸鋸製作の巨大ラッパと、ホルンラッパの2つを福岡県篠栗市に7月に新しくオープンした美術館Furinan(ふうりんあん)に置かせてもらう事になり、昨日収めさせてもらいました。(^▽^)/

   5月の展示会の様子がTVでも放送されたのですが、それを見た美術館を新設しようとしているご夫婦が、自宅まで訪ねて来られて、私のラッパ付きスマホスタンドを置きたいと言われたのです!!私のヘンテコラッパがまさか美術館に!!なんとまあビックリ

   美術館Furinan(開館日時:金〜月の11:00〜17:00 場所:福岡県糟屋郡篠栗町篠栗5130 入場無料)は古民家を改築して作られた小さな美術館ですが、設立されたご夫婦が集めた素敵な、面白い、そしてちょっと風変わりなな作品が並んでいて・・レトロ・モダン・ロマンを感じる不思議な空間です。ご夫婦が作品を見つけ、手に入れた話を伺いながら、並べられた展示品を見ていると、時間がどんどん過ぎてしまう、とっても楽しい時空なのです。

   芸術作品を作るなんてこれっぽっちも考えずに ただ受け狙いで製作したヘンテコラッパなのですが、この美術館に置いてもらうと不思議としっくり似合い、またラッパから流れる出すちょっとレトロなふくらみを持った音楽が雰囲気に合っているように感じました(って自分の勝手な感じですが・・汗)

   ともあれ、素敵な美術館に置いてもらえるなんて、もう望外の喜びで、感謝・感謝です。Furinanはマスコミへの宣伝もせず、公式ホームページもありませんが是非皆さんも一度訪れて見て下さい。入場は無料でお気軽に入る事ができ、とっても素敵で楽しい時空を得ることが出来ると思います。そして私のヘンテコラッパの音も是非聴いて下さいね。

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7月オープンしたばかりの美術館Furinan(ふうりんあん入り口で妻と(^▽^)/  ホルンラッパが美術品の横で小さくなって・・でもiphoneを置けば音が鳴り響き、存在を大きくアピールします


糸鋸製作の巨大ラッパは2階階段を上がると直ぐのところにあります。これはやはり巨大で目立ちます。また音も我が家よりずっと大きく広がって聴こえる様な気がします。私のヘンテコラッパが美術館になんていいのかなぁ・・・でも嬉しいなバンザ〜イ

ストーブ用の薪と木工用の材が綺麗に並べられています。ここだけでなく他にもあります。

左 よだれが出そうな機械が並んでいます。右 はじめて見るホゾ取り盤・・4枚の刃で一度にホゾが取れる。すごい!

左 バンドソー用の刃の両側スライドテーブル。右 フリーアームライト どちらも真似したい。

トシさんと私。Tさんは恥ずかしいのでと遠慮です。また、残念ながらブログやホームページなどはありません;;

6月8日
Tさん工房訪問(6/6)


   展示会が終っても、それをきっかけに木交流が広がります(^▽^)/今度は北九州の若松お住まいの、Tさん工房に毎度の木工友人トシさんと一緒に伺わせてもらいました。

   「工房じゃなくて、物置ですよ」と言われていたのですが・・木工人は奥ゆかしい人も多いのです(私と違って)実際工房を見てビックリ!!これぞ木工ハイアマチュア理想の工房じゃないですか!私から見るともうよだれが出そうな素敵な工房なのです。

   Tさんは今年春退職したばかりで、今はまだ、家の片付けや工房の整理・拡充などに取り組んでいる状態です。それまでのお仕事が、障がいなどを持たれた方のための補助具(イス、テーブル他)を製作するお仕事をされていたので、木工はプロなのです。しかし普通の木工とはちょっと違って、可動部分がやたら多く、工夫が一杯の特注の器具と言う方がいいような製品を作られていたのです。

   着いて直ぐ目に付いたいたのは あちこちにストックされている材です。自宅の暖房は薪ストーブなので、そのための薪が山の様にストックされているのですが、木工作に使えそうな材は適当な厚さに挽きわりこれも大量に、そして丁寧に棚に片付けられています。我が家は工房の狭いベランダと裏の小屋にただつっ込んでいるだけですから、妻からはどんな貴重な材もゴミ扱い・・ う〜むやはりこうして整理をしないと

   さて、工房ですがプロとして使えるような大型の機械が並んでいて、それらがさらに使い易いように工夫されているのです。バンドソーは薪作りにも使い、最もよく使う機械なのですが、刃の両側ともスライド出来るテーブル冶具を作られています。コレで自然木でも手持ちで簡単に切り出す事が出来るそうです。片側のスライドは見たことがありますが、両側ともスライドは見たことがありません。う〜む、なるほどこれは簡単冶具で使えそうだ!真似しなければ!!この外にも、ふむ、ほう、なるほど〜!の工夫が色々あり、やはり工房訪問で教えられる事が色々ありますねぇ(^▽^)/

   工房を見させて頂いたあと、自宅で奥様も加わって、お菓子や採れたてのビワ(小さいけど甘い)など頂きながら木工談義や、これまでの暮らしなど色々楽しく話をさせてもらいました。

   木工人とは初対面(Tさんとは展示会が最初ですが)でも 話が尽きる事はなく、質問したり、うなづいたり、時間を忘れて楽しく話す事が出来て本当に楽しいのです。皆さんもどうぞ、気軽に私達の工房に遊びに来て下さいね。私もトシさんと一緒に日本全国行きたいと思っています。

   Tさん楽しい一時を本当にありがとうございました。私達の工房に来られるのをお待ちしていますよ〜(^▽^)/

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5月26日
Oさん工房訪問
(5/25訪問)

   展示会で新たな交流が広がり、さっそく毎度のトシさんと工房訪問をさせてもらいました。トシさんが同じ会社だったOさんと出会い、お互い木工趣味だった事を知り ビックリ!(笑)そして何と、私の家から車でほんの5分ほど、ごく近くなのです。なので早速二人で工房に押しかけました(^▽^)/

   工房はご実家の納屋で、Oさんは工房じゃなくて「機械置き場」と言われていましたが、ハイアマチュア一通りの木工機械が並んでいて、メインのテーブルソーはテーブル面を広く取った自作で、シンプルですが使い易すく作られていました。周囲は畑なので、音や木屑なの全く気にする必要ないのがいいですね。

   自宅にもどって、作品を眺めながら木工談義に花が咲きます。話に夢中になって作品を撮るのを忘れてしまいましたが、テーブルや棚、家族の為の木工やスピーカーなど広葉樹の良材を使ってしっかり作られていて、とってもいい感じです。途中から奥様も入って、お茶、お菓子を頂きながら時間があっという間に過ぎてしまいました。

   もちろんネットを通じての木交流もたのしいのですが、こうしてリアルの木交流は 工房、冶具、作品、木工情報交流、そして何よりその温かい人柄が伝わって来て楽しさは尽きません。木工人は良い人ばかりだナァと、いつも感じさせらます。

   帰りには畑で採れたての野菜まで頂き(早速夕飯で頂きました・・新鮮!美味しい)、本当に楽しい一時を過ごす事ができました。Oさんありがとうございました。今度は私とトシさんの工房訪問に来て頂けると言う事で、またとっても楽しみです。

   展示会で広がった木交流バンザ〜イ\(^▽^)/これからも、色々な所に伺いたいと思っています。皆さんよろしくです。

のほほん
 
自作テーブルソー(キックバック防止冶具も手前に取り付けられます)工房は木工機械と色々な材があふれています。
左からトシさん、Oさん、私 話しに夢中で作品の写真を撮るのをすっかり忘れていました^^:後に少し見えるのがお孫さんの為に作ったままごとキッチンです(タモなど良材を用いて、しっかり作られています)

展示場の様子を動画で撮影しました。上の画像をクリックして見て下さい。

5月22日
展示会楽しかった〜(^▽^)/


   昨日「趣味の木工・写真 二人展」(←ポスター)を大変盛況のうちに無事終える事ができました。わざわざ足を運んで頂いた方々に本当に感謝です。ありがとうございました

   二日間、予想以上に多くの方々に来て頂き、楽しく交流する事が出来、一日があっという間に過ぎ、本当に楽しく過ごす事ができました。
   行橋市の中心から少し外れた、人通りもやや少ない場所なので、ちょっと不安になって地元TV局や新聞社に取材のお願いをした効果が大きかったのだと思います。木工や友人の写真の関係だけでなく、多くの知人、友人、また教え子(2年前まで38年間高校の教員でしたので)など沢山の方々が訪れて頂き、木交流だけでなく、久しぶりの再会も多く、旧交を温める事もできました。

   そして旧来の木工友人だけでなく、新たな木工家の方々とも知り合うことができました。これからまた工房訪問や楽しい木交流が広がりそうです。みなさんよろしくお願いしま〜す。
   展示会では、来て頂いた方々皆さんにヘンテコラッパの音の変化是非を聴いて欲しかったので、出来るだけ一つづつiphoneを入れながら、音を聴いてもらいながら、説明しながら会場を1周するのですが、ほとんど休む暇なく何回も会場をグルグル回りました。熱中しているうちに、初日は昼食をする事も忘れていました。
   また午後には地元TV局(TNCテレビ西日本・・「ももち浜ストア」という地元ニュース情報番組)の取材もあり(放送は5/31(水)午前9時50分ごろの予定)息つく暇も無いぐらいでした。

   毎度の木工友人トシさんにお願いしてグライダーチェア、それに猫車、ペンも特別出展してもらって、多様な展示となり多くの方々に楽しんでもらえたのではないかと思います。(トシさんありがとうございました)

   また木工好きには写真も好きという方が結構多いのです。私の木工友人も写真展示のSさんと色々話していたり・・友人の色々な面にも気がつかされました。作品作りのこだわり、個性など共通するのでしょうね。
   二人展(3人展かな)にして楽しさは3倍、4倍・・・倍にもなちゃいました!!

   会場では熱中していたので、気がつかなかったですが、さすがに二日間ほぼ立ちっぱなし、しゃべりっぱなしだったので、終った今疲れがどっと来ています^^;さすがに歳かな・・でも次のヘンテコ木工のアイデアも展示会で教えて頂いたり、木交流も広がりワクワク興奮はおさまりません。

   ちょっと休憩して、展示会で知り得た色々な情報も参考にして、また色々な作品(ヘンテコラッパも)作り、それに冶具作り遊びに励みたいと思っています。 皆さん本当にありがとうございました。たのしかった〜〜 (ノ^ο^)ノ ワ〜イ

のほほん

5月17日
ラッパ付きスマホスタンド(iphoneスタンド)20(壁ラッパ)


   さて、いよいよ今週末の5/20・51(土日)は展示会(クリック 展示会ポスターへ)です!!
   作りたいラッパがまだ色々あったのですが、コレが最後ですね。本当は超大口径ラッパを作ろうとしていたのですが、難題がクリアできないまま結局展示会に間に合わず

   最後は簡単に出来るラッパになってしまいました。役立たずヘンテコラッパも20作目!良く作りました(^▽^)/でも、ラッパ熱はまだまだ治りそうにないので、ペースは落ちますが、これからも作り続けると思います・・・って、また展示会をしなければならなくなりますね(笑)

   より良い音、大きい音にしようとすると、ラッパはどうしても大きくなりテーブルに置くと場所を取ってしまいます。そこで壁掛けラッパにしてみました。ラッパの口径は35cmです。何か学校の放送スピーカーみたいですね。
   音が上から降ってくると、また感じが随分違う気がします。展示会に来て頂ける方はこれも是非聴いてみて下さいね。

   展示会では 私は会場にずっと居る予定です。どうぞお気軽に声をかけて下さい。お手持ちのスマホがiphone5、6ならどうぞ好きな音楽を鳴らして聴いてください(但し、ケースを外さないと挿入部に差し込めません)

   さあ当日向けてもう少し準備が・・・一番の難題は巨大ラッパをどうやって家の外に運び出すか・・部屋への移動は知恵の輪状態なのです。一体階段を降ろせるのか??いっそ2階の窓から出して庭へ降ろすか??一人では運べないので当日考えましょう(汗)


上の画像をクリックして動画を見て下さい
音楽は、黄月るなさんの歌ってみたで流星コースター(←歌ってみたへクリック)です。マイナーボカロ曲ですが良曲です。

のほほん
最後の作品が何とか間に合いました。

ヘンテコ看板で人は集まるのか(笑)かえって避けられるかも(汗)


上の画像をクリックして動画を見て下さい。ラッパ直径は20cmです。音楽は毎度黄月るなさんが歌う「おかえりなさい」(柴田淳))です。何とも切ないいい曲です。どうぞ元の歌を聴いて下さい。
やはり動画よりリアルの方がずっと音の変化が大きいです。

5月10日
ラッパ付きスマホスタンド(iphoneスタンド)19(ラッパ付き看板)


   さあ、展示会(クリック 展示会ポスターへ)まで後10日!!ワクワク、ドキドキ、アセアセ(^▽^)/
   もちろんヘンテコラッパの展示がメインですが、その外にも今まで作ったモノ(手動扇風機おもちゃ等)もいくつか並べようと考えています。押入れから引っぱり出して、修理や塗り直し、また一緒に展示する友人の写真フレーム木枠作り(超テキトーですが)など展示会の準備に追われています。

   ささやかな展示会でも、ポスター・チラシを作ったり、それを持って駅や公共機関、スーパーなどに掲示のにお願いに行ったり、市報の記事を書いて確認したり、説明文などどうするか・・・等々、結構色々準備があるのです。

   数年前 北九州の木工友人達と門司港レトロで展示会をした時は、有名な観光地で、かつ連休中だったので、ひっきりなしに沢山の人が展示会に訪れてくれました・・・しかし今回は、片田舎の小さな展示会ですから、一体どれくらいの人が来てくれるものなのか??全く分かりません。そこで通りすがりの方も呼び込めればと思い、看板を作りました。デモ、通りすがりの人も少ないのですが・・

   最初は文字を貼り付けただけの簡単看板、と考えていたのです。しかし、これでは目立たないなぁ・・・それならばダミーでいいからラッパを付けよう・・いや、どうせならちゃんと音が出せるラッパ付き看板を作っちゃおうと 次々製作中に計画変更(^▽^)/まあ、設計図など描かない超イイカゲン木工ですから、毎度の事ですが

   そんな変な看板を作っているうちに、作りたいラッパの製作が間に合いそうにない いや、なんとしても後1つだけでも作りたい!!ラストスパートがんばりま〜すo(´∀`)/

   どうぞお近くの方は展示会に遊びに来て下さいね。でも、遠くの方は決して無理する必要ないですよ。展示会の様子はまた報告します。

   多分、私の友人の木工特別出品があると思いますよ・・ちょっと完成に手間取っていますが、乞う御期待!(^▽^)/

のほほん

4月25日
ラッパ付きスマホスタンド(iphoneスタンド)18(ラッパ箱)


   工房タンクさんのブログとリンクさせてもらいました。
   みなさん グリーンウッドワークって知ってますか?それは電動工具を使わず手工具で、また基本生木での木工です。今時電動工具を使わず木工が出来るのか?って思ってしまいますが、削り馬、足踏みろくろ(何と人力ろくろ!)などを使って作る、素朴な味わいのある作品はとっても魅力があります。是非タンクさんのブログに遊びに行ってください。


   展示会(クリック 展示会ポスターへ)に向けて作ってみたいiphoneラッパがまだまだ色々あるのですが、もう1ヵ月を切って後何個作れるのか?・・・・初めて作るモノは、作ってみないと分からない問題点が多く、試行錯誤をくり返しながらの製作になるので、全く予想できないのです。本当は超大型ラッパを作りたいのですが、トラブル続出で、このままこだわっていると一つもできないかも・・・なので別タイプの製作に方向転換してラッパ箱?を作ってみました。これも本当はもっと早く取り組む予定だったのですが、金色ラッパにはまってしまい、製作が大幅に遅れてしまいました。

   やはり初めてのタイプなので、シンプルな試作型なのですが、思わぬトラブルに見舞われて、手間取ってしまいました。箱の大きさは高さ47cm、幅37cm、奥行き21cmで扉を開けてラッパ型にするとホーンの直径(縦横)は約65cmなります。

   ちょっと残念なのは、今までのラッパと比べると増音量が小さい様に感じます。やはり典型的なラッパの方が増音に適しているのは当然ですね。しかし音質はかなり変化して、まろやかになっています。
   ラッパ箱については、まだまだ改良の余地があるので。来月の展示会には間に合いそうにありませんが、さらに進化型?のラッパ箱を作ってみたいと思っています。

   さあ、展示会に向けてもうちょっとラッパ作り頑張らないと!!皆さんお付き合いお願いしま〜す。

のほほん

扉を開けたラッパの直径(縦横)は約65cmです。

上の画像をクリックして動画を見て下さい
音楽は、黄月るなさんの歌ってみた「旅の途中」です。アニソンの名曲です是非元の歌を聴いて下さい.

装飾の入った蓄音機ラッパ我慢できず落札しちゃいました^^:!


上の画像をクリックして動画を見て下さい。
音楽は毎度黄月るなさんが歌う格好いいジャス系ボカロ「ピアノxフォルテxスキャンダル」(OSTER_project)です。どうぞ元の歌を聴いて下さい。

4月11日
ラッパ付きスマホスタンド(iphoneスタンド)ド17(蓄音機金色ラッパ3)


   初めてTVに出ましたが、福岡県のローカル放送で、朝の忙しい時間帯にわずか3分半の放送だったので、そんなに見ていないだろうと思っていたら・・・友人・知人・お隣さん、さらには新聞集金の人からも「見ましたよ」言われてビックリ!してしまいました(汗)

   「木工やってるんだね。」「何あれ?笑ったよ」「展示会見に行くよ。」さらには「退職してたんだ。」まで 等々・・・あちこちから声をかけられ、やはりTVの力は大きい!多くの人に見てもらって、とっても刺激になりました。

   でもでも、TVでも音の違いは十分伝わっていないと思いました。短時間の放送だったので糸鋸巨大ラッパの音だけでしたが、色々なラッパで音質が異なるのがまた面白いのです。やはりリアルで見て、聴いてもらうのが一番です!!さあ、展示会に向けて頑張りま〜す o(´∀`)/オ〜


   さて、毎度の金色ラッパです
   金色ラッパ病の熱が冷めず、また我慢できずに、ヤフオクで本物の蓄音機ラッパ(直径42cm)を落札してしまいました^^: 装飾が入ったラッパで、状態も良く、まあゴージャスで美しい!見惚れてしまいますすぅ。

   なのでコレはちょっと格好つけて、蓄音機型(ってイイカゲンですが)にしてみました。これもyoutube動画でご覧になって下さい。

   さあ、展示会までにあと何個作れるか!!お近くの方はどうぞ5月20・21(土日)行橋赤レンガ館での展示会にも是非遊びに来て下さ〜い。

のほほん

3月18日
のほほん木工房ヘンテコラッパがTVに(^▽^)/動画


   何とヘンテコラッパがTVに!!。来週3/21(火)にローカル番組ですが九州朝日放送「アサデス」午前7時20分頃「ドローカルニュース」のコーナーで放送予定です(事件・事故等大きなニュースが無ければ)
   早朝忙しい時間帯ですがどうぞご覧になって下さい。

   5月20・21日(土日)に行橋赤レンガ館で友人と二人で展示会をするので、その宣伝をしようと思って、TV局にヘンテコラッパの動画を投稿し、取材依頼をしたのです。すると直ぐ連絡が来て、そして今日TV局の人が来てラッパの撮影をしました。

   どの程度の放送になるのかは分かりませんが、打ち合わせを含め2時間、ラッパは糸鋸で作った一番大きなモノを中心に、工房も撮影しました。
   木工をはじめたきっかけから、ヘンテコラッパに到るまでの木工歴なども聞かれ、妻にもインタビューしながらの撮影でした。TV取材は初めてですが、木工だけでなく普段の暮らしついても色々質問、話しをしてとっても楽しかったです(⌒-⌒)。取材のSさんIさんありがとうございました。

   さて、どんな放送に、何分間の放送になるのか?全く分かりませんが、のほほん木工房のTVデビューです(^▽^)/ヤッタ。皆さんどうぞごらんになって下さい。。

   そして21日朝7:20分放送がはじまって!(^▽^)/

   妻もブログで放送を紹介しており、友人にも連絡していたので、放送が終るとあちこちからメール、電話が!!連絡していなかった方からも次々と!!さすがTV放送ですね。反響にビックリ!

   放送は3分半位とちょっと短め目ですが、笑い一杯で楽しくまとめられています。妻へのインタビューそして私の顔のアップも!!クシャクシャの笑い顔と緊張ーした真面目顔もしっかり撮影されていますア〜恥ずかしい(汗)

   CM前の超ミニ前フリと最後のキャスターさん達の感想や温かい言葉などは下の動画からは省かれていますが、最後には展示会の紹介もしっかりしてもらいました(^▽^)/ヤッタァ!

   さてそのテレビ放送は「アサデス」で放送された動画を見られるサイト(ここをクリックをご覧になってください。(もしトップに表示されていないなら、「おもしろネタ」とある所をクリックすると下にヘンテコラッパが並んだ動画が表示されます)

のほほん

ヘンテコラッパ部屋?で取材中(⌒-⌒)

ホーン直径はついに100cm!そして全高は182cmになってしまいました。もう工房から運び出すのも大変なので、そのまま撮影しました。狭く汚い工房が丸見えで恥ずかしい


上の画像をクリックして動画を見て下さい。 音楽は、黄月るなさんが歌うボカロ「ACUTE」(黒うさP)です。なんと一人3役で歌っています。どうぞ元の歌を聴いて下さい。

3月11日
ラッパ付きスマホスタンド(iphoneスタンド)16(金色巨大ラッパ2)


   どうぞお許しを。また無節操・恥知らず・トンデモ・役立たず・ヘンテコ・お笑い・金色巨大厚紙ラッパです。毎度長いんだよ 

   だって大きさの割りに製作簡単・・と言ってもこれだけ大きいと、紙でもかなり重たく、強度や工作方法など問題点続出製作にちょっと手間取ってしまいました・・・また紙製だと何より安上がりなのが良いのですコレダイジ 紙のラッパなんてトンデモかと思っていたら、実は昔の蓄音機でも紙で作られたホーンがあるのです!!やはり軽いのが良いのだと思います。

   ラッパの直径はついに100cmピッタリ!(^▽^)/ さすがに紙製でも片持ち(元だけでラッパを支持)の限界ですが、何とか頑張りました。金色は染めQメッキ感覚ゴールドというのを使いました。こちらの方が輝きがさらに眩しい感じです・・ってラッパが大きいからそう感じるのかも?

   音量はさらに増大!、また音質はまろやかというより、深みが増し、決してリアルな音ではないのでしょうが不思議に臨場感を感じるのです。ラッパや音道(なんて言うのか?管です)の大きさ、形状、材質、など色々な違いで音が変わるのかとっても面白いのです。これもyoutube動画で視聴して下さい。ラッパ熱はおさまりませんよ。

   もう一回り大きいラッパを作ってみたいなぁ、とも思うのですが、製作上の問題点がさらに次々立ちはだかりそうです。特に工房から運び出せない大きさになる為、分割・組み立てできるラッパである事が必須で、難題続出しそうです。そして何より妻の目が・・・大物が並んで、もう一部屋完全に占領して部屋へも身体をくねらせないと入れない(汗)


   ところで、沢山作ったヘンテコラッパの音を、是非 生で聴いてもらいたくて小さな展示会を計画しました。5月20・21(土・日)行橋市の赤レンガ館と言う所で、写真が趣味の友人と二人で「趣味の木工&写真 二人展」をします。お近くの方、どうぞお立ち寄りよろしくお願いします。さあ、展示会までラッパつくり頑張るゾ


   も一つ・・・皆さん今日は3.11。おバカな木工をしていても、あの日の事を思い出します。6年過ぎても 原発廃炉は進まず、原発いじめなんてニュースが流れ、胸が痛みます・・・・あの時「もう日本は終りかも」なんて恐怖を感じました。でも、しかし、そんな事にはならず、多くの人々が今も真の復旧・復興に向けて頑張っている姿に胸を打たれ、勇気づけられます

   私は退職して2年が過ぎ「残りの人生、専業主夫とヘンテコ木工(それにニコ生遊び^^:)ばかりで良いのか?」と時々思うのです。自由人になって気が付かされた事も少なくありません。本当に自分がしたい事、すべき事を見つけたいのは、何も若者だけではありません。まあ、あせらず 大好きな木工をしながら、そして社会にも常に目を向けながら、今また、自分探しをしている気がします・・・こんな事を考えるのも、3.11への思いがあるからだと感じています。

   今回5月に一緒に展示会をする写真好きのSさんとは、長い付き合いですが、震災の2年後「この目で見ておかなければ!」と二人で被災地を回った友人です。彼がどんな写真を展示するのかも、とっても楽しみです。
   皆さん、色々な事にトライしながら、幾つになっても自分探しに励みましょう。って、チョットのほほんらしからぬ(汗・笑)真面目な顔になって長い文になってしまいました。どぞお許しを

のほほん

2月23日
ラッパ付きスマホスタンド(iphoneスタンド)15(金色巨大ラッパ)


   さて私はインフルではなく、巨大金色ラッパ熱にうかされ妄想を巡らせております

   実はラッパの形状を考えるために、厚紙で大小色々試作していたのですが・・・・どうせ金色に塗るなら金属板や木じゃなくて厚紙でもいいじゃない!と、崇高な?木工HPにあるまじき無節操、恥知らず(汗)で、ニャンとこれは厚紙ラッパなのですヤッチャッタ なので製作もカンタ〜ン!

   でもデモ、紙製だと何より軽いのが良いのです。これはラッパ直径72cmと、相当大型ですが、とっても軽いのでラッパを保持も片持ちで楽々です。もし金属板や木で作ったならかなり重く、ラッパの外縁部分も支えが必要になると思います。

   金色はメッキ調スプレー(アサヒペン)というのを使ってみました(Sさん教えて頂きありがとうございます)これも本物のメッキとはちょっと違いますが、前回のアクリル金色スプレーより高級感がありなかないい輝きです。しかしこの塗料、乾いた後も触ると手に移り、やや剥がれ易いみたいです。で、アクリル透明スプレーで上塗りしました。

   直ぐ大型化したくなるのは毎度の単純発想ですが、ラッパが大きくなるほど音量も大きく、音質も深みを増すので突き進むのみです(笑)これもyoutube動画をご覧になって下さい。、金色巨大ラッパはどこまで行くのか・・私にも分かりませ〜ん

のほほん

上の画像をクリックして動画を見て下さい
音楽は、毎度(ずっとヘンテコ木工につき合わせてスミマセン)黄月るなさんの歌ってみたをお借りして、ボカロ古典名曲の「RIP=RELEASE(流星P)」です。どうぞ元の歌を聴いて下さい.

上の画像をクリックして動画を見て下さい
音楽は、黄月るなさんが歌うボカロ「ハジマリのオワリ」(梅とら)です。こんなお笑い木工に使うのには気がひけるような良曲なのです。どうぞ元の歌を聴いて下さい.

2月15日
ラッパ付きスマホスタンド(iphoneスタンド)14(蓄音機金色ラッパ2)


   金色巨大ラッパ美しい!で、またまた我慢できず、蓄音機のラッパを落札してしまいました^^:。

   これは直径が52cmもある大型です。昔の蓄音機でも最大級のクラスみたいです。ただ、さすがに年代モノ(たぶん昭和初期頃の製作)で、あちこちに曲がり、凹み、傷、サビ、さらには穴まてあるのです(涙)、この本格的な補修は難しいので、適当に自動車用のパテで埋めて、多少目立たなくした程度です。(近づいて見ると荒が良く分かります・・汗)そして缶スプレーで金色に塗りましたが、やはりメッキの光沢のある金色とは違っていい艶が出ません。まあ仕方ないでしょう^^:

   しかし さすが52cmのラッパですから音量や音質の変化は相当です。これもどうぞyoutube動画で見て下さい。やはりデジカメの撮影ではその違いが十分伝わりません。リアルの方がずっと迫力があります。

   さてさて、金色ラッパ熱は下がりそうになくて・・・でもこれ以上大きなラッパはもう自作するしかない!!
   で、また巨大化に向かって走っております(単純ですねww)どうぞ笑ってお付き合いお願いしま〜す。

のほほん

2月1日
ラッパ付きスマホスタンド(iphoneスタンド)13(蓄音機金色ラッパ)


   金管ラッパはホルンで終わり、と考えていたのですが・・ヤフオクを眺めていると 本物の蓄音機やそのラッパも出品されているのに気が付いたのです・・ホォー何でもあるのですねぇ

   木のラッパも面白いのですが、やはり金色のラッパは美しい!ですよね。で、我慢できずに本物の蓄音機のラッパを落札しちゃいました

   ラッパの口径は42cmと先日のホルン(31.5cm)よりまた一回り大きいので、音はさらに大きく、音質も深みが増しているのが良く分かります。これもyoutube動画をご覧になって下さい。

   昔の人も少しでも大きな音、良い音質を目指してラッパを巨大化させたのでしょうねぇウンウン・・・なんて変に納得してしまいます。美しいラッパの形と輝き、そして音の魅力にウットリ・・どうもヘンテコラッパ病になちゃったみたいですオヨヨ。皆さん笑ってお付き合いお願いしま〜す。

   今までに作ったヘンテコラッパもどうぞ1作目から見て下さい

のほほん

上の画像をクリックして動画を見て下さい
音楽は、黄月るなさんが歌うボカロ名曲「つきうさぎ」です。どうぞ元の歌を聴いて下さい.

上の画像をクリックして動画を見て下さい。   この支持補助棒でより安定し作業がし易くなります。それでも深削りは厳禁!何より少しづつ削る事が大切です。
1月24日
トリマーカービング小改良(支持補助棒)

   さて、相変わらずヘンテコラッパ付きiphoneスタンドを作っているのですが・・次作ラッパのための木製管を作っていて、その管の内掘りで以前紹介したトリマーカービング法を用いています。

   この私のトリマーカービングは、手彫りと比べると切削力が大きく、ノミ使いの苦手な私のとって便利な方法なのです。ただ、トリマの高速回転で発生する慣性モーメントによる扱い難さや深削りによる跳ねなど、不安定さもあり安全性などについての批判コメントもありました。

   そこで トリマーの保持具に長さ調節できる支持補助棒を取り付けてみました。この1本の支持補助棒が支えとなり、より安定してトリマーを操作することが出来る様になり、安全性も向上します。これもどうぞyoutube動画をご覧になって下さい。

   さあ、これで一体どんなiphoneラッパが出来るのか・・もうちょっとで完成するので、また覗いて下さいね。

のほほん
1月5日
ラッパ付きスマホスタンド(iphoneスタンド)12(金管ラッパ3)


    皆様 寒中お見舞い申し上げます。

   今年もどうぞヘンテコ木工にお付き合いよろしくお願い致します。

   皆さん 安全と健康に留意して楽しく木工遊びに励みましょう。今年が良い年になりますように (^人^)

   さてまた;金管ラッパ付きiphoneスタンド作りです。

   ヤフオクでジャンク品の金管楽器を手に入れてラッパに使うので、製作は簡単です(^▽^)/。問題はデザインですよね・・・でもこれが難しい。

   ホルンを使ってのiphoneラッパですが、ベル(ラッパ)だけ切り取るのが可哀相、もったいなくて・・・幸いホルンはベルの口径が316mmと大きいにもかかわらず、全体がコンパクトにまとまっているので、そのまま姿を生かして作りました。それでも管がグルグル何周も回っているので、吹き口からでは高音が大きく減衰してしまうので、出来るだけ目立たない様に途中で切断し、バイパス手術を施しiphoneにつなぎました。

   やはりラッパが大きいほど音量、音質が大きく変化します。トランペットよりトロンボーン、さらにホルンと音量が増し、音色も深みが増します
   毎度デジカメ動画での録音では分かりにくいかもしれませんが、リアルでは明瞭に違いが分かります。特にホルンラッパはまろやかで、人の声が浮き出して聴こえる様な気がします。(^▽^)/オモシロイナァ〜

   さらに大きな金管楽器(ユーフォニアム、チューバ)などもありますが、ジャンク品の数も少なく、値段も高くなってしまうので、金管ラッパはこれぐらいにして・・・でもラッパ付きiphoneスタンドまだ終らないのですよ^^:また違ったタイプのモノを作ってみたいと思っています。役立たずお笑い木工はどこまで行くのか・・自分でも分かりません。まあ、もうしばらく笑ってお付き合い下さい。

のほほん

上の画像をクリックして動画を見て下さい
音楽は、黄月るなさんとBoo子さんが歌うボカロでEasyPopの「君と見た星空」です。どうぞ元の歌を聴いて下さい.

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