イイカゲン木工日誌 2007年9月

まだまだ暑い!でも次第に木工しやすくなってきました。
さあ、またヘンテコ木工遊びがんばるぞ〜\(^O^)/

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9月17日
簡単早締め木製クランプ


  クランプ遊びがしつこく続きます(^.^;

  簡単クランプの長ネジを全て早締めにしました。右の動画でご覧になって下さい。

  動画で分かるように六角ナットをクルクル長く移動させる必要がなく、クランプの開き幅をすばやく変える事が出来ます。

  動画ではM6の長ネジ、ナットを使いましたが、レンチで強く締めあげると長ネジが歪んでしまうのが分かると思います。より太いネジを使った方が良いでしょう。

  このクランプをあともう一改良します。お付き合いお願いしま〜す。

のほほん

上のダブルクリックして下さい。

長ネジ2本とも早締めにしました。

上のダブルクリックして下さい。
 
鉄板を画像の様にZ型に折り曲げ輪ゴムを掛けただけです。指で押さえてフリー(左)、離して固定(右)です。
9月12日
木製クランプ小改良


  先日の木製クランプ小改良をさらに小改良しました。これも左の動画をご覧になって下さい。完全に動画にはまっちゃいました(汗)

  丸いワッシャを使った先日のクランプに、問題点がある事に気が付きました。(ただ固定するだけなら気にならないのですが、切断補助用としてはクランプに歪みが生じ精度に問題が生じるのです・・って分かり難いですね。説明が面倒なのでスミマセン。)

  いつも掲示板に書き込んで頂いている、さいかちさんにもアドバイスを頂き、さらに使い易く改良しました。さいかちさん有難うございま〜す。

  これなら指で押さえて移動、離してストップが楽に出来、丸ワッシャを使った歪みの問題点も起きません。バネはスプリングや板バネなどを使って色々試したのですが、結局輪ゴムを使うのが一番動きがスムーズで、製作も簡単なのです。

  これで完成っ!!と言って宿題に取りかからなければならないのですが・・・
  しつこくヘンテコアイデアで遊んでしまうのです(汗)相変わらずですねぇ・・

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9月9日
木製クランプ小改良


  先日の切断補助木製簡単クランプを小改良しました。まずは右の動画をご覧になって下さい。

  六角ナットを回して移動させるのは手間がかかるので何とかならないかと考えています。こんな方法はどうでしょう。ワッシャの一部を切って折っただけのモノですが、しっかりストッパーの役割を果たしています。

  左の画像は鉄板を切って最初に作ったモノですです。これを見るとどのようにしてストップさせているか理屈分かると思います。簡単でしょ(*^o^*)
  より小さいほうが邪魔にならにならないので、やや大き目のワッシャを使って作りました。ワッシャの一部を切って(折ってもいい)さらに折れば出来上がりです。

  こんな簡単なものでもしっかり固定でき、ラチェットレンチで締め上げてもズレる事はありません。

  このストッパー(固定方法)は他の冶具でも使えそうですねぇ・・でもそんなにヘンテコ冶具ばかり作って、最近木工作品はどうなったのでしょう(汗)そろそろ妻の目が気になります・・が・・

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上のダブルクリックして下さい。
 
こんな変形させたワッシャを使います。右の写真でストッパーの理屈が分かるでしょうか?赤矢印の方向に力を加えてもワッシャの穴が長ネジに食い込み動かないのです。
 
左の新しい木製クランプの方が、よりシンプルで扱い易い!蝶ナットより六角ナットの方が回し易くより早く固定する事が出来ます。小さい材の切断には木製クランプでの保持が必要です。動画を見て下さい。
 
最後の締めもラチェットレンチを使えば簡単にしっかり締められます。フェンスに沿わす事が出来る様に平面を出しておきます。もちろん小物だけでなく大きなモノも掴む事が出来ます。
9月5日
切断補助木製クランプ


  以前、最も簡単なクランプとして紹介した簡単木製クランプの改良版です。

  木製クランプの長所の一つは、刃の近くでも使える点です。テーブルソーやスライド丸ノコの刃に近い所に金属クランプを使うのは、万が一接触した場合の事を考えると大変怖いです。しかし木製クランプならそんな心配はありません。

  そこで簡単木製クランプを切断補助用に、より使い易く改良しました。特に小さい材の保持切断ではとっても役に立つと思います。

  このクランプは蝶ナットを使わずよりシンプルな作りになっています。六角ナットの方が蝶ナットより回し易く早く移動させることが出来ます。最後の締め付けもラチェットレンチを使えば簡単にしっかり固定できます。またクランプの片面は平面を出しておき、スライド丸ノコやテーブルソーのフェンスに沿わせ保持する事が出来る様にしています。これで小さい材もしっかり保持して切断する事が出来ます。トリマーやドリルを使う場合も同じ様にこのクランプを使えば、小さい材でもしっかり固定して作業する事が出来ます。

  これも動画(クリック)を見ると良く分かります。

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9月2日
鋼材支柱着脱クランプ


  先日の木製着脱クランプをそのままCチャンネル鋼に変えて作ってみました。
  これもスライド(フリーストップ)部分はしっかり固定され、強い力を加えてもずれません。着脱も簡単なので支柱のCチャンネル鋼を替えれば、どんな開き幅にする事も出来ます。

  構造は木製クランプと同じなので、画像を見れば分かると思いますが、製作上の留意点を幾つか記しておきます。
  3枚の板を貼り合わせて作りましたが、真ん中の板には非常に強い力がかかるので、軟材のSPFではなく硬木を用いた方が良いです。私は最初、全てSPFで作ったのですが、思いっきり力を加えるとヒビが入ってしまいました。さらに最も力がかかる部分であるの部分に補強のネジを埋めておきます。これで材が力に負ける事がなくなりました。

  もう一つ材を挟む部分は、支柱のCチャンネル鋼から少し離れていた方が良いので、アジャスターボルトと対応する位置に薄板のパッドを貼り付けココで材を掴む様にします。支柱に接した位置(黄矢印)に強い力がかかるとクランプがずれる(滑る)場合があります。パッドの位置で材を挟めばずれる事はありません。

  これも動画(クリック)を撮ってみました。ご覧になって下さい。まだまだ色々なヘンテコクランプアイデアが浮かんで来るのです(笑)本当に使えるものはどれなのか?試作しないと分かりません。クランプ遊びにお付き合いお願いしま〜す。

のほほん

Cチャンネル鋼を支柱に使った着脱式クランプです。これもしっかり掴む事が出来ます。動画を見て下さい。

AとBに補強のネジを埋めます。黄矢印の部分に力が加わるとスライド部分がズレ易い。パッドを貼り付け、ここで材を挟めばしっかり挟んで固定できます。

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