イイカゲン木工日誌2006年2月

今度はペン立て?最近簡単小物木工ばっかりですねぇ。
って、何時もですが・・・



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新型鉛筆ケヒキ。鉛筆は7.5mmの穴に突っ込むだけ。

クリップとスケール(150mmの直尺)を使います。
 
スケールはスルスル指で動きます。スケールの厚さと同じ厚さだけ添え板を飛び出して貼り付けています。少しだけ飛び出した鉛筆の芯にカチッと当て、目盛りを見てクリップを固定します。
2月25日
新型鉛筆ケヒキ


  工房のん木さんとリンクさせてもらいました。自然の枝を生かして素敵な人形を作っておられます。楽器を弾く森の楽団をはとっても味のある楽しい人形達ですよ!人形看板はユーモラスでにっこり微笑んでしまいます。志褐竹作品(って何でしょう?HPを覗いてください)も注目です。退職後の元気な木工人はココにもいます。皆さんのん木さんの素敵なHPを訪問して下さ〜い。

  さて新型鉛筆ケヒキです。
  鉛筆ケヒキは以前も作っており、結構使っていたのですが、使い勝ってが今ひとつだったので、新型鉛筆ケヒキを作ってみました。

  このケヒキはスケール(150mmの直尺)とクリップを使って簡単に作る事が出来ます。理屈は画像を見てもらえば分かりますね。スケールをスライドさせて鉛筆の芯先に当て、クリップで固定し、このクリップに貼り付けた板を木端面に当てスライドさせて線を描きます。
  スケールの厚さ(0.5mm)と同じ厚さだけはみ出した添え板が横に接着してあり、スケールは片手でスルスル滑ります。また鉛筆は斜めに挿し込めるようにします。この鉛筆を挿す穴の傾きは、右図の鉛筆ののラインがスケールと直角になるようにします。

  使い方が分かるように動画(ココをクリック)も撮ってみました。ご覧になって下さい。

  この新型鉛筆ケヒキはスケールをそのまま使っているので、罫書き幅を出すのが正確かつ非常に簡単です。さらに鉛筆の芯先がつぶれて罫書き線の幅が少々太くなっても、その線の木端側のラインが基準になっているのです。
  これなら芯先が少々つぶれて、線が太くなっても基準のラインが曖昧になりません。手軽で正確な新型鉛筆ケヒキです。\(^O^)/

  製作もごく簡単ですので、皆さん試して下さ〜い。

のほほん
2月19日
芯削り器


  趣味のおもちゃ工房あおむしさんとリンクさせてもらいました。北九州木工オフ会(飲み会)仲間のHP開局バンザ〜イ木だけでなく色々な素材を使っておもちゃを作り、真に子どもが喜ぶ玩具にこだわって、色々な場で子どもの反応を確かめながら製作されています。一緒に飲みながら自作のおもちゃを操り、語り、輝く目が素敵です。これから色々なおもちゃの登場がとっても楽しみです。

  さて私の机上ヘンテコ具を紹介しま〜す
  ナイフで綺麗に鉛筆を削るのは、なかなか難しいものです。最後の瞬間に芯先を折ってしまうこともよくあります。(って私が不器用なだけ?)そこでずっと以前から、私は鉛筆の芯先はこの芯削り器で尖らせています。

  鉛筆を持つという事は私達にとって最も手馴れている作業なのです。鉛筆持ちで芯先を動かす方が、ナイフを動かす作業よりずっと繊細に動かす事が出来るのです。特にナイフでの鉛筆削りに慣れていない人は、この芯削り器を使って芯先を尖らせる方がずっと簡単で、失敗がありません。試してみたら分かりますよ。

  もう一つこの芯削り器の利点は、鉛筆を握ったままの状態で芯先を削れる事です。作文・作図・作画は勢いが大切です。鉛筆を削る間も惜しい、という事もあります。そんな時、鉛筆を握っているそのままの状態でシュッシュッと芯先を削り、また直ぐ作文や作図に戻れます。

  製作は実に簡単。小さな材(握り易い大きさ形がいい)に直径20mmほどの穴をあけ、そこにカッターの刃を取り付けるだけです。また、刃の貼り付け部分を少し削って凹ませ(1mm程)、そこに刃を取り付けるとより安全です。画像の様に小さなビンの蓋に取り付けるようにしてもいいですね。

  鉛筆削りで丸く削った鉛筆でも、芯先近くまで木の薄皮があったりすると、なんとなくうっとうしいですよね。こんな場合もこの芯先削り器でチョイチョイと芯を出し、芯先を研ぐと快適です。

  これ、普通は捨ててしまうカッターの残り刃を使う事が出来る点も◎です。って、やっぱり勿体無い世代なのかな?

  机上のミニ道具は愛着が湧き、それが作文、作図、作画の快適さにも関係しています。ペン立てだけじゃなく色々な机上小物も楽しいですね。

のほほん

右上は以前から使っていたものです。これは芯だけでなく木の部分も削れる為、周囲が汚れてしまってします。他は今回作りました。芯削りだけなら、周囲は汚れす、ドリルの穴で十分です。  
鉛筆握りのまま、芯先を削る事が出来ます。
捨ててしまうカッターの残り刃を使えま〜す

右利きの人は右側ほど短い鉛筆を置いた方が取り易いです。
2月14日
芯見え鉛筆立て2


  芯見えペン立ては案外の好評で(かな?)、早速友人からリクエストされました。長が〜いのが欲しい、と言うのです。

  友人は今まで鉛筆の芯の状態が分かる様に、芯を上にして缶に入れて使っていたそうです。でも逆さに立てると、今度はHやHBなど鉛筆の濃さの表示が見えなくなってしまうのだそうです。なるほど〜。「こんなペン立て待ってたよ!」と言ってくれました\(^O^)/

  鉛筆立てはどうしても、鉛筆を挿す穴の周辺が汚れてしまうので、上側をブラックウオルナットにし、白い材を挟んで芯先を見やすくしました。

  作りたいものを頼まれるとスグ作るのですが、そうでない物は何時まで経っても出来ないのです(^.^) 面白ペン立てならスグ作りますよ〜。


横幅は44cm、17本立てられます。
のほほん


2月10日
芯見え鉛筆立て


  こんな鉛筆立て今までなかったでしょうか?これは芯先が見える鉛筆立てです。

  皆さん鉛筆を使う時は、芯がとがっているか?必ず見ますよね。

  絵や図を描く時、先がとがっている鉛筆を使って細い線を描くだけでなく、より太い線で描くために先の丸い鉛筆を使う場合もあるでしょ。
  この鉛筆立てなら、いちいちペン立てから抜き出して芯先を確認しなくてもいいのです\(^O^)/
  って、やっぱり考える事は、ちょっぴりでも手を抜こうとする、のほほん式発想ですね(^.^;


  芯先が見やすい様に白い材(メープル)を使いました。

のほほん
 
やっぱり作りは超簡単です

100均の木球(直径60mm)です。桂かな?
こりゃ!目玉じゃないゾ〜!
2月6日
ゆらゆらペン立て


  机の上は遊び場です。

  ペンを指でクルクル回す。鉛筆を転がして遊ぶ。更にはボールペンのノックで消しゴムを飛ばして遊ぶ。ビー玉を転がす・・。でもそんな机上遊びをしながら、名文名案が浮かんだりするのです(かな?)。

  こんなペン立てどうでしょう。ゆらゆら揺らして遊んでいるうちに名文名案が浮かんだらいいでしょうね。揺れ具合は動画(ココをクリック)を見て下さい。

  KWCさんのHPに、素敵な風で揺れる一輪挿しがあったのを参考にして、揺れるペン立てを考えていたら、あらら、結局球になっちゃいました。丁度良いユラユラは結構難しいのです。

  中に鉛(釣り用ガン玉)を入れています。ペン立ての穴から中を抉り出して鉛を詰め込みました。長い鉛筆の場合、結構沢山錘を詰め込まないと起き上がらず、かなり中を掘り広げました。

  揺れるペン立て面白〜い。また作ってみま〜す。

のほほん

球型ペン立て
2月2日
勾玉型ペン立て


  ペン立てをシリーズにするつもりなどない、と言いながらそれでも一つ作ると、また一つ作りたくなる、いつもの癖でまた一つ。
  もうペン立てシリーズ開始、と言った方がいいですね

  ペン立ては穴一つあければ出来上がり、と超簡単です。ムム、しかし・・・ということはイイカゲン簡単木工を標榜するのほほん木工房に最もふさわしい木工なのではないか?とヘンな理屈に納得して、簡単ペン立てに突っ走りそうです(笑)

  しかし、簡単、シンプルだからこそデザインが勝負で難しい、とも気が付いてウ〜ム

  材の魅力に頼って、製作ではベルトディスクサンダーに頼っての簡単製作です。
  次々似たような形で作ってしまうのですが。これは勾玉型かな。

のほほん

勾玉型ペン立て。シャカ木と楢(かな?)です。

シャカ木はかぼす工房さんから頂きました。虫食い、割れを瞬間接着剤で固めました。



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