イイカゲン木工日誌 2009年2月

木球作りにはまっています。笑って呆れて見てください\(^O^)/

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2月26日
ゼンマイ回転おもちゃ


  木球作りはまだ考えているのですが、ちょっと休憩です。

  シンプルな木のおもちゃ、それも動くおもちゃが好きです。でもモーターは使いたくないので、ゼンマイ動力までが許容範囲です。

  動画をご覧になって下さい。とっても小さなゼンマイですが、思いの他良く回り、長く転がるでしょ(^O^)

  100均に売っているおもちゃを分解し、ゼンマイを取り出して使いました。小さなプラスチックのムーブメントで、木のおもちゃには少しパワーが足りないモノが多いのですが、上手く使えば色々なおもちゃに使えそうです。

  ゼンマイおもちゃも色々作りた〜い!

のほほん

100均おもちゃから取り出した小さなゼンマイですが、思いの他良く回ります。六角ナットはオモリです。
 
簡単ドリル旋盤で径50mmの栗の木球を作りました。
バイトを台に取り付け、テンプレートを利用して作ればゲージ(球の型)を用いずとも真球を簡単に削り出す事ができます。
2月19日
簡易旋盤で木球つくり5


  ドリル簡易旋盤を使った木球作りの改良を2点行いました。

  改良1・・木の丸棒ではなく、より強度のある金属棒(半ネジのステンレス六角ボルトの頭を落としたもの)を使いました。動画ではM8のボルトを使っており、木地(材)に7mmの穴をあけて、ねじ込んでいます。これで直径50mmの木球を簡単に作る事ができました。

  改良2・・テンプレートを作りました。動画で分かるように、回転させる木地の下にテンプレートとなる円板をクランプで固定しています。ターニングツール(バイト、旋盤用の刃)も台に取り付けて用います。このテンプレートにより削り込む深さが決まるので、今までの様に何回もゲージ(球の型)を当てながら削る必要はありません。製作時間もかなり短縮出来ました。このテンプレートを使えば、手技に頼る事なく、同じ径の木球も簡単に作ることが出来ると思います。

  今まで「木球は木工旋盤がなければ作れない」と、思っていました。でも、こんな簡単・イイカゲンな方法でも作る事が出来るのです。皆さんも是非試してみて下さい。
  但し安全には十分注意し、安全メガネ、防塵マスクなどの安全具を必ず身につけて作業して下さい。

  木球は木目がとっても面白い!転がっているだけで愛嬌があるのです。妻もなで回しながら「綺麗ねぇ・・何に使うの?」と聞くのです。木目虫の様に「もうイイカゲンにしてよ!」とは言いませんでも、呆れているのはいっしょかも(汗)

のほほん
2月15日
簡易旋盤で木球作り4


  木球作りと簡易旋盤遊びはキリがないですねぇ(汗)

  先日は角材の片側を丸棒で支えて木球を作りましたが、今度は両側で支えます。球の両側に丸棒の跡が残ってしまいますが、これならより安定して回す事が出来るので、やや大きめの木球を作る事が出来ます。試作したのは径64mm(楠)と74mm(泰山木)の木球です。材に突き通した丸棒はどちらも径12mmです。この心棒は硬い材を使った方が良いでしょう。

  動画をご覧になって下さい。使っているのはもうヤスリではなく、手作りバイト(旋盤用の刃)です。やはりヤスリよりずっと早く削る事ができます。だんだん本物の旋盤の様に・・・しかし作りは超簡単・イイカゲン・・こんな物でも木球を作る事ができちゃうのです。

  簡易旋盤をさらに改良し、木球作りはまだ続くのです。お付き合いよろしくお願いしま〜す。

のほほん

直径64mm(楠)と74mm(泰山木)の木球です。
丸棒の軸を両側で支えているのでやや大きめの木地(材)でも安定して回ります。これならもうヤスリではなく旋盤用のバイトで削る事が出来ます。

径30mmのブナとブラックウオルナットです。丸棒の跡が残りますが角材から作る事ができます。
超簡単ドリル旋盤(^^;)でも、あまり大きな球を作る事は出来ません。
2月12日
簡易旋盤で木球つくり3


  DIYネットワーク倶楽部を主催されているkumarさんからDVDを頂きました。プロ直伝DIYシリーズ中級者のための「実践デスク製作」〜デザインと製作精度アップの重点ポイント〜というDVDです。
  私はこれまで全くの自己流で色々作ってきました。まあそれでも何とか出来てしまうのですが、なかなか精度のある作品を作る事は出来ないのです(汗)。それもそのはず、このDVDを見るとなるほど〜と納得!やはり正しい知識、技術があれば作品の出来が全く違うのです。教えられる事が一杯です。丁寧な説明でとっても良く分かります。関心のある方は右の画像をクリックして、より詳しい説明を見て下さい。実は私の冶具も最後にちょこっと紹介してもらっているのです。

  さて、やっぱり木球作り・・(汗)ドリル簡易旋盤で出来るだけ簡単に作る方法を考え続けています。

  動画を見て下さい。この方法なら直接角材(立方体)から木球を作る事が出来ます。材を直接ドリルチャックで咥えた場合はブレで歪んでしまいます。しかし丸棒の途中を支えると、このブレを押さえる事が出来、綺麗な球を削り出す事が出来ます。

  この方法で大きい球を作る事は出来ませんが、直径30mm程度の球なら簡単に作る事が出来ました。動画ではあえて立方体から作りましたが、角を適当に落としてから丸棒をつけ、削った方がより早く作れるでしょう。フムム・・・でもこの方法ならヤスリではなく、バイト(旋盤用の刃)が使えそうですねぇ・・・

  簡易旋盤で木球作り、まだ続くのです。皆さんもうしばらくお付き合いお願いしま〜す。

のほほん
2月7日
簡易旋盤で木球(全球)作り2


  素人木工プリコラージュさんとリンクさせてもらいました。 素敵な肘掛け椅子、大型台所収納、テーブル、棚、ロフトベッドなど家族の為の作品を色々作っています。工房は車庫兼用ですが、ロフトの様に2階を作って有効利用!電動工具も使い易い工夫がいっぱいです。さらには木工以外も色々楽しい内容が満載のエダさんのHPに遊びに行って下さ〜い。

  さらにハンドメイド ウッドアクセサリー工房和光 wacoさんともリンクさせてもらいました。木の指輪、かんざしなどのアクセサリーを作って販売しているプロ工房・ショップです。木のアクセサリーは金属にはない優しさや味わいがありますねぇ・・美しい!!木工作や日々の徒然を綴ったブログも楽しいわっきーさんのHPをご覧になって下さい。

  さて、飽きもせず、木球つくりです
  先日は簡易旋盤で半球を作って貼り合わせましたが、それならいっそ全球も簡易旋盤で!!で、早速作ってみました。直径数cm程度の木球なら、簡単に作る事ができました。

  簡易旋盤用のターニングツール(バイト、旋盤用の刃)に利用できる物が色々ありそうですが、やはり深く削りこむのは大変です。そこで動画の様に、手ノコも使って削りました。これなら簡単、安全です。

  径32mm(パイン)と36mm(ラミン)の木球を作りました。何度も型板当て形状を確かめながら削り、磨けば、ほぼ満足できる木球を作る事が出来ます。おもちゃ作りでは、この位の大きさの球をよく使うのではないでしょうか。是非皆さんも自分で木球を作ってみてください。

  どこまで続く木球遊び・・・まだ試してみたい方法が色々あるのです

のほほん

パイン(径32mm)とラミン(径36mm)の木球です。
大きな球でなければ、こんな簡単なドリル旋盤でも木球を作る事が出来ました。

見た目はちょっと悪いですが、半球貼り合わせ方式だと簡単に木球が作れます。

簡易旋盤・・右側の支えはV字型です。
こんなイイカゲンなドリル旋盤でも半球なら簡単に作れます。左手で軽く丸棒を押さえ、右手でヤスリやペーパーを持って作業します。
2月3日
簡易旋盤で木球作り1


  さてさて、丸いものを作るなら、やはり旋盤ですよね。しかし本物の木工旋盤は意地でも(なんじゃそりゃ?笑)使わないとなると、ここはやっぱりドリル旋盤です。動画で分かるように実に簡単(イイカゲン)で、これでは旋盤とも呼べないかな・・

  木球作りでは、見た目はちょっと悪いかもしれませんが、半球を作って貼り合せる方法が手軽です。木球作り1ではトリマーを使いましたが、これはビットの径に限定されてしまいます。しかし、簡易旋盤で半球を作るなら、任意の直径の木球を作る事が出来ます。のほほん木工房は見栄えより簡単さ第一なのです(汗)

  丸棒をドリルチャックで咥える所は、ただ木ネジを半分埋めてその頭をちょん切っただけです。簡単ですが、しっかり回ってくれます。(但し回転方向はネジと同じ向きだけです。逆回転だとネジが抜けてしまいます)この方法は昨年春、木工旅行に行った時、手柴さんに教えて頂いた方法なのです。私も丸棒を咥える方法を色々アップしていましたが、この方法がずっと簡単です!

  手柴さんのHP(木工房花みずき)は皆さんとっくにご存知ですよね。なるほどの木工技術、プロの技を惜しげもなく公開しているHPです!また最近ブログ(手作り家具と大工道具屋の二束のワラジをはいて)も開局されました!皆さん是非ご覧になって下さい

  直径数cmの半球程度なら、高価なバイト(旋盤用の刃)は必要ありません。ペーパーだけでも、そう手間もかからず作る事ができます。私は100均の木工ヤスリを使いました。ご覧になって分かるようにヤスリをテーブルに立てて使うと、細かな動きも制御し易く、上から形状を眺めながら楽に削る事が出来ました。
  何度も半球のテンプレートを当てながら、削り・磨けば、ほぼ満足出来る程度の木球を作ることが出来ます。(多少コツや慣れが必要です)最後に貼り合わせ部分を軽く磨いて仕上げて下さい。

  今年になってまだ役に立つ作品は一つも作らず、木球ばかり・・・そして、まだしばらく続きそうです

のほほん

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