2016年8月 関西木交流旅行

猛暑にも負けず楽しい工房訪問に伺いました!!木交流は楽し

8月13日
関西木交流旅行

   8月5日の晩から4泊3日(往復2泊はフェリー泊)で奈良・大阪へ木工房訪問&観光旅行に毎度のトシさんと行ってきました。まあ、連日の猛暑!!しかし、暑さに負けず楽しい木交流遊びです内容一杯でまとめるのがちょっと遅くなってしまいました^^:

   初日(8月6日)
   5日の夕方、北九州の門司からフェリーで出発。6日の早朝に大阪南港に到着。まずは奈良県川上村の林業総合センターに行きます。ここでhrvさん(8/8に工房訪問させてもらいました)と待ち合わせました。はじめてお会いする方でも木工趣味で繋がっていると旧知の友人に出会ったような気になってすぐうちとけてしまうのは不思議です(^▽^)/

   ここでは「持てるだけの材1000円、300円」という特売があっており、到着早々材の物色に熱中です(^▽^)/
   我が家では工房はもちろん、ベランダや納屋、そのほか家のあちこちに端材が溢れかえっていて、なかなか整理できず、いつも妻から「この木なんとかしてよ!」「早く片付けてよ!」と言われているのです。なので極力我慢!と自分に言い聞かせていたのですが・・・・目の前に材を見てしまうともうダメですともかく激安なのです。持てるだけ、では済まず後部座席を倒してトシさん以上に購入してしまいました。あ〜あ
   その後直ぐ近くで行われている、吉野の林業まつりを覗き、ここでYAMATOさんと出会い、昼食後YAMATOさんの工房&自宅に伺わせてもらいました。

   YAMATOさんの自宅の横の山の斜面に大小の小屋が並んでおり、それが全て自作!なのです。結構急な斜面なので、なんとこれも自分で作った石垣!の上に組まれた小屋もあるのです。工房も一つではなく幾つかの小屋に工具や機械が並べられており、工房群?なのですYAMATOさんは「とても工房とは呼べない」と言われていましたが、確かに他では見ないユニークな工房なのですが、機械が並んでいる様子は工作し易く配置され使い込まれているのがよく分かるのです。
   広く使い易い理想の木工房はありますが、環境によって工夫を凝らして自分仕様に作れば、どれも素敵なマイ工房なのだと思います。工房の側にはこれも自作の書斎小屋があり、自作スピーカーで音楽を聴きながら木工作を考える楽しさが伝わってきます。

   YAMATOさんはとっても元気、そして陽気なお人柄で、hrvさんとも一緒に工房案内・木工談義をさせてもらいとっても楽しい一時を過ごす事が出来ました。YAMATOさん本当にありがとうございました

のほほん


左 一抱え1000円ですよ!やっぱり買ってしまいますよね。この他にもいろいろ激安材を買ってしまいました。
右 YAMATOさんの工房 山林の斜面に石垣を組み小屋を作っています。何と全部自作ですよ!!

工房は細長く狭いのですが、色々な工具が並んでいます。

左からトシさん 私 YAMATOさん hrvさんです。楽しい木工談義は尽きません。黒眼鏡木工ギャング親父ども(^▽^)/


法隆寺五重塔と金堂で記念写真

東大寺も暑い!

   二日目(8月7日)
   二日目は奈良観光です。この日も朝から快晴、猛暑!です汗だくになりながら歩き回りました。

   まずは法隆寺ですがここは人が少なかったです。この暑さとオリンピックで人が出ないのだろうね、とトシさんと話しながらのんびり五重塔、金堂、夢殿や色々な展示物を見て回りました。地震や台風など天災が多いこの日本で、1300年も前、世界最古の木造建築を作った大工は本当に凄いなぁ・・・と上を見上げて口をあんぐり^○^;これを感動というのでしょうか?のほほんイイカゲン木工なんて実に不謹慎なのかも・・と思ってしまいました

   次に東大寺ですが20年ぐらい前に行った事があるのですが、記憶はほとんど飛んでいます(汗)ここは人が多いそれも外国人一杯!最近は観光地はどこもそうですね。迫力の大きな大仏に驚きながらも、人と暑さに参ってしまい大仏殿だけで次に向かいました。

   私とトシさんの旅行は必ずプラネタリウムが入ります今回は城陽プラネタリウムという所に行きました。一日猛暑の中で歩き回った疲れの為、星の投影がはじまると猛然と眠気が・・・座席は背もたれが大きく傾き、暗く、涼しく、心地よく眠たくなるのは当然ですね(笑)
   しかしプラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」がはじまると・・・プラネタリウム番組は子供向けのアニメ仕立てが多く、これも銀河鉄道999のアニメなのかと思っていると・・・そうではなく宮沢賢治の童話の語りと3G映像が幻想的に、そして何かを暗示するように寓話的に描かれていて、大人の心に残る洒落た作品で、最後まで寝入ることもなく引き込まれてしまいました。今まで見たプラネ番組では一番だと思います。

   この日は猛暑の中でなんと13000歩!ビールが美味しいそしてバタンキューです

のほほん

   三日目(8月8日)
   この日は午前と午後に工房訪問そして夜は再びフェリーに乗船して帰途につきました。

   まずは私のHPでもリンクさせてもらっている木の工房つどいの米田さんの工房を見学させてもらいました。
   つどい工房は木工教室も開いているプロの工房です。そして、その教室も主にプロ向けの指導を行っているとのことなのです。工房には私が憧れるような大型の機械、電動工具、道具が並んでいてほとんど目の毒(笑)です。Grizzlyというアメリカの大型機械を個人輸入で購入したとの事で、ひとつ一つ機械の特徴など丁寧に教えて頂きました。また製作途中の漆塗りの一輪挿しが並んでいて、塗り重ねの違い等など色々教えて頂きました。工房では機械や道具など話が尽きません。その後自宅に置いてある展示会にも出された作品が幾つか置いてあり、見て、触って、座って・・椅子は斬新なデザインですが座り心地も良く拭き漆のの渋い輝きがとっても良く融合している事に感激してしまいました。
   私は子どもの頃ひどい櫨負けして、漆は避けていたのですが・・漆塗りにチャレンジしたいと強く思いました。漆塗り美しいですねぇ!と色々教えてもらい木工談義もあっという間に時間が過ぎてしまいました。米田さん有意義で楽しい時間本当にありがとうございました。


   午後はブログ青い空のhrvさんの工房に伺いました。
   工房は私と同様の2階8畳間で、この季節灼熱工房になるのも同じです(汗)hrvさんは元々スピーカーを自作したくて木工作をはじめたと言う事で、小さい物からなんと100kg!!!にもなる大きなスピーカーも自作しているのです。音楽も聴かせてもらいましたが、その迫力に圧倒されてしまいました。あ〜私も自作スピーカー作りたい!と強く刺激を受けてしまいました。

   私同様狭い(ゴメンナサイ)工房は色々工夫を凝らして機械や道具が並んでいて私も参考にさせてもらいたい工夫が・・・やっぱり実際に見てみないと分からない事が一杯ですね。
   奥様が絵を描き、2年に一度は展示会をするとの事、居間の横がアトリエになっており素敵な絵が並んでいるのです。hrvさんは奥様の為の額作りも色々されていて製作方法など教えて頂きました。お二人で製作を楽しまれているのが良く分かりました。ここでも話は尽きません。木工に限らずモノ作り、作品つくりは本当に楽しいですよね。   hrvさんそれに奥様も 本当に楽しい時間をありがとうございました。


   そして大阪南港から夜のフェリーに乗って帰ります。久しぶりにフェリーの旅でしたが、のんびり夜の時間を過ごす事ができとっても良かったです。夜の12時頃に明石海峡大橋の下を通過して橋の照明と街の輝きがとってもキレイです。さらに夜中も人のいないデッキで星を眺めました。上弦の月、木星 火星それに夏の星座がさらに岸から離れて空が暗くなるとうっすら天の川も見えるのです。船の振動があるので写真はぶれてしまいますが、潮風にふかれながらの満天の星を楽しむことが出来ました。早朝には海から昇る朝日まで眺め、楽しい旅行が終わりました。
帰りのフェリーから撮った明石海峡大橋です。街の灯りと橋のイルミネーションが綺麗。船旅もいいですね。


   YAMATOさん 米田さん hrvさん楽しい工房訪問をさせて頂きありがとうございました。YAMATOさん hrvさんのブログともリンクさせてもらいました。今後ともどうぞよろしくお願いします。本当に楽しく有意義な旅行になりました。どうぞ是非私達行橋にも遊びに来て下さいね。

   トシさんも今回の旅行の様子をブログにアップしています。また工房訪問についてはYAMATOさん、hrvさんもその様子をブログにアップしているので、どうぞこちらもご覧になって下さい。

   木交流楽しいですねぇ!次もまたトシさんと計画を練っています。皆さんよろしくお願いしま〜す!(^▽^)/。

のほほん


<工房の入り口と並んだ大型木工機械。

左 Grizzlyのバンドソー切れ味抜群!いいなぁ。自宅に置かれていたユニークなデザインの拭き漆の椅子。穴あきですが座り心地も良いのです。
左から 米田さん 私 トシさんです。


hvrさん自作スピーカー。何と100kg!迫力の音です。右は工房に置かれた電動工具です。狭いながらも使い易く配置されています。
壁は棚や引き出しが並んで道具などを収納しています。右はサイクロンですが、効果大だそうです。
左から hrvさん トシさん 私です。


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