偽ほぞ(通しほぞ)作り

のほほん流、恥知らず超低級木工術
ちょっとまずいのですが・・・やっちゃいます。
真面目な木工家は目つぶって素通りして下さ〜い。


左はダボ埋め用の角材です。

ドリルでちょっと穴あけします。

こんな事あからさまにしてスミマセン(-_-;)

  これを公表するとちょっとまずいですが、HP開局記念に教えちゃいます。 「お前はまともに作ったものはないのか!恥を知れ!・・・・(`_´メ)」
  今までわたしが作った、数少ない正統ほぞ組つくりの作品でさえ、疑われてしまいます。 その禁を犯して公表しまいます。
  まさか皆さんやってないでしょうね。 理屈は簡単ですからね。その気になれば、堕落すれば・・、 誰でも考え付く事ですからね・・・。(バカ・・お前だけだ!スミマセン)
前のページで「ダボも味がある。」と居直っておりながら、 実はやっぱりほぞがかっこいいと思っているのです。
  そこまでしてカッコつけたいか、と笑って下さい。

@要するに長方形のダボ埋めなのです。

  まずちょっと穴を空けます。上の写真の真ん中の角材と、手前の角材を偽ほぞ組みします。
  左の木が丸棒の代わりのダボになる棒です。このダボとなる棒の大きさは適当でいいのですが、 ほぞ穴を作りやすいように、ノミの刃幅(ここでは9mm)に断面(厚さ)を 合わせています。9mmのドリルで少し穴を開けます。ホントのほぞのように深くなくていい。 まあ、深さ5mm位でいいでしょう。但し、3つの穴が(2つでもいいのですが・・その方が更に簡単) ずれないようにします。

のほほん

Aノミで穴を四角くあけます。

  穴は深くないので、叩きノミでなくても十分です。切れない彫刻刀でもすぐ出来ちゃいます。 穴の狭い方の幅はノミの刃幅と同じですから、あっという間です。 ほんとのほぞは、これが実に大変なのです。(私は角ノミ機を持たないのですが 角ノミ機があれば簡単なのでしょうか?
  偽ほぞ作りも、もっと簡単になるかも・・・) 底を丁寧にさらう必要もありません。

B下穴を空けてネジで締めこみます。

2箇所コースレッドで締め上げればかなりの強度ですね。 技術を持たない下手くそより、よっぽど強度が上がるのではないかと思います。 ちなみに決して隙間が開かないように、締め上げてください。少しでも隙間があれば ばれちゃいますからね。

のほほん
 
少しノミで整形して木ネジで接合します。



Cたっぷり木工ボンドを塗って

  決して偽ダボ埋めが剥がれ落ちないように、たっぷりボンドを塗って四角いダボを叩き込みます。 少しきつめに角棒をつくって、木殺しをして打ち込んだ方がいいですね。 穴の深さが浅いので大きめにつくって打ち込んでも、割れる心配はほとんどありません。 本物のほぞ作りでは、この打ち込みでパカッツと割れてしまって 悔しい思いをよくしたナァ・・・。

D角棒を切り落とします。

  後は丸棒のダボと同じく切り落として、目違いをとります。 かんな、サンドペーパー、ノミ、あるいはトリマーなんでしてもいいですが、 私はめんどくさいので、ハンマーの丸面側で軽くたたいて、目違いをならします。 これでほとんど気にならないぐらいになります。

のほほん


Eカンタンできあがり(^-^)v

  ちゃんとしたほぞ組みつくりの労力の1/5いや、精度から言えば1/10ですね。 しかし、誰も見破った人はいません。
さらに、偽クサビ入りの偽ほぞ作品もあるのですが、言いそびれるうちに・・ お嫁に行ってしまいました。
・・・後めたいなァ・・・。
10年後、20年後ばれるかしらん・・・ゴメンナサイ。
これで作った作品は秘密です。もう忘れちゃいました・・・

  ア〜アついにやっちゃった。
「木工を堕落させるアホだ!」と非難されそうですね。
私の作品を誰も信じてもらえませんね・・・ううっ・・・。

のほほほほ・・・・ん。


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