イイカゲン木工日誌2006年5月

またまた更にパワーアップ(いやダウンかな?)!
超イイカゲンさでヘンテコ木工に励みま〜す


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5月29日
カニ型?鉛筆立て


  ヘンテコ鉛筆立てまだやっています(^.^;

  ハルキゲニアはチョット気に入っていたのですが「脚の多いのはキモイ!」と言われて早々にお蔵入りです(^.^; アリャリャ

  やっぱり可愛く作らないとダメなのですかねぇ・・
  と、いうことで、直ぐに妥協して路線変更?チョット可愛いらしく作りました。(いや、ちっとも可愛くないかな)

  切り出した後の整形、磨きはほとんどスポンジサンダーでしました。60番・120番はドラムスポンジサンダーで、240番はドリルスポンジサンダーで、最後の400番だけ手磨きで仕上げました。スポンジサンダーを使えば磨きはずっと楽になると思いました。

  やっぱり次はヘンテコ生物がいいなぁ!

のほほん

カニ型?鉛筆立てです。爪は指で簡単に開きます。  
消しゴムでもカードでもつかめます(^O^)弾力のある金属板(実はスチールメジャーを切って使いました)をバネにしています。
 
据え置き式の方がずっと使い易い。スポンジサンダーは回転するのではないので、丸くなくてもかまわない。テーブルで材を支えるとぶれずにしっかり磨けます。ジグソーサンダーは小物磨き、細かい磨き用です。
  
スポンジをつけた丸棒とブレードが振動で外れないように、ブレードの穴にネジを通して固定しました。ブレードは上下逆にし、刃を少し削ってブレード装着部分に差し込んで固定しています。これも滑りを良くする為シリコンスプレーを注しています。
5月25日
据え置き式ジグソースポンジサンダー


  今度はジグソースポンジサンダーを据え置き式にしてみました。
  先日の手持ちのジグソースポンジサンダーでは、スポンジサンダーの保持が少し不安定なのです。そこで、上部を支え据え置き式にしました。と言っても画像で分かるように簡単な方法です。またこれなら安定するので、スポンジサンダーの部分をより長く(10cm)しました。これで手持ちよりずっと使い易くなりました。

  スポンジサンダーの保持は、ブレードを丸棒で挟むのですが、ブレードを上下逆にして丸棒にネジ止めしました。ブレードはそのままでは長いので適当に折り割って短くし、またブレードの刃を少し削ってジグソーに装着しました。

  上部も支えているのでスポンジサンダーが振動しても暴れす、安定して磨く事が出来ます。この据え置き式の方がジグソースポンジサンダーの手持ちよりずっと使い易く、また安全だと思います。

  これはドリルスポンジサンダーあるいはドラムスポンジサンダーより研磨力が落ちます。しかしテーブルの上に手をしっかり置いて材を持てば、安定して細かい磨きにも対応出来ます。ドリルスポンジサンダーの場合には回転で撥ねられる事もありますが、こちらはそんな事はありません。より細かい磨きにはこちらの方が良いと思います。これもやはり小物磨き用です。

  もしこれを試作する場合は必ず振動数は落として使い、安全に十分配慮して下さい。

のほほん
5月21日
ジグソースポンジサンダー


  さて皆さんの予想通りのコースでしょう(^^;)
  スポンジサンドペーパー指サックは結構使えると思うのですが、それでもやはり手磨きですから疲れます。そこでこれをジグソーで出来ないかと考えました(^^;)。また、以前ジグソーサンダーを作り、小物磨きに使っていましたが、そう出番は多くはありませんでした。しかし、これにもスポンジをつけると、もう少し磨き易くなるのでは、と考えて試してみました。

  画像で分かるようにサンダーの定盤を外してスポンジサンダーを付けました。注意してもらいたいのは、大きなスポンジサンダーを付けると暴れやすくなるので、木やスポンジは出来るだけ小さくしました。また、サンダーの振動数を落として使う事が大切です。弾力のあるブレードにスポンジサンダーをくっつけているので、、振動数を上げるとブレードが暴れ易く、最悪の場合ブレードが折れてしまう事も考えられます。注意して使って下さい。

  やはり機械の力!これなら手磨きよりずっと楽に磨く事が出来ます。また、ただのジグソーサンダーよりスポンジがある方が使い易いです(^O^)
  でも手持ちだとちょっと不安定なので、更に改良してみま〜す。

のほほん

ジグソーの定盤部分は取り外しています。
 
ブレードをスリットを入れた木に差し込みます(ジグソーサンダーを見て下さい)木もスポンジも小さ目に作ります。大きなスポンジだと不安定になり、暴れ易いのです。また必ず振動数は落として使って下さい。。




5月18日
丸棒咥え治具


  電動ドリルで傷を付けずに丸棒を咥える為の治具を作ってみました。これで先日の丸棒頭丸め法で、両端とも傷を付けずに簡単に丸める事が出来ます。

  画像を見れば理屈は直ぐ分かりますね。丸棒と同じ径の穴をあけ、スリットを入れ、ホース締め金具を使って丸棒を固定します。ネジはこの治具にしっかりナットで固定し、これを電動ドリルで咥えます。

  私は試作で色々な径の丸棒咥え治具を作りましたが、製作は簡単ですので必要に応じて作るといいでしょう。
  また、更に手を抜いて丸棒咥え治具を作ってみました。水道管のキャップ、またちょっとクニャクニャしますが、テーブルの脚に付けるゴムも使う事が出来ます。(大きいワッシャでゴムを挟むといい)他にも流用できる物が色々あるのじゃないかと思います。皆さんも考えてみて下さい。

のほほん
5月15日
簡単丸棒頭丸め


  趣味から始まる住まい生活さん とリンクさせてもらいました。木工作の最後の塗りで大失敗!(×_×;)って本当に悔しいものです。このbittさんのHPでは色々なペイントの特徴、扱い方、ノウハウなどを丁寧に説明しています。ペイントはとっても重要ですよね。皆さんしっかり塗りの勉強しましょう。

  さて簡単丸棒端丸めです。
  丸棒の端っこを丸める事って時々ありますよね。オモチャ作りなどでは結構多いのではないでしょうか。皆さん丸棒の頭を丸めるのは、どんな方法でしていますか?

  私は今までトリマーの丸面ビットで削って、後はサンドペーパーでゴシゴシと手磨きしていましたが。サンディング冶具遊びをしていて、簡単な方法を思い付きました!でもこんな簡単な方法、とっくにされているかな?

  方法はごく簡単です。丸棒をドリルで咥えて回転させながら、サンドペーパーに押し付けて先を丸くするだけです。丸棒が回転によって逃げないように、サンドペーパーの上にクランプで適当な角棒を固定し、この棒にそって角度を変えながら丸棒を往復させます。径10mm程の丸棒なら60〜80番のペーパーに、2〜3回往復させるだけで出来てしまいます。細かい番手のペーパーも並べて置いて続けてすればアッと言う間です。時々角棒の位置をずらして、ペーパーが目詰まりしていない所で削るといいでしょう。
  最後はやはり回転させながら布に押し付けて仕上げます。径10mmのラミン丸棒で所要時間1〜2分です!分かり易いように動画(ココをクリック)も撮ってみました。

  径10mmの丸棒までならドリルでそのまま咥える事が出来ます(13mmチャックのドリルを持っているなら径13mmまで)。より大きい径の丸棒なら、画像の様にネジを半分埋め込んで、頭を落としてチャックで咥えます。イイカゲンですが、丸棒頭丸めならこの程度で十分回す事が出来ます。

  径が20mm位までならこの方法で簡単に頭を丸める事が出来ます。しかし更に大きい径の場合は、丸く削るのにちょっと時間がかかります。その場合は画像の様にベルトサンダーを使うと切削力が格段に大きくなり、簡単に頭を丸める事が出来ます。(径が小さい場合はベルトサンダーを使うと、切削力が大き過ぎて良くありません)

  しかし、問題点が一つあります。丸棒の片側だけ頭を丸めるなら、反対側に付いたチャックで咥えた傷跡や、ネジの穴跡の部分を切り落としてしまえば良いのですが、両側とも頭を丸める場合は・・・・(^^;)

  と言う事で、現在丸棒を傷つかずに咥える冶具を色々考え、試作していま〜す。ちょっと待って下さい。もちろんスポンジサンダーも色々画策しております。また覗いて下さい。

のほほん
 
簡単丸棒頭丸め。動画を見ると良く分かります。
 
最後はやはり回しながら布に押し当てて磨く。チャックで咥えられない太い丸棒は木ネジを半分埋めて頭を切ったものを咥える。
 
チャックで咥えた所に傷が付いてしまう(涙・これは次回解決します)
太い径はベルトサンダーを使うとアッと言う間にに削り磨く事ができる。
 
ヘンテコ鉛筆生物登場(笑)これはもう鉛筆立てじゃないですね(汗)。

5月10日
ハルキゲニア


  これは一体何でしょう?またヘンテコ鉛筆生物です。(汗)でも私の空想の生物ではないのですよ。

  古生代のはじめ(5億数千万年前)のバージュス頁岩と言う地層に残された生物達の中にハルキゲニアという生物がいるのです。
  何とも不思議な形の生物で、これこそヘンテコ鉛筆生物にピッタリの姿なので、それを真似て作りました。

  製作は超簡単。糸鋸で外形を切り出し後はほとんどドラムスポンジサンダーを利用して磨きました。ドラムスポンジサンダーはとってもお役立ちですよ。

のほほん
5月7日
ドラムスポンジサンダー


  大型木工機械にスポンジサンダーという物があります。据え置き式の大型ベルトサンダーのドラム部分がスポンジになっていて、曲面を磨くのに便利な電動工具だそうです。しかし、プロ用の大型機械ばかりで、アマチュア用の安価な物は無いようです。(どこかメーカーさん作って下さ〜い!)
  まあ、無ければ作れば良い訳ですが、ベルトサンダーは手間がかかりそうなので、簡単なドラム式のスポンジサンダーを作ってみました。

  ホームセンターを探すとちょうど良さそうなスポンジが売っていました。これはカー用品売り場にあるカーワックス用の丸型スポンジです。(直径9.5cm、厚さ3.5cmのスポンジが3つ入って95円)工具売り場の所には直径12.5cmのスポンジが売っていますが、これは1個380円で値段が高すぎます!

  この3つの丸スポンジを接着すると(ゴム系ボンドのコニシG17を使いました)高さが10.5cmのスポンジドラムとなり、市販のロールサンドペーパー(幅10cm)を巻きつけるとちょうど良いのです。スポンジとサンドペーパーの接着は両面テープを使いました。ペーパー同士の接着はのりしろ部分の砥粒を削り落として、これも両面テープで貼り合せました。

  後はセンターにネジを取り付けた薄い丸板を、両面テープでこのドラム型スポンジの上下に、出来るだけ注意深くセンターを合わせて貼り付けました。
  ネジをスポンジのピッタリ真ん中にするのは難しく、ドリルで回すと少しブレが生じてしまいます。しかし、これはスポンジサンダーなのですから、少々ブレても問題なく磨く事が出来ます。(ネジはスポンジの中を突き通していませんが。これでも問題なく磨けます。但し上部のネジの支えは必ず必要です。)

  これもまた、簡単イイカゲンですが、小物磨きには十分使える様です。しばらく使ってみて、問題点などあれば報告しますが、製作は簡単ですので皆さんも作ってみて下さい。

  スポンジサンダーまだまだ続きますよ〜

のほほん
 
簡単ドラムスポンジサンダー完成!これは結構使えそうですよ!
ドラム上部ネジ支持アームが付いたテーブルは、作業台にクランプで固定しているだけ。スポンジドラムサンダーの上のネジを支えると、安定して回転する。
   
安い丸型スポンジはカー用品売り場に売っていました。スポンジとペーパーの接着は両面テープです。但し、のりしろ部分の砥粒は落としています。ドラムの上側のネジを支える所(赤い矢印))には丸い金具(スペーサー)を入れ、さらに滑りを良くする為、シリコンスプレーを注しています。
  
上部ネジ支持アームが付いたテーブルをかぶせ、クランプで作業台に固定しただけです。ドラムは荒・中・細(60番・150番・240番)の3つ作りました。回っているのが分かりますか?小物磨きならいい具合です。これで更に、簡単木工が進みそうです。

指入りサンドペーパー巻き?指サックの進化?(かな?)スポンジが入って色々な径のものがあると更に使い勝手が広がります。
   
スポンジをそのまま巻いても良いし、ナイフで切れ目を入れて指を挟む様にして巻いてもいい。のりしろ部分は砥粒(ペーパー研磨粒子)を削り落として貼り合わせる。
 
指の太さほどの丸棒に差し込んで使ってもいい。ずれる場合は丸棒に輪ゴムを巻きつけると安定する。
5月4日
スポンジサンドペーパー指サック


  一つ作ると連鎖反応?で次々作ってしまいます。(汗)
  これならより大きいR面も磨き易く、スポンジが面にフィットするのでとっても楽なのです。軟らかいスポンジの威力は結構大きいです。挟み込むスポンジの太さを変えて、色々な径の指サックを作っておくといいでしょう。

  左の画像の様にスポンジを指にそのまま巻きつける様にしてもいいし、スポンジが厚い場合はナイフで半割りの切れ目を入れて、サンドイッチ(ホットドッグかな)のように指を挟む様にしてもいいですよ。結構イイカゲンでもほぼ真ん中に指が入って使えます。

  スポンジの固定はゴム系ボンドでもいいですが、両面テープでも良いですよ。またペーパー同士の貼り付けは、画像で分かる様にのりしろ部分の砥粒(ペーパー研磨粒子)を落として貼り合わせます。こうすればはがれません。

  人指し指だけでなく、適当な丸棒に挿しこんで使っても良いですよ。
  丸棒に直接サンドペーパーを巻き付けて使う方法は、皆さんもされていると思うのですが、あまり使い易いとは言えませんよね。硬い丸棒では曲面に対応出来ず、磨きの段差面が付いてしまいます。しかしスポンジが付いていると曲面にフィットし、ずっと使い易いのです。\(^O^)/

  指に挿す場合は、そのままでずれる事はありません。しかし丸棒に挿して使う場合は滑ってしまう事があります。その場合は画像の様に、丸棒に輪ゴムを何ヵ所か巻くと滑り止めになって、しっかり磨けます。

  まだ、少ししか使い心地を試していませんが、むしろ指だけ(サンドペーパー指サックだけ)よりも磨き易いような気がするのです。皆さんも試してみて下さい。

のほほん
5月1日
サンドペーパー指サック


  何じゃこりゃ!?どうも呆れたモノでスミマセン。

  サンドペーパー指サック(人差し指用)なんてどうでしょう。手指こそ最も進化したサンディング道具ですよね。これを人差し指にはめれば、狭い所も磨き易いのではないかなぁ(^.^;

  ペーパーを切り取る為の型紙を作っておけば直ぐ出来ちゃいます。のりしろの所はゴム系糊でもいいですが、両面テープでもOKです。指先に向かって少し細くして、自分の指にピッタリの大きさがいいですが、ずれる場合は画像の様に、ガムテープを小さくち切って指の根元に貼り付ければ動きません。荒目、中目、細目と色々な番手の指サックを作っておくといいでしょう。

  我ながら呆れるばかりの超低級治具(治具と言えるかな?恥ずかし)ですが、役に立つでしょうか?皆さんも試してみて下さい。

  さて、ヘンテコお笑いサンディング冶具どんどん行きますよ〜

のほほん
 
これでR面をゴシゴシします(笑)ペーパーを持つより楽ですよ。サックがずれる時はガムテープをちょっとち切って指の付け根に貼れば、ずれませ〜ん。


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