イイカゲン木工日誌 2007年6月

うっとうしい梅雨・・でも木工の手は湿りませんよ〜(^O^)

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ベランダは木屑ゴミ屋敷状態に(汗)見ないで・・
6月27日
風洞工房


  きすべ〜♪さんとリンクさせてもらいました。まだ木工歴1年未満ですが、木工遊びの泥沼?にどっぷりはまって下駄箱、大型本棚、ビデオラック、スツール、そして最新作のTV台など、実用家具を次々製作しています。棚板の溝もミゾキリカッターで綺麗に掘り、イスはアラレで組んでしっかりした製作です。木工熱中真っ只中!きすべ〜さんのブログを覗いて見てください。

  換気扇(径25cm)を4つ窓に並べて取り付けました。3つは先日買った激安品、色の違う一つは家の改築で余ったお古です。

  スイッチを入れるとオ〜これはもう工房風洞化状態です!
  以前粉塵対策で換気扇を回した場合の粉塵の流れを調べた時は、工房の気流は非常に複雑だという事が分かったのですが、これは換気扇が1つの場合です。
  しかしこの狭い8畳の工房に換気扇を4つも並べ、部屋の反対側の戸を少し開けると、工房の気流は1方向になり非常に単純になってしまいます。線香を置いて調べてみても、煙は全て換気扇の方向になびいてしまいます。これなら風上側に体を置いて作業すれば、粉塵を浴びる事はほとんどないでしょう。

  換気扇4つ合計の換気能力(換気扇4つで約56.8m3/分。8畳の工房の容積約32m3)を計算すると約34秒で工房全体の空気を入れ替えられる事になります。もちろん気流の巻き込み、滞留もあるので実際はもう少し時間がかかるでしょうが、相当な風量です。これなら舞い散った粉塵も1分あれば排出されてしまうと思います。

  夏、暑苦しい防塵マスクを長時間しているのは大変うっとうしいですが、こうして強力換気が出来るとマスクをしている時間を短縮できると思います。
  さらにオマケの効果ですが、この工房風洞化で丁度心地良いぐらいの風が吹き抜けて、涼しいのです\(^O^)/

  この夏はこれで快適に作業が出来るかなぁ・・

のほほん
6月16日
急性大工仕事筋肉イタイ症


  プロの木工所TAIYOさんとリンクさせてもらいました。シフトノブ、グリップ、靴べら、鉛筆立てなど洒落た小物を作られています。折畳座椅子、テープカッターなど使い易い工夫やデザインがとっても面白い!更にはジーンズボックス、精密な木製バイクなどビックリする様な作品が並んでいます。バイク大好きなモッキチさんのブログもありますよ。皆さんご覧になって下さい。

  イテテ、く、首が回らない!急性大工仕事筋肉イタイ症になっちゃった(涙)

  何たる非力!軟弱さ!・・たったこれだけのモノを作るのに首が回らなくなるなんて、あ〜情けない・・無理な姿勢での作業で首スジを痛めてしまった様です(-_-;)

  ほとんどの場合、家具作りは家具を下に見ながらの製作です。でも大工仕事や作り付け家具となると、時に寝そべったり、腕や首を捻じ曲げながら、こちらが転がりながら?無理な姿勢での製作になる場面も多いですね。特に上向きにクギやネジを打つのはとってもキツイ!

  最近は木目虫などヘンテコ小物ばかり作っていたため、体力を失い軟弱非力木工人に落ちぶれてしまったようです。

  マ、一応壁を埋めたので一段落・・後は棚を作って扉作りですがこれはゆっくり・・なんて言うと妻から怒られるかな?

のほほん

邪魔なんだよっ!ぐーたらワンコも作業を見守って?いや邪魔しに来ます。

フレ〜フレ〜・・のほほん!妻のエールが背中から・・(汗)
6月11日
壁裏闇木工世界


  あ〜壁裏の闇木工の世界なんか見るんじゃなかった・・

  私も相当イイカゲンですが・・壁の裏は、まあああああ激激激激激激イイカゲンです。どこに全く直角がない!さらには直線もない!もちろん水平・垂直もなし!クギの先は出てるわ、材の長さも適当・・・さすがののほほんも真っ青!


  妻が横から、ああせいこうせい・・と、言いますが私は腕組みをしたまま、ウ〜〜〜数日間どうやって作れがいいのか考え込んでしまいました。熱でそう ‥

  でも結局全て現物合わせで枠を作りながら、ネジと隠し釘を使って板を貼り付けて行くしかない様です。ともかく貼り付ける板はカンナで削りながら、その場所に合わせてながらです。ゆがんだ四角形ほどタチの悪いモノはないですね、フ〜〜(*_*)

  この土日、妻の監視、いや監督、いや声援?の下(この写真も妻が撮りました)一生懸命作業をしていま〜す。まだ、先は長いなぁ・・

  さあ、頑張りましょう・・た・た・楽しい?課題なのですから・・・

のほほん
6月7日
緊急至上命令発令!


  全てのヘンテコ木工を一時休止し、作り付け家具を製作しなければなりません。

  家を少し増築したのです。トイレの増設と居間を少し広げたのですが、これはのほほんと作る訳にも行かず、大工さんに頼みました。そして、そのついでに妻から沢山の宿題、いや命令をもらってしまいました。

  作り付け家具、ウッドデッキ、ローテーブル 、・・まだ幾つか言ってましたが、後は記憶にございませんゲップ

  「出来るわよねっ!」って言われれば、「そりゃ出来るよ。」と答えてしまうのです(汗)

  そして何と壁に穴を開けるのだけは既に大工さんにしてもらったのです。ウギャー!この壁の穴を放ったらかして木目虫でも作ろうものなら・・

    よ〜し得意のイイカゲン工法で作るぞ〜妻が喜ぶレベルは分かっているのだ!木目虫君一寸待っててね(^O^)

  でも、作り付け家具案外難しそうなのです・・

のほほん

壁の裏は、のほほんもビックリ!闇の激イイカゲン木工世界が出現!ギャーどこも直角が出ていない!ど、どうしよう・・
 
厚い材を切っていると指が蝶ネジに挟まって痛い思いをすることがあるのです。蝶ネジを外して六角穴ネジにしました。六角レンチもすぐ近くに磁石でくっつけているのでそんなに手間はかかりません。
 
下の蝶ネジもしっかり締められるように補助具を作り、これも直ぐ近くに磁石でくっ付けています。
6月3日
糸鋸小改良


  フライフィッシングカフェさんとリンクさせてもらいました。手をかけたログハウス、お気に入りの家具を置き、美味しいコーヒーを飲みながら、自分のカントリー作品を撫で、フライフィッシングに思いを馳せ、ストーブの火を見つめながら、お気に入りの音楽を聞く・・ア〜いいなぁ!どこを見てもセンスがいい素敵なバリスタさんのHPとブログを訪問して下さい。

  さて突然ですが、糸鋸の小改良です。
  糸鋸で木目虫を切り出している時、一寸痛い思いをしてしまいました。と言っても、親指が少ししびれた程度でたいした事はありません。

  糸鋸のブレード(刃)を固定しているのは上下の蝶ネジです。この蝶ネジはブレードとともに激しく上下に振動しています。ぶ厚い材を切っていると、上の蝶ネジに指が当ったり、さらに材との間に挟まって痛い思いをする事が、たま〜にあるのです。
  糸鋸は比較的安全な電動工具だ、とは言ってもやはり十分注意が必要です。何処に手指があるのか、いつも考えなければいけません。

  そこで上の蝶ネジを六角穴ネジに付け替えました。これならネジが邪魔になりません。また蝶ネジでは力が入れにくくブレードを強く締められなかったのですが、六角レンチを使えば軽い力でしっかり締める事が出来ます。ちょっと面倒かなぁ、とも思ったのですが、画像の様に六角レンチを磁石で近くにくっ付けておけば、たいして手間はかかりません。

  下の蝶ネジはそのままなのですが、やはり力を加えにくく使っているうちにブレードが外れてしまう事もあったので、これは蝶ネジ締め補助具(と言っても超簡単ですが・・)を作、りやはり磁石ですぐ近くにくっ付けて置きました。

  たったこれだけですが、しっかりブレードを固定でき、より安全・快適になりました。こうした小さな改良が機械をより使い易く安全にするのだと思います。

  さて木目虫遊びの続きをしましょう(^.^;

のほほん


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