イイカゲン木工日誌2007年1月

木目虫、サンダー遊びまだ続きそうです(^^;)

今年もヘンテコ木工がんばりま〜す。\(^〇^)/


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1月29日
ルビーロール


  皆さんサンドペーパーは何を使っていますか?
  シアはとっても評判が高いですね。私も使いましたが確かに長く使えます。裏にスポンジ付いたシアソフトもとっても使い易いです。これは皆さんもとっくにご存知で、既に使っている方も多いでしょう。(でも値段が高い!)

  ところで曲面磨きで私のお勧めサンドペーパーはルビーロール(幅95mm長さ2.1mで60番は898円、他は798円ベルスター研磨材工業製)というロールペーパーです。ペーパーと言っても裏打ち(基材)は布ですからサンディングクロスと言うべきかな?これは近くのホームセンター(ナフコ)で売っているので特殊なペーパーではありません。

  市販の多くの紙・布ペーパーは基材が硬くゴワゴワなのです。紙は柔らかいモノもあるのですが、曲げると折れ目が入ってしまい易いのです。一方多くの布ペーパーは耐久性を持たせる為でしょうが、コーティングが施してあり固くコテコテで、柔軟性がありません。
  しかし、このルビーロールは基材が布にもかかわらずとっても柔らかく、折れ目も付きにくく、きつい曲面にもフィットして磨き易いのです。

ルビーロールは基材が柔らかく曲面磨きに最適!最近の木目虫作りでも活躍しています。
 
ペーパーを半折し貼り合わせて使うと持ち易いのですが、益々硬くゴワゴワになり曲面磨きには使いにくくなってしまいます。しかしルビーロールはそれでもまだ柔軟性があります。
またルビーロールに色々なスポンジ、ゴムを貼り付けて使ってもいい感じですよ。シアソフトもどき(^^;)
  皆さんもサンドペーパーを半分に折り、それを接着剤や両面テープでくっつけ、滑りにくく持ち易くして使っていると思います。しかしペーパーを半分に折って重ねて使うと、そのままでも硬いペーパーが益々硬くゴワゴワになってしまいます。平面や緩い凸面を磨く時はこれでもいいのですが、きつい曲面(特に凹曲面)を磨く時は、とっても使いにくいのです。
  もちろんこのルビーロールでも折って重ねて使えばかなり硬くなりますが、それでも他の紙・布ペーパーと比べればずっと柔らかいのです。木目虫のような不定形の小物作りでは、このペーパーの柔らかさはとっても貴重です。

  また、ルビーロールの裏にスポンジを貼り付け(ゴム系接着剤を使っています)持ち易くするとなかなかいい使い心地で、やはり曲面磨きに最適です。

  ただ紙ロールペーパーより若干値段が高いので、私は用途によって使い分けています。
  と、まるでルビーロールの宣伝マンになったみたいですが(笑)さらに柔らかく曲面磨きに使い易い紙・布ペーパーがあれば是非教えて下さ〜い。
  また、最近はスポンジ状のサンディングパッドも多く売られていて、曲面磨きに使い易いものもあるようです。これも色々試してみたいと思っています。

  長々書きましたが、実はこれを使って次はヘンテコサンダー、いやトンデモサンダーをアップする予定で、ルビーロールはその前フリなのです。次回を楽しみにして下さ〜い\(^〇^)/

のほほん
1月26日
レクソンミニベルトサンダーレポート


  レクソンのミニベルトディスクサンダー(BD-15)のファーストインプレッションです。実は早くレポして、とメールを頂いたのです。遅れてしまい申し訳ありません。
  で、結論は小物作りにとっても便利。だけど作りはかなりイイカゲン。という印象です。(メーカーさんゴメンナサイ)でも値段が値段ですから仕方ないかなぁ、とも思います。

  幅25mm、あるいはそれより狭いベルトを使えるので小物作りにはとっても役に立つと思います。リョービのベルトサンダーを直立させて使えば同じじゃないか、と思うかもしれませんが、電動工具はよく言われるとおり(かな?)「大は小を兼ねない」と思います。このベルトサンダーはベルトの背側が空いているのが良いのです。木目虫作りにも活躍するでしょう。
  上部ローラーの揺れを先日報告しましたが、他にもビックリしたのが、テーブル面の歪みです。テーブルの中央が盛り上がっていて、材を置くとカタカタ動いてしまいます。このままではとても使い物になりません。ただ、テーブルはアルミで出来ていて、そう大きな面ではありませんから、自分で磨いて平面出しをすればよいでしょう。私は使い易いテーブルを自作しようと思います。

  さらに購入した状態では、サンディングベルトと3つのローラー、それにベルトの背押さえ金具の位置が左右にズレていて、調整ノブ(矢印のノブを回してサンディングベルトのテンションや位置を調整する)を回しても合わせる事が出来ないのです。(▼▼メ)
  これはローラーを固定しているネジを緩めて、調整し直しました。(これは必須です)しかしどんなに調整しても背押さえ金具とのズレは合わせる事が出来ませんでした。やはり自作して改良しようと思います。

  さらにベルトの左右へのブレもわずかにあり、これもベルトガイドを自作する必要があるかな、と思っています。

  作動音は決して静かではありませんが、耳障りと言うほどではありません。小さいだけ分リョービのベルトサンダーよりましだと思います。

  吸塵口は掃除機のノズルが丁度入ります。吸塵に関してはこのままでも十分使えると思います。

  チョット辛口のレポになりましたが、調整、改造、治具作りをしながら自分好みにして行く楽しさが一杯なのかもせれませんね(笑)ボチボチ取り組んで行きますので、お付き合いよろしくお願いしま〜す。(^O^)

のほほん

幅の狭いベルトが使え、ベルトの背側が空いているのが良いのです。「大は小を兼ねない」と言われる様に、小物作りに活躍しそうです。
ただ、購入した状態のままでは精度が良くありません。自分で調整、改造、治具を作って使いやすくする必要があります。

吸塵口は掃除機のノズルが丁度入ります。吸塵は大きな改造は必要ありません。

テーブル面はビックリするほど歪んでいます。材をのせるとカタカタ動いてしまいます。

矢印のノブを回してベルトの位置やテンションを調整しますが、このノブだけでは3つのローラーとベルトの位置が適正にはなりません。
3つのローラーの真ん中にベルトが乗る様に、ローラー固定ネジ緩めて調整し直しが必要です。どう見ても出荷時に調整はされていない様です。

出目トンボ木目虫出現!

前から見ても・・・
1月22日
出目トンボ木目虫


  Woodcraft N-styleさんとリンクさせてもらいました。なだらかな斜面に立つログハウスが本当に美しい!家族と楽しみながらの庭作り。木工と奥様のトールの合作。そしてスツールをはじめとするセンスの良い木工作品は電動工具と冶具を利用して丁寧に作られています。さらにはしっかりとした新工房を現在建設中なのです。これは目が離せませんよ!素敵なSATOさんのHPに遊びに行って下さい。

  出たでたデタ!今年もやっぱり木目虫です(^O^)

  出目ならきっと可愛いだろう。なんて思ったのですが・・コリャ相当キモイ。

  マズイ・・このままでは人面木目虫と同じく、袋詰めにされてタンスの上に投げ込まれるかも(汗)

のほほん

上から見ても・・・

アップで見ても・・やっぱりキモイ

ビフォー。邪魔なドッグフードの袋が置きっぱなしでした。

一番下にワンコの食器、中段はドッグフードを収納、上の引き出しはビニール袋入れです。

今回作ったキッチンチェスト半です。ドッグフードの大きな袋や食器が片付いてスッキリ。取っ手はスプーンフォーク型。妻が一番喜んだのはワンコの足跡マークなのですオヨヨ
1月17日
キッチンチェスト半


  宿題のキッチンチェスト(台所収納庫)を、やっと半分作りました。フ〜(^^;)
  これぞ堂々とイイカゲン木工の王道を歩む、超手抜き作品なのです。コリャ居直るな!

  ともかく見えない所は手を抜いて(いえ、見える所も手を抜いてます)、さらに材も出来るだけ抜いて(見えない所は合板、不ぞろいの間に合わせ材、荒材のままの所もあり)、おまけにサンディング無し(トゲが刺さらないように角だけペーパーでサッと一拭きのみ)、もちろんホゾや組み手などはこれっぽっちも使わず、見えない所は木ネジだらけ、塗りはもちろんジャブジャブウレタンニス塗りです。

  大きな食器棚と壁の隙間にピッタリ入るキッチンチェストが注文です。我が家の愛犬リゼの食器とドッグフードの袋が何時も出しっぱなしになっていて、とっても見苦しかったのです。
  一番下はワンコの食器が入り、キャスターを付けた大きな引き出しにドッグフードが入ります。一番上の引き出しはビニール袋入れです。妻の注文通りに作り、これでスッキリ片付きました。

  久しぶりの点数稼ぎ木工に妻も大満足!でも妻が一番喜んだのは・・一番下のワンコ食器入れの足跡マークなのです「キャーカワイイ!」だって(^.^; やっぱりと言うべきか・・・そんなモノなのですよ。だから私はイイカゲン木工ばかり・・イイカゲン木工の真の原因は妻にあるのだ!なんて責任転嫁でしょ!

  でもまだ宿題は半分。この上部を作らなければなりません。これはガラスを入れた棚もあるので、あまり手抜きはまずいかも・・・
  さて、これでしばらく時間稼ぎが出来たので、次は当然・・・

のほほん
1月12日
サンディングベルトの自作


  レクソンのミニベルトサンダーは幅25mm・長さ762mmののサンディングベルトを使います。購入時に付属していたサンディングベルトは100番1枚です。ところがこれが具合が良くないのです。ベルトの接合部はラップジョイントで、オマケに接合部に砥粒がある一番使い心地が良くないタイプなのです。(▼▼メ)
  サンディングベルトの良し悪しについては こちらのページを見て下さい。

  ところで年末、何時もの様にあてどもなく?ホームセンターを徘徊していると、超強力結束テープ(フィラメントテープ)なるモノを発見したのです!(^O^)
  説明書きには、「タテ方向にポリエステル繊維を使用した高粘着の強力テープ。重量物の結束、固定に最適のテープです。」と記されています。これならサンディングベルトのパッド(接合シール)として使えそうです。早速このテープでサンディングベルトを自作してみました。但し強度が心配なので、ベルトの周長を5mm程長くし、テンションが弱目になるようにしました。用いたサンディングベルトはリョービのベルトサンダー用のラップジョイントのベルト(まとめ買いしてしまった使い心地が悪いベルト)です。

  ベルトの切断はベルトの裏側からカッターナイフで切りました。スチールのモノサシを当ててクランプで固定し(手で押さえただけではラインがずれてしまう)一度に深く切るのではなく少しづつ切り込みます。(一度に力を入れて切ろうとするとずれてしまう)カッターの刃先は常に新しく切れる状態にして下さい。こうすれば綺麗に切断する事が出来ます。

  使ってまだわずかですが、これでも十分使える様です。でもテープの粘着力は今ひとつで、しばらく使っていると端が少し剥がれてしまいました。しかし、この剥がれた部分に瞬間接着剤を塗って再接着すれば、その後は問題なく使えています。テープだけの粘着力より、接着剤を併用した方がよりしっかり接着するようです。
  また、使っているとテープが伸びた為か、ジョイント部分に少し隙間(1〜2mm)が出来てしまいましたが、これは磨く上で大きな障害にはならないようです。
  簡単ですがパッドジョイントの自作サンディングベルトは、付属していたラップジョイントのベルトよりずっとスムーズに磨けます。ヤッタア!\(^O^)/

  ネットで調べるとこのフィラメントテープは産業用に色々作られているようです。ホームセンターにはあまり売られていませんが、ネットではガラス繊維を用いたより薄く、より伸びにくく、より粘着力の強いテープも売っているので、これを手に入れればよりしっかりしたパッドジョイントのサンディングベルトを作る事が出来ると思います。

  小物作りでは、色々な幅のサンディングベルトがあると、とっても便利です。また問題点や改良点などあれば報告いたします。
  幅が異なるサンディングベルトは市販のベルトを細く切れば作れます。しかしこうして自作出来れば、色々な周長のサンディングベルトも作れますねぇ・・・ウ〜ムこれでヘンテコサンダーが作れるかも・・いやトンデモサンダーかな(^.^;

のほほん

幅25mm長20m厚約0.2mm390円ニチバン製。ポリエステル繊維入りでタテ方向の強度が非常に大きいテープです。

サンディングベルトの裏からこのフィラメントテープでつなぎ、簡単手づくりパッドジョイントのベルトです。

色々な幅(25mm、12mm、8mm)のベルトを作りました。但し、強度が心配なので周長は規格(762mm)より5mm程長くし、テンションが弱くなるようにしました。

テープの粘着力は少し弱く、使っているうちに端が剥がれてしまいましたが、そこを瞬間接着剤で再接着してそのまま使いました。

またテープが少し伸びたのか、隙間が空いてしまいましたが、これでも特に問題なく磨けます。

細いベルト(画像は8mm)ならばより狭い所も磨けます。

小さなベルトディスクサンダー(レクソンBD-15)

高圧縮(64kb)の見づらい動画でスミマセン。
  ビックリ!
上部ローラーのナント大きな回転ブレ!工場出荷時に発見されないものでしょうか?

  あまりのユラユラ回転に、もしかしてこれが正常なの?ユラユラするのは何か意味があるのかなぁ?と考え込んでしまったほどです。(笑)

1月7日
ミニベルトディスクサンダー(レクソンBD-15)


  さて、正月の酔いを醒ましてそろそろ木工遊びです(^O^)

  年末にミニベルトディスクサンダーを買いました。
  一昨年末、リョービのベルトディスクサンダーを買って以後、サンダーの威力を知り、昨年はスポンジサンダーなどサンダー関係の冶具を色々作り、益々その便利さを実感させられたのです。

  小物作りなら、単に磨くだけでなくサンダーで削って整形する事も出来るので、今ではもう手放せない最も使用頻度の大きい電動工具です。多様なサンダーがあるととっても便利なのです。
  また同型のベルトサンダーについてかつPAPAさんが、一番活躍しているベルトサンダーだとHPで紹介されているので(工具の紹介のページ)以前から欲しかったのです。

  このレクソンのベルトディスクサンダーBD-15は、据置き型では最も小さいベルトサンダーです。現在、同型のサンダーは他のメーカーでは出ていない様なので、選ぶ余地はありません。なるべく安いショップを探し、送料まで含めて10220円(丸亀機械工具)で購入しました。電動工具としては安いですよね。

  ところが!家に届いて早速組み立てるとウウッ!?上部アームの先にあるローラーの回転がヘンなのです。
  直ぐに購入店にメールをすると、翌日レクソンジャパンから電話があり、数日後には代品(新品)が送られて来ました。この対応はとっても早く良かったです。もちろん送られてきた代品には、回転ブレは全くありませんでした。ホッ

  最近は何でもHPの面白ネタにしちゃいますから、少々のトラブルでも気になりません。また、販売店・メーカーともしっかり対応してくれるので安心です。
  他にもちょっとウウッ!(-_-;) があるのですが、これはまた次のネタにしましょう。このサンダーでまたしばらく遊べるかな? (メーカーさんゴメンナサイ)

  しかしこれを買ったおかげで、また宿題木工の手が止まってしまいました(-_-;) あ〜あ

のほほん
1月3日
木目亥


あけまして
     おめでとう
        ございます

今年もヘンテコ木工遊び
        がんばりま〜す(⌒‐⌒)

のほほほ〜ん

イノシシに見えるかな?輪切り面にちょっと手を加えただけです


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