禁断の手角鑿

こんなトンデモ技ゆるされるでしょうか?(汗)

 
 
何と1本950円!!  禁断の手角鑿?やっちゃいました。向待鑿など普通の鑿で掘るよりずっと簡単です。動画を見て下さい。

ドリルと手角鑿だけで掘った状態です。3回このノミを真っ直ぐ叩き込んだだけで出来ました。難しい鑿使いは少しもありません。これなら合格では?\(^O^)/最後は手鑿で綺麗に整えた方がいいでしょう。
禁断の手角ノミ

  角鑿刃1本何と950円!!

  ドリルスタンドに取り付けて使う非常に安い角ノミが売っています。とっても興味があったのですが「ドリルスタンドでは強度不足で精度が良くない」と幾つかのブログや掲示板に記されていたので買わなかったのです。しかし近くのホームセンターを徘徊していると、コレ用の角のみ刃がにゃんと950円!(メーカー品だとその5〜6倍以上ですよ)で売っているのに気が付き・・・またウズウズ(笑)
  無駄使いになるかもなぁ・・と思いながらも、以前から試して見たかった事があり、買ってしまいました(汗)でも買ったのは角ノミ刃だけなのです。

  そうです!これを手工具の角鑿として使うのです(エエッ!)何はともあれホゾ穴を掘ってみました。動画をご覧下さい。

  で、結論は・・2バイ材ならこれで簡単に角穴掘りが出来ます。普通の手鑿での作業比べ非常に簡単で、高度な技も要りません。ただ真っ直ぐに打ち込むだけです。少なくともドリルスタンドに取り付けて使うよりずっと精度良く出来ると思いますよ\(^〇^)/また角鑿盤を使う場合は注意深く材やドリルのセッティングが必要で、案外手がかかりますが、手工具としてなら実に手軽に使えます。

  一応ドリルで穴をあけて、鑿で掘るという従来通りの手順で作業しました。しかしどんな手順、工夫、あるいは補助冶具を使えば、より簡単に、綺麗に、硬い材でもホゾ穴を掘る事が出来るか・・・さらに試しています\(^O^)/そんなヒマがあるならちゃんとした技を勉強しろ!

  こんなホゾ穴用角鑿があってもいいのではないかなぁ?これだと刃の研ぎも簡単なのも良いのです。・・メーカーさん考えてみてはどうでしょう。

  よ〜し、これでホゾ組の作品を作るぞ〜!

のほほん
ホゾ穴底さらいビット

    手角ノミ追記
  先日の手角鑿ですが既にホームセンターで売られているのです!さらにドリルスタンドの角ノミ機の刃に取り付けて使う握りまで既に売られてる!
と教えて頂きました。あ〜恥かしい・・でも簡単なモノですからとっくに考案されいて、商品にまでなっていても当然でしょうね。先に考案し商品にまでされた方に敬意を表します。どうぞ失礼をお許し下さい。
  私のHPは簡単治具ばかりですから、こんな事も多々あるのではないかと思います。また他にも気が付いた物があれば皆さんどうぞ教えて下さいね。

  さらにもうひとつ、私はドリルや手角ノミの穴あけの手順を間違っていました!ドリルや手角ノミの穴あけを端から順番にしていったのですが、これでは刃が逃げ易くなってしまいます。正しい方法はこちら(クリック)をご覧になって下さい。これはtoshim11さんからアドバイスを頂いたのです。どうも有難うございました。これからもよろしくお願いしま〜す(^人^)

  さらにホゾ穴底さらいの小技を小改良してみました・・こんなビットどうでしょう?
  ホゾの底を整えるのは大変です。手角ノミでも穴の底は荒れています。先日の動画でも紹介していたのですが、フォスナービットで強引に掻き回して底をあらかた整えました。しかしフォスナービットの先端(センターポイント部分)が引っかかって、動かしにくいのです。

  そこでこのセンターポイントの飛び出し部分を、周囲の刃を傷つけないように注意しながら、グラインダーと回転砥石を使って削り落しました。これで引っ掛かりが無くなり、底をさらい易くなりました。

  実にイイカゲンな方法で、これで底が完全に綺麗になる訳ではありませんが、荒削りには使えるのではないでしょうか?やはり最後は専用の鑿(コテ鑿など)で綺麗にした方がいいでしょう。

  でも私は穴あけの手順をミスをしていました!ドリルや手角ノミの穴あけを端から順番にしていったのですが、これでは刃が逃げ易くなってしまいます。正しい方法はこちら(クリック)をご覧になって下さい。これはtoshim11さんからアドバイスを頂いたのです。どうも有難うございました。これからもよろしくお願いしま〜す(^人^)

 
フォスナービットの先端のセンターポイントをグラインダーで削り取りました。これでホゾ穴の底さらいがグッとし易くなりました。
ホゾ穴の底をこの底さらいビットで強引に掻き出してあらかた整えます。最後は手ノミで整えた方が良いでしょう。これはレッドオークにホゾ穴をあけてみました。


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