イイカゲン木工日誌2006年3月

春ですねぇ!ちょっと多忙モードですが木工遊びは止められません。(^O^)


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塗りは「日焼け防止ニス」と言うアサヒペンの塗料で、濡れ色にならないのです。材によっては濡れ色にならない方が美しいものもあります。この泰山木も濡れ色になるとシミが浮き出し、また樹肌も黒ずんで見苦しくなってしまうのです。
3月26日
切り株鉛筆立て


  住宅・不動産用語辞典さんとリンクさせてもらいました。何と個人で運営されているのです。御自身が欠陥住宅で痛い目に会った事がこのサイトを立ち上げるきっかけになったそうです。確かに専門用語が多く分かりにくい事が、欠陥住宅の横行にも繋がっているのだと思います。こうして分かり易く用語を説明してもらうと助かります。皆さんのご覧になって下さい。

  さて切り株鉛筆立てです。
  「おや!?切り株から鉛筆が生えて来て、切り株の中から消しゴムが生まれました・・・」って訳の分からんお話ですね

  ただの切り株鉛筆立てではあまりにも簡単なので、中に小さな器を作りました。テーパードリルビットで穴を空けると、穴が浅くても鉛筆がピッタリ収まり安定しているので薄い板でも十分です。

  材は我が家の裏庭の泰山木(タイザンボク)から切り落とした、直径10cm程の枝です。不用の枝も鉛筆立てに生まれ変わって、誰かに使ってもらうと嬉しいでしょう。

のほほん
3月22日
顔型芯見え鉛筆立て


  とんてんカントリーさんとリンクさせてもらいました。可愛いカントリーキッチンが一杯!またシーソーブランコやドールカー?など面白オリジナル作品。定盤のカントリー作品でも、工夫をプラスしてとっても素敵な作品が一杯です。それにログハウスも製作。またその他の面白情報もありますよ。木工教室もされているころまるさんの楽しいHPを訪問して下さ〜い。
  さて顔型芯見え鉛筆立てです。
  これはおもちゃ作りが大好きなかつPAPAさんからアイデアを頂いて作りました。
  左右の鉛筆の芯は長く飛び出して牙の様にしました。消しゴムを咥えた鬼(なんじゃそりゃ?)の様な感じです。ユーモラスで楽しい顔型鉛筆立てです。

  もう一つ鉛筆延長補助具について追記です。
  色々な工夫大好きのおかださんから鉛筆補助軸という名称だと教えて頂きました。早速検索してみると、今でも色々作られているのです。エクステンダーとも言うのだそうです。
  また、いつもホームページを見て頂いているOさんから鉛筆を差し込む穴について、「平型ビットを削って径7.8mmのドリルビットを自作してみてはどうでしょう。」とメールを頂きました。
  早速100均の8mmビットを削ってみたのですが、ピッタリ綺麗に削るのはちょっと難しいので、径7.7mmと7.8mmの鉄工用ビットを購入して試してみました。

  径7.8mmだと鉛筆の軸の太さとほとんど同径で、ピッタリ収まります。径7.7mmだと差し込むのに少しきつめですが、何度も差し込んだりしているうちに緩む事を考えると径7.7mmが丁度いいのではないかと思いました。
  鉄工用ドリルビットは少し大きい金物店に行くと0.1mm刻みで売っています。値段も1本7〜800円程なので1本持っていても良いでしょう。皆さん試して見て下さい。

  かつPAPAさん、おかださん、Oさん有難うございま〜すm(_ _)m

のほほん
 
鉛筆を立てると目玉に瞳が入ります。ちょっと消しゴムが取り出し難いかな?
牙があるけど、笑い顔に見えますね\(^O^)/


鉛筆補助軸の穴あけを径7.7mmと7.8mmで試してみました。少しきつ目ですが7.7mmが良いと思いました。

丸棒に穴を空ければ完成!じゃあまり恥ずかしいのでクリップ付きを作りました。これで大好きな鉛筆を胸に挿して持ちまわる事が出来ま〜す。
  
最初にに穴を空けてから材を切り出し、後は小刀工作です。胸に挿すとちょっと格好イイでしょう。そしてちびた鉛筆が登場すると、注目されるのでは

径7.5mmの穴は少しきついので鉛筆の角を少し削って差し込んでもいい。また穴の入り口付近の強度を増すために低粘度の接着剤をたっぷり沁み込ませて固めています。
3月17日
鉛筆延長補助具


  鉛筆が好きです。特にB〜4Bの太い鉛筆が好きです。木工のデザインなどを考える時は、必ずB〜4Bを使います。ちょっと高価な万年筆を使った事もあるのですが、気が付いたらやっぱりBの鉛筆を使っているのです。(そう言えば、あの万年筆何処に行ったかな?)

  そして鉛筆はどんなに短くなっても捨てられません。捨てるどころか、短い鉛筆ほど愛着が湧いてしまうのです。ちびた鉛筆は瞬間接着剤でくっつけて使っていますが、昔は鉛筆の長さを補う補助具(何と言うの?)を使っていました。
  そこでこの鉛筆延長補助具を作ってみました。

  丸棒に径7.5mm深さ30〜40oの穴をあければ即、鉛筆延長補助具完成!・・ではあまりにも簡単なので、ポケットに挿せるようにクリップを付きを作りました。これらな大好きな鉛筆を何時でも胸に挿して持ちまわる事が出来ます。

  丸棒の断面の真ん中にドリルで穴を空けるのは案外難しいので、画像で分かるように、まず板材の木口に穴を空けてから、板を切断し、後は小刀で削って整形して作りました。小物なので小刀工作で十分です。

  径7.5oの穴はちょっときつめで、鉛筆を無理に押し込もうとすると割れてしまいます。鉛筆がちょっとしか差し込めないようなら、鉛筆の6角形の角を少し削って差し込みます。また、割れにくいように差し込む部分に低粘度の瞬間接着剤をたっぷり沁み込ませて補強しました。沁み込ませた後、目の細かいペーパーで磨いてオイルを塗ると、接着剤の跡はほとんど目立ちません。

  ちびた鉛筆を最後の最後まで使うのは、やっぱり勿体ない世代だからでしょうか?

のほほん
3月12日
テーパードリルビット


  手作り☆アットホームさんとリンクさせてもらいました。パッチワーク・編み物・バッグ・ガーデニング・ウッドクラフト等々、御家族で色々な手づくりを楽しんでおられる様子がよく分かる、その名の通りとってもアットホームなホームページです。ウッドクラフトは、お父様がバードカービングをメインに作られています。こんな可愛い木の小鳥が家のあちこちに止まっていたら素敵でしょうねぇ!皆さんHPに遊びに行って下さ〜い。

  さて、テーパードリルビットです。
  鉛筆立ての為の穴は普通のドリルビットでも良いのですが、削った鉛筆の形にピッタリ合うように、テーパーを付けた穴を空けています。テーパーのついた穴だと鉛筆がピッタリ納まり、グラツキもなく芯が折れにくいのです。この為のテーパードリルビットを自作(改造)しました。

  もう説明はほとんど不要ですが、100均の平型ドリルビット(何て言うの?)をグラインダーで削り鉛筆型のテーパーのついた形状にしました。センターがずれないように、左右対称になるように注意しながら削りました。グラインダーで削るだけでなく、砥石で磨くと切れ味が増して良いと思います。って私はグラインダーで削っただけですが(^.^;

  もちろん切れ味は市販のビットに比べれば落ちます。特に軟材の場合切り口が荒れてしまうので、最初に8mmの木工用ビットで穴を掘り、その後テーパー部分だけをこのビットを使って空けました。ビットの直径も8mmよりわずかに細くしています。テーパー穴部分を掘るだけですから、こんなイイカゲン改造ビットでも十分な切削力です。(^O^)

  平型ドリルビットは、100均で径25mmまで売っているので、色々な径、テーパーのビットを自作する事が出来ます。でもペン立ての穴あけ以外に何に使えるでしょう?(^.^;
  これを使って鉛筆削り型丸棒削りが出来ないかなぁ・・・そう言えば、フシ太郎なんて物も売っていますね・・・。

  何か面白い使い道があったら教えて下さ〜い。

のほほん

径20mmは少し削って19mmにしました。

径の大きなビットほど削り面が荒れています。
グラインダーで適当に削ったので仕方ないかなぁ

鉛筆削り立て
3月7日
鉛筆削り立て


  訓ちゃんの土木研究所さんとリンクさせてもらいました。HP名はちょっといかついですが(笑)ログハウス製作日記やその山の自然の風物や生活での色々な発見が沢山つづられていて、KUNちゃんと、そのご家族の暖かさ、人柄が伝わってきます。ログハウスは森の木を切る所から、本当に完全セルフビルド!そして何時までも完成はないそうです!?皆さん楽しいHPを覗いて見て下さ〜い。

  さて鉛筆削り立てですが・・実に安易な発想ですがお許しを(^.^;
  ただ、鉛筆削りと鉛筆立てを合体させただけなんです。

  使う時にチョコっと鉛筆を回して削れば、いつも芯がとんがって使えますよ。と、これもちょっとでも手を抜こうとする、のほほん式発想なのでしょうか(汗)

  小さな鉛筆削り器は市販の物を使って作りました。こんなもの簡単に出来る、と思ったのですが・・・それが、案外製作は難しかったのです。小さな鉛筆削り器の固定、穴の位置あわせ、削り屑のスムーズな排出等々、結構トラブル続きで、出来上がるまでに数個失敗してしまいました。これもちょっと妥協して作りました。

  変な鉛筆立てばかりですが、お付き合いよろしく願いしま〜す。\(^〇^)/

のほほん

あまりにもシンプルですが・・

裏蓋を開けると鉛筆削り器が見えます。


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