イイカゲン木工日誌 2009年4・5月

名古屋・信州木工旅行は楽しかったぁ!

旅行記はもう少し待ってください。


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5月31日
完全真球つくり(磨き)


  fufufuの木工さんとリンクさせてもらいました。糸鋸作品、ミニチュア椅子や小箱など小物の作品が中心ですが、どれもちょっと工夫やアイデアを加えた、面白い作品を色々作っています。メガネスタンドはとっても愉快ですよ。楽しく木工をしている様子がブログからも伝わって来て、フフフと笑顔の浮かぶfufufufのfuさんのHPをご覧になって下さい。

  木工旅行をレポートしようと思いながら、あまりにも欲張り、盛り沢山、刺激一杯だったので、今に至るまで文章にまとめる事が出来ないです(汗)あせるほど筆が進まず、HPの更新も遅れてしまうので、旅行記はゆっくり取り組む事にして、先にいつもの木工遊びをアップしました。旅行でお世話になった皆さん、どうぞお許し下さい。

  もう一つ、木球つくりで安全への配慮が足りない!」というアドバイスを頂ました!特にバンドソーやトリマーを用いる方法の場合、一度に深く切る(削る)と、刃に引きずられたり、キャッチが起きたり、材が跳ね飛ばされてしまう心配があります。これは木球作りに限りませんが、電動工具を使う場合は、ともかく無理をしない事が大切で、切る(削る)場合少しづつ少しづつ、安全を十分確認しながら削って下さい。私のヘンテコ木工を参考にして頂くのは大変嬉しいのですが、安全面は決してイイカゲンではいけません!

全部手磨きなので、ちょっと手間と根気が必要ですが、この方法でほとんど完全な真球を作る事ができます。
  さて木球の完全真球磨きです。
  今まで色々な方法で木球作りをしました。どの方法で作っても目で見た限り、球が歪んでいる様には見えません。しかし厳密にはわずかに歪んでいるのです。
  たとえ木工旋盤にテンプレートを使って製作しても、チャックで掴んでいる部分はどうしても歪んでしまうと思います。完全な真球を作るのはとっても難しいのです。まあ、手作りのなのですから、一般的には(いやNOHOHON的にはかな?)それで十分の様にも思いますが・・。
  しかし、しかし、やはりより完全な真球を作りたい!そこで、しつこく考えました。

  これもyoutubeをご覧になって分かる様に、方法は実に単純・簡単です。球面が歪んでいると、空きビンの口と木球の間にわずかにすき間があくのです。
  ビンの口を強く木球に押し付けゴシゴシすると、凸部分がテカテカになります。この凸部分をペーパーで削りながら球面を整えて行きます。そして最後は、ビンの口にペーパーを挟んで磨いてやると、このすき間が全くなくなります。

  「完全真球を作って、一体何に使うのか?」なんて聞かないで下さいね(汗)

のほほん
5月8日
ダボ切りノコ量産


  「絵本玩具」研究所ヤマドリ工房さんとリンクさせてもらいました。小さな玩具(人形?オブジェ?)ですが、独特の雰囲気を持ち、幻想的で置かれた場所を別の次元に引き込むような存在感があり、一目で魅入られてしまいました。また製作もオリジナルな治具や技法を駆使し丹精込めて作り、特にサンディングは教えられる事が一杯です。絵それにブログも素敵な西嶋さんのHPを訪問して下さい。

  相縁奇縁スローライフとてづくりリフォームさんともリンクさせてもらいました。額から大型家具さらには家のリフォームなど、小物から大物まで色々作られています。大きなリビングドアは縦横に木を組んだデザインがとっても素敵で作りも本格的です。海の見える家で、スローライフを楽しみながら、木工を楽しんでいる女性DIYERの中嶋さんのHPを覗いて見て下さい。
  1ヶ月ぶりの更新です。長く休止していると「木工事故では!?」と、メールを頂いたりもして、多くの方にご心配をおかけしてしまいました。申し訳ありません。
  半年程前からパソコンの調子が悪かったのですが、先月ついに壊れてしまい、4年ぶりに買い換えました。木工と違って、パソコンの設定や色々なソフトのインストールなど、どうも苦手です。失ったパスワードなどもあり、使える状態にするのに随分手間取ってしまいました。フ〜

  ダボ切りノコを沢山作りました・・と言う事は・・・
  そうなのです、来週末トシさんと一緒に木工家ウィーク 2009・NAGOYAに行く予定なのです。多くの木工作品が見られるだけでなく、HPで木交流させて頂いている木工家の方々と、お会いすることができるのではないかと、今からワクワクしています。
  また名古屋からさらに足を伸ばして、あこがれの工房に伺う予定も立てているのです。あ〜待ち遠しいなぁ・・

のほほん

左上から鉄刀木、紫鉄刀木、ウエンジ?、メープル、ボゴテ。
左下からカリン、紫檀、黒檀、パドック?、ゼブラウッドです。

トリマで倣い加工をしてみました。直径65mmの桜(ソメイヨシノ?)の木球です。

切り離しは自作バイトです。最後は手ノコで切り離すべきですね(汗)
4月5日
簡易旋盤&トリマーで木球作り


  ホントにしつこく木球作り・・・もう迷宮を彷徨っております(笑)

  簡易旋盤での木球作りを色々作りましたが。やはりドリル旋盤と100均ノミ改造バイトでは、切れ味が悪く大きな木球作りは大変です。そこでトリマーを使って削ってみました。これも動画を見れば分かりますね。

  木球に穴が残らない様に、木地に接着剤で捨板を貼り付け、これに面板をネジで取り付けて削りました。やはりトリマーでの切削力は非常に大きいので楽々木球の荒削りをする事ができました。ただ切り離し部分は手持ちのバイトで削らなければなりません。

  もちろん、この方法は木球作りだけでなく、スピンドルターニング(脚・棒つくりなど)で用いれば、同じ形状の棒を何本も作るのに役立つでしょう。今度試してみましょう。って、でも何時になるかな(汗)

  まだ続くのか??自分でも分かりません

のほほん

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